スプリットステップ

2020年10月31日 06時13分25秒 | 少年野球

今までは友人と居酒屋で、超~くだらない野球(少年野球やら高校野球、プロ野球など)の話をしていました。

しかし、このコロナ禍の影響で飲みには行けず、LINE電話等でその友人とも話す機会が多くなりました。

少年野球での指導の仕方や、練習方法など。

その中で、結構面白い話題になった件を皆さんに紹介します。

 

友人との話で「選手の一歩目の動作が遅い」点について話してみました。

なぜ遅いのか?そもそも準備できてないのでは?静から動への動きでは筋肉的な動きがついていかないのでは?等々

そこで友人から教わったのが「スプリットステップ」です。

皆さんは「スプリットステップ」ってご存じでしょうか?(私は知りませんでした

もともとはテニスで用いられた動作のようです。(テニスでは当たり前の動きのようです)

テニスのサーブで、ラケットとボールが当たる瞬間に、レシーブの選手が軽くポンッと飛ぶ動作の事のようです。

この動作は次の動作の動きをスムーズに行わせるための予備動作みたいな動きです。特にテニスのサーブは時速200km程度まであるそうで、このスプリットステップをするか否かで次の動作までのスピードがかなり変わってくるようです。

そこで、友人と話した内容が「プロ野球や高校野球ではこのスプリットステップは当たり前らしいぞ」とのこと。

すぐにネットやYOUTUBEで調べてみました。そしたら結構詳細まで説明されていてびっくり&目から鱗です。

だから、守備力の向上、上達を目指すなら必要不可欠な項目にみたいです。(いやー知らずに恥ずかしい)

では、野球に特化したこのスプリットステップを説明します。

では、野球ではどのタイミングで用いられるでしょうか?

打者が振ったバットに、ボールが当たる瞬間若しくは当たる直前にその場で軽くジャンプするだけです。本当に軽くジャンプ若しくはステップでよいみたいです。

そうすることで、打球が来た時の最初の1歩が素早く出るようになると守備力を向上させるようです。

 

よしっ 良い事聞いたぞ、早速我がチームで試してみよう!

10月25日に台町グランドが取れていたので、そこで試させて頂きました。

ショートに4年生マサトとタグリクが入ってました。彼らに上記の内容を伝えて捕球の状況を確認してみました。

おっ!気のせいかも知れんが、動きがスムーズになった…気がする!

マサトにも守備の感想を聞いてみました。 「どう!」 って聞くも「ふつう~」との事。ガックシ

まあ、私が見る限り動きはよくなっているっぽいので、引き続きスプリットステップは指導させて頂きます。

あと、このスプリットはショートはセカンド(外野)には有効みたいですが、サードやファーストのような打球が早く来るポジションにはあまり向いてないようです。参考までに。


あじさいリーグOT 10月25日(Reg)

2020年10月26日 17時45分32秒 | 少年野球

先日、あじさいリーグオープントーナメント(OT)が台町グランドで行われました。

このオープントーナメントとは、予選会で負けたもの同士が対戦していくトーナメント戦です。

よって、この試合に負けると6年生は事実上最後の試合になるわけです。だから一試合でも多く試合をしたければ勝利するしかないです。

だから監督もコーチも皆気合が入ってました。

私は鶴見リーグの試合がなかったので、終日チームに帯同できるので試合の球審を務める事となりました。ではスタメンです。

1.タケル  5

2.ハルマ  7

3.ケンタ  1

4.トモヒサ 2

5.ミヒキロ 6

6.ヤスリク 8

7.ムラソラ 9

8.リヒト  3

9.ユメ   4

そして、試合状況によっては6年生を交代させないで最後まで出す予定です。

また、4年生も全員で応援するため「大応援団」になりました。(約15人くらい?)

