練習試合 2020年7月24日(Jr戦)

2020年07月27日 07時00分00秒 | 少年野球

先に報告しました、今井仲町子ども野球会の試合結果報告です。

9:30~11:00までレギュラが試合でした。11:00からはジュニア(4年生以下)となります。

我がチームは後攻です。今度は私は球審での参加です。ではスタメン

1.ショウヤ 9

2.オカミナ 1

3.S    6

4.ソラ   3

5.マツミナ 7

6.ヤマト  2

7.クリス  8

8.タイヨウ 4

9.ヨウ   5

1回表 先発はオカミナ。兎に角ストライクを先行させるピッチングを希望します。1番には幸先よく三振で1OUT。2番にはセンターオーバー打たれる。3番にもライトオーバーの長打を打たれ2-0となる。4番にはセカンド内野安打(記録は内野安打だが完全なタイヨウの凡ミス)でさらに1点で3-0。5番にはピッチャーゴロで2OUT。6番は三振で3OUTチェンジ。

1回裏 1番ショウヤは四球で代走にタグリク→盗塁→盗塁で2塁。2番オカミナは三振1OUT。3番Sも三振で2OUT。4番ソラは三振でしたが振り逃げで出塁→盗塁あとワイルドピッチで2点が入る。5番マツミナは四球→盗塁、ワイルドピッチで3塁。しかし6番ヤマトは三振で3-2。

2回表 7番には四球盗塁で2塁。8番はサードへ打球ですが、なぜか2塁ランナーが3塁へ進塁していて3塁手ヨウがタッグして1OUT。しかし2塁盗塁などあり、1OUT3塁。9番は三振。1番には三振に抑えたが振り逃げ→ワイルドピッチ等で2点献上5-2。

2回裏 7番クリスは三振1OUT。8番タイヨウはピッチャーゴロで2OUT。9番ヨウは四球→盗塁で2OUT2塁。1番先ほど代走で出たタグリクしかし三振で3OUTチェンジ。5-2。

3回表 ピッチャーをSに交代。4番を四球で出塁させるが5番の所で相手チームが盗塁を結構!しかし、この回からキャッチャーをヒロワカに交代しており、ヒロワカ矢の送球で2塁盗塁を阻止!1OUT。5番にはセンター前ヒット→盗塁→盗塁で3塁まで進めるが6番、7番を三振で切り抜き0点で抑える。5-2。

3回裏 時間的に最終回の攻撃となる。2番オカミナは四球→盗塁で2塁。3番Sは三振。4番ソラはピッチャーゴロで万事休すと思いきやファーストのエラーで2塁まで進む感に1点入る。5-3。5番ヒロワカはサードエラー。その間にもう1点入る。5-4。さらにヒロワカが3盗塁で3塁まで進む。6番は守備から入っているエイト。その打席で俊足?ヒロワカが相手意表を突くホームスチールでもう1点追加で5-5。エイトは三振で試合終了。

レギュラのコメントでも書きましたが、点数なんてま~~ったく気にしてません。だから勝とうが負けようが気にしません。ジュニア監督にも試合中に伝えましたが、試合中は課題を明確に洗い出してください。選手個々の動きやバックアップの仕方など。その洗い出した課題を練習で修正させれば改善できます。

で、老婆心ながら指摘事項を数点

①キャッチャー ヤマトの再指導
 →キャッチングの仕方、盗塁までの足の動かし方 等
②ピッチャー オカミナの牽制
 →急造の割にはしっかり準備できていたと思うが、目でも良いので今後は牽制を勉強してほしい
③セカンド タイヨウンの動き
  →ノックで投内連携を再度勉強させる必要があります
④リードの小ささ
 →こればレギュラにも言えますがリードが小さすぎる
  おそらく地面がぬかるんで足を取られるからだと思われるがせめてセーフティーリードはとる必要がある
  しかしセーフティーリードすら取れていない!
⑤全体的にバットが振れていない
 →これは台町グランドの時から思っていましたが、選手は素振りしているのだろうか?と思ってしまう
  明らかにバットに振られている選手が目立つ
  何も練習しないでヒットを打とうなんて虫がよすぎる
  4年生は最後のジュニア大会ですよ いい記憶になるか否かは自分次第ですよ
⑥最後のヒロワカのホームスチール
 →ヒロワカがかえってベンチ盛り上がってましたが、水を差すようで申し訳ありませんが、あそこでホームスチールは
  戦略的にありません ここは指導者がヒロワカに釘さすべ 通常の鶴見リーグでは完全OUTです

