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Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

探し物約1時間。そして片づけ継続中

2021-05-20 05:46:13 | 減らしたい・減らせない

昨日クレジット決済の明細をダウンロードして、さてプリントアウト・・・と思ったら、まだ新しいWi-Fiとプリンタの紐づけをしていないことに気づきました。

これはパスワードを入れないと、と思い、今回の光回線関係の書類を入れた封筒の中にあるだろうと探ってみたら・・・あれ?

見当たりません。

それがどんな紙に書かれていたかという記憶も吹っ飛んでしまって、もしかしたら箱と一緒に捨てたか!?と心の中まで青ざめた私。

おそらく捨てたりはしないはず、と雑紙入れにしている紙袋をひっくり返して探したけれど、出てこない。

小1時間ほど探して、なんとかみつかったのですが、どこにあったと思います?

なんと、最初に探した書類を入れた封筒の中に張り付くようにして潜んでいたのでした。自分で入れた、とはいえ、ねぇ。本当にっ!疲れましたよ。

最初にその封筒をしっかり調べたらすぐ出てきたものを、と思うと自分に腹が立つやら情けないやら。

探し物をしている時間くらい、人生において無駄な時間はない。

 

このところ家具の処分などのために、家庭内引っ越しのようなことをしているとこれまでも書いてきましたが、昨日もその続きをしていました。

不要なものを減らしつつ、別の場所へものを移動させているわけなのですが、ここで心配なのが新たな場所に移動させたものの在処を、私が覚えていられるか

ということ。先ほどのWi-Fiのパスワードのこともありますし、あれはどこへやったっけ?となるのは必定な感じがします。

出来るだけそうならないように、移動させた場所は制限したつもりですが、例えば箪笥ならどの引き出しに何を入れたかなど、細かな点がかなりアバウト。

そしてまだ新しい収納場所と生活リズムが馴染んでいないために、一昨日の晩も着替えを出すときに右往左往してしまいました。

若い頃ならもっとすんなりと新しい環境に慣れると思うのですけどね。

こうして不要品の処分と収納を見直した結果、私のクローゼットに入れて使っていた無印のポリプロピレンの引き出し3つがあぶれました。

何年か使っていますが、クローゼットの中だったからか見た目は新品のようで、これは捨てるにはもったいない。

その引き出しは少し深めのものだったので、同じく無印の浅めの引き出しの中身を入れ替えることにしました。そこには私のタオルハンカチなどが入って

いたのですが、先日義母のハンカチのうち捨てるに忍びないものを引き取った(奪った?)ためにパツパツになって、使いにくくなっていたのです。

ちょっと深さが違うだけで、断然すっきり、使いやすくなりました。

となるとこれまた空いた浅めの引き出し。これについては元々テレビ台の下の棚に以前から導入したいと思っていたので、すんなり行き先が決定。

それまで使っていた・・・というより開かずの物入れになっていた布製のボックスの中にあった、もうほぼ使うことはないと思われるケーブル類を処分して、

残りを引き出しに入れて。その残りというのも、多分もうほとんど要らないのではないかと思えるものなのですが、今回は保留。

残る2つの引き出しは、階段下の物入れで食品などを入れていた衣装ケースの中身を入れ替えて。

なぜ衣装ケースに食品を?と思われるでしょうけど、昔はその階段下によくネズミが現れたので、しっかりとした容器が必要だったから・・・かな?

