2019年度 鶴見区民綱引大会

2020年01月27日 17時55分00秒 | 少年野球

昨日(2020年1月26日)は第17回鶴見区民綱引大会でした。

私は昨年度に引き続き、綱引監督に任命されました。( •̀ •́ゞ)ビシッ!!
月から練習終了後に、綱引練習をしてましたが…イマイチな感覚。
 
ここで綱引の簡単なルールを。
まず、1チーム10人で選手登録します。
そして試合に出れるのは8人で、さらに8人の総体重が360kg以内が条件です。
しかし、我がチームは10人の総体重が358kgと、なんとも超軽量級なチームです。
しかし、ここは技術でカバーさせます。
 
選手登録は
ヒデキ、ケンタ、ハルマ、タケル、リク、ソラ、トモヒサ、リヒト、ユメ、ユウキです。コウタとミキヒロはチームサポートで参加です。
 
午前中は予選です。4チームの総当りです。
午後からその予選結果を元に、本戦となります。本戦は負けたら終わりです。
 
あと、今大会の選手宣誓ですがクジ運が良かったのか(?)選手宣誓をケンタが行う事となりました。
大変貴重な体験です。お母さんも観戦に来てくれました。
大変立派な選手宣誓でした。😁
 
まず1回戦ですが、いきなり優勝候補チームと当たりました。
我がチームスタメン8人の総体重は302kgで、相手チームの総体重は358kgです。
56kgのハンデからスタートです。😢
結果ですか?想像にお任させします。


次の2回戦もこれまた、優勝候補のチームです。
しかし、1回戦同様負けですが、かなり粘れた試合です。
写真みてもらえば判りますが、かなり良い姿勢で綱を引けています。
次に期待がもてます。

さあ、次が午前中最後の試合です。
かなり、粘れた試合になって来ました。
私からも「午前中はこの試合で終わりだ!力出し切れ!」とハッパかけました。
そして3試合目に奇跡がおきました。
約30秒程の白熱した試合で、何とか我がチー厶初勝利です!

お母さん方も喜んで頂きました。
午前中最後の試合勝利で、気持ち良く昼食がとれます。
 
午後からは本戦です。
気を取り直し、気合いを入れて何とか本戦の初戦を勝利で飾りたい…が。

やはり、相手チームの重量感と力技💪💪に完敗です。
 
しかし、1勝出来た事にビックリです。

お母さん方も野球の試合以上に、興奮してましたね。
なんか、「来年はお母さんチームで参加したい」との要望もあるみたい?です。期待します。
 
さあ、再来週には鶴見リーグ駅伝大会が新横浜公園であります。
選手諸君、しっかり自主トレーニングして悔いの残らないランニングをお願いします。
 
役員のお母さん方、引率コーチの方々お疲れ様でした。

ノックのトスは右手?左手?

2020年01月26日 07時45分00秒 | 少年野球
皆さん、最近ノックしていますか?
そのノックの際、ボールを上げる(トス)のは右手ですか?それとも左手?
今回はこの、ノックのトスは右手?左手?問題について書かせて頂きます。

私は最初に学童野球に関わっていた頃(長男の入部していた頃なので…16年前くらいか…)は左手でトスしておりました。
しかし、Reg(5,6年生)監督をする頃には、右手でトスに変わって(変えた?)ました。
理由は後で述べます。

では、このトス問題の前にノックについて簡単に書かせて頂きます。
このノックですが、ノッカーの腕次第で選手の守備力も大きく変わってきます。
内野ノックはいかに正確な、最初は正面で徐々に難しい所に打てるかどうかです。
また、内野ノックで注意すべき点は"カットは打たないこと"です。
ボールに逆スピンをかけることは実践ではあり得ないそうなので、カットは厳禁です。
基本のゴロはトップスピンなので、バットの芯にボールを当て、普通のゴロを正面に打てば、順回転で転がっていきます。
外野ノックも難しいですよね。
フライ上げるつもりがゴロになったりライナーになったりと、ノッカー次第でこの外野の成長も大きく変わってきます。
あと、Jr(4年生以下)では強い打球を打つ必要はないですが、Reg(5,6年生)は多少打球を強く打つ事や、深い外野フライを打つ際には、結構腕力を使います。
だから、最初の頃は、ノックした翌日は大概 筋肉痛でした。