以上です。かなり厳しいことを注文しますが、私は今の4年生にすごく期待してます。

今は手綱を緩めるところではありません。

かといって常に緊張させる必要はないかと思いますが、指導するところは早めに指導してください。

そうしないと、選手も「これが正しい行い方なんだ」と勘違いしてしまう可能性があるからです。

8月の公式戦まで残り3週間となりました。

選手は「悔いが残らない」 指導者は「悔いを残させない」 指導をお願いいたします。


練習試合 2020年7月24日(Reg戦)

2020年07月27日 06時00分00秒 | 少年野球

先日、久しぶりに練習試合を行わせて頂きました。

先方 のご厚意で、グランドまで提供して頂きました。

対戦相手は、以前 あじさいリーグでも対戦のある「今井仲町子ども会野球部」さんです。

試合会場は丸子橋付近 河川敷の天神グラウンドです。

前日の大雨の影響で、グランド付近とグランドは大変な状況でした。

しかし、野球ができるだけましです。皆(指導者&引率お母さん方)で一生懸命整備し何とか9:30開始までこぎつけました。

試合は最初 レギュラ(6,5年生)が行い、二試合目がジュニア(4年生以下)予定です。

しかし、レギュラ 本日欠席者も多く、ジュニアから選手を借りて試合参戦です。

ジュニアからユウマ、マサト、ヒロワカ、オウスケ、ユウガの5名が追加参戦です。ありがとう!

私は1塁審判で参加させて頂きました。では、池谷戸タートルズが先行でスタメンです。

1.ユウガ  9

2.タケル  5

3.ケンタ  1

4.トモヒサ 2

5.ハルマ  7

6.リヒト  3

7.マサト  6

8.リク   8

9.ユメ   4

1回表 タートルズの攻撃 1番ユウガは三振 1OUT。2番 タケルはサードゴロ 2OUT。3番 ケンタは四球→盗塁で2OUT2塁。しかし4番トモヒサは三振で3OUTチェンジ。0-0。

1回裏 先発はケンタとにかくストライクを先行させるピッチングを望みます。相手チームの1番はセカンドフライで1OUT。2番はサードゴロで2OUT。3番はライト前ヒット&盗塁で2OUT2塁。4番にはショートへの内野安打で1,2塁。しかし5番をピッチャーゴロにしとめて3OUTチェンジ 0-0。上々の立ち上がりです。

2回表 5番ハルマは四球。しかし盗塁死で1OUT。6番リヒトも四球→盗塁で1OUT2塁。7番マサトはピッチャーゴロで2塁のリヒトがタッグアウトで2OUT1塁。マサトが盗塁で2塁まで進む。8番リクがピッチャーゴロ しかしボテボテが幸いし内野安打となる。さらに暴投でマサトが帰り1-0となる。9番ユメは三振で3OUTチェンジ。

2回裏 6番をサードゴロに抑えるがリヒトのエラーで1塁。さらにワイルドピッチも重なり、0OUT3塁。7番を三振で1OUT3塁。8番には四球→盗塁。9番も三振で2OUT3,2塁。しかし1番にライト線を破られる2塁打で0-2となる。さらに2番で四球→盗塁→ワイルドピッチでもう1点を失う。0-3。ピンチが続く。しかし3番のライトフライをライトに守っていたオウスケがナイスキャッチで3OUTとなりチェンジ。

3回表 1番守備から交代していて先の回でナイスキャッチをしたオウスケ。四球を選び牽制球悪送球で2塁まで進む。2番タケルはファースト内野フライ。しかし何故か?オウスケが走っており2塁に送球され2OUT。ここはやってはいけないミスです。こういったミスはジュニアでもしないよ!3番ケンタはセンター前ヒット→盗塁で2OUT2塁。4番トモヒサはいい当たりの打球!しかしレフトがいいところに守っていた。レフト正面のライナーで3OUTチェンジ。トモヒサはバットに当たる確率もUPしてきましたね。