奥が深い衣装ケースは、ものはたくさん入りますが迷子になることも多くて、使い勝手はいいとは言えないものでしたから好都合というもの。

その衣装ケースはそれこそ数十年使っているので、もう粗大ごみでいいでしょう、と追加の申し込みをしました。中身は入れ替えたものの、粗大ごみの

搬出日まではもうしばらく今の場所に置いておく予定。そしてそれまでは無印の引き出し2個は多分、この部屋の床で所在なさそうに置かれて、私に邪魔もの

扱いにされることでしょう。搬出日まであと約2週間。目障りだけれど、我慢我慢。

 

しかし、この片づけはいつまで続くんでしょうか。やるべきところはまだまだあって、やろうと思えば延々と続けられそうです。ただこれから夏。暑い中での

片づけはかなりしんどいので、本格的な暑さが来るまでにはひと段落させたいわ。


失敗も多々ありましたが

2021-05-19 05:54:32 | 減らしたい・減らせない

今年1月3月とバイトをして、久しぶりの臨時収入を手にしたら、買い物熱がヒートアップしてしまいました。

私の買い物のよくない傾向が、「安物買いの銭失い」。

さほど金額の高くないものを気軽に買って、気づけば結構な金額になってしまっているんです。

断捨離とかものを減らして、などとご託を並べているのに矛盾しているなぁと我ながら思い、そして呆れます。

買ったものが充分お値段以上で役立てば結構な話ですが、とんだ大失敗もあったりします。今日はそんな最近の買い物について。

 

まず買って失敗だった・・・と真っ先に思ったのが、オートソープディスペンサー。

この前娘の家に行ったのは孫の新学期前、だったでしょうか。そのとき、洗面台にそのオートソープディスペンサーが置いてあったのです。

その少し前に、柳沢小実さんの本で買ってよかったものとして紹介されていたのを読んでいました。メーカーは違うのですが、娘宅で使ってみてよさそうと

思いどこで買ったか尋ねると楽天のサイトを教えてくれて「今なら2980円が1980円だって!」と言うではありませんか。

しめしめ、ラッキーだった!と心の中で小躍り(笑)して、ポチっとお買い上げ。

だったのですが

届いてすぐに電池やハンドソープを入れて試してみたのですが、最初は出るのに、続けてやろうとしても、出ない。

センサー部分に泡がついて汚れた?かと思って拭いてみても、ぱっとしません。出ないことのほうが圧倒的に多いんです。

使い始めて1か月ほど経ったでしょうか。最近になってようやく前よりは少しまともになったような気もしますけど、それでもやっぱり出ないことのほうが多くて。

ハンドソープがなくなったら使うのを止めようと思っています。それまで使っていたキレイキレイの容器、捨てなくてよかったわ(こうなるのを見越していた?)。

柳沢さんの名誉のために書き添えますが、彼女がおすすめしていたのはちゃんとしたメーカーのもの。こうしたセンサーのついたものは、こうした不具合のときに

きちんと対処してくれるメーカー品のほうがやっぱり安全ですね。

あ、でも。柳沢さんおすすめの、ドライシャンプー。防災用に2本セットのものを買ったんです。なんでも汗のにおいやべたつきを抑えてくれるし、植物由来の

アルコールが入っていて手指の消毒にも使える、とあれば、コロナ禍の防災グッズに加えようと思っても無理ないでしょう?

しかしそのドライシャンプー自体のにおいが私の好みじゃなかった・・・・・・香りって本当に人の好みが分かれるものだとつくづく思ってしまいました。

戌年生まれだからか鼻が利く私、好きじゃないにおいを嗅ぎ続けると頭が痛くなってくるんです。もうこれは本当に災害対策だけに使用を止めるつもりです。

服も数枚、生協のサイトで買ったけれど、実物を見たり試着してがっかりしたものが多く、返品しました。これもお店で買う方がいいとは思うのですが、さりとて

物色しに行っても、心ときめくようなものに出会えないんです。

見た目に、いかにもおばちゃんが着るような柄やデザインの売り場には、まだ立ち寄りたくないと抵抗しちゃう63歳。立派に適齢期なんじゃないの?と傍目には

思われてるはず。頭のグレー加減を見れば70代と思われても不思議じゃありませんから。

 

とまあ失敗体験ばかり並べましたが、成功例もちゃんとあります。

まず、マキタのハンディクリーナー。ちょっと重くて音も結構うるさいですが、この前どれくらいごみを吸っているかと紙パックを見てみると、あるわあるわ!

