Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

あなたならどうする?「バーバリー」の場合は・・・

2005-05-11 15:51:28 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
   

スペインはマドリッド市内、、、

  とある「バス停」でみたショーウインドウが、少しおもしろい!

 これ、中身は全部「バーバリーのスポーツシャツ」、目的のはっきりした立派なショーウインドウではないか!

色鉛筆?絵の具箱を開いたときのように、見事にカラーが羅列されている。

かなり気になったので写真におさめた。

雑にシャッターを切ったのが、いまさらながら悔やまれる。

なぜか?

理由は単純、ピントが合っていない事!

もう一歩踏み込んで、もう1メーターか?

もう少し、近かよってシャッターを切ればよかった。

「・・・・??」

 ~ 写真の出来が悪いと思う読者も思わない読者も、以下のバナーを「クリック」願いたい!
 
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シリーズ:バリ島ウブドの荘園(2) 「トイレを書斎に?」

2005-05-10 12:10:50 | インドネシアとバリ島の話

バリ島、「(元)貴族の荘園」がウブドにあるのは前に話した。

しばらく、この荘園のロッジのトイレの話を続けたい。

この画像はトイレ、いや、堂々たる野外バスルームといわなければならない。

壁で仕切られてるから屋外ではない。

露天風呂か?

とにかく広い。

何と比較して広いか?
つまり~その~、せまっ苦しく感じてしかたない6~8畳くらいの大きさの寝室と比較して、その倍以上の広さのバストイレがあるから、不思議で不思議で滑稽で滑稽で仕方がないのである。

インドネシア人、つまり地元の人間が作った住居をあちこち見ているが、比較的寝室はどこを見ても狭っくるしい。
狭い寝室の方が落ち着くのかな~
以前、マランの大学のゲストハウスにいるとき、秘書の若い女性から聞いたことがある。
広い寝室では、幽霊が出てくるから恐ろしいのです・・・
先生は、幽霊が怖くないのですか?
どうもオランダ人の幽霊が出てくるうわさがあって、ジャカルタから来られたインドネシア人の先生方はそのうわさを知っているから泊まらないのですよ。
とか何とか云っていたのを思い出す。
我輩はイスラム教信者でないから、インドネシアの教授連中が見る幽霊は、我輩には決して見えないのだ、むしろ出てきてほしい、一度君たちの言う幽霊にお会いしたいもんだ。
と、切り替えしてやったら我が秘書君、突如、泣きそうな顔になり、仰天していた。
アラーの神は、我輩には、さっぱりわかりません・・・

あまり広い寝室も使い勝手が悪くなるが、ある程度広い方がゆったりとした気分になれる。

話を戻す。
バリ島のこのロッジの話に・・・
寝室に比べ、それに比べ、トイレは?、この有様である。

シャッターを押した我輩の立っている位置の足元に、便座がある。
どう見たって、これが狭い!、という読者はいないであろう。

もう一度このロッジの様式を整理しておく。

まず、

1)住まいの表に、まず、だだっ広い「桟敷?縁台」・・・

2)その奥に、せまっ苦しい「寝室」を設け・・・

3)さらに、寝室の奥に超デラックスな「バストイレ」・・・

という順序に従って組み合わされた、いとも簡単なユニットハウス?という事になるであろう。

いずれにしても「書斎」がほしいが、住居の中に書斎になるスペースがない。
ならば、この広大?なバストイレの中に、パラソルでも広げて机といすを持ち込み、書斎のスペースとする以外に方法はない。
なんですって?風通しのいい縁台があるから、そこを書斎にすればいいのではないか?
一瞬そう思ったが、無理でしょう・・・
あの縁台は、地元感覚で判断すると、どうも客間とリヴィングルームを兼ねたもののようだ。
人が出入りするから、落ち着かないではないか・・・
やはり落ち着くのはトイレしかないか。。。

