少年野球での練習時間

2019年11月24日 07時04分00秒 | 少年野球

皆さんのチームの練習時間は何時間でしょうか?
我がチームでは準備(アップ&体操)や食事を含めた2時間、本練習で2時間の計4時間です。それが土曜日・日曜日(祝日)です。

少年野球でも日常的に朝から晩まで練習しているチームがあります。
うちみたいな弱小球団では、「少ない」とお思いでしょうか、私自身妥当だと思っています。

人間には集中できる時間に限りがあります。
なので、丸1日消費するのではなく最大でも4~5時間が限界と思っています。
長時間の練習は、集中力も持ちませんし体力的な面から見ても練習終わりになるにつれてパフォーマンスが落ちてくるからです。
特に夏場の練習時間は休憩を多めにとり、選手の体調や状態を細目に観察する事が大事です。

また、練習時間が長くなると「早く終わらないかな」と時計を気にしたりと雑念が入り込んでしまう事もあり、怪我の原因にもなります。
小学生のうちは一つの事にずっと集中することが難しいので余計にそういった傾向が見られると思います。

あと、練習の中に無駄が多いと練習時間が長引いてしまう原因になります。
これは、指導者が時間を気にかけながら練習しないと効率化は難しいと思います。
怒る時は、言いたいことを簡潔にまとめて手短に済ませたり、待機している選手を少なくする効率の良い練習を取り入れる必要があります。

練習の中で時間の無駄を省くとしたら、練習と練習の間の移動です。
少年野球や高校野球では試合の攻守交代の際、ダッシュで守備につくのが当たり前です。
あれは、試合時間の短縮のためでもあります。
なので、同じように練習中も移動はダッシュを当たり前にしましょう。
時間の短縮にもなりますし、瞬発力アップのためのトレーニングにもなります。
また、キャッチボールをするときに後ろで指導者がカバーしてあげたいです。
抜けたボールを追っている時間が無駄でありその時間があればキャッチボールをした方がよっぽど送球の練習になります。
(我がチームでは、余りにも暴投が多く後ろで指導者が数人ボールを持って待機しています💦)

長時間練習を避けるためには練習を効率化する必要があります。
出来るだけテンポよく練習し、休憩の時はしっかり休ませる。
怒る時は、ダラダラ怒らないというこれらのことを意識して中身のある練習をしたいです。