先に述べたノッカーの技術を上げる=ノックを上手く打つコツは"ボールを上手に上げる"事みたいです。
よく選手には「ボールはしっかりと顔をブラさずボールを見なさい」と言っていますが、まさにこれです。
まずはじめに、上手にノックするためにはトスの精度もかなり重要みたいです。
まぁ、そりゃそうですよね。
投げたボールがおかしかったら、その後の打球も上手くいくはずがありません。
だから、自分が打ちやすいところにボールを上げることが基本。
身体の斜め前方に上げるんですが、ココ!というような決まったところはないようです。
ただ、あまりにも体から離れたところだったり、高すぎたりすると上手に打てないみいです。
ということで、とにかく自分が打ちやすければいいみたいですが、さらに調べてみると右手で上げるのと左手で上げるのでは微妙に違いもあるようです。

①右手でトス
こちらが主流なんでしょうか。プロ野球のノックを見ていても、ほとんどが右手トス(右打ちの場合)です。
利き手で上げるのですから、トスの正確性という意味ではこちらの方が理にかなっていますからですかね。
他にも右手で上げるメリットというのが、色々とあるようです。
・利き手なので正確にトスできる
・打つ体勢が実際のバッターに近い
・低いトスを上げられるからリズムをつかみやすい
・左手をグリップに固定しておけるからスイング体勢に入りやすい
・強い打球が打ちやすい。特に外野フライなど
どちらかといえば、右手で上げた方がメリットが多いように感じますね。
前のBLOGで記載した"ノックの神様"と呼ばれている春山総星さんも右手で上げてます。
因みに、打撃だけでなくノックも超上手いといわれている中日ドラゴンズ元監督の落合さんも右手トスです。

②左手でトス
イメージとしてはこっちの方がやりやすい気がします。
まだコーチ歴の浅い指導者の方はこちらの方がやりやすい=バットコントロールがしやすい事が最大の理由ではないでしょうか?
しかし、左手で上げてるので打つ体制に入るときに慌ててグリップに戻すのが微妙っちゃ微妙ですが。
コントロールしやすい=自分の思っている所に打てるので、ノッカーとしても気持ちよく打てると思います。
あと、プロ野球のノックを見てても左手で上げてる人は少ないような気がしますが、DeNAベースターズの元監督の中畑さんは左手でした。
更にびっくりしたのが、読売ジャイアンツの名誉監督 長嶋さんも左手で上げてます。
それにしても長嶋さんのノックは見ているだけでも非常に華がありますね。

いずれにせよ、ノックだけで盛り上げる事ができるのは、長嶋さんか落合さんだけではないでしょうか?

まとめると、利き手で上げる方が良いとは思いますが、実際はやりやすい方(自分がしっくりくる方)で構わないという事ですね。
とにかく良質なノックを提供できればいいのですから、ノックしやすい方でトスするのが大切なのかもしれませんね。
一度機会があれば、右トスの方は左トス、左トスの右トスにトライして如何でしょうか?
新たな自分が発見できると思いますよ。




シャカシャカ

2020年01月25日 06時20分00秒 | 少年野球
ここ最近、めちゃめちゃ寒いですよね。
昨年に比べたら、空気もさほど乾燥してないです。
私はこの時期、絶対にリップクリームは携帯していますが、今年はほとんど持ち歩かないです。
だから、湿度がいつもの時期より高いので、若干気温も高く感じられます。

しかし、野球を行う上で防寒対策は必須です。
グランドコートや手袋、ネックウォーマなどは必ず持参させたいです。

でも、いざ練習になると、ネックウォーマーは着用していても大丈夫だと思いますが、グラコンは野球の動きで制約が掛かり、脱いだ方がパフォーマンスが向上します。
しかし寒いから脱ぎたくない…でどうすれば良いかです。
今、アンダーシャツでも保温対策用が販売されています。
しかし、それでも寒い…どうしましょうか?