しっかり吸い取ってくれていました。一番弱い標準というので使っているけれど、きちんと仕事してくれていたんですね。

それから、キッチンバサミ。これまで使っていたヘンケルの切れ味が落ちてきたし、分解出来ないので汚れをきちんと落とせないことが気になっていたので、

貝印の関孫六・オールステンレスキッチンバサミに買い替えました。

私が嫁に来る前からこの家にあるスライサーも貝印。ということはかれこれ50年近く使っているということ。でも切れ味はそれほど落ちていなくてよく切れます。

なので貝印には信頼を寄せている私。もちろん分解も出来ます。

オールステンレスなのでその分重さがありますが、切れ味抜群で使うのが楽しい!

そんなお気に入りに出会えたことより、残念賞だった買い物のほうが多かった現実。反省しきりです。

 

ネットでの買い物ばかりが増えていくコロナ禍。

便利だし、目当てのものをあちこち歩き回らずに探せるのは身体的には楽だけれど、たまには街へ出たいなと思います。

でも昨日なんか愛知県は全国2位の新規感染者数でしたからね。まだしばらくは我慢の子、いや、オバサンで。

それにしても、こうして家にいるからネットで買い物しちゃう、とも言えそう。パソコンの前にいる時間を減らすのが急務だな。

 


片づけの肝は結局、持続可能性かもしれない

2021-05-18 08:39:02 | 減らしたい・減らせない

朝のコーヒーを飲んだら、うっすら汗ばむ朝。

平年より3週間も早く、日曜に梅雨入りした東海地方。

昨日はまだ梅雨入り直後だって言うのに、まるで梅雨末期のような蒸し暑さでした。

雨降りだしコロナで緊急事態宣言も出ていることだし、外に出ることもなく一日中家の中で過ごしておりました。

よく友人に「家で何してるの?」と訊かれます。その度に返事に窮する私。

だって、これと言っていつもの家事をしているだけ、ということがほとんどだから。

そういうあんたはどうなのさ?と尋ね返すと、相手も似たようなもの。

そんな日々の繰り返しを続けているだけだと、なんだかもや~っとした気分になったりします。

 

でも昨日は、大物家具減らしの前準備としての家庭内引っ越し&断捨離をしていたので、ブログや日記に書くことが出来てよかった!と思えましたね。

前に捨てられないものについて書いたことがあったと思います。確か絵の道具だったような気がしますが、同様になかなか捨てられないもののひとつが、布。

それも端切れ。

量的にはそれほどないのですが、さりとて何かそれで作れるか?と問われたら・・・う~ん、私の裁縫技量からして、かなり不可能に近い。

でも捨てられないって、どうしてなのかしら。自分でも不思議です。

自分で買ったものなので、当然色とか柄は好みのもの。だから捨てられないんでしょう。

昔のひとは、布でも糸でも、本当に大切に使っていたわけで、それを考えるとおいそれと捨てにくいという感覚もあります。

きれいな箱とか缶も捨てずにとっておくことが多いもの。この前もとても可愛らしい色合いのイラストが描いてある缶を後生大事にとってあったけれど、どうしても

使い道が見つからないのと、その缶を入れてあるところにどうしても入れたいものがあったのでやむを得ず処分したところですが、そうでなければまだとって

おきたかった・・・

建築家の中村弘文さんも私と同じで、箱が好きで捨てられないと著書にありました。中村さんのような方が同志なんて!とちょっと嬉しくて。

ラッピングに使われていたきれいな包装なども捨てがたくて、何かととってありました。でもそれを再利用することはそれほどないことに気づいてからは

よほどでない限りすぐ処分するようにしています。だいたい自分で上手にラッピング出来ないんだもの。

 