3回裏 4番は三振。5番も三振。6番も三振でケンタ圧巻のピッチング素晴らしい

4番表 5番ハルマはピッチャゴロで1OUT。6番リヒトもピッチャーゴロで2OUT。7番に代打でヒロワカしかしセカンドゴロで3OUT。

4回裏 この回からピッチャーがリヒトになる。7番を四球。8番にはセンター前ポテンヒットで3,2塁。9番は四球で満塁。1番はサードゴロ。内野もバックホーム体制 お誂え向きのホームゲッツーと思いきやなぜかタケルはファーストへ送球?ファーストのヒロワカも???とりあえずは1OUTとはなったが、ここはチャレンジしてホームに送球しないとタケルも悪いがキャッチャーのトモヒサにも責任がある。しっかりとベンチのバックホーム体制の意図を理解して、内野に大きな声で指示しないと!ファーストがアウトになったからOKではないよ。特に練習試合なんだから練習でたくさんしてきたホームゲッツーをトライしないと!私は1塁審でベンチに声はわかりませんが、コーチ陣はしっかり選手にミスを伝えてあげて下さい。チャレンジしてミスしてもトライOKを選手へ試合前に伝えていれば少しは変わると思いますのでお願いします。1点が入り1-5となる。この後2,3番を内野ゴロに抑えて3OUTチェンジ。

5回表 時間的に最終回です。8番リクはセカンドゴロですがファーストのエラーで出塁→ワイルドピッチ→盗塁で3塁へ。9番ユメは四球→盗塁。1番の所で代打ユウマしかし三振で1OUT。2番タケルがサードゴロしかしファーストエラーで1点を返す。2-5。3番ケンタは四球。1OUTランナー3,2塁。4番トモヒサは内野フライを打ち上げる。その際に球審から「インフィールドフライ!」を宣告。わたくしも同調して「インフィールドフライ!」と大きな声で宣告。すると、これもよく野球ルールで出題される問題通りの状況となる!そうですインフィールドフライ宣告後にショートが落球してしまいました。もう相手のチーム選手も我がチームの選手も皆???です。

インフィールドフライ - 少年野球BLOG  ~一球懸命~

ここは指導者の皆様、再度選手へ指導ください。インフィールドフライが起こる条件と起こったあとの対応をお願いします。5番ハルマは死球となるが、6番リヒトはピッチャーゴロで3OUTチェンジで集合です。3-5で敗戦ですが、練習試合ですので私は全く気にしてません。

前にもこのブログで書きましたが、要は結果は重要視してません。どこを見るかはそれに至る過程です。どのように準備していたか?どのように対応していたか?です。だから、先に述べたタケルのホームゲッツーやオウスケの走塁、リード幅が狭い事、スライディングをしない事、ランナーをフリーにさせること、逆にランナーを気にしすぎて制球が定まらない事、アウトカウントで守備位置を取り直すこと、野球のルールを理解しているか等…挙げたらきりがありません。それを指導者は改めて再度指導しなおすしかありません。1度言って治れば天才です。何度も何度もしつこいくらい指導して行きましょう。これは根気しかありません。

今井仲町子ども会野球部様 この度は忙しい中試合を組んで頂き、本当にありがとうございました。

本当に嬉しかったのが選手だと思います。久しぶりの野球すごく楽しんでました。

今度は是非、我がチームのグランドへお越しください。

本当にありがとうございました。


チーム選びから入部後まで

2020年07月26日 07時39分19秒 | 少年野球

入部後に「こんなはずでは…」と思われた保護者の方も居るのでは?
入部する前は、選手に対して監督コーチが優しかったが、入った途端 鬼のノックや罵声を浴びたり等 全く違ったって経験ないでしょうか?
 
私自身も、高校野球(学校)の入寮では諸先輩方は優しかった。
荷物も部屋まで運んでくれたり、ニコニコして接してくれた。
が…しかし…しかし…
親が帰ったその夜から地獄は始まった。
廊下に1時間正座させられ、寮の規律など身をもって体験させられました。
また起床も7時で、早朝から2km程度のランニングから始まります。
本当に刑務所のような生活でした。(笑)
まあ、そのような体験があったので、社会人になっても上下関係や一般常識的な事は全く気になりませんでした。
※今はそのような事は無いですよ。30年以上前の事ですので。
 
