昨日のニュースの中で、先月の台風15号での大規模&長期停電について、東電の幹部が経済産業省大臣に陳謝した、というものがありました。
そのときの映像を見ていて、ニュースの内容より画面の後方に映った大量の胡蝶蘭が気になりました。
確か現大臣の菅原さんは今回初入閣だったと思うのですが、そのこともあってより多くのお祝をいただいたのでしょう。
その大臣の略歴の中の特技に、ディスコダンスとあってびっくりしました。だってそんなふうに見えないし、政治家の特技としては滅多にない(笑)。
そのたくさんの胡蝶蘭。見るからに高そうなものがずら~っと並んでいました。
胡蝶蘭の鉢植えは花の数や茎の本数で値段が変わりますが、長持ちするし見栄えもいいので、こうしたお祝として定番になっていますよね。
でも生花なので、いつかは枯れる。
その枯れたあとの処分が結構大変・・・ということに、贈る側はほとんど知らないと思います。
相方のお客様のなかに議員さんがいらっしゃいまして、何年かに一度改選があり、当選するとお祝に胡蝶蘭の鉢植えがたくさん届けられます。
しばらくして花が終わって無残な姿になった頃、相方に「すみませんが、処分していただけます?」と声がかかります。
お世話になっているのでボランティアでやらせていただきますが、こういう胡蝶蘭の鉢植えは大きな鉢に一本ずつポットで仕立てられた
胡蝶蘭の株を寄せ植えしてあるんです。見ためはそうとわかりませんけどね。
土だけで植えられているものはほとんどなく、鉢の下のほうはブロック状の発泡スチロールがごろごろ入っています。
土と発泡スチロールを分けるのも手間がかかるし、時に細かく砕けます。これ、マイクロプラスチックみたいなものでしょ?
静電気が起きると、手から離れてくれないしーっ!←これ、かなりイラッとします。
そして花の見栄えをよくするために施された、カーブした支柱。不燃ごみで出すしか手がありません。
今回閣僚のほとんどが入れ替わりましたから、どこもかしこも胡蝶蘭だらけなことになっているでしょうね。
後片づけをする方、ご苦労様なことだと思います。
私もお祝だったりお悔みだったりに花を贈ることが多いです。
でもフラワーアレンジだと、水やりのタイミングがよくわからないんですよねぇ。
先週の義母の誕生日に義弟からアレンジが届きましたが(花屋なのでお手のもの、と言っても花キューピットだけど)、気温が高めだった
こともあって、気がついたら水切れを起こしてヨレヨレに・・・
花束だと活ける花器に合わせて切ったりする手間がかかりますよね。
そのままぽんっ、と投げ入れ出来るくらいの、小さめのブーケみたいなものならいいかしら。
お祝お悔みいずれにしても、少しタイミングをずらして贈るのもあり、かもしれません。「遅くなりましたが」というメッセージを添えて。
ジャストタイミングだとあちこちから重なってしまいますので、遅いのも目立っていいかも(笑)。