池谷戸タートルズはじゃんけんに負けて「後攻」です。

1回表 本日の先発はケンタです。昨日は鶴見選抜の練習に参加して、大いに刺激を受けてきたようです。相手の1番はセンター前ヒット→盗塁で0OUT2塁。2番は四球で3,2塁。3番はピッチャーゴロでケンタからサードのタケルに送られ1OUT。しかし、何故かタケルがランナーにタッグしている6年生最後の試合でフォースプレイかタッグプレイかの判断がつかないとは…。4番はショートフライで2OUT。5番には右中間を破られ2点が入る。2-0。6番には死球、7番には四球で満塁に。8番は三振で抑えて3OUTチェンジ。

1回裏 1番タケルは四球で1塁。2番ハルマはレフト前ヒットで0OUT2,1塁。3番ケンタは三振で1OUT。4番トモヒサも三振で2OUT。5番ミキヒロは四球で2OUT満塁。6番ヤスリクは四球を選んで押し出しで1点を返す。7番ムラソラは三振で3OUT。2-1。

2回表 9番はショート ミキヒロのエラー→盗塁で2塁。1番はレフト前ヒット。2番は左中間を破られ2点が入る。3番はファーストゴロ 1OUT。4番には四球。5番には内野安打で1点が入る5-1。6番はショート後で2OUTになるも1点が入る6-1。7番は三振で3OUTチェンジ。

2回裏 8番リヒトは頭部の四球の為、臨時代走でムラソラが1塁へ。9番ユメはピッチャーゴロでしたが、これも何故かムラソラが走っておらず2塁はアウトで1OUT1塁。1番タケルは三振で2OUT。2番ハルマの所でボークがあり2塁へ。ハルマは今日2本目となるレフト前ヒットで3,1塁。しかし後続が続かず3番ケンタはピッチャーゴロで3OUTチェンジ。

3回表 8番は死球→盗塁で2塁。9番はバントを行うが足がバッタバックスから出ていた為、わたくし反則打球を宣告し1OUT2塁。1番はセカンド ユメの落球で1点を失う。7-1。2番はレフトフライで3塁ランナーがタッチアップでもう1点失う。8-1。レフトのハルマもタッチアップの意味わかっていないと思われ…ここでピッチャー交代でショートのミキヒロがピッチャーへ、ピッチャーのケンタがショートへシートの変更。3番にはピッチャーフライで2OUT。4番はピッチャーゴロで3OUTチェンジ。

3回裏 4番トモヒサはいい当たりのセンターへの打球。しかし相手のセンターが素晴らしかった背面走でキャッチして1OUTこれは相手を褒めるしかない。5番ミキヒロは三振2OUT。6番ヤスリクはピッチャーゴロで3OUTチェンジ。

4回表 この回はなんやかんやで(ほとんどが四球&エラーです)4点が入ります。この回のヒットは1本だけです。

4回裏 7番ムラソラは三振1OUT。8番リヒトは四球。9番ユメはファーストフライで2OUT。1番タケルはライトフライで3OUT。

5回表 これまた、なんやかんやで7点が入ります。7点の入り方に問題がります。これは後で書かせて頂きます。19-2です。

5回裏 2番ハルマは三振で1OUT。3番ケンタはライト前ヒットで1塁。4番トモヒサはセカンドライナーでケンタが帰塁できずのダブルプレイで3OUTの所で時間切れの為、試合終了です。

今日の収穫はヒット2本のハルマでしたが、守備でミスがあり±ゼロです。

しかし、しかし…本当に情けない試合です。普通のゴロが捌けない、イージーフライが捕球できない、ファーストにストライク送球ができない、アウトカウントが判ってない、タッグプレイとフォースプレイの区別がついてない、打ったらゴーと投げたらゴーがいまだにできない、タッチアップが判ってない、本当に…書ききれません。

6年生最後の試合で、愚痴を言ってもしょうがないので、これ以上は言いません。もう一度自分自身で野球と向き合って考えてみてください。

「俺(私)は中学になったら野球はやらないから関係ない」と思っている選手、後悔するよ。

技術的な事を言っているのではありません。物事に対する考え方です。それは野球以外に十分共通する事柄です。

 

で、最後は全員で記念撮影です。選手全員で「ハイチーズ!」

こんどは6年生だけで記念撮影です。

あとブログには載せてませんが、6年生は保護者と一緒に記念撮影もあり、最高のラストゲームとなりました。

 

先に述べたように、これから野球を続ける選手&それ以外のスポーツを行う者&学問に励むもの、すべてに共通して言えることは

「常に感謝の気持ちをもって、驕らず謙虚に、向上心の気持ちをもって日々精進してください」

私から6年生選手へ贈る言葉でした。


打てる球と見逃す球の見極め

2020年10月25日 07時35分03秒 | 少年野球

球審をしていて、「あ~ なんで この球を見逃すかな~」なんて思ったりしています。

確かに、初球から「絶好球」でもバットを振る勇気のある選手はめったにいません。

結果、ど真ん中のドストライクを見逃し、低めの際どい球に手を出して凡打の選手を山ほど見てきました。

今回、この打てる球と見逃す球についてわたくしの持論を書かせて頂きます。

 