話を戻します。
「子どもが野球チームに入りたい」と言う事があると思います。
その際には、色々なチームを見て下さい。
早く入部させたいという気持ちも判りますが、しっかり色々な細部を見て判断して下さい。
お母さん方の噂、卒団した子供の話、費用、成績、総部員数、コーチの数・質、指導方針、練習グランド広さや自宅までの距離、練習時間、年間練習日数、チームの備品、ホームページ内容・更新など
一概に言えませんので、ここは体験入部で色々見て比べてチェックして下さい。
最後は、子供と相談して決めて下さい。
後悔しない選択をお願いします。
 
世の中に「違和感」を感じながらも、我慢しながら野球に関わっている保護者が実は少なくないかもしれません。
選手が伸び伸びと楽しく野球してなく、指導者から理不尽な事を言われ、我慢してプレーしていても「勝つためには必要」と思っている指導者も悲しいが居ます。
しかし、ここ最近 ネットの発達や社会事情的(コンプライアンス等)にほとんどないと思っています。(ゼロではないです)
 
この考えが蔓延る少年野球ですが、現状は深刻です。
「チームの格差」
「指導者の格差」
の広がりが、目に見えてきています。
 
どうか、選手達が理不尽な指導者の自己満足の被害者にならないように願うばかりです。


チーム選びの基準は「勝利の数ではなく「選手達の表情に向ければ、答えは見えてくると私は思っております。


ラインアウト

2020年07月23日 08時25分00秒 | 少年野球

まだ野球活動に制限がかかっていない時の話です。

私は少年野球の1塁審判をやっていました。

鶴見区では基本3人制です。当日も3人制で審判行っていました。

シチュエーションは2回裏 1OUTで2塁です。

3人制ですので1塁審の私は2塁寄りにて待機しておりました。

打球は1塁線のボテボテロゴロ。ピッチャーは捕球して打者走者へタッグに行きました。

本来は1塁審判がジャッジをするのですが、2塁付近で次のプレイに備えている為、ジャッジは球審にお願いしました。

結果、判定は打者走者がタッグを掻い潜ってセーフとなりました。

 

試合終了後に反省会となりました。

今回特別に、一級公式審判員の方がバックネット裏の本部で試合を見ておりました。

その反省会で、

「2回のジャッジ、私ならばラインアウトで打者走者はアウトにするよ」

との事でした。詳しく聞きました。

タッグの際(ライン上)に、タッグをする選手の腕が完全に伸び切っているのに、打者走者に接触しない事は3フィート以上離れていると判断するからだそうです。

このラインアウトについては以前のブログ参照下さい。

このルールはあくまでタッチを免れる時だけに適用されるものです。

1塁を大きくまわって2塁に走る時(オーバーラン)は3フィート以上走路から外れますが、この時はアウトになりません。

他には走路上に転がったボールを処理しようとしている野手を避ける場合も大丈夫です。(守備妨害を回避するため)

それでは、プレイの流れの中で元々走路から外れた場所にいた走者をタッチに行った場合はどうなるんでしょう。

そのときには、塁と走者を結んだ線の左右3フィートが走路とみなされます。

ここ、結構間違って覚えている方が多いです。

 

では、今回のような場面に遭遇した場合の審判のコール、ジェスチャーはどうすればよいのでしょうか?

一級審判員の方に教えて頂きました。

審判のコールとしては、3フィートとなるライン上を指差して「ラインアウト!」と言うそうです。

実際にアウトをコールする場合には「ラインアウト ヒズアウト!」となるようです。

立派な公式球場では土と芝の境目がスリーフィートとなっているようなのでわかりやすい場所もあります。

学校校庭や大きめの公園では判断が非常に難しくなりますが、先に述べたタッグしようとする選手の動作で、比較的簡単に判断できるそうです。

実際にグランドに立つと、色々な事がわかるもんですね。

次はしっかりとジャッジしなければ。

 

自分の中でしっかり理解して、次には上手にコール・ジャッジしたいです。

選手達が成長する為にも、しっかりとジャッジしなければならないんですね。





ドアスイング矯正方法

2020年07月19日 06時32分18秒 | 少年野球

ここ最近、Jrばかりの指導になっていて、中々Regを見れていないです。

ですので、Jrの練習を遠めに見ながら、気になった選手や箇所を監督やコーチに助言アドバイスさせてもらってます。

その選手で、私がRegのコーチだった際にも在籍していた5年生のリヒトについて書かせて頂きます。

彼は4年生の時から人数的な問題で、JrとRegを掛け持ちしておりました。

身体能力もあり、負けん気もあるので来年度はRegチームの中心選手として活躍して頂けると思っております。

しかし、その彼も私がRegの時から気になっていた点があります。

そう、今回の議題にもある典型的な『ドアスイング』なのです。

今回、リヒトへの自覚とドアスイングの選手への修正点について書かせて頂きます。

 

