Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

季節到来

2021-05-25 05:24:07 | 食べものいろいろ

今日明日と畑に行くことになり、家を空けるというのに、これを見かけたら連れて帰らないわけにはいかない。それは

                

小梅。わりと大きめの、青々としたよさそうなもの。

毎年小梅のカリカリ漬けを作るようになって、もう何年経つでしょうか。一昨年までは1キロだったのに、去年からは倍の2キロ漬けるようになりました。

娘のところへ分けてやるためですが、大きな梅と違って数が多いので、生り口を取るのがそれはもう面倒で。小1時間くらいかかってしまいました。

でも収穫する農家の方たちはもっと大変なんだもんね、とやる気を奮い立たせました。普通の梅干しにしてもカリカリ小梅にしても、買おうと思えば買えるけれど、

そこはやっぱり手作りの良さというか、塩と紫蘇だけで漬ける・・・いや、そうじゃないな、焼酎も少し入れるし、カリカリにしたいがためににがりも少々

使っているけれど、市販のものを食べたときに感じる、何か別のものが入っている感じのないものがやっぱりいいと思うんです。

そしてこの小梅の生り口を取っているときに、相方が自宅の梅の木に生った梅を20個ほど採ってきて、何かにならないかと言ってきました。

普通の梅干しも1キロは漬けたいけれど、サワードリンクみたいなものも作れたらいいかも、なんて思っていたところだったので、以心伝心だったのかしらね。

早速水に浸けてあく抜きをして、氷砂糖やお酢などもちょうど手元にあったので、作ることにしました。うまくいくかな?

ちょうど手元にあった、と書きましたけど、実は小梅漬けに必要な塩は手元になかったのに、小梅を買ったときにはそれに気づかず、買い物の帰り道でそれに

気づきました。帰宅して確かめると、やっぱりない。仕方なくもう一度出直したという情けない話です。

本当は梅ジャムも作りたい。以前いただきものの熟した梅で作ったおいしさが忘れられません。どこかからやってこないかな、なんて虫のいいことばかり

考えている私です。

 

カリカリ小梅も梅サワーも、本当は日に何度か揺すってやらなくてはならないのに、畑に行かなくちゃならないなんて。でも天気予報がつれないので、

出かけられる日が本当に限られてしまうんですよ。天気ばかりは意のままになりませんものね。では、明日はお休みです。


音の第一印象もかなり重要

2021-05-24 08:45:10 | Art&Mujic

一週間ほど前にドライブしながらスピッツのCDを聴いてから、私の中に音楽熱とまではいかないにしても、音楽を楽しむことがブームになっています。

ジャズハノンの楽譜を買ったことも書きましたが、今のところ毎日わずかでも練習している、自分でも驚く生真面目さ(笑)。でもまだ4曲めくらいまでで、

しかもまだ一度もつかえずに弾けたためしがない!決して難しい曲ではありませんが、指と頭が混乱します。

そしてばね指を実感するのが左手。右手は1音ずつ指を動かしていますが、左手のほうはコードの4音くらいを一度に押さえて弾く形ばかりで、30分ほど

弾いていると手の指が伸ばしにくくなっているのを感じます。ほぼ同じ形が続くからでしょう。

テレビの音楽番組もこれまでも「題名のない音楽会」だけは毎週録画して観てきましたが、最近もう1つ録画番組が増えました。Eテレで木曜夜に放送される、

「クラシックTV」という番組です。

ピアニストの清塚信也さんと歌手でモデルの鈴木愛理さんがMC。いろいろなジャンルの音楽をクラシックの視点で紐解く、というのがコンセプト。

私がこの番組を観始めたのはまだ今月に入ってからで、先月分は丸っと観ていませんが、バラエティーに富んでいて結構面白く観ています。

清塚さんは以前一度コンサートに行ってことがありますが、かなりのおしゃべり。その点MC向き、ではありますね。

饒舌(ファンの方、ごめんなさい)かつ情熱的な演奏や、彼目線の音楽の解釈なども新たな発見につながっています。

鈴木愛理さんはと言えば、もうお人形のように可愛らしくて。見ているだけで癒されますが、クラシックについてはほぼ素人。番組的にはそういったクラシック

素人でも興味を持てるような新しい切り口で構成されているし、ファンが見てもなにかしら新しい発見があるのではないかしら。

 

そのクラシック音楽ですが、指揮者や演奏するオーケストラ、ソリストなどで同じ音楽でもずいぶん印象が変わるところが面白い。

おそらく多くの人は、最初に聴いていいなと思った演奏がその曲に対するベースになっているのではないでしょうか。私がまさしくそう。

その後同じ曲を聴いたときに、ベースになっているものと比較して、これはいいとかちょっとテンポがなどなどとプチ評論家のように思ってしまうんです。

私が子どもだったころ、11歳年上の兄がステレオを買いました。ビートルズなどの洋楽に触れる機会は多分同世代の中でも早くからあったと思います。

他にも大作曲家の生涯を綴った本とLPレコード2枚がセットになった、いわゆる名曲全集みたいなものも4巻ほどありました。多分もっと先があったのでしょう

けれど、興味がなかったのかお財布の都合なのか(多分後者)、家にあったのはベートーヴェン、チャイコフスキー、ドヴォルザークとモーツァルト、だったかな?

