「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
http://backroll-sld.com/

2024年10月5日(土)竹浦の海でカエルアンコウが観られる

2024-10-06 08:47:38 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:西よりの風 凪

気温:20~23℃ 水温:22.8℃

透明度:8m前後

 カエルアンコウ(体長 15cm) アゴ島

 約1年ぶりに竹浦の海でファンダイブを楽しんできました。

 今日の目的は、最近竹浦の海で複数個体のカエルアンコウが観察されるということで、久しぶりのカメラを持って探索に行ってきました。

 透明度は思っていたよりもよく水温も23℃前後と温かく快適な時間を満喫してきました。

 一本目は、グロット、2本目はアゴ島で潜って見ましたが、マダイ、イシダイ、コブダイ、キュウセンベラの仲間、スズメダイの仲間、チョウチョウウオの仲間、オトヒメエビ、ノコギリヨウジウオなど南の海の生きものたちが多く観察された。

 しかし、地元の北の海の生きものは数が少なく、フサギンポやダンゴウオはいるが、クチバシカジカの姿は確認できなかった。

 やはり海水温が昨年より高く推移し、例年より5℃以上高い為か南の生きものたちが越冬しているようだ?

 お目当てのカエルアンコウは探しても見つからず、浮上直前にアリエルの大島さんに「いたよ」と教えられ、残圧50で急いでその場所まで行ってやっと会うことができました。

 その他、ダンゴウオ、ウミクワガタの仲間など観察できました。

 ソメワケウミクワガタ(グロット)

 ダンゴウオ(アゴ島)

 一方、JF女川町支所 江ノ島支部の漁業支援活動は、海況不良などで9月19日(80日間)で無事終了しました。 

 今年は昨年同様水温が高く推移し、江ノ島海域でもワカメやアカモク、コンブ類などが少なくなっている。しかし、アラメなどは多く生長している場所もあった。

 また、生きものたちも、マダイ、メジナ、タカベ、チョウチョウウオの仲間、イセエビなどが多くの南の生物が多く観察された。

 江ノ島列島 笠貝島からの日の出 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