きれいな化粧箱は当然ですが、私は段ボール箱も大好き。

スーパーで買い物をしたときなど、エコバッグもあるくせに持ち運びが楽だからと段ボール箱に入れて持ち帰ってしまいます。使用後は廃品回収に出せばいいし。

畑の家に行くときにも、常温で大丈夫な食品などを段ボール箱で運んでいます。今は下町のナポレオン、いいちこ。こうした重いものが入っていたものが

丈夫かつ大きさが程よくて愛用しています。

家の中でもちょっとした物入れに使っています。例えば洗濯ハンガーとか。以前は見た目をよくしたくて、かごとか探したりした時期がありましたけど、考えて

みたら段ボール箱のほうが汚れたらすぐ取り替えられるし、処分も簡単でエコだなと納得。今は使い勝手も大切だけれど、処分のとき環境や自分に負荷が

かからないものを選びたいということの優先順位が高くなってきました。

家庭内引っ越しと断捨離をした昨日、引き出しの中で仕事をさせていた箱を2つほど処分。中に入れていたものを処分したからでしたけど、ちょうど

今日紙製容器包装の収集日でもあったので。

よく回収日に合わせてものを整理するという人もいますけど、私は思い立ったときが片づけどき。でも昨日は正直、今ひとつ気分が乗らなくて困りました。

ただ嫌々でも手をつけ始めるとだんだんその気になってくるもの。今回片づけたのはぱっと目につかない引き出しなどの中でしたが、2、3段分の引き出しの

中身を移動させることが出来ました。やれば出来るという小さな成功実績って、モチベーションの維持や向上に必要不可欠ですね。

 

すっきりとした家に対する憧れは多くの人が持っているし、ものがあり過ぎると逆に暮らしにくかったり、時には危険だったりします。

家の中の不要なものを減らして必要なものだけにする。でもそこに「無理やり」とか「心を鬼にして」という気持ちは要らないと思います。

好きなものはある程度持っていても構わないんじゃないかな。その「ほどほど」の程度が人それぞれ違うのが厄介なのですけどね。

収集癖がない私は、コレクターの方が山と集めたものを見るだけで、息が詰まりそうになります。相方はそういう癖はないけれど、ものに対する思い入れは

かなり強め。それでも仕事場のものを断捨離してからは、余分なものがない清々しさを少しは実感出来たからか、ものの処分についてやや寛大になりました。

片づけって一度やったら終わりじゃないから、無理のないやり方で続けて行くことが大事だと思います。これもいわゆるSDGsと言えるのかな?なんだか自分でも

何を言いたいのかわからないブログになってしまいましたね。


心の乾燥注意報、発令中

2021-05-17 06:26:53 | Art&Mujic

一昨日の午前中、ヘアカットに行ってきました。片道1時間ちょっと。結構車が多かったですね。

普段は無音で運転していることが多いのですが、カーナビに入れてあるSDカードにCDを録音したくて、その日は珍しく音楽を聴きながらのドライブになりました。

聴いていたCDは、スピッツ。それもかなり初期のもので、1991年(なんと30年前!)から1997年までのシングル盤で発表した楽曲が入ったもの。

「空も飛べるはず」「ロビンソン」「チェリー」「渚」などなど、懐かしくて、でも結構最近CMで使われたよな・・・みたいな曲が入っていました。

コロナ禍で大きな声を出すことが憚られる昨今、カラオケも行けないし、大きな声で歌なんてずっと歌っていなかったので、車の中で結構普通に歌っていました。

窓も開けていたけれど、周りの車はほとんど窓閉めてエアコンつけているようだし。ヘタだろうがなんだろうが聞こえやしないさ♪

でもたま~にだけれど、私同様窓を開けて走っていたり、オープンカーに乗って外気をバンバン浴びて走っているお兄さんもいたりするけど気にしない。そういう

人ってたいていお兄さんよね。女性で窓を開けて走っているのはあまり見かけません。

そしてそうやって歌っていると、やっぱり楽しいなぁって。相方と出かけると、彼の眠気覚まし対策で加山雄三の曲しかほぼ流せないので、歌えなくないどころか

ほぼ歌詞を覚えてしまっているくらい馴染みの曲ばかりだけれど、好きかと言われたらそうじゃない。

自分の好きな歌を歌ってこそ、楽しいのですよね。まぁ最近は車で流す曲の中に、エレカシの宮本浩次も含まれるようになりましたけど。

 