早とちりは禁物、少し考えてみたい・・

まだ、10数カットの画像があるので、逐次詳細を紹介していく。

<続く・・・>

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タブラオにて・マドリッド市内

2005-05-08 22:54:54 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
 

 うれしいコメントを頂いたので、再度記事に取り上げる。 

今朝方早朝「とおりすがりさん」からのコメント、わかりやすく書いていただいてます。

+++++++++++++++++++++++++++++++++

『戻り通りすがり』 (通りすがり)

2005-05-08 02:34:48

男爵様 公爵様 こんばんは。私は携帯の方から閲覧してますので画像の方はかなり小さくなってしまっています。
男爵様はスペインにお住まいですか? だとしたら釈迦に説法かもしれませんが…
スペイン はスペイン語でエスパニョール ですのでスパニッシュ→エスパニョールになります。踊りではエスパニョールはクラシコエスパニョールのことを指す言葉です。フラメンコとの違いは誤解を恐れずに言わせて頂くと
エスパニョール→厳密細密に振り付けられている
フラメンコ→即興
が本来だと私は考えています。あくまでも私の見聞のみの判断ですし実際現在のスペインでの両者の展開の仕方までは私は触れられませんのでご勘弁下さい。

安易に というのは言葉が適切ではなかったですね失礼いたしました。
何故日本人にはフラメンコ→情熱なのでしょう?
何故スペイン人は情熱的なのでしょう?

別のログで、離婚した方が離婚していることを話すとほぼ必ずと言っていいほど離婚の理由をきかれるので訊く側は一度だけでも答える側は何度も同じことを繰り返すことになるので疲れてしまう と仰る方がいました。

このことと少し感じ方が似ているかもしれません。フラメンコをしているというとかなり高い確率で「情熱」「バラ」が口にされます。別に国や政治に関わる重大な話ではないし、口にする方はフラメンコとは関わりのない方が殆どなので一会話として聞き流しますが、私の中ではフラメンコアーティスト達に失礼ではないかとつい思ってしまうのです。
フラメンコは元々ヒターノのもので史実から言ってもフラメンコはスペインの民族舞踊とはいいにくいと思います。そして語弊のある言い方ですが、世界で二番目にフラメンコ人口が多い日本と比べて、本場のスペインではフラメンコという職業は日陰の華です。異国のものだからこそ日本でのフラメンコの展開の仕方はズレてしまうのでしょうか。

とりとめがなくなってしまってすいません。長くなったのでこの辺で失礼します。
ところでお二方フラメンコに対して本当に素人なんですか?


+++++++++++++++++++



『とおりすがり様、感謝!』 (エセばろん)

2005-05-08 11:10:02

さっそくのコメント、たいへんありがとうございます。
フラメンコとエスパニョールダンスの違い、ご親切に適切に且つ分かり良いご説明、よく理解できました。
まだ友繁晶子さんの書籍は読んでおりませんが、これでしっかりと基本が分かりました。
スペインには住んだことはありませんが、過去4回の旅行を経験しており、そのたびにタブラオに出かけ、夜遅くまで、いや明け方までダンスとミュージックに酔いしれた経験は持っております。
とにかくイベリア半島ではぐくまれたギターの旋律リズム、大好きです。繰り返しますが、ダンスはわかりません。
その程度の素人ファンですので、このたびの不適切な表現、お許しください。
尚、今から数回にわたってこのダンサーたちの写真を紹介したいと思っていますので、お差し支えなければ、お気付きの事、想われた事、などなど、徒然にお言葉をいただければ光栄です。今後とも宜しくお願いもうしあげます。
ありがとうございます。

  ++++++++++

 連休の終わるまでに「ダンス」問題の解決が出来ました。

今夜は、マドリッド市内のタブラオにご案内。プロのダンスを十分にご堪能頂きたい。

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「バリ島ロングステイを考える-1」(業界のヤラセか?)

