Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

不祝儀連鎖もこれで終わりにしたい

2023-06-25 10:00:00 | えとせとら

通夜、告別式、そして法事と木曜日から3日間連続で礼服を着ましたが、暑い中での黒い服はかなり苦痛でしたね。

穿きなれないストッキング(私の場合は薄めのタイツ)を長時間穿き続けているのが一番苦痛でした。今の季節、うっかりすると蚊に刺されるし。

さすがに昨日、法事が終わって帰宅してからは、ほっとしたためか疲れたためか、ミスを立て続けに3つ、やらかしました。

焼香用の香炉をひっくり返して、残っていたお香と灰を畳の上にぶちまけてしまったし、夕食時、温め直していた味噌汁のことを忘れて焦げ付く寸前にしたり。あとひとつは何だったか

忘れてしまいました・・・・・・

6年前、義父が亡くなった後の法事に比べると、それだけ歳をとったし、今回は不祝儀続きという特殊事情もあったから、疲れ方が段違い。

 

まず、兄の葬儀について。

以前書いたかどうか覚えてはいませんが、義姉はいわゆる新興宗教のような団体(義姉は宗教ではない、と言っているようですが)に入っています。

今回の兄の葬儀も、その団体の教義に基づくやり方で執り行われました。

参列した兄の友人ふたりの他は、私たち親族、そして残りはその団体に所属する人たち。

通夜式の前に、式場の職員から焼香手順を説明されたときにも、よくある仏教の作法とはかなり違っていて面喰いましたし、式に入ってからも見聞きするものほとんどが初物の

連続で。

元々実家は浄土真宗のお東さん。でも兄には戒名もないんです。

全く違ったやり方の通夜式を見ているうち、なんだか両親をはじめとした実家の祖先たちのことを全否定されたような気分になってきました。

途中、隣に座っていた次姉が私の腕を叩いて小声で「私、今きっと目が(怒りで)吊り上がっていると思う」。う~ん、確かに。マスクをとったら、きっと口角だだ下がりだろうなぁ。

と言う私もきっと、目はすごく怒っていたと思います。小さいのでわかりにくいけど(苦笑)。

通夜式が終わって次姉夫婦と食事を共にしたのですが、怒りでカリカリしていた次姉はしゃぶしゃぶの特上肉のコースを選んで、「当てつけてやる!」とひと言。

義姉の入っているその団体では、ヴィーガンほどではないけれどみんな菜食主義者。その他に葱の仲間のものは口にしない。

殺生はしない、という教義だからというのがその理由だそうですが、私に言わせたら野菜を食べるのだって命をいただくには違いないんじゃないの?というところ。

相方と私は姉のカリカリのおかげで滅多にいただけないお肉を食べられて、次姉もおいしいものをいただいて怒りもだんだんと落ち着いたので、和やかに食事を楽しめました。

翌日の葬儀もやっぱりそんな感じで、火葬の後に初七日法要、なんてこともなくそこで解散。

 

昨日は義母の忌明け法要で、へんてこりん?な葬儀のあとで聞く「いつもの」お経が、とても心地よく感じられました。

法要のあと納骨も済ませ、帰宅後はご近所に香典返しをお届けして全部終わってやれやれ・・・と思っていたら、昨夜義姉から、納骨について日程調整の問い合わせの電話がありました。

それが終わったら本当に義姉たちとは疎遠になるんだろうな。

信教の自由はそれを保障する、という憲法の言葉もありますが、義姉が何を信仰しようとそれをどうこう言おうとは思わない。

ただ実家全体を巻き込むのはやめて欲しかった。

実を言うと、あれほど嫌がっている次姉も、若い頃義姉に言われて幼い子どもたちを連れて話を聞きにいったことがあったそうなんです。

次姉は私と違って外面がいいので(笑)、そんな頃はあまり深く考えもせず行ってしまったようなんですが、どうやら両親も、そして兄も生前一度だけ行ったことがあるそうな。

話を聞いただけで求道した、とみなされるらしいんです。

そりゃあどこかの教団みたいに高額な寄付を迫られる、またはぼったくられることはないけれど、私なら絶対嫌。

私も義姉に誘われたことが一度ありました。ずいぶんと昔の話ですが、誰かに強制されることが何よりも嫌いなので、きっぱり拒否しました。

それ以降一度も言われないところを見ると、こんな不心得者を誘うのはやめようと思ったのかな?