まず、このドアスイングのどこが悪いのか書かせて頂きます。

ドアスイングとは、スイングの早い段階から腕が伸びた状態でスイングしてしまう事です。

要はトップからスイングに移行する際に、すでに腕が伸び切って、バットのヘッドが遠回りする動作の事です。

名前の通り、ドアの動作を真似た言い方をしています。

バットを握ったばかりの子供や、野球をあんまりやったことのない方や未経験者のお母さん方などになっていたりしています。

では、このドアスイングの選手と、そうでない選手の違いなどこにあるのでしょうか?

いや、そもそも何故ドアスイングになってしまうのでしょうか?

バットの軌道と、腕や下半身を中心とした身体の使い方で変わってくると思います。

通常のバットスイングの場合は、顔の横(耳の付近)でグリップを構えた状態から、下半身主導の身体の回転にそって、徐々に腕が伸びていく形になります。

そして、インパクトのあとからフォローにかけて、腕が伸びきったような状態になると思います。

これに対して、ドアスイングになる場合を見てみると、腕の使い方を間違えています。

スイングの初期の段階から、腕が伸びしかもいわゆるヘッドがさがった状態でスイングをして、ボールに当てにいってしまいます。

しかも、下半身が使えていなくて、腕だけでバットを振ろうとすることにより、この傾向が助長されます。

では、ドアスイングの状態では、バッティングにどんな弊害があるのでしょうか?

まず、バットの軌道についてですが、ボールに対して外からアプローチしていく形になります。

ドアスイングだと、全てのボールに対して外からアプローチしていくので、これができなくなります

※ボールの外側を叩いている間違った感覚

ですので、外角のボールは引っかけてしまい、内角のボールは引っ張り込んでファールになってしまうという事になります。

そして、ボールに伝えるパワーについても弊害が生じます。

腕の力に頼ったスイングになってしまうため、下半身のパワーをボールに伝える事ができにくくなります。

しかも、バットのヘッドが下がっている状態になるため、弱々しいポップフライになってしまう事がよくあります。

そして、早い時点から腕が伸びた状態でボールに当たってしまうので、ボールに当たる直前からバットを加速させていく動き いわゆるバットでボールを押し込むようなスイングができないのです。

※右打者の場合には右手で押し込む力

強い打球を打てるバッターというのは、この最後の一押しでボールを飛ばしていきます。

その辺りを選手本人に説明して認識させ、更にお父さんコーチにも説明させてもらいました。

是非取り入れて欲しい練習方法です。

私も高校野球時代にチームで取り入れていた練習方法です。

『壁際でのスイング』です。

これは、壁や塀、フェンスなんかから腕をたたんだ状態で、ぎりぎりスイングできるかという位置に立って素振りをする方法です。

そうすることによって、腕を伸ばしてスイングする事ができませんから、腕をたたんだまま身体の回転で打つ動作を身体に覚えさせる目的で行われます。

最初に金属バットで行うと、壁を壊して怒られるので、最初はプラバット等でスローモーション行う方が良いかと思います。

だんだん出来てきたら、金属でゆっくり行いましょう!