そこでシャカシャカです。
ん?シャカシャカ?
おそらく初めて聞く単語だと思います。
要はビニール製のシャツです。
外からの外気を通さない、中の熱を逃がさない素材です。
それを先程のアンダーシャツの上に着ればよいのです。
で、厚くなればシャカシャカを脱げばよいのです。
薄手なので、プレーにも全く影響されません。

ネットでも「シャカシャカ」で検索で出ますよ。
余り高価な物でもないし、プライベートで着用していてもあまり気にならない?!

是非、購入検討ください。




ボールクリーナ

2020年01月19日 07時08分00秒 | 少年野球
私が池谷戸タートルズに来て感心した事。
ボールケースにメモ帳があって、練習が始まる前にボールの数を数えていました。
そして、練習終了後に数を数えてメモ帳に記入していました。
ボールの管理をしていたのですね! 関心関心!

しかし、少し気になる点がありました。
それがボールの汚れです。
そんなに汚れが目立つという訳ではありませんが、もう少し綺麗になるだろうというボールを数個見受けられました。
表面はある程度きれいですが、溝やディンプルの隙間が汚れていたり、おそらく芝の緑がこびりついているボールです。

そこで役員のお母さん方に提案をさせて頂きました。
「前のチームでも使っていましたが、軟式野球ボール専用ボールクリーナという製品があるので、購入して頂けませんでしょうか?」です。

早速、2個(Jr用,Reg用)購入して頂きました。
それをもって、選手に使い方を説明して、ボール磨きを行いました。
このボールクリーナですが、半円形のブラシで、から磨きや水で磨いたりと、洗浄力が凄いです。
先程述べた、ボールの表面は勿論、溝の汚れや芝の緑色も綺麗になり、磨き終えたころには「新品か!」と思えるくらいの真っ白なボールに生まれ変わります。
でも、ここまで落ちるとどうしても洗剤を使いたい気持ちになりますが、洗剤は駄目です。
表面の必要な油やボール質まで落としてしますからです。

選手も最初は面白がってやるんですが、この単調な作業…すぐに飽きます。
最初は真面目にボールを磨いても、そのうち水遊びなどやりはじめコーチから怒られる。はぁ~。

ネットで調べたら、だいたい1,500~1,700円くらいで購入できるみたいですね。
それで新品同様になるなら、絶対買いですね。

それで思い出しましたが、高校野球(硬式)始めたばかりの頃、ボールの汚れがあったので水道で洗っていたら後ろから先輩にどつかれました。(笑)
 




お父さんコーチ 褒めてますか?

2020年01月18日 06時15分00秒 | 少年野球
私の長男も次男も少年野球をやってました。
そして、それぞれ所属していた時、私自身(前チームでは)監督やってました。
今、思い返すと長男はかなり厳しく接していたと思います。
当時は「自分の子供だから甘く接さない!」という、訳の分からない持論があり、長男には厳しくあたりました。
廻りのコーチからも「少し言い過ぎでは…」と言われる始末。今思えば長男には申し訳ないと思っております。
なので、次男の時には少し俯瞰的に見て指導したつもりです。
意識したのは『笑顔』です。ベンチで「ムスッ」としているよりは、可能な限り「普通の顔以上」で頑張っておりました。
兎に角、口角を上げる事を心掛けていました。「口はへの字にしない!」を意識しました。
おかげ様?でチームも明るくなり、次男の時には県大会(東京新聞旗争奪神奈川県学童軟式野球選手権)にも出る事が出来ました。
※前のチーム名で出ています。<鶴見区代表>です。
翌年は鶴見リーグに春季、秋季とも本部大会に出場しました。