おそらく兄は、先が長くないこともわかっていたはずで、だから葬儀についても義姉たちのやりたいように、と話していたのかもしれません。

そしてそうすることによって、義姉たちと次姉や私との関係が冷え切ってしまうこともわかっていたのでしょう。

兄にとっては、残された家族の幸せが一番大事だったはずなので、まぁ妹たちよ、ごめんね、くらいなところかしら。

 

さてこの一週間、普通に家にいることが全くありませんでした。なので家の中が荒れています。

疲れはまだまだ残っているけれど、ぼちぼちと片づけていこうと思いますが、こうして愚痴を書き出すところがあって本当にありがたいなと思います。ブログ様々だわ。


人種が違う、と思っておくかな

2023-06-22 06:03:49 | えとせとら

あまりパッとしない話が続いてしまうのですが、今日も亡くなった兄に関する話。

 

今日が通夜式、明日が告別式となっていますが、今回、娘は明日は出席するものの、婿さんや孫娘、そして息子はどちらも欠席に。

息子は今週土曜日に義母の忌明け法要があるために既にシフトを代わってもらっていて、これ以上の変更は無理ということや、婿さんも仕事、孫娘は1週間以上お休みしたために、

卒園アルバムの撮影など、他の園児が既に終えている行事などをこなさなくてはならなくて、こちらももう休めないのです。

今年1月に姉が亡くなったときには全員出席したのに・・・と、そのことをとても心苦しく思った彼らは、せめて昨日のうちに兄にお別れをと、わざわざ式場へ足を運んだのでした。

もちろん義姉には電話がかかってきたときに話しておいたし、甥には娘からLINEで連絡をしておきました。

 

でも、彼らが式場に到着したときには、守衛の男性がいただけで、誰もいなかったそうです。

建物全体が暗かったため、孫娘が怖がってしまったとか。

それでも一応対面はしてきたそうですが、それを聞いてなんだかなぁ・・・と思ってしまいましたね。

当たり前ですが、式場は義姉や甥の家からは車で数分の距離。1時間以上かけて弔問にやってきた人に対して、誰かひとりくらい出向いてもよさそうに思うのは、自分勝手かな。

実家の片づけに際しても、うちの娘が自分たちに任せてと話してあったとはいうものの、それに対してあまり誠意が感じられないとずっと思っていたんです。

この話、次姉に話したらきっと怒るだろうなぁ・・・などと考えているところ。

 

考え方や対処の仕方は人それぞれ、個人差があって当然。

人種が違う、くらいに思っておいたほうがいいんでしょうね、きっと。でもやっぱりムカつく、人間の出来ていない私です。


いったい今年はどうなっているんだろう・・・

2023-06-21 16:21:22 | えとせとら

今日の更新がこんな時間になってしまうなんて・・・

朝起きてから、あれこれ書いていたんですよ。でも朝食後義姉からの電話でその記事は下書きのまま。おそらく削除することになるのでしょう。

 

義姉からの電話は、兄の訃報でした。

 

昨日、畑からの帰り道。次姉からLINEが入ってきました。

前夜に私のところにも義姉から連絡があったのですが、兄の病状がとても悪くなっているという話で、昨日ならなんとか外出出来た次姉が見舞いに行って兄の様子を見て私に

「来た方がいいよ」と言ってきたのです。

そこで帰り道を変更して、家へ戻る前に兄のいる病院へ直行しました。

4人部屋から個室に移ったと次姉から聞き、相当よくないと思ったとおり、顔色も悪いし血圧も低い。

それでも意識はあり、私たちと会話が出来る状態でした。

あまり長居も出来ないので20分ほどで引き揚げましたが、夜中や早朝に連絡もなかったので、ひとまず落ち着いたのかなと思っていたのだけれど、今日未明に息を引き取ったとのこと。

 

その連絡をもらってからが大忙し。

その時点ではまだ通夜や葬儀の日程が未定だったため、今日がお通夜だったらとか明日だったらとか、義母の忌明け法要も土曜日にあるのでその準備もしなくてはならないし。

昨日兄を見舞ったときには、もしものときが法要と重なったらどうしようかと思ってはいたんです。ドンピシャにはならなかったものの、準備を予定していたときにはちょうど

重なってしまうので、あれこれ予定を変更しなくてはなりませんでした。

とりあえず、今日の午前中はお寺へ行って今回の葬儀などに対するお布施を届け、その後お墓の掃除。

お昼を済ませて、帰宅途中に兄の葬儀が行われる式場へ寄りました。Tシャツにジーンズだったけど、まだ誰もいないので。

霊安室で対面した兄は、穏やかな顔をしていたのでほっとしました。

相方は「家に一度戻せばよかったのに」と言っていましたが、兄や義姉の性格ならこうするだろうな、と妹の私は思う。搬送回数が増えるとその分費用がかかりますからね。私も

自分のときは直行でOKだと思っているので、どこかに書いておかなくちゃ。

 

