Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

ちょっと遅い、ランチタイム:「カレイの一夜干し」をどう食す?(本日のランチ)

2005-05-02 13:15:19 | つれずれ紀行
   『エセエセばろん風ランチ』にご招待・・・


  何が連休だ、何がゴールデンウイークだ・・・・

 我輩、「365日」通して連休、別に「お国」で定めてもらわなくったって、いつでも休みが取れる。 さりとて20数年来、盆正月ゴールデンウイークシルバーウイークなどなどなど、一般庶民が休めば、我輩は仕事、といった日々が続いたのだ、、、。

  「・・・・・・・」

 さあ、午前中のデスクワークが一段落した。

 出かけるのもめんどうだ、、、

「何がめんどうか? って?」
「人ごみの中に出かけていって、食べて、また書斎に戻り帰るのがめんどうだよ」
「・・・・」
「さあ、また、てめえで昼飯でも作るか・・・」

こんな時、冷蔵庫の中を探しまくり、古くなりかかった食材から、食さねばならない。
あった、、、

*カレイの一夜干し<20cm弱の小ぶり、2枚>
  購入後すでに3日経過、そろそろ賞味期限の限界か?すでに、やばいか・・・・
  (「一夜干し」は早く食したほうが、美味である)
*ショルダーベーコン2枚<あぶらが多い方がいいのだが>
*たまねぎ切れ端<少々>
*ピーマン<1ヶ>
  購入後、約1週間経過・・・
*北海道バター<少々>
*コショウ<少々>
*白ワイン<開封後のあまり物・量?好みに合わせて好きなだけ・・・>
*レモン<しなびかかった切れ端、少々>
  購入後、2日間経過(ビタミンCが、吹っ飛んでいるか)・・・・

以上が「フル・イングリーディエント(Full-Ingredient)」である・・・

手順:
1)フライパンを適度にやく。
2)北海道バターを適量、フライパンに放り込む。
 ++早い段階で、ショルダーベーコンを入れ、
   フライパンの温度を下げ、バターが焦げないようにする。
3)機敏な動きで(しかし丁寧に)「カレイの一夜干し」を溶けかかったバターの上にのせる。前もって白ワインをふりかけて馴染ませ、適度にコショウを振りかけておく。
  <ジーッと音がする・・・>2~2.5分以内にカレイを裏返し、油をワインをまわす。
4)早い段階で、たまねぎを放り込む。好みに合わせて塩を振る。
5)菜箸で玉ねぎの色が透明になるまで、(カレーの身を崩さないよう注意して)かき回す。
   なにせ、本来別々に調理しなきゃならんところを、一緒にやるからいいのだ。
  (ひたすら火を回し、あぶら気とワインのアルコール気を飛ばす)
6)状況により、バターを適量追加する。
7)最後に、ピーマンを放り込む。
8)ピーマンのシャキシャキ感が残っている状態で、火を止める。
9)おもむろに、ワインとバターで蒸し焼き状態、少し柔らかくなった「カレイの一夜干し」が崩れないよう注意して、皿に盛り付ける・・・
 <以上、キッチン作業・終了>

 レモンを(軽く)振って、さあ、いただきましょう。
  白ワインからも適度に緩和された酸味あり、、、
             醤油でも、ソースでも、合いますぞ。

さて、付け合せ?(主食では、ないぞ)はどうする・・・
こうなれば、なんでもいいよ。
   ビールもよし、ワインもよし、パンでもご飯でもよし、、、

よ~し、納得!
この調理手順、ありあわせの食材で、
「いつか自分も作ってみたい」と思われた読者、あるいは、「こりゃダメだ」、ネガティヴな方も、こぞって「以下のBAR」をクリック願います。

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PS:
 その昔、団体旅行を引率して南フランスを旅したとき、ホテルチェックインが遅くなり、したがって夕食が遅くなった。田舎者の幹事殿、60数人分の夕食メニューを同じに揃えてくれ、と、ぬかす。何と、バカな事を・・・
レストランチーフに相談した。
彼は一瞬、不可能だ、参った、といった。
外に出て、街中のレストランでも行ってみるかい!?!
と、我輩、頭面倒な事態が脳裏をよぎった。
しかし、彼はやはりプロだった。
「ハムのワイン蒸し」なら70皿位、頭数が揃えれる。が、どうか?
やれやれ、南フランスまで来て、ハムでもないだろうぜ、と、思ったら、
チーフいわく、いや、ある種典型的な家庭料理である。
是非召し上がれ・・・
と、来た。
いやいや、たべた。
全員、云った。
おいし~いい・・・
日本に帰ったら作ってみた~い・・・
我輩、ホッとした、、、
さて、言わずもがな、
今日の「エセばろん」の食彩、この南仏のヒントにある、、、

Suvenir from Bali, 読者からの贈りもの(3)

2005-05-02 07:24:26 | インドネシアとバリ島の話
 
 ULUWAT海岸 より・・・・

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撮影者:Duke Akiorei
撮影日:2004年6月
場所:バリ島Uluwat海岸


      


 ここもまた、バリ島風ではない。(否定形・・・)

どことなく、ハワイ諸島の「どこか」にみえる。

しかし、ここは「サーファー」のメッカであるとの事。
どうなのだろうか、この岸壁に打ち上げ砕ける波間でサーフィンできますか、、、。
あるいは、別にスポットがあるのだろうか。
詳細は、Duke Akiorei さまからのコメントを待ちたい。

夕方?海岸から離れた海面は、日が斜めになるにつれ、あるいは太陽光線が雲に遮られたか、しっかりと群青色。

それに反し、砕け散る半端でない波の量、冴えきったその白さ・・・・
そそり立つ岸壁に、午後の斜めの光が強烈に照りつけて反射された光は、いかにも強く見事に、斜め下の海岸に打ち砕けた白波に「強烈なスポットライト」をあてているから、この写真が面白い。
と、しばらく思っていたが、どうも違う。スポットライトは、どうやら砕け散る白波から上に跳ね返され、大きな岸壁全体を照らし出しているか?はたまた「高級馬鹿著写真機」のもつ『平均露出決定機能』の副産物か、、、。

ここまで考えると、もう頭が痛くなる。

しかししかし、なんだかんだいったって、要は、撮影者(Duke Akiorei氏)が撮影しての「ものだね」だ、、、

この光、計算されてシャッターを押されたのであれば、敬礼!です。

まいりました・・・

我輩、ここで、脱帽です。