そこから、私は褒めて・笑って指導する方法にシフトしました。

しかし、褒めてのばすというのは一見聞こえは良いですが、実は非常に危険性が伴っています。
褒めて伸ばすというのは、手当たり次第褒めれば良いという意味ではありません。

自分は悪いものを見過ごして、流れで褒める事は絶対にしない様に心掛けています。
褒めるのは簡単ですが、間違った事で褒めてしまうと子供達は「これで良いんだ」と勘違いしてしまい、結果的に子供達を惑わせてしまう事になるからです。

また、生意気な事を言わせて頂くと、指導者にとってそれを見極める目がないと良い指導が出来ません。
重要な事はしっかり見極めて、選手がやろうとしている事にしっかり挑戦(トライしようと)出来ているか?
教えた事を普段から意識してやって来ているか?
その姿勢が見える時は大いに褒めるあげるべきです。
しかし、その姿勢が見られない時はちゃんと言ってあげないといけません。

根気と時間がすごくいる事ですが、それが出来た時は凄く嬉しいです。
そして選手(子供)と一緒に喜んで、笑顔で褒めてあげて下さいね。
選手(子供)も、次への励みになります!





Jrの指導 その2

2020年01月16日 20時30分00秒 | 少年野球
前回の引き続き、ロングティーを見ていて、気になる選手が居たので、引き続き書かせて頂きます。

今年からJr 主将となった3年生のユウマですが、彼もパンチ力はあります。
バットの出方もスムーズです。
しかし、インパクト(バットにボールが当たる瞬間)でブレが出てしまってます。
顔もしっかりボールを見ており、最初は「技術的にボールを当てるコツがわからなのかな?」と思っておりました。
暫く、じーっと観察させてもらいました。
なんとなく、わかってきました。
ユウマは軸足(右足)で軸回転でスイングしようとしている為、軸がぶれてバットに当たりにくくなっているようです。

スイングの方法は軸足(右打者の場合には右足)の足元からで始動して、腰(骨盤)から上半身へと伝えられます。
軸足で回転は間違ってはいませんが、1から100まで回転は間違っております。

要は、軸足のつま先が90度以上向く(回転する)必要はないわけです。
この原因はユウマだけでないです。ほぼ全員がこの状況です。

良く選手を観察して下さい。要点はフィニッシュの後ろ足です。
踵が浮いて、つま先が地面についていると思います。
プロ野球にはフロート型といってつま先が立った状態でフィニッシュする方式もあるようですが…。
それはある程度体幹が鍛えられ、基礎(土台)がしっかりと確立できた選手であれば大丈夫だと思います。
しかし、今の小学生であれば、私はつま先でしっかり地面をとらえる方式が良いと思います

ですので、選手達には
・軸足が回りすぎて、バレリーナのようにつま先立ちでフィニッシュ や
・踵が浮かずベタ足でフィニッシュ など
本来の形でフィニッシュしないように、自分自身で意識して後ろ足に注意してスイングさせました。

先に述べたように、この原因は『軸足で最初から最後まで回ろう』とするからです。
軸足は足の付け根(親指の根元)で回転は90度までとし、後は腰回転と体重移動(後から前へ)でスイングが一番スムーズにいくと私は思っております。

Jrの指導 その1

2020年01月14日 19時30分00秒 | 少年野球
2020年1月から新体制での指導となり、私は『総監督』となった為、RegとJr両方を指導させて頂く方針となりました。
今まで、なかなかJrの指導が出来なかったので、今年からはどんどんJrにも技術指導させて頂きます。

今回はJrのロングティーを見ていて、どうしても気になる選手が居たので少しだけ観察させて頂きました。

2年生のヤマトは体格もガッチリしており、バッティングもすごくダイナミックな振りです。
そのロングティーでも当たれば、2年生とは思えない凄い打球です。当たればです…。
しかし、その打球もあまりバットに当たらない。空振りも多くなってきます。
本人も首をかしげながら、打ってます。

