もう一週間にはなると思うのですが、義母を預かってもらっているショートステイの生活指導員・・・って言う肩書だったか定かじゃないんですが、その
Fさんから電話をいただきました。
その少し前に義母に面会に行ったとき、ずいぶん髪が長くなったのが目についたのでFさんに訊いてみると、特養入所の人は出入りの理容師さんだか美容師さん
だかわからないけれど、無料でヘアカットしてもらえるのですが、ロングと言えどショートステイの義母はそれが利用出来ないんだそうです。そういう制度って、
よくわからないことばかり。
その電話も、髪が伸びてきたので、一度ヘアカットに連れて行ってもらえないだろうか?というお話でした。
既に見た目は鬼婆か山姥状態なので、出来るだけ早く連れて行きたいという話はしたものの、自分ひとりで連れ出すのはちょっと、いやかなり勇気が必要で、
相方の仕事も忙しく、なかなか時間を割くことが出来ずにいました。
ようやく今日なら連れて行けそう、ということになったので、前もって連絡を・・・と施設に電話をかけたもののお話し中が多くてなかなかつながらない。
いつもならこんなこと、ないよね。
なんだかよくない予感が。
ようやく電話がつながって、Fさんにヘアカットに連れ出したいと話を切り出すと、「実は・・・」とFさんが話し始めたのは職員のひとりがコロナの陽性反応が
出た、という話。
もしかしたら、と感じていたのでさほどの驚きはありませんでしたが、幸い義母のいるフロアとは違うフロアの担当だったので、義母は濃厚接触者にはあたらない
けれども、職員は全員PCR検査を受け、その結果が出るのは連休が明けてから、とのこと。
その間、どうなるんでしょうねぇ。もしかしたら他にも感染している職員がいるかもしれないし、そこから義母や他の入所者にうつる可能性は否定できません。
かかりつけ医に今日の午後往診をお願いしてあるけれど、無理よね?と確認すると当然ながらその通り。
状況が変わったら連絡を、と電話を切って即座にかかりつけ医に電話。往診の取りやめと薬だけ出していただくようにお願いしました。
一応当座のことについては対応しましたが、今後いったいどうなっていくんでしょう?
クラスターが発生しなければおそらく現状維持かと思われますが、もしかして他のフロアに飛び火したりなんてことになったとき、義母は家に戻されることも
充分考えられます。そうなったらえらいこっちゃ!!
もう5か月も義母のない生活を続けているので、以前のような暮らしにはほぼ戻れないんじゃないかなと思うんですよね。
でもなんと言ってもまだ要介護2、だし。
相方の仕入れ先のお母さんは要介護3で、気がつくとトイレで何か食べたりするし昼夜逆転だし・・・と当然だけどうちの義母以上に手がかかりま
す。
2から3へのステップの蹴上は高くて、3になると特養への入所申し込みも出来るんだけど、まだまだ先のよう。
その要介護3のお母さんを看ているのはきょうだいの一番下のひとで、相方も特養に早めに申し込んだ方がいいと話したものの、自宅で看たいと言っているんだそう。
偉いよね~、ほんと。私なら絶対無理!!さっさと白旗揚げて降参いたします。
不安に思いつつも静観するしかないわけで。でももし帰されたら毎日が戦争になるかも。