帰宅後はあれこれ家事を済ませて、ようやくパソコンの前に座れた、という次第。こういうときって、体より頭が疲れますね。

とりあえずお寺さんへの支払いが終わって、法要はこれからだけれどちょっとひと安心。

明日は香典返しのうち、直接持参する分が送られてくる予定。時間指定が出来なかったので、ちょっとその点心配しています。通夜が夕方5時と早めなので、それまでに届くと

いいのだけれど。

届いたら届いたで、ものと渡す相手のチェックもしなくてはならないしね。

義姉からは、香典やお供え物、供花などは一切なしで、という連絡をもらいました。もしかするとそうなるかも、と踏んでいたので、あ、やっぱりね、という程度。

本当はお花くらいはと思っていたんですけど、お花では懲りている次姉と私(去年の11月の記事を探すと意味がわかります)。無理にとは申しません。触らぬ神になんとやら、です。

そして明日、次姉が「お通夜のあと、どこかで一緒にご飯食べようよ~、ごちそうするから!」う~ん、やっぱりそうなる?

実は昨日も、兄のお見舞いの後、次姉がお茶でもというので、鳩が気になる相方を先に家に帰してふたりでコメダでお茶したのです。そのときもごちそうになりました。

まぁ太っ腹次姉夫婦とちゃっかり妹ということでね。義姉から通夜ふるまいの食事も誘われたんですよ。でも義姉たちはベジタリアンなんです。相方や私はそれが嫌ではないけれど、

義兄と次姉はほぼ拒否なのでね。

これまでも両親の法事のとき、お参りが終わるとすぐに解散。次姉夫婦と私たちはどこかで食事というのがいつものパターンでした。

兄が亡くなって、義姉や甥たちとのつながりも今後は薄くなっていくんだろうな。それは多分、亡くなった兄もそう思っていただろうとは思いますが。


明朗、かつ適正価格でお願いしたい

2023-06-19 05:32:29 | えとせとら

今週土曜日は義母の忌明け法要の日。

納骨まで済ませる予定で、なんとか雨が降らずにいてほしいと願うばかり。

その納骨までに、一度お墓の掃除に行かなくてはと思っています。きっと草が生えているだろうな。

そのついでにお寺へも出向きたい。その理由はお布施の額。

実はまだ今回の義母の葬儀などのお布施をお渡ししていません。

当初葬儀が終わったらお渡しするつもりでいましたが、通夜式の前に挨拶に控室へ行ったとき、金額の目安があれこれ書かれた紙を渡され、「(支払いは)いつでも結構です」と

言われました。

その紙には、葬儀と初七日までのお布施代や、塔婆料などが〇万~〇万といった形で金額に幅を持たせて書かれていて、それをざっくり?足して「50」と言われたような覚えがあります。

がしかし、その後二七日のお経をあげにご住職がいらっしゃったとき、その紙に書かれた金額のうちの一部が違っていて、当初話した金額より少なくなるので、とのこと。

どうもお金のこととなると、はっきりと口にされない場合って多いのだけれど、そこははっきり明言してもらいたいなぁ。ものわかりの悪いシニアなんだから(歳のせいにする)。

 

こうしたお寺関係のお金にまつわることって、特に決まりはないじゃないですか。そのお寺で決められたものはあるかもしれませんが、お寺の見えるところに書いて貼ってあるわけ

でもないし。

よく「お気持ちで」などと書かれているときにも悩みますね。確か熱田神宮の御神印のところも以前はお気持ちで、みたいに書いてありましたっけ。最近はその前に「300円以上の」

と付け加えられたけど。

6年前、義父が亡くなった時のご住職は先代で、そのときは確かはっきりと口頭で金額をスパッと言われたように思います。記録によると、葬儀などで40万、忌明け法要に5万と

なっていました。

6年の間に諸物価高騰しておりますが、現住職に代わってまだ3年ほど。時にはまだ本山へ修行へ行くこともありますから、キャリアから考えたら先代のときより少々低額でも?