そして、私から以下の内容を彼に言って、若干の修正を行いました。
「ヤマト、バッティングの際に足を高く上げて打っているけど、今度はノーステップで打って見な」
そしてヤマトはノーステップで再度ロングティーを行った所、ほぼバットにボールが当たりました。
※ノーステップでも、内野を超える打球を打てるので凄いですが…

ロングティーが終わって、ヤマトと個別に指導する事となりました。
「ヤマトはバッティングで大きく足を上げているが、足を上げる事は悪い事ではない」
「でもヤマトの場合、足を上げて1本足になった際、かなり上半身がぶれているよ」
「あれではさすがにボールをバットの芯では捕らえる事が出来ないよ」

ヤマトは大きく足を上げる、ダイナミックなフォームです。
私は決して、この足を上げるフォームを否定している訳ではありません。
できるだけ選手の主体性を尊重したいので、フォームをいじる事はしたくない方です。
だから、今行っているバッティングフォームのメリットやデメリットを説明して、対策を選手と一緒に考えます。

まず、この足を大きく上げる利点として「軸足側に体重を乗せやすく、その後の体重移動でパワーを出しやすい」だと思います。
しかし、欠点もあります。
「動きが大きくなるため、フォームが崩れやすい」と良く言われます。
ですので軸がブレると、せっかくのパワーを活かせずに終わってしまいます。

ですのでヤマトには
「決して足を上げるフォームをやめた方が良い と言っているわけじゃないよ」
「足を上げるためには、軸足(右足)を強化しなくてはいけないよ」
「下半身を強化したり、体幹を鍛える必要があるよ」
「それが出来るようになったら、もう一回チャレンジしてみようよ」

そこでヤマトにはしばらく「すり足」にてチャレンジするように言ってみました。

先に述べた通り、私はなるべく投球フォームや打撃フォームは変えたくありません。
しかし、明らかに修正した方が良い所(怪我防止など)を積極的に修正させてます。

次回 その2はJr新主将 3年生のユウマです。お楽しみ!

ワンバウンドゴー

2020年01月12日 06時54分00秒 | 少年野球
鶴見リーグの審判をしていて、強豪チームの走塁技術は本当に凄いです!
常に、次の塁を狙う走塁を選手は心掛けており、指導者の教え方が素晴らしい!と感服しています。
我がチームは…ですが、少しずつは改革しつつあります。本当に少しずつですが。
その、走塁技術で特に「素晴らしい!」と思った点を今回書かせて頂きます。

走塁は次の塁を、隙あらば狙う事は当たりまえです。
バッテリーエラー(ワイルドピッチ、パスボール)は勿論、相手の注意散漫や野手の怠慢プレー(キャッチャーからの返球カバーをセカンド、ショートがしていない)で発生するプレーです。
そこで今回、着目したいのがキャッチャーのブロッキングで完全捕球でないワンバウンドの際の走塁です。

ピッチャーは基本、低めに投球を心掛けています。
だから、どうしてもワンバウンドの率が高くなってきます。
そこで、キャッチャーはワンバウンドであれば、キャッチャーミットで捕球しますが難しい場合にはブロッキング(体でボールを止める動作)を行いボールを止めます。
このブロッキングの隙を上手く使って次の塁を狙う事は、強豪チームは良く行っています。
しかし、もっと強いチームはもっと上のレベルで野球をしています。
その内容が、ランナーは「ワンバウンドになる」と判断した時点でゴーなのです。

塁(3塁)ランナーは投手の横から投球筋を見る事が出来ます。
よって、捕手がボールを捕球する前から、ワンバウンドになるか通常捕球かを早めに判断できます。
そのボール軌道を想定して、明らかにワンバウンドしそうな際に、上記のワンバウンドゴーを使います。