2005-05-08 17:35:11 | インドネシアとバリ島の話
 
 いっきょに「バリ島ロングステイ」の実行実現の為の細かなパーツの考察に入ろうとした。が、今日の記事は、若干その予定を変更する。

このテーマ、このシリーズは、我輩自身順序だてて真剣に取り組みたく、いま一度、ロングステイの考え方、大げさに言えば定義を整理しておきたいのである。今日から早速バリ島詳細の記事を期待されていた読者にはお詫びする。次回記事から具体的にバリ島に入っていく。


海外ロングステイ?= Long Stay・・・?
~ たぶん、長期滞在、という意味であろう。
和製英造語の多い我が国、ともかく「この言葉」は人によって立場によって解釈がまちまちのようである。
潮流としては一体全体、何を意味する「熟語」だろうか?
ひとまず先輩に聞いてみた。
ロングステイを専門に紹介しているホームページもいくつか開いてみた。
今、おおよそ分かったが、まだ、十分ではない。

ひっくるめた結果、我輩の解釈は、
日本の国籍をもつ日本人が、長期にわたって日本以外の外国の定まった地に住み、生活を営む事である。しかしあくまでも、移住や永住を目的としない。
長期滞在の期間が問題であるが、普通の観光パッケージ旅行よりおおむね長く、おおむね10日以上~1or2ヶ月以内、という事になるようだ。このような期間、日本を離れて海外で(仕事や特別の滞在目的を持たずに、ただひたすら単純に)生活する。
おおよそこんな意味になろうか。

これで前置きが終わった。

今日の主題に入る。
バブル崩壊まで、うなぎのぼりに右肩上がり、成長に次ぐ成長を遂げてきた海外旅行人口は、虚しくもバブル崩壊後、一旦は減少したものの相変わらずの海外旅行人口は横這いになった。依然、旅行業者の過当競争、国際線航空運賃の値引き競争、各種旅行代金の値下げ競争は今尚継続中である。そんな中、あいかわらず旅行業者の業績は伸び悩み、将来の展望がたたないまま試行錯誤を続けている。この状況下、ロングステイの「合言葉」は、そんな収益率の低迷から活路を開く新しい流れになるかどうか、業者にとっては、それが問題である。いずれにしても今、旅行業界の「あらたな動き」のひとつであることには違いない。
ロングステイブームは、旅行業界の収益率増加に貢献できるのかどうか?
旅行業界から見れば、中高年齢層向け海外ロングステイをあらたな旅行消費パターンの造成の可能性を求める切り口であるには違いない。可能かどうか?いまだに見えていない。
なぜか?すなわち海外ロングステイ商品は、過去の団体観光客商品の滞在期間を延長して一日あたり滞在費の格安感を出した商品であって、なんら既存既成の商品の中身と変わらない、大差はない。ロングステイは、旅行業者にとっての付加価値が少ないのではないか。むしろ、渡航者の現地滞在が長期化したことによる、ハンドリングの手間隙がかかるので営業効率が悪くなるとも考えられる。長期滞在中、旅行業者に余分な金が落ちるかどうか。長期滞在中に旅行業者に依頼しなければならない、頼らなければならない事柄があれば、オプションで商品が販売できるであろう。が、その可能性も少ないのではないか。そうなって来ると、ますますロングステイを商品化しても、旨みが無いばかりか、収益率の低下にも繋がる。いいかえれば、手間隙ばかり掛かって中身の薄い商品となる。昨今の試行錯誤の中、大手老舗の旅行業者はこのロングステイ商品に着手したがらない傾向にあると考える。旅行業者は果たして「海外ロングステイの商品化」がどこまでできるのか?あるいはできないのか? 現在に至るまで、どうやら完全な商品化は出来ないようである。これはあらためて考察したい。
これに反し、中小旅行業個人業者が多く見受けられ、インターネットを繋げば「各種海外ロングステイ」の広告を打ち出したサイトにぶちあたる。
はたして、利用する顧客はいるのか?
多様化するロングステイ希望顧客のニーズに、はたして十分こたえられる体制ができているのかどうか?
本当に(業者として)利益が出るのかどうか?
興味をそそる問題点がたくさんあるが、幅が広く、全体像が見えてこない・・・
しかし、この種のサイトに一貫した共通点がある。
ロングステイ希望者が、すべからく「初心者」であるという捕らえ方だ。
はたして「ロングステイ希望者」は、初心者なのか?ベテランなのか?ベテランとすれば、何を持ってベテランとするか?考えれば切が無い。訳がわからなくなる。

結びとして、以下の宿題を投げかけておく。

(1)所詮、ロングステイの内容は、消費者(長期滞在希望者)自らが、手作りで企画するものであり、今すでに、業者が介入するジャンルから乖離しているのではないか?

