毎週しっかり野球の練習には来てくれる、けど たまに手を抜く。なぜだ…
野球は嫌いではない。上手になろうともしている…。だけど「手を抜く」
そうした選手は、だいたい決まっています。
私も「手を抜いちゃ駄目!」と叱ります。その時は良くなるが、やっぱり続かない。
この「手を抜く」も結構厄介で、意識的にやって「手を抜く」訳ではないと私は思います。
そう、無意識で「手を抜い」ているんです。
例えば、走塁の練習で、1塁への駆け抜けをする際でも、全力疾走ではない。
注意されて全力疾走になる。
この「手を抜く」をもっと深堀してみます。
実際、選手を観察すると この「手を抜く」事は=やる気がない ではないかと思っています。
やる気というのは感情のひとつなんですが、「やる気の源」というのは個人差があります。
大きく分けて2つの原因があるように思います。
①良い結果が期待できないとやる気が出ない。
②周囲に盛り上げてもらえないとやる気が出ない。
大人の世界でもそうですが、「仕事で安定的に良い結果を出し続ける人」というのはやる気を創り出す能力が高いように思います。
不利な状況でも楽観的な結果を想像したり、逆境の中でも状況を肯定的に捉える能力が高いです。
幼い子は、この「やる気を創り出す力」が弱いので、指導者などがやる気を引き出すような働きかけを行うのですが、「やる気を出させる」ということだけに終始してしまうと、「やる気の源」を自分の外に求める子に育ってしまうと思います。(CMのやる気スイッチですね)
「やる気を殺ぐような指導者」は論外ですが、やる気を出させるだけでなく、「自分でやる気を創り出す方法」を教えていかなければならないように思います。
①楽観的な予測を立てる考え方
②物事を肯定的に捉える視点
特にこの2つが大事だと思います。
例えば、走塁練習の際には「全力疾走をすれば、足が鍛えられて内野安打も増えるし、運動会でも1位になれる!」とか、「さっきの走り方は凄く良かったぞ。100点だ!」等、具体的な成果を事前に説明することが大変有効的ではないかと思います。
また、物事を批判的に見たり、悲観的な側面に着眼しやすい指導者のもとでは「やる気を作り出せる子」は育ちにくいように思います。
指導者には「ポジティブシンキング」が必要だと思います。
最近、どうしてもJr(新4年生以下)の指導の時間が多く、中々応用的な指導する時間が出来ていないな~というのが実情です。
練習も「ルールの確認」や「ボールに集中しましょう!」など、初歩的な指導で時間を掛けている事が多い気がします。
確かに、監督・コーチは選手へ野球を教えるためにいます。
だからと言って0~100まで監督・コーチは指導しなくてはいけないでしょうか?
多少、非難は覚悟で書かせて頂きます。
選手は何を思い、毎週末 貴重な時間を掛けてグランドに来ているのでしょうか?
その目的は「野球が上手くなりたい!」が究極の答えだと思います。
中には、プロ野球に入りたいや、ホームランを打ちたい等の答えもありますが、行きつく所は前述の答えです。
その"目的"に向かって、"目標"定めます。(これは前に記載した目的と目標を参照下さい。)
その"目的"を達成する為の期限は、無期限ですか?違いますね。
小学校3年生であれば実質、残り約3年で結果(成果)を出さなくてないけません。
毎週末にみんなと"エンジョイ野球"それも結構です。
しかし、先に述べた"目的"を達成するためには、毎週末の練習や時間だけでは達成できません。
だから、各個人の自主練習が大事になってきます。
週末 土日の全体練習は、『自分の行ってきた自主練習の成果を出す場所』です。
自主練習はボールを投げたり(キャッチボール)、バットを振ったり(素振り)、階段ダッシュ(走塁練習)ですね。
それだけでなく、今なら甲子園を観て(見るではなく観るです!)学んでほしいのです。
ルールや野球のセオリー。守備位置やバックアップの仕方。