それらのレコードを多分家族の中で一番よく聴いたのが私で、そのレコードに入っていた曲についてはそれがベースになっています。指揮者やオーケストラに

ついてはほとんど記憶はありませんが、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番のピアニストが、新進気鋭だったころのウラディミール・アシュケナージだった

ことだけは、しっかりと覚えています。

そういうちゃんとした?レコードとは別に、クラシックの名曲のさわりの部分だけをちょっとずつ盛り合わせた(オードブル?)ダイジェスト版のような

一枚がありました。思うに、ステレオセットを買ったときのおまけみたいなものじゃないかな。

そのレコードで初めて聴いたのがホルストの「惑星」。その中の「ジュピター」の最初の部分。平原綾香の歌の部分ではない、冒頭部分を聴いてたちまち

好きになりました。ひと耳惚れ?その後冨田勲がシンセサイザーで編曲したものも何度となく聴きましたが、レコードを買った記憶はなくて、ラジオから

録音したのかもしれません。

 

現在、そうしたクラシックのCDは、残念ながら我が家にはあまりありません。でもたまに聴きたくなりますね。

新たに買ってもいいのですが、以前ちょっとした失敗というか、残念な思いをしたことがあって、買うことにはかなり慎重になってしまいます。

TVCMなどでも使われたことのある、オルフの「カルミナ・ブラーナ」。この曲もひと耳惚れしたものの1つで、以前レコード店をしていた友人に頼んで

オーケストラなどは指定せず曲目だけで取り寄せてもらいました。

そのCD、小澤征爾指揮のベルリンフィル、合唱団は日本の晋友会合唱団などによるもの。世界のオザワが指揮しているのなら間違いないよね・・・と

聴き始めたのですが、途中から、というより冒頭に近い部分から違和感が。

その違和感は曲のテンポの速さ。私にはちょっと速すぎる感じで、前につんのめりそうになるようなイメージを受けたんです。

メトロノームの数値にしたらほんのわずかなことだと思うのだけれど、私が持つ「カルミナ・ブラーナ」の曲調とは微妙に違っていて、残念な思いがしました。

でも逆に言えば、演奏するオーケストラや指揮者、ソリストなどによって同じ曲をいろいろと楽しめる、とも言えますよね。歌手が他の歌手の歌をカバーすると

違った雰囲気になるように。

こんなに長々と書くつもりじゃなかったのに、結構長文。これ、音楽熱が高い証拠ですね。


メルカリもオークションも面倒で

2021-05-23 05:07:00 | 減らしたい・減らせない

ミントセットってご存知でしょうか。その年に発行された硬貨がセットになっているもので、ケースに入っています。

そのミントセットが、我が家に1つだけ、ある。

昭和61年(1986年)のものですが、これがもう1年あとだったら、かなりいい値がつくんですよ。500円玉が発行枚数が少なくて希少価値が高いから。

購入したのはおそらく義母。特に収集癖もない彼女がなぜこのミントセットを購入したか、というと、確かではないのだけれど、もしかすると造幣局の通り抜けに

行った折に、なのではないかと思われます。

その年は相方の甥っ子が生まれた年で、義母がその通り抜けに行っているときに甥っ子が生まれましたから、ほぼ間違いないと思います。

現実的な私は、使えずにとってあるお金よりさっさと使えるお金の方がいい、と思ってしまうタイプ。300円しか当たらないかもしれない宝くじより、今ここにある

3千円のほうがありがたいのよ。

なのでこのミントセットもどうにかしたいと考えてきました。そんなに高くないのなら、いっそばらして普通に使ってしまおうかとも思いました。

そこで一度検索して調べてみました。すると、販売しているお店のネットショップでは1900円の値がついていましたが、在庫なし。

オークションでの平均落札価格は3千円ちょっとといったところだったでしょうか。どちらにしてもそのままの価値、全部足し算すると666円よりは高い。

でも何かと面倒くさがりの私。買い取ってもらうお店に持って行くのも、ネットオークションなどに出すのも、どちらも面倒で。

と、こうして記事に書いているうちに、ふと思いつきました。それは、甥っ子にあげる、というもの。

あんたが生まれたその日にばーさんが買ってきたものだから、と言えばおそらく貰ってくれるのではないかしら。大きなものでもないから邪魔にもならない

でしょう。

そういえばミントセットではないのだけれど、天皇在位50年記念とかいうメダル?がありまして。

これが何で出来ているかがよくわからない。刻印はないので、18金とかではないと思います。こちらもネットで検索してみたけれど、箱などがあるものですら

たったの500円。要らんなぁ~(苦笑)。

金貨だったらそれなりの値段なのに、手軽に買える値段だったから買ったのでしょうね。

そういえば、義父が亡くなったあとでいろいろなものを整理していたら、小銭入れの中から板垣退助の百円札が出てきました。きれいなお札なら多少は値が

つくかもしれないけれど、くしゃくしゃではねぇ。銀行で両替してもらう気にもなれませんわ。


まるで別人

2021-05-22 08:37:05 | 好きなもの・好きなこと

昨日の今頃はものすごい雨でした。徐々に天気はよくなっていて、日差しも届いてきました。久しぶりに洗濯物を外に干せそうで嬉しい

浴室乾燥機や洗濯乾燥機のない我が家では、基本外干し。花粉症の時季なので、部屋干しのほうがいいとは思うのだけれど、いくら扇風機などを使ってもパリッと

乾かない気がするのと、部屋の湿度が上がり過ぎるのも気になります。

 