(2)消費者の手作り企画をより効率的にする為、このブログで共同研究的に記事を書き進めれなければならないか。

(3)さらに、バリ島を中心に記事を書き進めるものの、バリ島以外の「ロングステイ候補地」も比較対照的に取り上げるべきであろう。

(4)消費者のターゲットとして、年間120万円を基準として、ロングステイが可能かどうか?可能ならば、どのような制約が入るのか?どう組み立てれば可能か?などなど、フィールドワークを例にとり、具体的に検証し、より快適なロングステイが如何なるものか、読者とともに、研究していきたい。

以上、
 今日は、これまでとする。

<続く・・・ 次回投稿予定:5月15日(日曜日)>

   ++++++++++++++++

オット待った!
 まだ終わってはいけない!読者殿・・・
  我輩の勤務評定?
   「ブログ偏差値」を今一度チェックいただきたい! 

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          +++++++++++++


<写真資料説明>
場所:バリ島、スミニャックの長期滞在向け高級ヴィラ
撮影:2004年3月下旬撮影、
 遅い夕刻、おおむねサンセットの約20分前くらい?に、シャッターを切った。
高級ヴィラの中庭は、広い。この時間、よく手入れされた中庭通路の角々に「ランタンのともし火」がつき始める。時は、その一歩寸前。
我輩としては、快心のショット、の、心算だ。
つまり、思いがけなく出来の良い「写真」かな、と、自己満足している。
読者には、熱帯地域でしか味わえない、幻想的な夕暮れの雰囲気をご堪能頂ければありがたい。

?ウム~・・・
ご堪能?いただけてるかな~
だめか、、、 ごめんなさい・・・

ウブドの荘園(1) 「トイレを書斎に?」

2005-05-08 01:25:59 | インドネシアとバリ島の話

バリ島ウブド地区、貴族の荘園の話、

引越前のブログでスタートしたのは、すでに先月の中旬の事。

いよいよ話が盛り上がり、「バリ貴族の荘園お茶飲み話」たけなわの頃、折り悪しくも超不調ブログの不調さ加減が絶高調?(ちょっと違うか)、絶悪調!と、なった。

我輩、話の腰を折られてしまった。

腰を折られたから立ち直れなくなり、ほうほうのていで逃げ出し、こうしてようやくgooに越してきた始末である。。。

たいへんお待たせした、、、。

今頃、ようやくgooにもなれたのでこの話を再開させる。


ごらんの写真、

例の荘園内のコテッジの寝室の奥に扉があるが、その扉を開くと、約20畳ほどの広びろとした「青天井バスルーム」がある。

扉を開いて突き当りに「洋式トイレ」がある。スペース全体が太い「くの字形」に折れ曲がり、右手の奥がこの写真の「バスタブ」、となる。

よく晴れたバリ島の4月、乾季に入ってまもない頃、午後の太陽がさんさんと降りしきる中、これを撮影した。

そう、ご覧の通り天井が無いから日差しがもろに入って来る。そして雨が降ればどうするか、我輩には対処方法が今のところ見つからない。ひとまずここは、おおらかに考えておく。

一応ブロックの仕切りがあるが、その気になれば外から覗く事は十分可能であるが、しかし、ここは個人の荘園であるから、そういう余分な事を気にしてはならない、逆に、不謹慎である。

こういうお風呂を真っ昼間から使う、贅沢な気分になれるではないか!

夜は、どうするか?