実際、私が1塁審判をしている際にも、その強豪チームは行っています。(全員という訳ではありませんが)
だから状況判断が早く、得点率もグッと上がります。

それを応用して、実際の練習にも取り入れた方が、チームとしても得点力が上がると思います。
ワンバウンドになると判断したらゴーで、ノーバウンド(通常捕球)ならストップです。
これを繰り返すと感覚的に分かるようになってくると思います。

では、2塁ランナーはこの作戦は使えないでしょうか?
塁ランナーですが、2塁ランナーの場合は捕手から3塁までの距離は短く、極めてアウトになる確率は高くなりますが、決して3塁を狙えないという訳ではありません。
ではどうすればよいかと言うと、ワンバウンドになると判断したら、まずは3塁を狙う姿勢を見せましょう。
そして、捕手のすぐ前にこぼれた場合、若しくは3塁側に転がった場合には戻りです。
塁側に大きくそれた場合や、後逸は躊躇なくゴーです。
ですので、転がった方向や距離(&捕手の能力)で判断して下さい。
この判断は事前にベンチからランナーにしておく必要があるので、指導者の方は指示してあげて下さい。

若干難しく小学生では厳しい状況ですが、できている選手もいる事もご理解下さい。
野球は打撃や守備だけでなく、このような細かいプレーができる選手がいる事でプレーの差が大きく開いていきます。
しかし、こればかりは練習しないと上達しません。
繰り返し練習して、必ず試合でできるようになるように指導したいです。




駅伝練習

2020年01月11日 06時15分00秒 | 少年野球
今年も毎年恒例の鶴見リーグ駅伝大会が2020年2月9日(日)に新横浜公園で行われます。
鶴見リーグから約15チームが参加します。(1チーム複数エントリーもあります)
チーム9名で新横浜公園の外周 約1.2kmを襷を繋いで走ります。
まあ、野球が強いチーム=ランニングも早いです。だから我がチームは…です。参加する事に意義がある!と思う…。

本来6年生だけで繋げば思い出にもなるし、良い記憶にもなるのですが…選手がいない。
だから池谷戸タートルズは6,5,4年生が出走します。
あと、選手の運動御能力確認や、選手(子供たちの)心肺能力や筋力アップも兼ねて3年生も練習に参加させます。
6,5年生は1.2km×2本=2.4kmをインターバル開けて走らせます。
4,3年生は1本です。(希望者は2本)
決して無理させず、きつくなった徒歩でも可能で行わせます。(できる限り頑張って)

では、この長距離走練習 野球には役に立つのでしょうか?

ランニングの意味を考えると、だいたい指導者は「スタミナをつけること」と答えます。
スタミナは確かに必要ですが、野球にはプラスになるものでしょうか?

野球だけでなくスポーツの枠にとらわれず、 子供の身体機能や運動能力だけを考えるなら、ランニングが駄目ではありません。
長距離を走ることで心肺機能が向上しますから、スタミナがつくことは間違いないです。
またランニングは身体免疫力がアップし、風邪など引きにくい丈夫な体を作ってくれます。
ですからランニングそのものは、 子供だけではなく大人だって取り入れたい、運動のひとつ(ダイエットも…)であることは間違いありません。
しかし、野球と言う競技の性質を考えれば、長距離をだらだらと走る練習法はお勧めできません。
だって、野球選手は1km先のボールに追いつくためではなく、10~20m先のボールをキャッチする為に走るものだからです。
だから、野球には持久力よりも瞬発力の方がどちらかというと重要だと私は思います。
(ダルビッシュのTwitterにも走り込みを否定されています)

では長距離走練習は全く必要ないのでしょうか?
長距離走練習を行う事で下半身の強さ(筋力)を獲得できます。

この下半身の強さはスポーツ選手にとって大事な土台(基礎)となります。
ピッチャーのコントロールに足腰の強さが影響するのもこのことです。
そして、当然ながらバッティングでもそれは影響します。
腕のスイングがしっかりできていても、思った通りにミートできない時下半身がぐらついていることが多いものです。
何せ「ジャストミート」と「打ち損じ」なんて、数cmの差ですから。
バットを振ると、誰だって多かれ少なかれ全身はぐらつきます。
そのブレをいかに小さく抑えられるか。これこそが下半身の強さが必要な理由です。
また、真夏の試合でもスタミナが付く事で疲れにくく、1試合通じて良いコンディションで行えます。

