Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

15回シリーズ (4/15) 『素人スパニッシュダンサー』をみる

2005-05-03 00:03:11 | 酔狂的欧羅巴徘徊記

これで、「4回目」になる・・・・・


 続けてご購読されている読者には、何のご説明も必要なかろう。


  はじめて「お立寄り」の方もいらっしゃるか。


   すでに3回投稿しているので、4月30日投稿分まで、遡られたい。

まあ、このダンサーならもう数回みてやってもいい!
   と、思われた方、さらに以下のBAR、クリック願います。

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 オォ?おや? 前方に写っているお嬢ちゃんはナンだ?

 彼女、最初はダンスを見学していたのだが、途中から、カメラを構えている我輩が気になりはじめた。

撮影が終わるまで、つまり約5~7分間か、とにかくダンスが終わるまで、こうして、ず~と我輩を眺めていたようだ。子供が興味を持つなんて「仕草」が、撮影のしぐさであるから、この少女(幼女か?)にとって、我輩の「立ち居振る舞い」、「一挙手一投足」は、何よりも珍しい大道芸人的しぐさであったのか、、、。

はたまた自分が写真に納まりたったのか・・・

            ・・・・続く

ちょっと遅い、ランチタイム:「カレイの一夜干し」をどう食す?(本日のランチ)

2005-05-02 13:15:19 | つれずれ紀行
   『エセエセばろん風ランチ』にご招待・・・


  何が連休だ、何がゴールデンウイークだ・・・・

 我輩、「365日」通して連休、別に「お国」で定めてもらわなくったって、いつでも休みが取れる。 さりとて20数年来、盆正月ゴールデンウイークシルバーウイークなどなどなど、一般庶民が休めば、我輩は仕事、といった日々が続いたのだ、、、。

  「・・・・・・・」

 さあ、午前中のデスクワークが一段落した。

 出かけるのもめんどうだ、、、

「何がめんどうか? って?」
「人ごみの中に出かけていって、食べて、また書斎に戻り帰るのがめんどうだよ」
「・・・・」
「さあ、また、てめえで昼飯でも作るか・・・」

こんな時、冷蔵庫の中を探しまくり、古くなりかかった食材から、食さねばならない。
あった、、、

*カレイの一夜干し<20cm弱の小ぶり、2枚>
  購入後すでに3日経過、そろそろ賞味期限の限界か?すでに、やばいか・・・・
  (「一夜干し」は早く食したほうが、美味である)
*ショルダーベーコン2枚<あぶらが多い方がいいのだが>
*たまねぎ切れ端<少々>
*ピーマン<1ヶ>
  購入後、約1週間経過・・・
*北海道バター<少々>
*コショウ<少々>
*白ワイン<開封後のあまり物・量?好みに合わせて好きなだけ・・・>
*レモン<しなびかかった切れ端、少々>
  購入後、2日間経過(ビタミンCが、吹っ飛んでいるか)・・・・

以上が「フル・イングリーディエント(Full-Ingredient)」である・・・

手順:
1)フライパンを適度にやく。
2)北海道バターを適量、フライパンに放り込む。
 ++早い段階で、ショルダーベーコンを入れ、
   フライパンの温度を下げ、バターが焦げないようにする。
3)機敏な動きで(しかし丁寧に)「カレイの一夜干し」を溶けかかったバターの上にのせる。前もって白ワインをふりかけて馴染ませ、適度にコショウを振りかけておく。
  <ジーッと音がする・・・>2~2.5分以内にカレイを裏返し、油をワインをまわす。
4)早い段階で、たまねぎを放り込む。好みに合わせて塩を振る。
5)菜箸で玉ねぎの色が透明になるまで、(カレーの身を崩さないよう注意して)かき回す。
   なにせ、本来別々に調理しなきゃならんところを、一緒にやるからいいのだ。
  (ひたすら火を回し、あぶら気とワインのアルコール気を飛ばす)
6)状況により、バターを適量追加する。
7)最後に、ピーマンを放り込む。
8)ピーマンのシャキシャキ感が残っている状態で、火を止める。
9)おもむろに、ワインとバターで蒸し焼き状態、少し柔らかくなった「カレイの一夜干し」が崩れないよう注意して、皿に盛り付ける・・・
 <以上、キッチン作業・終了>

 レモンを(軽く)振って、さあ、いただきましょう。
  白ワインからも適度に緩和された酸味あり、、、
             醤油でも、ソースでも、合いますぞ。

さて、付け合せ?(主食では、ないぞ)はどうする・・・
こうなれば、なんでもいいよ。
   ビールもよし、ワインもよし、パンでもご飯でもよし、、、

よ~し、納得!
この調理手順、ありあわせの食材で、
「いつか自分も作ってみたい」と思われた読者、あるいは、「こりゃダメだ」、ネガティヴな方も、こぞって「以下のBAR」をクリック願います。