外灯はあるにはあるが、頼りないので夜は気分がよくないであろう。

ま、考えるのは止めておこう。

昼間使用する前から、「夜のシャワー利用」は考慮に値せず、、、

 ハイ!
     今日はここまで、、、

次回は、もろにトイレ廻りをお見せしよう。

そして、いよいよタイトル通り、トイレが書斎になるは話をしたい、、、。

<この話、と切れ切れにず~と、続けますぞ・・・>

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我輩の宝物: 誇るべし、富士の写真(旧友からの贈りもの)

2005-05-08 00:23:40 | つれずれ紀行


そうです、、、、

読者の誰にご覧頂いても「すばらしい」富士山・・・・

今や、我輩の宝物の一つとなった写真である。

我輩が撮ったものではなく、友人UT氏からの贈りものである。

今年3月、久しぶり(20数年ぶり)に同期生会に参加した。
卒業以来、一度も会っていない連中とも会えたが極めつけは、高校に大学と同じ路線を歩いてきた旧友の中の旧友に会えた。

メールをやっている、、、、

富士山の写真がある、、、、

見てくれ、、、

見たい、、、

添付資料で送る、、、、

了解、、、

と約束を取り交わしたところその夜の内に送ってくれた。

それがこの写真である。

この2月、箱根方面から撮ったという。

みごとである。

3月の中旬に一度ブログに掲載したが、再度にわたって掲載する。

すでにご覧の読者、旧住所から持ち込んだもので、ご容赦頂きたい。

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15回シリーズ「大道フラメンコダンサーをみる」(13/15)

2005-05-07 08:28:47 | 酔狂的欧羅巴徘徊記

恒例、朝のフラメンコダンス鑑賞会だ!

残すところ、あと2回。

がんばって踊っています。

しっかりと観てやって下さい。

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考察・バリ島ロングステイ?

2005-05-07 00:22:35 | インドネシアとバリ島の話
 

 「バリ島、ロングステイ・一考」(1)


 巷で「中高年の海外ロングステイ」が叫ばれて久しい。今、海外ロングステイ志向の「合言葉」は、こんにち大きな地下水脈の流れのごとく中高年社会の地盤に定着し、いよいよ地表に踊り出でんとし、今ますます喧しい。
 かれこれ20~30年も前になろうか、バルセロナオリンピックの開催される以前の事、当時まだ、スペインの物価がそうとう安く、地中海沿岸コルタデデルソルのいなか町に次々とリゾート都市が開発されていた時代があった。当時、定年退職者を対象に、なぜか「スペインに永住しよう!」という掛け声がかかった事がある。その掛け声とは、何だったのか?すなわち新聞テレビなどの広告媒体に、大きく謳われ募集された記憶がある。時代の先取りといえども、いささか早すぎたのであろう、結果は芳しくなかったようだ。
 それから四半世紀が過ぎた。時代が大きく変わった。第二次世界大戦後の驚異的な経済成長は、ついに天井にぶち当たり、さらに「バブル崩壊」という世紀末の狂乱騒ぎを最期に、長期停滞を続けている。
 こうして、古きよき時代は終わり、そして今、密かに、あるいは賑やかに、当時と同じ?掛け声がかかっているように察する。

 何の「かけ声」なのか?
 耳を澄まして、聞いてみよう・・・

 それは、その掛け声は、「中高年の海外ロングステイ」と、聞こえてくる・・・・

 いったい誰が、かけている掛け声なのか?

 これは一人の掛け声ではなく、江戸末期の庶民のごとく「ええじゃないか、ええじゃないか、え~じゃないか。ええじゃないか、ええじゃないか、え~じゃないか~・・・」ランチキ騒ぎの「踊りの音頭」と同じく、その掛け声たるや、江戸封建時代の崩壊を身体で察知した庶民が、未来の見えない不安を紛らわす為に参加した集団的狂乱お祭り騒ぎ的に、今、ある部分の市民(国民)全体から湧き出てくるものか?

  整理してみる。
 明らかに、四半世紀前の「スペイン・コスタデルソルへの定年退職者移住計画」の時代と、今の「中高年向けロングステイ企画」の違いが、確かにあると見る。

違いとは、何が違うか? 

