「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
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2015年7月12日(日) 養殖ギンザケの仕分け作業 in 桐ヶ崎

2015-07-12 18:41:27 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:北の風から南よりの風 弱く  ベタ凪

気温:28℃ 水温:水面付近 19.1℃  水底: 15.1℃(水深30m)

透明度:7~8m

       桐ヶ崎の養殖ギンザケ施設

 今日も早朝より桐ヶ崎の養殖ギンザケの仕分け作業などをKAZUとお手伝いをしてきました。朝から太陽がジリジリと照らし、船上では非常に暑かったが水中に入ると透明度もよく快適だった。

 今回の仕分けしたギンザケは、約3800匹(約10トン強)だが、まだイケスの中には、5000~6000匹はいるようだ。


2015年7月11日(土) 今日の竹浦

2015-07-11 15:35:47 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:北西の風から南西の風 弱く 多少うねり

気温:25℃  水温: 水面付近 16.8℃  水底 15.1℃

透明度:7~8m

           今日のアゴ島

 今日はハイブリッジチームに同乗して竹浦で潜ってきました。今日の目的は、ダンゴウオの稚魚から幼魚をスーパーマクロでのHDV撮影だ。透明度は良いのだが多少うねりの影響でダンゴウオがいるカバノリはユラユラと揺れる。できるだけ揺れていない海藻の上にいる稚魚や幼魚を探して撮影してきました。

 体長6mmまで成長した幼魚

 鼻ヒゲのある幼魚

 「天使の輪」がある稚魚

 「天使の輪」が少し残っている稚魚

 成魚も1個体観察

 その他、オコゼカジカ・クチバシカジカ・フサギンポ・キタモエビモドキなど観察されたが、今日の最大の発見は、先週の日曜日(4日)に2度目のハッチアウトが観察されたNO1の抱卵が、またまた3匹目の卵を抱えて子育てを始めていた。今回は、撮影できるレンズでない為、残念ながら映像等はないが近日中に撮影する予定です。

 これから8月上旬頃までダンゴウオの抱卵が観察できるので、ウェットスーツでも可能です。是非、この機会にスーパー育メンの子育てを観に来てください。

 オコゼカジカは、定位置より多少移動

 オレンジ色のキタモエビモドキは、定位置で観察


2015年7月10日(金) 養殖ギンザケのイケス 網交換 in 桐ヶ崎

2015-07-10 15:26:01 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:南よりの風 弱く 凪

気温:22℃  水温:16.4~17.4℃

透明度:5~8m

 今日も早朝より桐ヶ崎の養殖ギンザケの網交換のお手伝いをしてきました。網交換は、新旧の網の上部を繋いでギンザケが網の外へ逃げないようにして交換する。開始から終了まで2時間位かかったでしょうか、8時頃には終了し新しい網の中でギンザケたちは、元気に泳ぎ回っていた。


2015年7月6日(月) 養殖ギンザケの選別&船底掃除作業 in 桐ヶ崎

2015-07-06 13:17:16 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもり

海況:南東の風 凪

気温:20℃  水温: 16.4~17.2℃

透明度:6~8m

  イケスの網を絞って約3700匹(約10トン)を水揚げ用のイケスに移動

 今日も早朝より桐ヶ崎で養殖ギンザケの水揚げ準備作業のお手伝いをしてきました。漁師さんたちが選別作業中は、いつものように漁船の船底掃除もしました。

 一段と大きく成長したギンザケたち

 網の中には、まだ12000匹位はいるだろうか?

 今日は、アリエルの大島さんが船底掃除を手伝ってくれました。

 早朝より大変お疲れ様でした。


2015年7月4日(土) ダンゴウオ 2回目のハッチアウト in 竹浦

2015-07-04 18:16:22 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもり

海況:南よりの風弱く ベタ凪

気温:20℃ 水温:15.6~16.8℃

透明度:5~7m

生まれたダンゴウオの稚魚が親の眼のところに・・・・・(竹浦グロット NO1)

生まれたダンゴウオの稚魚が親の背びれ付近に・・・・・(竹浦グロット NO1)

 今日は、ハイブリッジチームに同乗して竹浦でダンゴウオの抱卵などを観察してきました。

 1本目は、竹浦グロットへNO1の抱卵を観察したら2回目のハッチアウトが始まっていた。この親は、1匹目のメスの卵を4月中旬から守っていたが、5月24日に2匹目の卵も受入れ育てていた。その後、初めの卵魂は5月末にハッチアウトが完了し、今日2匹目の卵塊のハッチアウトが観察できた。実に2ヵ月半の長~い子育てだった。

 一方、アゴ島のダンゴウオの抱卵(NO2)も2匹目の卵を育てていたが、あと1週間位かかるようだ。

 ⇒ ⇒ 今日の抱卵の様子

 その他、オコゼカジカは定位置とダンゴウオの幼魚はいっぱい。また、白いスナビクニンやフサギンポ、クチバシカジカの幼魚など多数観察できた。

 成長して「天使の輪」が消えたダンゴウオの幼魚

 クチバシカジカの幼魚も多い