少年野球の選手にとって、いい球=打てる球ではない事だと思います。

心と体の準備が整ってから、はじめてスイングする選手は結構いると思います。

要は、準備ができていないからです。

鶴見リーグではグランド内の素振りは安全上禁止されています。

だから初球をスイングしてヒットにするにはすごく度胸がいる行為だと思います。

でも、やっぱりルールはルール。それを守りながら準備するしか方法はありません。

だからこそ、私は表題の「打てる球と見逃す球の見極め」をしっかりして欲しいのです。

 

「得意なコースだったら初球からガンガン行くぜ!」と「得意ではないコースだったら手を出さないぜ」の見極めをして欲しいのです。

ど真ん中が不得意な選手もいます。逆にアウトローが得意な選手もいます。

よくド真ん中を見逃して、ベンチから「なんで打たなかった~!」と言われている選手もいます。

選手からしたら「だって得意なコースじゃないのに!」と思っているはず。

まあ、そこまで考えている選手は皆無だと思いますが、私が言いたいのは…

 

打席に入る前から、「2ストライクまでは得意なコースを絞っておく」でいいのではないでしょうか。

で、追い込まれたらストライクゾーンを広げればいいと思います。

だから、2ストライクまでは無理して打つ必要はないが、逆をいえば初球から打つ準備をしておくことです。

いいバッターと呼ばれるためにはいくつかの要素がありますが、選球眼(コースを絞る)はその最たるものではないかと思います。

いい球を打つということは非常に重要です。難しいボールに手を出してもヒットは出ません。

 

あと、指導者の皆様、選手個人打撃には「得意コース/不得意コース」があります。

高目が好き 低目が好き インコースが好き アウトコースが好き など。

まあ、かなりいい加減な小学生のストライクゾーンですから、私自身、選球眼に対する考え方を変える必要があることに或る時期気付きました。

要は「ストライクを打つ」のではなく「好きな球を打たせよう」が正解だと思います。

小学生にとっては、「好きな球」が「絶好球」なのです。

とは言っても、自分の身長以上の球をスイングすることはだめだと思われます。

その為にはまず手始めに「自分の好きな球を決める」必要があり、ある意味 その為にバッティング練習をします。

ですので指導者は、選手がどのコースが好きなのか、どこコースであればヒットにする可能性があるのかを探るで、ひたすら打たせる必要があります。

結果的に多少のボール球でも、自分で「好きなコース」と決めたボールを打って、仮に結果が悪くても叱ってはいけないと私は思います。

「好きなコースを打って凡打したのはまだ練習が足りないからだよ」と声をかけては、また練習に励むということの繰り返しです。

小学生にとっての「絶好球」というのはそういった類のものだと思います。 

 

少年野球では「楽しむ事」を前提で考えれば、私はこの考えは間違ってないと思っております。


牽制帰塁の方法 その2

2020年10月18日 06時06分56秒 | 少年野球

前に書かせて頂きましたが、「牽制帰塁の方法 その1」の続きです。

2塁の帰塁は何故、足からの方が良いのでしょうか?

まずは、前に述べました1塁の帰塁と異なる点は、2塁の帰塁は基本足からにしてほしいです。

どうしても間に合わないや、際どいシュチュエーションではヘッドで帰塁しなくてはいけませんが、リスクはかなりあります。

1塁とは異なる点があります。それは「動き」です。

1塁は基本1塁手が牽制を受けますが、2塁は遊撃手や2塁手が牽制に入ります。

更に、1塁とは異なり、かなり動きがあります。よって牽制をもらう際には動きながらの動作となります。

その際に手(ヘッド)から戻ると、遊撃手及び2塁手に手を踏まれる可能性があります。

よって、できれば帰塁は足からがお勧めする理由です。

チームによっては、「帰塁は絶対に手から!」があるチーム方針で従ってください。

あと、その足から戻る際の戻る足について、私の持論を説明させて頂きます。

2塁走者が牽制球を受けた場合、帰塁はできれば右足で行って欲しいです。

理由は、右足で戻ると自然と体が外野に向き、送球に背を向ける役割になります。

逆に、左足で戻ると体が投手方向を向くため、牽制球が反れた場合はまともに体の正面などに当たるため危険だからです。

野球には1つ1つ理由があります。

その理由をしっかり理解すれば、自ずと自分の行うべき行動があてはまります。

指導者の言うことには、まず従う事がBESTだと思います。(過去の経験から)