余裕があれば、テレビゲームからルールを学ぶ事もできます。
お父さん・お母さんも、その為にルール等をある程度は理解しなくてはいけないと思います。
そのルールや、さらには自主練習で「こうしたい」や「この練習は大丈夫?」などの事はどんどん監督・コーチに聞いて下さい。
監督・コーチも一生懸命勉強します。
生意気なお願いで、大変申し訳ありません。
チームの勝利の為、ひいては個々の技術向上の為、各ご家庭での『自主練習』をお願いします。
選手には常々言っている言葉
「守備で、ボールが来てから考えていては遅い」
守備の際に、自分の所にボールが来て考えていてからでは遅いのです。
だから、ボールが来る前に
①自分の所に来た場合
②内野に来た場合(自分の守備位置より右側か左側か)
③打球が外野に飛んだ場合(自分の守備位置より右側か左側か)
せめてこれくらいは準備して欲しいです。
これに、アウトカウント、ランナーの位置、ストライクカウントが加味されます。
一番まずいのは、ベンチが大きな声で投げる所を指示している場面です。
選手は上記の事を考えてプレーしてます。
しかし、それに反してボールが飛んだ瞬間にベンチから「バックホームだ!」や「バックファースト!」と色々な声が耳に入ります。
私はプレー中は、なるべく声を出さないようにしてます。プレーが落ち着くまでは。
だから、敢えてベンチは選手に考えるた結果の判断(良くも悪くも)を見守るようにはしています。
試合が終わって、もしくはイニング途中で、選手が下した『判断』の評価をします。
良ければ褒めて、間違っていたら「この方が良かったんじゃない?」と助言します。
野球は、考える時間が若干あります。その短い時間で状況を把握し、的確な判断をする。
これをみんなで共有して、できるだけ無駄な失点を少なくするスポーツです。
考え、協力して、失点をコントロール・試合をコントロールできれば、もっともっと楽しくなるはずです。
「考える」ためには前もって準備する力 つまり『準備力』って大切です。
また先を読んだプレーも大事です。
予測することで、言われた事をするだけでなく、頭を使いながらする野球になります。
考えれば、考えるほど野球の奥深さに気づき、もっともっと野球が面白くなってくることでしょう。
先を読むプレーは、"もしも"に備えることです。
先を読むプレーをするには、いつも周りを観察するクセを付けておく事です。
またまた新米審判から、3/16に鶴見区審判更新・講習会がありました。
その中の審判勉強会であったひとつを紹介します。
(問題)投手の反則投球を打者が打った場合
場面は、走者一塁で投手はセットポジションから投球しました。
しかし、完全な停止を怠っていたので、球審はボークを宣告*1しました。
*1:ここでも色々指摘されました。ボークの瞬間、球審は「ザッツ・ボーク」を宣告しますが、声だけです。
プレーがひと段落して、ピッチャーへ指差し「ザッツ・ボーク」を宣告。
ところが、打者はこの投球を打ち、見事なホームランを放ちました。しかし、その前にボークが宣告されています。
このホームランはどうなるのでしょうか? が問題で、皆でこれに対して、どのようなジャッジメントをするか話し合いました。
規則6.02(a)の(13)には
「投手がセットポジションから投球するに際して、完全に静止しないで投球した場合」にはボークとあります。
ただし、(13)には
「ボークにもかかわらず、打者が安打、失策、四球、死球、その他で一塁に達し、かつ、他のすべての走者が少なくとも1個の塁を進んだときには、このペナルティの前段(ボールデッドとなること)を適用しないで、プレイはボークと関係なく続けられる」とあります。
従いまして、本塁打を打ったときは、打者および走者が無条件に一個以上の塁が進めるのですから、ボークと関係なくプレーは続き本塁打は生きるのです。
よって、今回の回答としては「本塁打を優先してプレーを進める」が正解でした。
如何でしょうか?