おうち時間ばかりが増えてしまって、どうもお楽しみが少なくなっていると感じていました。

そんなとき、ふと目に留まったのがキーボード。買ってからそれほど弾いていません。

もったいないから弾いてやりたいと思うけれど、家にある楽譜の曲はうまく弾けないくせにちょっと飽きておりまして(生意気)。

じゃあいったい何が弾きたいんだ?と自問自答して出た答えが、ジャズピアノ。

聴くほうは昔から大好きなジャズですが、あんなふうにおしゃれに弾けたらな・・・と思えども、楽譜どおりに弾くことすら満足に出来ない私。

なにしろ我流で習ったことがなく、基礎なんて全くやっていないものだから、ある程度弾くことは出来ても、最近よくあるストリートピアノなどを華麗に

弾く、なんてことは恥ずかしくて無理。そんなレベルです。

大人のピアノレッスンみたいな教室もありますが、どうも私は習い事が好きじゃないんですよね。楽しくなくなってしまいそうで、それだと「音楽」が

「音が苦」になってしまうもの。

 

そして私がどうしたか、と言うと、楽譜、というか教本を買いました。「ジャズハノン」。

ハノンと言えばクラシックピアノの練習曲として、ピアノを弾く人は必ずレッスンする曲集。私も習っていないけれど楽譜は見たことありますよ。単調で

つまらなそ~な感じという印象しかありません。

いつだったから「題名のない音楽会」で、プロのピアニストがそのハノンをすごく華麗にアレンジして弾いていたのを聴いて驚いたことはありますが、それは

彼が優れた技術を持っているからであって、凡夫(婦、かな。一応)には無理な話。

そのクラシックのハノンは楽譜を開こうとも思わなかったけれど、ジャズピアノを始めるのにはいきなり名曲集のような楽譜を買うよりも、こうした教本から

入るほうがいいように思えたんです。

まだ楽譜が届いて1週間ほど。練習しているのは最初の2曲だけですが、音使いが面白くて、思ったより楽しく練習出来ています。

ついでに手持ちの曲もちょっと弾こうかと思ったり。ばね指が痛むのであまり長くは弾けませんが、夕方の家事の合い間に30分ほどやっています。

夢中になると時間の経つのが早いですね。

これから暑くなってくるので、練習を一時中断することになるかもしれませんが、出来れば「一時」でとどめたい。私の得意技ではないけれど、「継続は力なり」

ですものね。

 

それにしても、生演奏が聴きたい!と強く思います。最後に聴いたのって、いつだったっけ。もちろんコロナの前だからもう1年以上にはなるはず。

展覧会もずっと行っていないし。

ネット配信などもありますが、どうしたってその場の空気の中で味わうそれとは違います。そうしたものから遠ざかっている今、心が干からびているのを

感じざるを得ません。それがなければ物理的に生きられないわけではないけれど、人はパンのみにて生きるにあらず、ということを改めて実感しますね。


なんとか手に入ったもの、新しくやってみたもの

2021-05-16 05:42:25 | 食べものいろいろ

今年はNHKみんなのうた開始から満60年だそうで、記念の番組も先日放送されました。

その中に必ずと言っていいほど出てくる歌のひとつが「山口さんちのツトムくん」。私もよく歌いましたが、その歌詞の中に

 

   ♪摘んだばかりのいちご ちょっぴり 酸っぱいね♪

 

というフレーズがありますが

              

今年、何かと新しい作物に挑戦したがる相方が初めて植えたもののひとつが、このいちごの苗でした。

写真は初めての実が赤く色づいたところ。これまでまだ2つしか色づいていません。ひと株だけじゃそんなものでしょうね。

なので一粒ずつ摘んでは相方となかよく半分こして味見しています。

品種は、というと、有名どころの「とちおとめ」とか「章姫」などではなく、ついていた札には「なるなるいちご」みたいな名前が書いてありました。

確かにね、今のところ花が咲いたものは確実に結実してはいます。

で、肝心の味はどうか、というとこれが         酸っぱい。それもかなり。

甘さはどこへいったんだ!!??