次に自分の中で理由を消化しながら、少しずつ取り入れた方がよいかと思います。


鶴見大学杯少年野球大会 2020年10月11日(Reg) 試合内容

2020年10月12日 16時50分17秒 | 少年野球

前回の続きの試合内容詳細を報告します。

では15:35試合開始です。対戦相手は強豪の東台カルテックスさんです。池谷戸タートルズは先攻です。

スタメンです。

1.ユウマ  8

2.ケンタ  1

3.ユメ   4

4.トモヒサ 2

5.ヒロワカ 3

6.リヒト  6

7.マサト  5

8.ユウキ  9

9.コウタ  7

先発はコーチとも相談して、ケンタで行くこととなりました。しかし、完投は絶対ないと判断し二番手にユウタ、オカミナをスタンバイさせます。

1回表 1番ユウマはいい当たりでしたがセカンドゴロで1OUT。2番ケンタは見逃し三振。三振するくらいなら振って帰ってこい!3番ユメも三振で3OUTチェンジ。

1回裏 ケンタの立ち上がりだけ心配。軌道(調子に)乗ってくれば大丈夫なタイプ。だから1OUTが大事です。1番には強烈なセンター前ヒット→盗塁で2塁。2番には四球。3番には打ち取ったかに思えたサードゴロ、マサトの送球エラーで1点が入る。0-1。4番は四球で満塁。5番はサードゴロで1塁に送球で1OUTを取るが1点入る0-2。6番は四球。7番にはセンター前ヒットで0-4となる。8番にも四球となるが9番を三振で2OUT。さらに1番をキャッチャー切り抜き、とりあえず4失点で終わる。いいのか悪のか???

2回表 4番トモヒサは三振で1OUT。5番ヒロワカは四球で1塁に。6番リヒトの所でエンドランを出すもリヒトがバットに当たられずヒロワカがOUTで2OUT。結局リヒトは四球→盗塁で2塁。7番マサトは三振でこの回も0点。

2回裏 この回から守備を入れ替えます。レフトにマツミナが入り、ライトにユウタが入ります。2番には強烈なライト前ヒット→盗塁で2塁。3番には四球。4番にはレフト前のポテンヒットで1点入る。0-5。5番は三振で2OUT。6番の打球は強烈なセカンドライナー!これをユメがナイスキャッチしそのままセカンドに送球してゲッツーとなり3OUTチェンジ!ベンチも応援席も大変盛り上がりました!ユメの成長には驚かれました。リヒトもよく準備してました。大きな成長に大変うれしくなりました。

3回表 先ほどの守備から変わっている8番ユウタが打席へ。四球を選んで1塁へ。1球牽制が来て「なんか嫌~な雰囲気」案の定2球目の牽制でよそ見のユウタがタッグアウトでチャンスのランナーがアウトになる。私も今後の「彼の為にも」と思い次の回に交代させました。しっかり反省して下さい。9番も守備から変わっているマツミナでしたが…三振で2OUT。1番ユウマはファーストファールフライで3OUTチェンジ。

3回裏 前の回にいい感じで終わったので、良いイメージのまま終わらせたい&球数もありピッチャーをオカミナへチェンジ。2番ピッチャー オカミナです。練習試合は何度か登板はあるが、公式戦は初めてです。緊張するな!とは言いませんが、周りを見て信じて投球してください。7番をファースト内野安打。これは投内連携でしっかり勉強して、次は成功できるように頑張りましょう。盗塁もあって2塁へ。8番にもボテボテの内野安打→盗塁で3,2塁。9番にも打ち取った打球でしたが、オカミナの送球エラーで2点が入る。0-7。1番はセカンドゴロ1OUT。2番の所でボーク(反則投球)を取られ、0-8。これも今後勉強しましょう。2番は死球。3番は三振で2OUT。4番はセカンドゴロで3OUT。