さて、本当は今日、別の話で記事を書きかけたのですが、思い出したことがあったので急遽変更。昨日に引き続き、大相撲ネタです。

 

優勝争いが照ノ富士が星の差2つでリードしていて、今日勝てばその時点で優勝が決まりますが、そうなったのも昨日貴景勝が平幕の遠藤に負けたから。

土俵際まで一気に押していったのに、遠藤にうまくかわされて土俵下までダイレクトに飛んでいく様はまるで漫画かアニメのようで、申し訳ないと思いつつ

相方としばらく笑いが止まりませんでした。

これで遠藤も3敗をキープ、自力優勝の望みをつないだ形になったわけですが、その後のインタビューを相方と観ていてふたりして思ったこと。それが、

今日のタイトル。

 

遠藤が勝ったあとインタビュールームに現れるのは珍しくはありませんが、これまでの印象はと言えば、質問にも本当に言葉少ないインタビュアー泣かせ。

表情も、取組のときもそうですが、やってやろうじゃないの、という闘志満々、なんていうのは微塵も感じさせないポーカーフェイスで、勝ってうれしくないのか?

とツッコミたくなるほど。

だったのに。昨日はちょっと、いや、だいぶ違っているように見えました。

まず、これまでより口数が多いことに気づきました。あれ?今日はよくしゃべるんだな・・・と思っているうち、表情が緩んで、笑みがこぼれているでは

ありませんか。それも数回にわたって。

かわいいなぁ~♡(笑)。

なんだか人が変わったかのようでしたけど、嬉しい時は素直に表していいと思う。

今日の遠藤は照ノ富士との対戦が組まれています。前々からうまいと言われる遠藤だけれど、さすがに照ノ富士相手では難しいかな・・・

でも出来ればまたインタビューを受ける様子が見たいもの。間違いなく今日の大一番なので、しっかり見届けたいと思います。


限りなく、がっかり

2021-05-21 05:50:26 | 好きなもの・好きなこと

こんなこと、本当は書きたくなかったけれど、でもあまりにもがっかりだったので、書かずにはいられなかった。それは、大関・朝乃山の不祥事。

あっと驚くスクープを載せる文春オンラインで、夏場所が始まる2日前の深夜キャバクラへ行ったことが報じられ、本人は一旦否定したものの結局認めて

昨日から休場。

今後の処分はどうなるかわかりませんが、私、朝乃山を推していたんです。

このところ押し相撲の力士が多い中で、本格的な四つ相撲を取る彼に、とても期待を持っていました。それは相撲ファンばかりではなく、関係者も多分同じだったと

思うんです。

それなのに、緊急事態宣言も出ている最中、協会から外出禁止が言い渡されていたにもかかわらず、しかも大関という責任のある地位で取り決めを破って

しまったことがもう残念を通り越して、怒りすら覚えます。

当初嘘をついていたことも含めて彼のしたことにはもう弁明の余地はなく、おそらくもう土俵に上がることは出来なくなるのではないかと思います。

いつかは横綱になってくれるのではないかと期待していたのに・・・・・・

 

あぁ、でも。

もしかしたら、彼は辞めたかったのかもしれない。のしかかる期待が重すぎて、逃げたかったのかもしれない。

そうであったとしても、規則を破っていいということにはならないけれど。

成績不振で大関から陥落しても相撲を続けている力士もいるんだもの。

今場所が始まってから、朝乃山の表情が冴えないなと思っていましたが、それは期待の重圧からでもあったでしょうけれど、今回のキャバクラ通いがいつ

バレるのかという不安からでもあったのかな。

 

このままでいけば今場所もおそらく照の富士が優勝して、怪我の悪化でもない限りその勢いで横綱まで到達しそうですが、私は彼の相撲の取り口があまり

好きではありません。

怪我で序二段まで落ちた後、必死で戻ってきたことについては確かにすごいと思うけれど、すぐに相手を極め出しにすることが多いのが気になります。

その取り口は横綱としての品格に相応しいとは私には思えない。昨日の相撲はまわしを取ってという形で、これなら、と思える力強い相撲でした。いつも

こうであってほしいな。極め出しを使わなくても充分強いんだもの。

他の力士たちにもっと頑張ってもらいたいと思いますが、その中でも朝乃山に期待していたんですけどね。

こうなったら次に期待するのは若隆景かな。わかたかかげ、ってすごく言いにくいですけどね。本当に実況や解説者泣かせの四股名だわ。

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