あと、ボールの外を叩いてしまうのが、このスイング大きな弊害のひとつですから、ボールの内側を叩く意識を持たせることが大事です。

例えば、ボールを置いてするティーバッティングなどでも、マーク等の目印を内側に向けてあげて、そこを打つつもりでスイングさせたりするのもいいと思います。

そうすることで、自然とボールの内側からバットが出てくるようになると思います。

あとは、下半身から動かしていく動きを常に意識させることが大事だと思います。

前にブログで説明させて頂いた「手打ち」の際に図で説明した内容で練習も効果あると思います。

右打者がライト方向に強い打球を打てるというのが、凄いバッターだと思います。

それには、このドアスイング克服は非常に大事な練習方法です。

普段の練習等から意識をしていけば、十分修正・克服できる内容です。

大事なことは、前にも言いましたように「直そうとする気持ち」です。


ボナファイド

2020年07月14日 07時10分12秒 | 少年野球

2020年7月12日のジャイアンツ対ヤクルトスワローズの試合で、発生した事案を今回議題としました。

6回裏 ジャイアンツの攻撃。1塁にパーラ選手がいて打者は炭谷選手。

炭谷が打った打球はゆるいショートゴロ、ショートンのエスコバー選手はダブルプレーを狙うべく、2塁の山田選手へ送球。

2塁山田選手は捕球したが、2塁へ滑り込んだパーラが障害となって1塁への送球は出来ず結果ダブルプレーは免れた…のように思えた。

しかし、ヤクルト 高津監督から「2塁へのスライディングが守備妨害ではないか?」との指摘がありました。

詳細は【巨人】パーラのスライディングで適用されたボナファイドとは…

審判が集まりリプレー検証の結果、パーラのスライディングに守備妨害が適用され、併殺となり得点も取り消されました。

 

このボナファイドですが、プレーの内容はわかってましたが、これが「ボナファイド」っていう言葉っていうことは初めて知りました

よく、MLBではダブルプレー崩しは当たり前で、酷い時にはベースでなく野手に向かってスライディングする選手もいました。

しかし、近代野球ではこのような大怪我につながるプレーはルール的に大きく改善されてます。(コリジョンもこの理由です)

このようなプレイは野球の醍醐味・駆け引きではありましたが、そこは選手ファーストだと思います。

ボナファイドとは日本語で「誠実な、真実の、善意のある」を意味するもので、公認野球規則にも記されている言葉のようです。

 

先に述べましたように、野球の楽しみが少しだけ減った気もしますが、やっぱり野球は正々堂々と戦ってプレイすることだと思います。

そういった気持ちで選手たちにも、中学・高校野球 将来的には選手を指導する人になってほしいです。

 

私はジャイアンツファンですが、今回のパーラ選手のプレイはあまり好きではありませんでした。

選手も決して「相手を怪我させてやろう」と思ってプレイしている訳ではありません。

ダブルプレーを阻止する「チームプレイ」がそうさせたと思っています。

私もYOUTUBEで再確認しましたが、今回のケースは、ベースに向かって真っすぐにスライディングこそしていました。

しかし、審判は「あまりにも近くから、勢いをついてベースを越えた」との説明でした。

つまり、野手を負傷させかねない、危険度の高いものだったと判断されたということですね。ナイスジャッジでした。

 


親子のキャッチボール

2020年07月13日 19時35分51秒 | 少年野球

ここ最近コロナ禍の影響で、週末は自宅等 家族で過ごす生活が多くなってきましたね。

コロナ禍前までは、週末 お父さんは少年野球のコーチ(お手伝い)で昼間はほどんど家に居なかったと思います。

また子供達も、少年野球や近所の友達と遊ぶ事が一般の日常でした。

しかし、少年野球活動の自粛や感染リスクを下げることで、家族以外との接触を避けられてきました。

そのことで、先に述べた家族とのふれあいも多くなったと思います。

 

そこで、私からのお願いです。

せっかくこのようなチャンスですので、親子の絆を深めては如何でしょうか?

一番はやっぱりキャッチボールだと思います。

しかし、なかなかキャッチボールする場所ってないんですよね。

お勧めは、神奈川区にある打越公園ですかね。また、生麦駅近く(生麦小学校の裏)の貝の浜公園です。

両方とも軟式ボール利用はOKです。

経験者のお父さんはキャッチボール中、色々アドバイスしてあげてください。(あまり言いすぎると嫌われますよ)

経験がないお父さんでも、ただキャッチボールするだけでいいです。日頃の些細な出来事を聞くだけでもOKです。

それでも話題がなければ、ただ黙々とキャッチボールでもOKです。それだけでも子供たちの記憶にはしっかりと残ります。

 

私の親父は病気で43歳の若さで亡くなりました。私が18歳の時でした。

私が小学生の頃、親父と行うキャッチボールは楽しみで嬉しかったです。

キャッチボール中、親父はほとんどしゃべりませんでした。

ただ、黙々とキャッチボールをしていたという記憶は朧気ながらにあります。

たまに暴投してしまったりすると、文句は言いませんでしたが、返球のボールのスピードが異様に早かった事を思い出します。

そういった記憶は40年以上たっても記憶に残ります。

また、そんな記憶を酒の肴にして、10年後に子供と会話できる日を楽しみにしては如何でしょうか。

 