4回表 前の回から登板の2番オカミナは三振1OUT。3番ユメは三振2OUT。ユメは本日2三振なので今後は打撃(バットにボールを充てる技術)をしっかり強化しましょう。4番はトモヒサ トモヒサの真骨頂は兎に角フルスイングです。私はこのスタイル貫き通して欲しいです。当たればホームランを期待できるスイングです。(当たればです)でも可能性を秘めたスイングなので”当てる”バッティングだけはしないで欲しいです。で打球はいい当たりのセンター方向の打球でした。普通のセンターであればセンターオーバーでしたが、センターが凄かった背面キャッチで3OUTチェンジです。

4回裏 5番の打球はサードゴロでしたが、マサトの中途半端な送球がエラーとなり2塁へ。6番は三振で1OUT。7番は四球→盗塁で2塁へ。8番には強烈なレフト前ヒットをレフト後逸する間に2者帰り0-10でコールドゲームとなりました。

 

試合終了後に、少しだけ私の総評を述べる時間がありましたので、しゃべらせて頂きました。

「あなたたちは、着実に上手になっている。お世辞でもなく本当に思っています。約2ヶ月前に鶴見大学杯少年野球大会の監督に就任した時は本当に不安なチーム状況でした。しかし、ここまで成長してくれて事、本当に嬉しいです。この数か月は技術的なことより、野球に対する考え方を中心に教えてきたつもりです。今日は負けましたが、ちょっとしたミスの積み重ねです。そこを今後は修正してください。これで私の監督業は終了となりますが、あなたたちは来期レギュラーとして頑張って下さい。今日出れなかった選手も努力すれば必ず出れます。また今日試合に出た選手もこれに甘んじることなく、努力して初勝利を掴んでください。今日はご苦労さんでした。」

本当に選手には感謝です。私自身、1年ぶりの監督業でした。やっぱり監督って難しいな~って思いました。

指導者への役割分担、選手個々の技術状況把握、戦略的な考え方、練習方法共有等 本当に思い出すまで時間かかりました。

来週からは審判部がメインとなりチーム練習に参加できなくなってしまいます。

しかし、今日の試合を見ていたら少しだけ安心しました。

黙って見守ることも、重要だと感じる試合でした。

 

選手全員 試合に出してあげたかった。

しかし、出れなかった選手には役割分担を出しました。ランナーコーチャー、バット引き、ボールボーイ、サブキャッチャー等

今回皆、しっかり役割分担を全うしてくれました。試合に出る事だけがすべてではありません。これもこの数か月の大きな成長だと思います。

 

最後に応援に来て頂いた保護者の方々、バックアップ頂いた指導者の方々 本当に感謝します。

私も満足…はしていませんが、充実した監督生活を味合う事が出来ました。

監督は大変ですが、また機会があれば再挑戦したいです。

 