1)より身近になった外国旅行がより庶民に浸透し、海外旅行が(当時と比較し)より簡単に可能となり、一握りの企業しか海外進出できなかった当時と比較し、今は個人企業でも海外進出の機会がより多くなった。取り巻く環境の諸々の要因が、海外生活をより身近に感じるようになった。となれば、あたかも隣町に引っ越す感覚で海外移住を考える。
2)上記、果たして実行可能か?海外ロングステイの長短、どこにあるか。
3)2人で一家族(中高年夫婦)、現地ステイの年間基本予算は幾らか?
4)その他、基本的な問題点や注意事項などなど、読者とともに考えてみたい。

 そして、
 数ある対象国と地域のなか、インドネシア共和国バリ州にスポットを当て、「中高年のロングステイ」について徒然なるまま気の向くままに、バリ島を見てみよう。

さっそく日曜日(5月8日)に、シリーズの第一回投稿予定とする。

         <続く・次回:5月8日(日)投稿予定>

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<写真>
場所:バリ島・スミニャック地区
HTL:グランド・バリナシのスイートルーム
メモ:我輩の「バリ島第2隠れ家」兼、ゲストハウス
http://www.gbalisanihotels.com/index.htm

15回シリーズ「日曜フラメンコダンサーをみる」(残り3回・・・)

2005-05-06 08:05:17 | 酔狂的欧羅巴徘徊記

本日、このシリーズではじめてコメントを頂きました!

「通りすがり」と記されたご投稿者、たいへんありがたく貴重なコメントでして、ご了解を得るべくもなく、ここは敢えて記事に取り上げるべし、と判断した次第です。


以下、その読者の方からのありがたい<ご投稿メッセージ>です。

 +++++++++++++

スパニッシュとフラメンコ (通りすがり) 2005-05-05 22:05:34

の違いについては友繁晶子さんの書籍「かって語られなかった全て」に分かり易く載っています。よろしければ御参照ください。フラメンコを真摯に愛する者としてイメージだけで安易に語られるのはつらいものがあります


<ご返事のコメントとして>            

ありがとうございます (エセばろん) 2005-05-05 23:14:04

こういうコメントを頂くのを、お待ちしていました。
小生、全くの素人ですが、スペイン音楽、フラメンコダンスは現地で幾度となくみておりますし、大好きです。
イメージだけでもなく安易に語るつもりは毛頭ありませんが、専門知識を持っていないのです。
お詳しい方にもっとコメントいただければ幸いです。
まだ4~5枚、同じダンサーのカット持っており、連載するつもりでいます。
取りたいショット、シャッターチャンスを逃し、ポイントの外れた「未熟な写真」ではありますが、好きだから撮ったのです。今まで掲載したものもあわせ、是非是非コメントいただければ幸いです。
あらためて御礼申します。
ありがたいコメントを
頂き、たいへんありがとうございます。
是非宜しくお願いします。

    *****************

     以上、

      +++++++++++++


我輩の若き日の血を沸騰させたフラメンコギターの旋律を聞き、一度で好きになった「巨匠サビーカス」のギター。以来、点と線を繋いで数十年、今でもフラメンコやスパニッシュ音楽は大好きです。
独特の旋律とリズムをベースにもつ「フラメンコダンス」は、上記の音楽と表裏一体になって表現される。
そこまでは理解できるのですが、それ以上は「知らない」世界、未踏の世界でした。
しかし本日、上記の貴重なコメントを頂いた瞬間、あらためてフラメンコ音楽と舞踊の世界を「知識」としてまとめてみようと決意しました。
本日掲載の画像を含め、残り15回までの画像、真摯に「掲載」させて頂きます。
コメントいただいた読者の方、たいへんありがとうございました。
尚、これを機会に、各画像におけるコメントをいただければ真に光栄です。
これに懲りず、何卒、再度にわたり、当ブログにお立ち寄りいただけますよう、お待ち申し上げております。

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