コロナ禍で嫌な事ばかりではありません。

逆手にとって、良い事を行えるようにし、コロナ禍終息に向かってみんなで頑張りましょう。


キャッチャーの指導 Jr編 その1

2020年07月12日 06時25分00秒 | 少年野球

前にも記載させて頂きました通り、今 Jr(4年生以下)の指導を中心に行っております。

キャッチャーは本当に難しいポジションです。

ピッチャーからのボールを取るだけでなく、色々やる事が盛りだくさんです。

その『キャッチャーとしての技術的な事』を簡単ですが述べさせて頂きます。

これも、違うという方が居れば、是非ご指摘下さい。

 

Jr監督とも相談し、対象となる選手3名選抜しました。

ユウマ(4年生)ヒロワカ(4年生)ヤマト(3年生)です。


キャッチャーの練習は、小学生には結構ハードだと思います。

反復練習をして、身体に覚えさせたい気持ちはわかりますが、選手の故障に繋がっては意味がありません。

本当は、下半身や股関節強化練習を行った方が良いのですが、先に述べたように、結構小学生にとっては厳しい練習になります。

ですので、小学生のうちは反復練習よりも、短時間で集中した練習を行うことの方が結構理解してくれていると思います。

だから、私もキャッチャー練習は普通の練習に比べて、休憩の間隔を多めにとっております。

それでは、具体的な練習方法です。まずは構えからです。

構えは色々ありますが、絶対条件として「ピッチャーに対して正対」は必ず守って欲しいです。

どうしてもランナーが居たら、盗塁に備えて斜に構えてしまいがちですが、ここも頑張って正対にして欲しいです。

あと、ランナーが居なければなるべく楽な構えで良いとも思います。

常に緊張感を持つことも大事ですが、やっぱり疲れます。

特に夏場は防具もつけ、立ったり座ったりと過酷なポジションです。

私の経験的にも、いい意味「楽にできるところは楽をする」スタンスで良いと思います。

だから、ランナーが居なければ、私は片足をついてキャッチングします。(この片足についてはまた後日お話しします)

最後に、足の幅は肩幅より若干広く、どっしり腰を下ろして、踵は浮かさず地面につけて大きく構えます。(ランナーが居たら若干腰を浮かし気味で)

 

次はキャッチングです。

兎に角、捕球時にミットを動かさない事です。いわゆるビタ止めです。

あとグローブ内のキャッチ(捕球)する場所は、親指と人差し指でL字を作ったその間で掴む感覚です。

この間に入れて捕球すれば、良い音でキャッチングできます。

この時、肘は軽く曲げてキャッチした方が遊びができて捕球域が広がると思います。

また、選手にはここを時間をかけて説明しました。

「キャッチングの際、ボールの勢いに負けてミットが下に落ちたり、外角に捕球が流れてしまうと、せっかくの良いボールも球審によってはストライクをとってもらえない場合があるよ」

「だから先に言った『ミットを止める』という意識を持ってキャッチングを行う事は非常に重要な事だよ」

「特に低めと右打者の外角低めはピッチャーにとって生命線となるよ」

「ここをビタ止めできるか、ミットを流されるかでピッチャーを殺すか活かすかがキャッチーで決まってくるよ」

ここで選手には、以下の事を指導させて頂きました。

①外角(特に低め)は流されないように意識して手首を強くして構えておく。

②基本ミットを動かす事は球審に対する侮辱行為になるので、ミットは動かさない。

③ボールをストライクにするのでなく、ストライクをストライクと言ってもらえるキャッチングをする。

今日はこの辺で…。

 

次回は盗塁時(ニ盗,三盗)の送球と、キャッチャーフライ、ルール関連について記載します。

ではでは!


少しずつ、少しずつ

2020年07月09日 20時28分00秒 | 少年野球

先々週(6月末)くらいから、コロナウィルスの感染者数がかなり下がってきて、コロナも終息か?と思いかけてました。

しかし、7月入って(緊急事態宣言が解除されて約3週間)から感染者数が大幅に増加しています。

東京では7月5日から3日間連続100人超えです。

さらに今日(7月9日)は東京都過去最多の220人以上の感染が確認されました。

ここにきて緊急事態宣言の再発令かともいわれています。

 