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PS:
 その昔、団体旅行を引率して南フランスを旅したとき、ホテルチェックインが遅くなり、したがって夕食が遅くなった。田舎者の幹事殿、60数人分の夕食メニューを同じに揃えてくれ、と、ぬかす。何と、バカな事を・・・
レストランチーフに相談した。
彼は一瞬、不可能だ、参った、といった。
外に出て、街中のレストランでも行ってみるかい!?!
と、我輩、頭面倒な事態が脳裏をよぎった。
しかし、彼はやはりプロだった。
「ハムのワイン蒸し」なら70皿位、頭数が揃えれる。が、どうか?
やれやれ、南フランスまで来て、ハムでもないだろうぜ、と、思ったら、
チーフいわく、いや、ある種典型的な家庭料理である。
是非召し上がれ・・・
と、来た。
いやいや、たべた。
全員、云った。
おいし~いい・・・
日本に帰ったら作ってみた~い・・・
我輩、ホッとした、、、
さて、言わずもがな、
今日の「エセばろん」の食彩、この南仏のヒントにある、、、

Suvenir from Bali, 読者からの贈りもの(3)

2005-05-02 07:24:26 | インドネシアとバリ島の話
 
 ULUWAT海岸 より・・・・

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撮影者:Duke Akiorei
撮影日:2004年6月
場所:バリ島Uluwat海岸


      


 ここもまた、バリ島風ではない。(否定形・・・)

どことなく、ハワイ諸島の「どこか」にみえる。

しかし、ここは「サーファー」のメッカであるとの事。
どうなのだろうか、この岸壁に打ち上げ砕ける波間でサーフィンできますか、、、。
あるいは、別にスポットがあるのだろうか。
詳細は、Duke Akiorei さまからのコメントを待ちたい。

夕方?海岸から離れた海面は、日が斜めになるにつれ、あるいは太陽光線が雲に遮られたか、しっかりと群青色。

それに反し、砕け散る半端でない波の量、冴えきったその白さ・・・・
そそり立つ岸壁に、午後の斜めの光が強烈に照りつけて反射された光は、いかにも強く見事に、斜め下の海岸に打ち砕けた白波に「強烈なスポットライト」をあてているから、この写真が面白い。
と、しばらく思っていたが、どうも違う。スポットライトは、どうやら砕け散る白波から上に跳ね返され、大きな岸壁全体を照らし出しているか?はたまた「高級馬鹿著写真機」のもつ『平均露出決定機能』の副産物か、、、。

ここまで考えると、もう頭が痛くなる。

しかししかし、なんだかんだいったって、要は、撮影者(Duke Akiorei氏)が撮影しての「ものだね」だ、、、

この光、計算されてシャッターを押されたのであれば、敬礼!です。

まいりました・・・

我輩、ここで、脱帽です。

Suvenir from Bali, 読者からの贈りもの(2)

2005-05-01 21:18:41 | インドネシアとバリ島の話
 


 同じ海岸。

   絶壁を逆光線で捕らえる。

      雄大な海の写真だ・・・・・ 

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水平線が、いいカタチで思い切った位置で、写しだされている、珍しいバリ島の写真。

 広角レンズのレインジ(レンズ射角)を使っての、思い切った逆光線への「挑戦」! 
   
  結果、上手くいった(失礼)、、、。

   大胆にして、且つ、見事な結果ではないか!


PS:
 人様の撮られた写真をみるのは、批評するのは、まことに愉快です、、、。
 Dukeさま、たいへんありがとうございました。
 いささか失礼な言葉使いがありますが、どうかお許しください。
 また、これからも写真を拝見したのです。よろしくお願いします。

Suvenir from Bali, 読者からの贈りもの(1)

2005-05-01 17:19:45 | インドネシアとバリ島の話
懐かしいバリ島の画像をお寄せいただいたのでご披露したい。


とりあえず、以下のBARをクリックして下さい。

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撮影 :Duke Akioreiさま 当ブログの愛読者
撮影日:2004年6月
撮影機種:(不肖)
撮影場所:撮影者ご本人から、コメント欄に案内予定

 バリ島に「猿公園」があとの事。
 画像はその入り口看板。
 我輩は行った事もなく、どこにあるか場所もわからない。
 まちがいなく手書きの看板、サルの絵、文字、文字の配色、すべてが『バリ島風』ではないか、、、。

どこか滑稽でコケティッシュでケチャックダンス風である。

どことなく心が和み、眺めていて楽しくなるではないか。

さすが、バリ島の乾季真っ只中、6月に撮影されたもの、背景の空が空色に抜け切っている。

フラッシュを焚かれたか、空の明るさに負けず、看板の色彩が十分に出ている、、、。

あるいは夕方、斜め前からの太陽光線が十分に入射しているのか。

しかし、きれいだ。

きれいな画像だ。

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              <続く・・・>


15回シリーズ「素人スパニッシュダンサーをみる」( 3/15)

2005-05-01 10:47:06 | 酔狂的欧羅巴徘徊記
     


休日のマドリッド・レティロ公園(Parque del Buen Retiro)・・・

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  お約束どおり、続けて素人スパニッシュダンサーををご披露する。