鶴見大学杯少年野球大会 2020年10月11日(Reg) 試合開始まで

2020年10月12日 12時10分58秒 | 少年野球

週末に台風14号が近づいてきており、週末の少年野球はないかなと思っておりました。

案の定、土曜日はバケツひっくり返したような雨と風で大荒れの天候です。

今年も鶴見大学杯のシーズンとなりました。昨年に引き続き"鶴見大学杯のみ"監督を私が行う事となりました。

で、試合予定が10月11日(日)と台風直撃の日程です。

結局、土曜日は雨の為、全試合中止となりました。土曜日の深夜まで雨が降り続いていたので、日曜日も「ないかな?」と思っておりました。

そうして日曜日の早朝に連絡係から「中止」との連絡があり、内心ホッとしてました。まだまだ行いたい練習もあったので。

しかし、その1時間後に「やはり行う」との連絡があり、断りる理由もないので承諾返信をして頂きました。

でここで、またまた問題発生。

試合前のアップを行う小学校が幼稚園の運動会で利用中止、前の晩から「どこでアップさせるか?」を散々悩んでおりました。

他のチームに場所を間借する?いやいやコロナの影響で合同練習は禁止。基本公園はボール利用禁止なので近所の公園も利用できず…

試合前にボールを投げさせる事が出来ない事だけは避けたい!何とか場所はないか…

そうして、前にもこのブログで紹介させて頂いた「打越公園」をターゲットにして、朝8時に現場調査をしてきました。

8:30時点で、前日の雨の影響かグランド使っている人は居らず「よしっ、ここでアップさせる!」と判断し、指導者へラインさせて頂きました。

心配なのは、基本 打越公園は土日は予約制という事と、先客がいたら使いずらいという事です。

何とか11時まで空いていてくれ!祈るだけです。

11時になり、私も集合が所に行きました。指導者(車両協力)もたくさんのコーチの方支援頂き、大変感謝しております。

目標としていた打越公園へ直行です!が、しかし先客がいる。しかも少年野球の集団です。

後は交渉するしか方法はありません。せめて5m程度スペースを頂きキャッチボールはさせたい。

私、お願いをする為に指導者に近づきました所「んっ?このユニフォーム見た事がある!」近所(神奈川区)のチームでした。

私が前のチームで監督していた時に、結構な頻度で練習試合をさせて頂いていたチームでした。

私「すみません、私鶴見区の池谷戸タートルズの指導者ですが、大変申し訳ありませんが少しだけスペースを借りたいのですが」

相手コーチ「えっ?使いたいんですか?」

私「私以前、そちらのチームと練習試合をさせて頂いたことがあります。監督の○○さんは今日は居ませんか?」

相手コーチ「午後から来る予定です。午前中は自主練なのでこの公園で練習しています」

私「うちが午後から試合があり練習する場所がありません。少しだけスペースお借りすることはできますか?」

相手コーチ「そういった事情であればどうぞ使って下さい。午後からは小学校で行えるので利用してもらって結構ですよ」

私「ありがとうございます!感謝いたします!ありがとうごいます!」

本当に嬉しかったです。やっぱり色々交流していくことも大事だと思いました。

で、準備体操、ストレッチ、ダッシュ、キャッチボールを行いました。

11:30から始めて12:45まで行う事が出来ました。さすがに打撃練習は出来なかったですが、守備練習は思っていた以上にできました。

一番良かったのが、ブルペンでピッチャーを色々試せて事です。

イトケン、リク、ユウタ、オカミナ4人を最終確認でき、先発を決める事が出来ました。

トモヒサのセカンド・サードスローイング練習をして終了です。

13:00に打越公園を出発した時に、その指導者の方は居られなかったので、最後のお礼をいう事ができませんでしたが、相手監督へラインのお礼は入れておきました。

14:00から神之木グランドにて試合開始ですが、グランド整備等で1時間30分遅れているようです。

神之木グランドついた時は、まだ2試合目の試合を行っていました。(うちは第4試合)1時間30分は待機します。

選手があきないように、定期的に集合かけて集中させる言葉等をかけて、なんとか15:35試合開始です。

審判部長から「このような時間ですので、4回まで試合が成立しなければ日没ノーゲームになることをご了承ください」と説明受け試合開始です。

 

いやー長くなったので、試合結果は改めて報告させて頂きます。

 


打ったらゴーと投げたらゴー

2020年10月11日 07時18分03秒 | 少年野球

野球にはルール以外にも決められた戦術が存在します。
要は、「この状況になったらこうする!」といった戦略です。
セオリーとも似ていますが、セオリーは戦略的な手法で「このような状況になったら想定しておいた方が良い」ですが、今回お話しする事は「絶対にして欲しい戦略」です。
今回その戦略の1つであります「打ったらゴー」「投げたらゴー」について書かせて頂きます。
学童野球の低学年では、強豪チームでは徹底されていますが、発展途上チーム(我がチーム…(*ノωノ))はまだまだですね。
では、説明させて頂きます。

「打ったらゴー」
この条件は、2アウトが絶対条件です。更にランナーが詰まっている状況です。
1塁のみや2,1塁または満塁の状況で、対象者は塁上のランナーに言っています。
通常打球がフライやライナーになると、一旦走塁を止めて打球の行方を見ますよね。
ノーバウンドで捕球されれば帰塁(一旦、塁に戻らなくてはいけない)しなくてはいけないので、状況を確認してゴーですよね。
しかし、2アウトであればその結果がノーバウンドで捕球されても3アウトでチェンジだし、仮にゴロでも進塁しなくてはいけない。
更にこれが外野への飛球であれば、状況によっては大量得点に繋がります。
ですので、結果がどちらに転んでも状況が変わらないので、打ったら(バットに当たったら)ゴーです。