前にもお話しましたように、小学校の利用は学校開放委員会が行っております。

先月までは「7月中は小学校校庭利用禁止」でしたが、状況によっては8月も継続して利用禁止もありえる状況になってきました。

チーム練習も7月から開始され、徐々に選手も慣れて野球感を取り戻しつつあります。

できればこの状況を維持して、予定通り8月から校庭を使った野球がしたいです。

 

子供たちは普通に野球がしたいんです。

マスクしながらの運動や、ハイタッチのない野球なんてしたくありません。

でも、早く終息するため、一生懸命 今自分ができることをやっています。

ここ最近、感染者数が伸び浮ている原因は、PCR検査の増加ともいわれています。

しかし、もうひとつの原因は大人達の夜の繁華街が原因ともいわれております。

もう少しだけ我慢しましょうよ。もう少しだけ。

子供たちのため、将来のため。

徐々に徐々に、少しずつ少しずつ前進していきたいです。


打席に入って行う事

2020年07月05日 06時35分00秒 | 少年野球

打席に入る際には、本当に緊張しますね。

私も中学・高校の際、打席に入る際には口から心臓が出るのじゃないかと思うくらいにド緊張してました。

ですが、こればかりは避けて通れない事です。

じゃあ、どうすれば緊張しなの…ですが、具体的な対策はありません。ガックシ。

ですが、打席に入る際のルーチンワークを行う事で、自分自身の験を担ぐorおまじない的なものを行う事で少しだけ緊張がほぐれるかと思います。

今回、この「打席に入ってボールが来るまで」について、少し記載していきたいと思います。

 

➀リズムをつくる(ルーチンワーク)

プロ野球もそうですが、打席に入ってから自分自身常に行うルーチンワークを決めた方が良いかと思います。

例えば、バットでベースの角をコツンと叩いて距離を確認したり、イチロー選手のようにバックスクリーンに向かってバットを立てたり等。

そこで、出来れば行って欲しいルーチンに「深呼吸」を入れて欲しいです。

一度大きく深呼吸をし、心と体を落ち着かせたいです。

ポイントは、呼吸を吐くときにへその少し下あたりの【丹田】という場所にスーっとゆっくり落とし込んでいくみたいです。

この呼吸法をすることで、構え自体にどっしりとした安定感が生まれるようです。

呼吸法でだけではありません。色々試して(プロ野球選手の真似をするにも結構)構えが自分に合ったルーチンワークを決めて下さい。

 

②構えの形は何でもいい

構えとは、ピッチャーがいつ投げてきてもいいように、打者側が準備完了している状態をいいます。

構えには基本という形はなく、千差万別、自由であるというところが特徴です。

※昔、DeNAベイスターズの前のチームとなる横浜ベイスターズの種田選手の構え方が独特でした。

しかし、バッティングでは自由にやっていい部分と、できればここだけは押さえて欲しいポイントがあります。

構えは、バッティングの中で唯一個性を出していい部分であり、枠にはめ込んではいけない部分だと思います。

反対に、トップは基本通りの型があるので、その型をできれば守ってほしいですね。

 

③両目で見る

ピッチャーを見る時には、片目ではなく両目でしっかりと見て欲しいです。

いやいや、正面向けないから見れないよ!と思いますが、だからできるだけ顔をピッチャーに向けて欲しいのです。

可能な限り首を回して。

ボールをキャッチする時もそうですが、片目よりも両目で見たほうが正確性は上がります。

片目をつぶって人差し指の先端をくっつけて下さい。

多分、一発で合わないと思います。

※いなかっぺ大将 大ちゃんの「どぼじて」ポーズです…わかりにくいね⤵


話がそれましたが、それくらい片目でボールを捕らえるのは難しいです。

だから、両目でしっかり見てほしいです。

 

④停止しないで動いておく

構えのときに筋肉が緊張しないようにするコツは、ガチッと固めずにつねに動かしておく事です。

動かすといっても、体全体を揺する動きではなく、リズムを刻んで自分の"間合い"で始動して欲しいのです。

例えば、グリップの握りで行ったり、前足(右打者であれば左足)でリズムを刻んだり等、色々あります。

この動作は、いつでも動き出せる効果もありますが、筋肉を緊張させない効果もあります。

動作の「遊びをつくる」ためには、動かしておくのも重要です。

早めに準備して、始動遅れの無いようにしっかり・どっしりと構えておいてください。

要は準備が非常に大事です。準備が出来ていれば悔いは残らないはずです。