などと考えてしまう。

 

今年1月に姉が亡くなって、私たちきょうだいでお葬式をあげました。

そのときのお寺さんは次姉の嫁ぎ先の菩提寺で、戒名と葬儀、初七日までで35万と言われました。このときも確か金額ははっきり言われたような気がします。

このときのお布施は私が支払い、葬儀などは義兄と次姉夫婦が負担してくれました。兄が闘病中で医療費がかかることと、実家の解体などの負担を考えてのこと。

それに亡くなった姉の面倒をずっと兄が見てきたので、妹ふたりはせめてこんな時くらいは・・・という気持ちでしたね。

最小限に近い葬儀ではあったけれど、あまり寂しそうでも・・・とあれこれ加えたら結構な額になった葬儀代。義母の葬儀会社とは違うところでしたが、ちょっと高めかな?と

思いましたね。

それに加えてお寺さんへの支払いがあるんだもの。本当にお葬式ってお金がかかるなと思います。

そういえば、義母より少し前に亡くなった幼なじみさんのところへ来るお寺さん。

月命日のお参りのお布施について、「他所は3千円くらいが多いみたいだけど、うちは5千円で」と言われたそうな。う~ん、はっきり言ってはくれるけど、他所と比べて上げる

理由って何かある?聞けばお寺さんはそんなに遠いところから来るわけでもないらしいんですよ。

地獄の沙汰もなんとやら、ってことなのかしら。最近はお寺の運営も大変だとは聞いてはいるものの、なんだかなぁ。

 

こうして年に2度もお葬式を出してみると、自分のときは出来るだけお金をかけないようにしたい、いや多分、かけたくてもかけられないはず。

本当に家族だけに送ってもらう一日葬くらいまでにしたいな、とか、特に仏教徒という気持ちもないので、戒名もいらない・・・というと、残された者が困るのかしらね。

例えば義父母と同じお墓に入っている義妹の戒名は、義母などとは違って「信女」。どうしても戒名つけなくちゃいけないのなら、私も「大師」じゃなくて「信女」でいいんだけどね。

なんて、朝から少々暗い話になりましたが、これから畑へ行ってきます。明日はお休みです。


自ら身を引いた?日傘の話

2023-06-18 09:21:51 | 暮らしのあれこれ

明日明後日と畑へ出かける予定になっています。きっと、いや、絶対暑いに決まっている・・・・・・

名古屋に比べたら湿度は低いので、暑いと言っても質が違いますが、紫外線の強さといったらそりゃあもう、ひどいもんです。

かと言って、よく農家の女性たちが身に着けている帽子に日除けがしっかりとついたものだと、風通しがよくないのと汗が拭きにくいような気がして、使っていません。

そして昨日、前からちょっとおかしいなと思っていた日傘が、突然壊れました。

ヘアカットを終えて店を出て、いざ日傘をさそうとしたところ、うまく開かない。えっ!?と焦りましたね。お店に入るときまでは使っていたのに。

わずかな日陰を探して中をじっくり観察したら、骨と骨のつなぎ目部分が外れていました。

とりあえず外れた骨に注意しながら開けばなんとかなりましたが、閉じるときにも注意しないとうまく閉じられなくて。

帰宅後眼鏡をかけてもっとじっくり観察すると、修復はほぼ不可能な状態になっていることが判明。う~ん、これは新しいのを買うしかない、か。

 

この日傘、どれくらい使ったのかと調べてみました。楽天で買ったものですが、ざっくり5年前の購入履歴を見たらあったあった。よい記憶力、って適当でしたが。

ショート傘と呼ばれるもので、折り畳みではありません。

普段近所に買い物などに出かけるときにはこうした長傘タイプのものでいいけれど、街へ出かけたときなど手に持ったままになるのが少々面倒。

特に美術館は傘の持ち込み禁止なので、帰りに忘れないようにするのがちょっと・・・と思っていたんです。

以前母の日に娘が買ってくれた折り畳み日傘もあるのだけれど、当時はまだ遮光タイプのものがなく、日傘のくせに涼しくなくて使えない。

いいのがあったら折り畳み日傘が欲しいな・・・と思っていた私の気持ちを察して壊れたのかしらね。

少し前からネットなどで折り畳み日傘でいいのがないか探してはいたんです。でもどうも今ひとつ踏み切れなくて買うに至らず。

さすがに今回は決断するしかないと改めて探して、ようやくなんとかこれなら、というものを見つけてポチっとしました。

なのに、あれだけ折り畳み日傘を欲しいと思っていたのに、いざ長傘タイプが壊れてしまうと、やっぱり普段持つには長いほうが・・・などと思ってしまう。

折り畳み日傘だけでやってみて、どうしても不便を感じるのであればとは思いますが、多分買わずに済んでしまうことでしょうね。

暑い夏の日中に外へ出るのは出来れば避けたいところですが、お気に入りの日傘があれば少しは気分も上がるというもの。届くのは明後日の夜。実物を見るのが楽しみです。

とりあえず今回の畑行きには、以前買った小さめの雨傘を日傘の代わりに持っていくつもりです。UVカットは期待できませんが、暑さよけくらいにはなるでしょうから。