なにしろ一度に二分の一個しか食べられないものだから、コンデンスミルクをつけるほどのものでもなくて、酸っぱさに耐えながら食べている始末。

来年もしリベンジするとしたら、ちゃんとした?有名な苗にしたいと思いますが、ここでひとつ気がかりな点があったりするんです。

 

実は今年も昨年同様サツマイモを植えるつもりでいました。

去年は鳴門金時でしたけど、出来ればしっとり甘い紅はるかがいいなぁ・・・と思い、園芸店などに行くたびサツマイモの苗を見るのだけれど、鳴門金時や

紅あずまはあっても、紅はるかのところは空っぽ。

近くには「今年は苗が不足」なんて書かれた紙が貼ってあったりして、私はもうすっかり諦めていました。去年収穫した鳴門金時もまだ在庫が消費しきれて

いないし、ジャガイモ、里芋も例年どおり植え付けてあるんです。3種類も植えなくていいんじゃないの?と思ったり。

でもね、そこでへこたれない、というか諦めが悪いのが相方でして。

この前畑に出かける前に、性懲りもなくもう一度2店舗に電話して入荷していないか尋ねたところ、そのうち1店舗でその日午後に入荷予定というでは

ありませんか。念ずれば通ず、ってこういうこと?

いそいそと高速道路使って(もちろんETC付きね)買いに行きましたよ。30本。

苗には「国外持出禁止」と書いたシールが貼られていました。種苗法の改正で、苗の入荷時期などがお店でも直前までわからないんだそうです。

植えるときにはかなりしょぼい感じになっていたサツマイモの苗ですが、相方が昔親戚の農家に聞いたところによると、一か所、たとえ点くらいの小ささでも

緑色のところがあれば復活する、らしいですよ。逞しいなぁ!サツマイモの苗って、根っこもないただの葉っぱの付いた茎ですからね。そこから成長して

ゴロゴロとお芋が出来るんだもの。

次にお芋が出来るまでに、在庫をなんとかして消費しなくちゃね。とはいえ、芋の甘さが邪魔をしておかずにしにくいところもあるサツマイモ。

私が好きなのは、ソテーしたベーコンとクリームチーズを混ぜたデリ風ポテトサラダとか、鶏肉と一緒に甘辛く煮た鶏さつまとか。相方は天ぷらが好きですが

私はかえって素揚げにしてお塩をぱらりと振っただけのほうが好き。もちろん大学いもも大好きですけど、おかずにはちょっとね。

おやつにするならシンプルに焼き芋がいいかな。スイートポテトもいいけれど、そのまんまでおいしいのなら変に加工しなくてもいいと思うんです。

あとは鬼まんじゅうもありますが、これ、私は作ってもほとんど食べません。嫌いなわけじゃないけれど、味見程度で充分なんです。

家族も少なくなったし、年齢とともに食べる量も減っています。私は特にあまりたくさん食べないほうがいいのでね。相方ももうちょっと、作る作物の量とか

種類とか、考えてくれないかしらねぇ。私からしたら、大変なだけに見えるのだけれど、耕作して育っているのを見るのが好きなんですって。私は収穫して

おいしく食べるだけで充分なんですけどね~。

で、先ほどのいちご。

有名どころの苗は、サツマイモの苗同様手に入りにくいかもしれません。来年は植えるならもう少し早く動かなければ。