少年野球の選手にとって、体格の差は結構ありますよね。
・ヒョロヒョロっと背が高い子
・背が低くて低学年に見られる子
・ガリガリに痩せてる子
・がっちり…と言うよりぽっちゃりな子 などなど
子供の成長期は、子供によってそれぞれ違うので焦っても仕方ないのですが
「できることなら理想的な体格に成長してほしい」と思うのが親心というものです。
そこで今日は、少年野球にありがちな体格について、私の持論を書かせて頂きます。
私としては、少年野球では少しぽっちゃりの方でも全く問題ないと思っています。(程度にもよりますが)
確かに、体重が増えると足が遅くなったり、守備範囲が狭くなったり…とお思いですが、全員が全員そうとは言えません。
私も審判で沢山の選手を見てきましたが、ぽっちゃり君の割に足が速かったり、機敏な動きをする選手も結構います。
また最大の利点は、体重があるから打球の飛距離ものび、打球速度も大きくアップします。
もちろん、体重が軽くてもポンポン外野に打球を飛ばす子もいます。(その逆もいます)
欠点としては、やっぱりスタミナ不足ですかね。野球は1時間から2時間試合を行います。
野球は瞬発的な動きが必要と言われています。ですから長距離走は必要ないのでは?と思いますが、この瞬発的な動きを沢山するのが野球です。
例えば守備であれば打球に対する動きや守備範囲・バックアップ、走塁では帰塁や盗塁などです。
息をすぐに整えることができたり、次の動きが遅れることなくできればスタミナは大丈夫だと思います。
しかし、牽制球を2~3球もらっただけや、バックアップを頻繁に行っただけで、肩で息をしていてはスタミナとして厳しいと思います。
だからこそ、しっかり体力と筋力をつけ(マッチョになれという訳ではありません)心肺とも鍛えられる体をつくりましょう。
話はそれてしまいましたが、ぽっちゃりさんでも最低限のスタミナや体力・筋力があれば全く問題ありません。
小・中学生のうちは体格が野球に影響することは少なくともあると思います。
ですが、成長期が来たら間違いなく背の低い子は背が高くなり痩せている子は筋肉がつくようになります。
しかし、いつどのタイミングで成長期が来るのかは残念ながら誰にもわかりません。
だからこそ、成長期が来た時に、ぐんぐんと大きくなれるよう日頃からに食育励み、「いつでもOK」の準備をしておきましょう。