世の中にはいろんなトレーニング方法があります。
でも、やっぱり走り込みは最も単純で、それでいて効果の高い野球の基本練習だと思います。

私が高校野球の選手だった頃、練習で走り込みをさせられるたびに
「なんでピッチャーでもないのに、こんなに走らなきゃいけないの?」と思っていました。
そもそも当時は「なぜピッチャーが走るのか」さえもわかっていませんでしたけどね。
でも、少年野球などの小さなころから走って鍛えておいたことが高校野球や、さらにその上のカテゴリで役に立った訳です。
それがわかったのも大人になってからでしたけど。(笑)

また、走り込みはメンタルトレーニングの部分も兼ね備えています。
長い距離を走るのは結構きついです。(走る前に目標・距離・時間は設定しておいた方が良いです)
それを完走(遂行)することによって得られる精神力はいろんな場面で役に立ちます。
勉強にだって役立ちますよ。
最初は設定を低くして、徐々に負荷をかけていきましょう。

また、選手にも走らすのだから、指導者も可能な限り走った方が良いかと思います。
私も来週(1/11、12,13)は審判部が無いのでチーム練習に参加します。選手と一緒に走りますよ!
私の目標は1.2kmを6’00”以内で完走です。
最初の目標は低く設定しますので
 




2020年 練習はじめ

2020年01月07日 20時54分00秒 | 少年野球
新年 あけましておめでとうございます。
池谷戸タートルズ スタッフの皆様、保護者の皆様、ブログ閲覧の皆様 今年も宜しくお願いします。

昨年は、JrもRegも厳しい年になりました。
中々試合にならず、選手もスタッフもヤキモキする1年でした。
しかし、今年は選手も大幅に増えて、昨年よりは?飛躍できる年だと私も期待しています。

私自身も、昨年度はReg(6,5年生)のヘッドコーチ(29番)をさせて頂いておりましたが、今年から総監督という役職を頂きました。
審判部メインにもなり直接グランドで指導できる機会はかなり減ります。
しかし、指導できる際にはJrとReg両方でき、非常にありがたい役職です。
可能な限りグランドに出れる時は(審判部でないときは)、指導させて頂きます。

1/5(日)から今年の練習はじめです。
まずは毎年恒例、近所の白幡神社へ必勝祈願です。
終わってから初練習です。走塁練習、キャッチボール、守備練習行いました。
昨年と違って、気温も暖かく空気が澄んでいて、とても気持ちよく練習ができました。
選手もグラコンを脱ぎ、薄手のアンダーシャツで練習を行っておりました。

お昼は役員さん(保護者の方)が用意した豚汁を皆で頂きました。
いや~体の温まる美味しい豚汁でした。お替りしちゃいました。ごちそうさまでした。(-人-)

そのあと私はJrの方も見させて頂きました。
基礎捕球(ゴロ、フライ)練習、守備練習、バッティング練習と軽く汗を流しました。
前にもブログで書かせて頂きましたが、かなり技術的な部分は成長しております。
あとは実戦を積ませる事ですが、Jr監督にも助言させて頂きましたが紅白戦を多く行い試合勘を積ませて下さい。
紅白戦は45分以下限定で、ストライクカウント1ストライク、アウトカウント1アウトから行います。
また10分以上の攻撃で強制チェンジさせます。
そうすれば日頃、試合に出ない子も試合に出れるし、選手にも試合勘が養われます。
また、指導者の審判経験も積めます。Jrの審判にも役に立ちます。

とても気持ちの良い新年のスタートを切れました。
今年は、烏滸がましく"優勝"とは言いませんが、Jr・Regとも「良い試合」が出来るように、頑張って指導させて頂きます。