改めて聞くと、当たり前のことですが…難しいですね。
今回、私が球審を行っていた時の話です。
大事な大会の準決勝での事。回は終盤で、1点を争う攻防です。
Aチームが先攻、Bチームは後攻でBチームが辛うじて2点勝っています。
Aチームは超強豪チームで毎年決勝にいる常連チームです。
しかし今日に限り、打撃も野手正面を突いたり、有り得ないミスをしたりと、見ている方も?の感じでした。
そして、ついに最終回に。
Aチームの攻撃。打った打球はサードゴロ、サードが捕球してファーストへ送られアウトになってしまいました。
その時のバッターランナーは、1塁へヘッドスライディングをしておりました。
一応、大会規定では「1塁へのヘッドスライディングは禁止」ですので、選手へは
「あぶないから、ヘッドスライディングは駄目だよ。」と注意しました。
大会によっては「一塁へのヘッドスライディングは即アウト」というのもあるようです。
1塁へのヘッドスライディングは「ケガの危険性が高い」という理由で禁止にしています。
しかし、判っていても選手はヘッドスライディングをしてしまうのです。
理由は簡単です。
『絶対にセーフになってやる!』
という気持ちだけです。
何としても塁に出て、ホームに帰ってくる この気持ちだけです。
アウトになった後も、1塁コーチャーボックス付近で顔を下に向けて泣いてました。悔しかったと思います。
私も選手には「ヘッドスライディングは危険だからやならい」と子供たちに言ってます。
今回のこの選手は打った瞬間「アウトになる」と思っていたと思います。
でも、心では判っているけど、身体はまだ諦めていない…そんな精一杯のプレーがヘッドスライディングだとしたら、そのプレーを自分は決して責めることはできません。
だから私も
「あぶないから、ヘッドスライディングは駄目だよ。」
と口では言いながらも、心の中では「ナイスファイト!」と叫んでしまう自分がいました。
色々訳あって、あじさい春季リーグの第2試合を報告させて頂きます。
えっ?第1試合を聞いてない?
第1試合はありましたが...忘れました。いや、忘れたい...0-30(野球のスコアじゃないよ)の試合は...。
今回、前回の結果を踏まえ、色々練習して来ました。
監督が不在でしたので、わたくしが2週続けて監督代行です。駄目監督ですみません...。
今回は先週と同じ区の、高津区の坂戸第一ドジャースさんです。移動で約1時間費やしました。9:30プレイボールです。
池谷戸タートルズはじゃんけんに勝って先攻です。予定通り。
では、スタメンです。
1.ダイ 2
2.ヒデキ 1
3.リヒト 6
4.ケンタ 5
5.ヒロワカ 3
6.ハルマ 7
7.ユメ 4
8.マサト 9
9.コナン 8
ユウタ、ミナトは控えですが、全員出すつもりです。
1回表 1番ダイは右中間のヒットで0OUT,2塁。2番ヒデキは左中間を破るヒットでダイが帰るはずが、足を滑らせ0OUT 3,2塁。3番リヒトはショートフライで1OUT 3,2塁。4番ケンタはレフトフライ。しかし、エラーでダイが帰り先制点を奪う。1-0。5番ヒロワカは四球。6番ハルマは三振で2OUT。7番ユメも三振で3OUTチェンジ。
1回裏 相手チームの1番は死球→盗塁で0OUT 2塁。2番には左中間に打たれ、あっさり同点となる。1-1。3番は三振。1OUT 3塁。4番にも左中間を破られ、1-2と逆転を許す。5番はピッチャーゴロで2OUT。6番はサードゴロで3OUTチェンジ。
2回表 8番マサトは死球で0OUT 1塁。ここは流れが欲しい所。(とにかく同点にしたい)私が動きました。9番コナンに替えて代打ユウタです。しかしユウタはピッチャーゴロで1OUT 2塁。ここは打順良く1番ダイ 同点にしたい場面。しかし、ダイ気負ったか三振で2OUT 2塁。2番ヒデキは期待に応えてレフト前ヒットでマサトが帰り2-2の同点とする。3番 リヒトは四球で2OUT 3,2塁。4番 ケンタは内野安打で1点が入り3-2とまたまた逆転する。5番ヒロワカは四球、6番ハルマも四球で押し出しで1点追加で、4-2とする。7番ユメは三振で3OUTチェンジ。
2回裏 7番を三振1OUT。8,9番と連続四球となりピンチ!1番はファーストフライ しかし、1塁ランナーが飛び出しており、ヒロワカが1塁を踏んでダブルプレーで3OUTチェンジ。非常にいい流れ!