「投げたらゴー」
これも条件は2アウトで、打ったらゴーと塁の条件も全く一緒です。
しかし、今回はさらに条件が追加されます。その条件と「ストライクカウントがフルカウント」です。
フルカウントとは3ボール2ストライクでストライクカウントもボールカウントも全部埋まっている状況です。
「投げたら」ゴーなので「打ったら」とは違います。
では、この違いを説明します。
投げたらゴーの発動条件は先に述べた「フルカウント」が必須条件です。
よって、ピッチャーが投球した結果が色々な条件でも、攻撃側チームが損をしない事です。
仮に、ストライクで見逃しても三振バッターアウトでチェンジ。ボールで見逃しは四球なのでランナーにも影響しません。
また、その打球を打ってファールでも打ち直し。フライでも先に述べた「打ったらゴー」と同じ条件なので全く攻撃側には損になりません。
注意する点は、いくら「投げたらゴー」でも牽制(特に3塁)はあるので、しっかりボールの行方(方向)を確認してゴーして下さい。

これらの事を知っているか否かで得点率がグッと変わってきます。
また、チームとしてもいちいち「打ったらゴーだぞ!」とか「投げたらゴーだぞ!」の指示をしなくて済むので、別の指示ができ試合に集中できます。
因みに、強豪チームでこんな事を言っているチームはいないですが…

いずれにせよ、中学や高校野球ではこんな低レベルな指導はしないので、学童野球でしっかり身に付けておくべき事です。
最初は選手同士で指示(共通認識)を行わせては如何でしょうか?

あと、この投げたらゴーでは1塁と2塁ランナーはそんなに気にはなりませんが、3塁ランナーは怖いと思います。
だって、打球に向かって走る訳ですから!
恐怖に打ち勝って、是非とも全力でホームに突っ込んできてください。
あっ 因みに走路はファールエリアで走ってくださいね。


キャッチャーの片膝

2020年10月04日 06時33分50秒 | 少年野球

前に「キャッチャーの指導 Jr編その1」の時、ちょこっと記載した「キャッチャーの片膝」について、私の見解を述べたいと思います。

「キャッチャーの指導 Jr編その1」でも書かせて頂きましたが、キャッチャーは他のポジションに比べて結構きついです。
もちろんピッチャーも疲れるポジションですが、キャッチャーは同じくらいか それ以上に疲れます。
※私自身の体験として
・ピッチャーへの返球
・盗塁への対応(送球、警戒)
・ピッチャーから捕球 その他
・内外野への指示など
・カバーリング(学童野球では行いませんが)
一番辛いのが、あの防具(プロテクター、レガース、マスク、ヘルメット)を装着して1試合行う事です。夏場はサウナです。
あと立ったり座ったりで、これも身体(腰と膝・下半身)にこたえます。

この過酷なキャッチャーを1試合全力で行っていたら、体力がもちません。
なので、可能な限りでどこかで"楽"させてもらいます。試合に影響しない所ですよ。
どこかと言うと、ランナーが居ない状況です。
ランナーが居なければ「片膝を付いてのキャッチング」でも構わないと自分は思います。というか行ってました。
体力に余裕があれば、自分自身スキルアップの為、常に中腰で構える事をした方が良いかと思います。
(ワンバウンドのブロッキングやランナーを想定した動きを行う事)

では、この片膝を付くのはどちらの方が良いでしょうか?
これは、Jrのキャッチャー候補選手(ユウマ、ヒロワカ、ヤマト)にも説明させて頂きました。
これも私の持論です。ご意見等あればお願い致します。

私は膝を付くのであれば、「左膝」だと思います。理由として
「ミット(左)側の稼働範囲を広げたい」からです。

キャッチングで左膝が邪魔だからです。特に左膝辺りの低めは膝があると取りにくい!
じゃあ右膝は邪魔にならないの?とお思いですが…邪魔です。
しかし、右(膝)側で捕球すると、左手親指が下の状態 つまり横にスライドしての捕球なので左程邪魔にはならないんです。
右膝付近の捕球は縦の捕球になるので、邪魔な左膝が無いと捕球しやすいです。

あと、基本のキャッチングは左膝より外側に左肘があって欲しいです。股の内側に両肘を入れないで下さい。
(要はキャッチャーの構えで多少内股になる感じです。ガニ股ではないです)
また、完全に膝を付くよりかは、左膝の内側を地面に設置する感じが一番の理想だと思います。

