天気:晴れ
海況:北西の風 多少風波あり
気温:1~2℃ 水温:9.2℃
透明度:8~10m
震災後 初のアツモリウオ(グロット) 体長 12cm
今日は、2日前にアリエルの小玉さんが発見したアツモリウオの観察の為、竹浦で潜ってきました。
透明度も10mくらいまで見通せる絶好のコンディションの中、水深18~19mラインのアツモリウオの発見現場へ急行、4人のダイバーで探すこと約10分、やっとアツモリウオを発見した。
震災前までは、女川町石浜で幼魚から成魚を毎年のように観察してきたが、震災後は発見できず幻の女川湾の生きものとなっていた。個体は、体長約12cmの成魚で多少お腹がふっくらとしているようだ。カメラを向けても胸鰭と尾鰭を使って海底を這うようにゆっくりと移動しながら、アミの仲間を捕食している。しばらくは、この場所にいると思うが移動する可能性もある。
一方、アキギンポも抱卵も観察してみたが、残念ながらハッチアウトが終了していた。
その他、クチバシカジカの抱卵、フサギンポの抱卵などと、大きなババガレイ、お腹を大きくしたタケノコメバル、メンコガニ、白いマナマコ、ダンゴウオ、スナビクニンなど観察できた。
ゾウさんの顔のようなメンコガニ(その他 猿顔もいる)
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