3回表 8番マサトは先の打席に続き死球を受ける。マサトには悪いが🙏チームとしては最高の出塁となる。9番ユウタは四球で0OUT 2,3塁。1番ダイはセンターフライ しかし、エラーでマサトが帰り5-2となる。2番 ヒデキは四球で満塁となる。3番リヒトは三振で2OUT。4番ケンタは追い込まれるも、しぶとく右方向に打ち返しセカンド横をライナーで抜けるタイムリーでダイが帰り6-2とする。非常に効果的な点の取り方です。5番 ヒロワカは三振で3OUTチェンジ。
3回裏 2番は三振 1OUT。3番は四球→盗塁で1OUT 2塁。4番はサードゴロ しかし、ケンタが豪快にエラーして1点返される。6-3。5番はピッチャーゴロで2OUT。6番はショートライナーで3OUTチェンジ。1点は失ったが上出来!
4回表 6番ハルマから10四死球あり押し出し等で8点を奪う。
4回裏 守備でミナトをセンターに。7番はキャッチャーゴロで1OUT。8,9番には連続四球で1OUT 2,1塁。ヒデキにも個別に言いましたが、下位しかも終盤に四球はいただけない。大量点が入り気が緩んだ訳ではないと思うが...そこを次回は修正しましょう。1番はセカンドゴロで2OUT しかし、その間にランナーが帰り14-4。更に連続ヒットやエラーも絡みあれよあれよで6点を返される。10点あった点差が5点まで詰められた。厳しい~。しかし、最後はサードゴロに切り取り14-9で辛く?も逃げ切り、何とか勝利する事が出来ました。
先にも述べました様に、OUTを取れる可能性が高い所で取らないと大量失点に繋がります。
もう少し、守備を強化しないといけないと感じた試合でした。
これで、とりあえずは監督に良い報告が出来そうです。
まずは、1勝 選手諸君、応援して下さった保護者の方々おめでとうございます
2月17日(日)獅子ヶ谷グランドにて全日本軟式野球連盟主催の審判講習会に参加してきました。
本来は鶴見大学の選手が使うホームグランドですが、今日は審判講習会というで鶴見大学附属高等学校と橘学苑高等学校から野球部員が来て頂き、審判の為に色々はシチュエーションでプレーしてくれました。
その審判講習で、恥ずかしながら学んだ事を皆さんに共有させて頂きます。(そんなの知っているよ!の方は…すみません)
インターフェアとオブストラクションの違いは、皆さんわかりますか?私は自信がなかったです。すみません。
インターフェアは打撃妨害&守備妨害、オブストラクションは走塁妨害のことです。
今回はこのインターフェア(守備·打撃妨害)が発生した場合の球審・塁審のジェスチャーとコールを勉強させて頂きました。
最初は、1OUTランナー1塁のみ1ボール,1ストライクでエンドランのサインが出ているシチュエーション。
ランナーが走って、キャッチャーが送球する際に、バッターボックスから出たバッターのがキャッチャーの送球を邪魔した結果となった。
自分だと、キャッチャーが邪魔した時点で「タイムをかけて」「インターフェア」を宣告したと思います。
しかし、講師の方の見本を見て愕然!まったく別物でした。(知らないのは自分だけと思いますが)講師の方は
守備妨害の場合の裁定の流れは
①キャッチャーの送球をまずは確認。
②キャッチャーの送球でランナーがOUTであれば、球審はバッターへ「妨害になる事」の注意を行う。
③通常の流れ
しかし、キャッチャーの送球がセーフになった場合には
①プレーがいったんひと段落した所で球審は両手を高く上げて「タイム!」を宣告。
②他の審判員も球審に追従して「タイム!」
③プレイが止まったのを確認した上で球審は打者走者を指差して「ザッツ・インターフェア!」、続けて「バッター・イズ・アウト!」を宣告
④球審は一塁走者を指差して「ユー・バック・トゥ・ファースト!」
となるそうです。これ瞬時に判断しなくてはならない…難しすぎる。
次に、打撃妨害のインターフェアです。
これも、守備のインターフェアと同じで、事象がおきた時点で、球審はすぐにコールしては駄目です。
プレーが一段落したのを確認して、判断をしなくてはいけません。
今回は、打撃妨害を想定してキャッチャーのミットにバットが触れた事の事象で説明します。
①打者のバットが捕手のミットに接触を球審は確認
②球審は頭上で左手の甲を右手で叩くジェスチャーをして「インターフェア」とコール。