 さて先回は、フラメンコダンサーと紹介している。が、このたび、あえて「スパニッシュダンサー」と云う。

さしたる理由はない。

いや、記事を書いている本人が良く解っていないのだ。スパ二ッシュダンスと、フラメンコダンスの違いを、、、。

なんだかフラメンコダンスの方がスパニッシュよりも泥臭く、荒削りで、粗野な情熱を感じているのである。その雰囲気がこの若い女性からあふれ出てこない。スパニッシュダンスは優雅であって泥臭くない。この女性からは、そういう泥臭さが放射されていない。いいかえれば未成熟、熟れていない果実に思える。だから我輩、今、音楽やダンスの定義とは全く異なる次元の話をしている。

くりかえし画像を見ながら、当時の情景を思い浮かべている。
が、やはりこの女性2名、体つきがまだプロダンサーのそれになっていない。この二人の体つきは細く、いいかえればスマートすぎるのである。
プロダンサーは男女とも、もっと鍛え上げた頑丈な体つきである事、こうして比較すればあらためて違いがわかるのである。
写真で見ているだけならば、これで良い。
実際の動きは、貧弱にしてスローモーション映画を見ているようであった。


<続く・・・>

『天才!サビーカス』 フラメンコギターの至芸

2005-05-01 06:45:52 | 音楽鑑賞蘊蓄録
      
      このCDカヴァーは、間違いなくRose・・・
 
     どうもセピア色?的で、発色が悪い。
   (我輩の妥協なくとも、これで良いのかもしれない、が、しかし、)
 
     だから、

   ホワイトピンク?のバラ、これを画像でくっつけた。

 スペインの朝はすでに強い日差し、気が遠くなるくらい広大な、マドリッドのJardin Botanico(ボタニカル・ガーデン:植物園)を散策中に見かけた一輪のバラ、、、。

    『マドリッドの、ピンクのバラ・・・・』
         (ここは何故か、あえて、赤いバラではないのだ・・・・・・)

   見つけた一輪のバラのおかげで、この記事が書ける、助かった、、、

  これで気分は、いよいよフラメンコ的になったぞ~。

フラメンコ・ギターの至芸
サビーカス
ユニバーサルクラシック

このアイテムの詳細を見る

フラメンコダンス・スパ二ッシュダンスに、少しでも興味をお持ちの読者、必ずこの天才ギタリスト「サビーカス」のCDをお聞きいただきたい。

我輩、はるか昔の高校時代にこのレコードを入手している。いうなれば、フラメンコギターの古典、クラシックである。

これを10回きいて、そしてフラメンコダンスを見ていただくと、ダンスへの理解度と、観る楽しさが倍増します。フラメンコダンスとギター演奏は表裏一体、切っても切れないものだからです。

我輩・・・・
聴いた聴いた、このレーコードの溝が擦り切れるまで、、、。
天才にして、フラメンコギターの旋律とリズムの真っ只中で生まれ育ったサビーカス。さらに訓練に次ぐ訓練で、弦との摩擦で火傷を負い、極限で擦り切れが指先は血にまみれ、ようやく指先が柔らかくなり、10本の指全ては、弦を自在に操れる優美な精密機器となる。幼児の頃から始まった訓練が10数年も続けば、演奏家としては、もう老練だ。そうして磨きぬかれた音がギター弦からはじき出される。その音を聞き続ける。そうなると、他のギター演奏家の出す音は、ばかばかしくて聞けなくなってくるのだ。
(サビーカス。確か生粋のジブシーだと聞く。生まれながら流転の生活に身をゆだね、朝な夕なフラメンコダンスの熱気とギターの旋律の中で、いずるべくして秀でた才能、そんな彼は、生涯?音符が読めなかった、と聞く。これ、まるで「天才テナー」パバロッティーのオヤジさんと同じではないか!天才が、音符読めないとはな~ あれこれ想えば、なんだか楽しいな~)
こうして毎日毎日聞き続けたら、最後には、そのレコード上の題目・曲の進む順序、曲のなかの次に進む旋律の順序を全て暗記してしまっていた。

こうして記事を書きながらも、そのいくつかの旋律が思い浮かんでくる。

ほかの事も思い出す。

「このレコードをこんなに聞く暇があったら、もっと英単語を暗記しておけばよかったな~」
「いや、数学も、物理も、もっともっと勉強しておけばよかった、出来たはずだ」
などなど、、、
いや、このレコードだけではない。
他のクラシック、モダンジャズ、エルビスプレスリー、パットブーン・リッキーネルソン・あげくの果てはビートルズ、、、。
出てくる出てくる、、、、
「いやいや、勉強してたら、こんな良い音楽は聞けていなかった・・・」
「これでいいのだ、これ良かったのだ、当時、勉強してたら、今、こんな記事書けてなかったかも知れない・・・」
我が人生、未だ納得していないが、この時点、とりあえず勘弁してやろうか。
今なお、未完成交響曲の演奏中的人生であると願って、、、。