先に述べました膝を付いての捕球方法ですが、私自身 実は大人(草野球)からです。
高校野球の時には、とても先輩方の投球を膝付いて取れなかった(怖くて)ような思い出があります。
また監督からも「横着するな!」の育成指導あったような記憶?があります。(おぼろげな記憶)

ですので、私が指導者として気を付けていることは「これが絶対に正しいからこうしなさい!」と無理矢理行わせる指導です。
選手にはひとりひとりに合った指導方法があります。
指導者がたくさんの引き出しを持っていて、色んな考え方でアドバイスをして、その中で一番合うものを一緒にトライしていく事です。
生意気な事を言うようですが、これがコーチングの形なんではないかなあ~と私は思っています。
自分の指導に自信を持つことは大切ですけど、それが必ずしも全員に当てはまるとは限らないとも思っています。
指導者も常に勉強して、たくさんの技術論の中からその選手に合った教え方をするのがコーチングではないかと思っております。


エラー

2020年10月03日 06時02分51秒 | 少年野球

少年野球でエラーは必須です。

逆に、エラーのない少年野球はなんか面白くないです。

でも、「どんどんエラーしようぜ!」とは言わないですよね。エラーは出来る事ならしたくないです。

今回、このエラーについて私の持論を述べさせていただきます。

 

先にも述べたように、少年野球でエラーが出るのは当たり前だと私は思っております。

プロ野球選手だってエラーをするのですから、小学生がエラーをするのなんて当たり前です。

だから自分は、選手が試合でエラーをしても、私は激怒しません。(顔には出ているかも)

もちろんエラーが減るように日々の練習で指導することは当たり前です。

でも…残念ながら少年野球にエラーはセット物なんですね。

じゃあ、エラーが発生してもベンチ(指導者)は見過ごしてOKでしょうか?違いますよね。

そうです、エラーの後のプレイカバーが大事だと指導するべきです。

私たち指導者が、選手たちに伝えているべき重要なことは

「エラーをするな!」でなく「エラーの後のプレイが大事」だという事です。

そして次に重要なことは、バックアップ(カバーリング)ができているかどうかです。

エラーしてしまったって落ち込む時間なんてないです。まだプレイは終わってないです。

だから全力でアウトにするために、次のプレイに頭を切り替えるべきです。

諦めたらそこで試合終了ですよ。(スラムダンクの安西先生風に)

1個のミスを最小限に留める事が大事です。

ミスが2個、3個、4個と続いてしまうと、これこそ闘争心がなくなってしまいます。

たった1個のエラーで出塁を許してしまったって、その後を抑えてくれば点は取られないです。

だからこそチームメイト(仲間)同士でお互いをカバー(フォロー)しあうことが大事だと伝えるべきです。

たとえば内野手が後逸してしまっても、外野手がちゃんとカバーに入っていればそれ以上の塁は取られません。

1塁送球を暴投してしまっても、ちゃんとライトがカバーに入っていてくれれば2塁までは進めません。

このエラーをすると想定して動くカバーリングは、もしかしたら1試合に1回もない時もあるかもしれません。

でも、たった1回のカバーを怠った事で点を取られてしまうことだってあります。

カバーは大変だけど、カバーリングこそチームメイトへの優しさと信頼だと私は思っています。

「俺がカバーに行くから大丈夫だぞ!だから安心して思い切って投げてこい!」

そんな気持ちで自分から動いて欲しいです。

あと、エラーしてしまってカバー(助けて)してもらったら、ちゃんとチームメイトに伝えて下さい。

「サンキュー助かったよ。次は絶対アウトにするから!」

こういうことこそ「チームプレイ」だと私は思っておりますいます。

個人競技では自分のプレーだけですが、団体競技では仲間のためにプレイすることができるのも楽しさだと思います。

だから、以前にもブログで書かせて頂きましたようにボールだけ見るのでなく、カバーに動いてくれている選手をしっかり見て褒めてあげたいんです。

一つのボールに集中して指導者皆がが見ている時こそ、そういった縁の下のプレイを評価してあげて下さい。

そして褒めると選手も嬉しくなり、率先してカバーに行ってくれ良い相乗効果になります。

我がチームは徐々にではありますが、カバーリングは浸透してきました。

しかし、エラーしてからのリカバリや声掛けがまだまだです。

その事が、無意識で出来るようになってくる日を楽しみにしながら、お酒を飲みながらブログ書いてます。