③ボールがそのままミットにおさまったり、打者がアウトになった場合には「タイム」をかけてボール・デッドにし、打者を1塁に進ませます。
しかし、打った打球がヒットになったり、ボールデッドになった(2塁以上の進塁)になった場合には
①-②までは同じ。
③インターフェアのジェスチャーまでは同じですが、プレーは止めずに流します。
要は、妨害を受けた側が不利にならないような、救済処置を採用します。
何でもかんでも、タイムをかけてプレーを止める事はよくないですね。
状況を見極めて、球審はタイムをかけるタイミングが非常に重要になってきます。
少年野球をしていて、避けることができないトラブルに、デッドボールがあります。
このデッドボールというのは、トラウマになりやすく、その後の選手の精神面に対する影響が大きいですね。
少年野球では、投手のコントロールの問題から、デッドボールというのは少なくありません。
ボールが山なりでそれほど速くなければ当たってもそこまで痛いということもないです。
しかし、球の速いピッチャーの全力ストレートが当たってしまうならこれほど怖いことはありません。
一球のデッドボールから内角球が苦手になり、バッティングのフォームが変わり、思うように力を発揮できなくなる子もいると思います。
現に、デッドボールの次の出席で、ホームベースからかなり離れて構えている選手を目にします。
今後、硬式野球をする場合には、ボールの当たり方を身に着けるべき技術だと思います。
誰でも、当たる瞬間はよほどでなければ、 体をよじったりして、痛いところは避けます。
こういう動作を自然にできるようになると良いですね。
体が強くなれば積極的?に当たりに行く選手(元読売巨人軍の清原選手)もいますが、事故の元ですから、基本的にはよけるようにし、できないにしても咄嗟に急所は避けられるよう、最低限の備えはしておきたいです。
一度ついた恐怖心はなかなか拭えないので、 当たらない・痛いところに当てない、ということを意識してデッドボールを勉強していきたいですね。
先日、ネットで面白い記事を見つけました。
水曜日のダウンタウンの7月18日放送の『少年野球でサブマリンのピッチャー 親の意向が100%説』です。
水曜日のダウンタウンはたまに見てます(ほとんどクロちゃんネタですかね)が、今回のは見逃してました。
番組としたは、まず小学生でアンダースローの選手を探すことからのようです。
なかなか居ないようですね。(当然といえば当然の結果ですが)
川崎市の河川敷の小学生にもインタビューしてます。
そのインタビュー回答で、小学生が言っていた事
「球速が遅い」
「肩や肘を壊す」
「モーションが大きいので盗塁されやすい」
今の小学生は立派ですね。本当に指導者の方がしっかり教育されていると思います。
で、この後も追跡調査を続けて、大阪に該当する小学生発見!
アンダースローではなく、サイドスローでしたが。
その内容はがこちら
その小学生にインタビューしてみて、どうも自分の意志ではなく監督からの要望?っぽいことを言ってます。(監督は否定してますが)
そして、ここからが重要です。
仮にそのピッチャーがアンダースローでコントロールがよくても、絶対 小学生ではアンダー(サイド)スローは投げては駄目です。
だから監督は、選手の将来の事も考えてアドバイスや技術指導をしなくてはいけません。
また、自分から「アンダースローで投げたい!」と言っても、断固として反対するくらいの、強い意見を言わなくてはいけません。
決して、今のチームが勝つためだけで考えては駄目です。
アンダー(サイド)スローで投げる小学生の体への負担はオーバースローの比ではありません。
まだ体ができていない小学生に、下から投げさせるのは、変化球を投げさせるのとたいして変わりません。
次に、成長線(これはチコちゃんに叱られるで放送されてましたね)は、その間 まちがいなく閉じてしまいます。
高校やプロで転向させるのはよく見られますが、あれは投手としての完成度を上げる為で、単純な球速やキレ等の成長度は止まっています。
ごく稀にそこから劇変する投手もいますが、ほとんどがそういった面の成長を今後望めなくなってからチャレンジしています。
ここがその選手の最終地点ならまだしも、これからも野球を続けていくのであれば、上投げからでもストライクを取れるような投球を教えてあげた方が良いと思います。
将来大化けして、メジャーリーグデビューするかもしれませんよ。