広島東洋カープの戦略

2017年10月31日 06時30分00秒 | 少年野球

先日書かせて頂きました『CS 2ndステージの広島東洋カープ』についての補足です。

セリーグは広島が2位 阪神に10ゲーム差をつけての優勝です。

広島は黒田が抜けても新たな戦力(薮田、九里など)が出てきて、カバーをする戦略が非常に上手なチームです。

打者も1番(田中)から4番(鈴木)まで、足もあり長打力もある怖いバッターがそろっています。

控えにもベテランの新井や松山、エルドレッドとこれも一発を警戒するバッターが控えております。

また、先発が降板してもリリーフ陣(今村、中田、一岡など)が頑張り、失点を許しません。

更には鉄壁の守備陣が揃い、欠点を見つけること自体が難しいチームですから、優勝するのは当然です。

なぜ、広島は強くなったのか。理由としては

1.トレードやFAでの補強はしない
2.若手の育成方針
3.海外選手の発掘
4.徹底したチーム方針

 

1.FAでの補強はしない

広島は基本、FAの選手を食い止めません。

過去には川口、江藤、金本、新井(戻ってきましたが)、大竹と他チームに行くとチーム力が明らかに下がる可能性があっても引き止めません。

黒田は海外FAで一旦MLBに行きましたが、男気で広島に戻ってきました。 (かっこいい)

すごく地元を愛し愛される選手が多い事も理由でしょうか。

またFA制度が始まって以来、広島に入団した選手はいません。理由は…わかりますよね。

 

2.若手の育成方針

とにかく若手にチャンスを与え、ある程度の失敗は覚悟の采配を行います。

それが花咲くのは数年後になろうが、可能性がある選手はじっくり時間をかけて育てています。

鈴木誠也は一番成功した結果ではないでしょうか。

また、その選手の潜在能力を引き出すこともすごく上手です。

巨人からFA人的補償できた一岡は立派なセットアッパーになりました。素晴らしいです。

 

3.海外選手の発掘

ドミニカ共和国に設立した野球学校であり、NPBの球団では初めて現地出身の選手を発掘・育成して、日本に送り込むための機関です。

特に1990年代は多くの選手を日本に供給しまそうです。

メジャーリーグで大活躍するソリアーノは最初カープにいた事、ご存知ですか?

今では日本球界でも常識的になった「駐米スカウト」の先駆者も、やはり広島だったんですよ。

米国や南米諸国の情報網に頼るのではなく、文字通り日本側から人員を送り込み、駐在して有望な選手を探し、日本球界に送り込むのが駐米スカウトの仕事です。

広島にほぼハズレなしの助っ人を供給し続けている理由です。

豊富とはいえない資金力の広島が、いかに効率よく、選手を揃えるにはどうしたらいいのか?

そのために旺盛なチャレンジ精神と創意工夫を繰り返して、強くなってきました。

 

4.徹底したチーム方針

今年度のドラフトで、広島いち早く「清宮幸太郎」の獲得を回避しました。

言うまでもなく、カープも清宮を高評価していましたが、松田元・オーナーは「うちのスタイルには合わない」と言ったそうですね。

カープは前から足がある選手が主力を張り、伝統の機動力野球を生かす素材を指名してきたからです。

高卒ならば長打力のある選手よりも、守備力、走力は求められます。

支配下選手の年齢構成を考えても、清宮はフィットしない と判断したそうです。

ドラフト、育成を軸にリーグ連覇を達成したカープならではの考え方だと感心しました。

だからそれがぶれることはなかったのですね。

また、そこで足りなり戦力を数年かけてじっくり育成するビジョンをしっかり持っているからです。

 

以上の事から、今後も広島政権は続くと予想されます。

勝つことだけが義務づけられていて、戦略を見誤っている(FAや大枚を叩いて獲得した選手が使えない、若手を育成できない)

某球団に言ってやりたいです!


クライマックスシリーズの是非

2017年10月30日 07時35分00秒 | 少年野球

クライマックスって必要ですか?

確かに一昔前までは、リーグ優勝が決まってからは消化試合として、タイトル保持者だけが注目され、他はまったく意味が無い試合になっていました。

しかし、クライマックス(CS)が出来てから、この消化試合が無くなり、最後までペナントリーグを見れる雰囲気になりました。

しかし、気になるのは今年度もあった いわゆる『下剋上』ですよね。

位の広島は2位 阪神に10ゲーム差をつけて優勝。

位のDeNAに至っては14.5ゲーム差もある状況。CS1stステージの阪神 vs DeNA戦へ。

1stステージにアドバンテージはないですが、唯一の強みは本拠地で開催できるという事。

ファンの声援が選手にとって何よりの栄養剤です。でも、一番は本拠地で興行収入がある阪神ではないでしょうか。

このCS1stステージだけでも、CS3試合フルなら総額8億円の売り上げは見込める と言われていますので。

結果、阪神対DeNAはDeNAが勝ち進みCS2ndシリーズへ。

CS2ndは前日の書き込み通り、DeNA勝利で、3位が日本シリーズへ進出してしまうことに。

 

ネットでの感想

「ルールとはいえ、この1年間の選手やファンの頑張りが短期間で失われる今のCSルールをもっとファンが納得いくシステムに変えてほしい」

「シリーズの存在自体を問われる中で、続けていくとするならば、より良いものとなるように今シーズンが考える機会となってほしい。色々試してもいいんじゃないか」

など。



メジャーリーグ(MLB)にもCS(プレーオフ制度)があります。

地区優勝3球団+2位以下の勝率上位2球団が争います。

MLBは30球団あり、地区優勝チームより「勝率上位の+2球団」の方が勝率が高いケースもあるそうです。

大差がついた球団の「下剋上」はまずない。

これと同様のことを、6球団しかないリーグの上位3チームでやるってのが、そもそもおかしいと思うのは私だけでしょうか。

 

このCSですが、下降している野球人気を盛り上げる為らしい。

確かに盛り上がるとは思いますよ。賛成派(元ロッテの里崎さん等)もけっこういるみたいです。

今の日本プロ野球のルールである限りしょうがないし、勝ち抜くルールである限り勝つ必要があったと思います。

しかしCSだけ勝ち抜いて「優勝」って言葉を使うのは、なんか違うと思います。

ましてやビールかけも、選手は抵抗はないのでしょうか?(選手同士でビールかけはリーグ優勝してからやろう!と言う人は居なかったのでしょうか?)

位なのに歓喜で嬉しくビールかけしている所をファンは見て「よかった!」と感動しますか?

自分はDeNAファンではないのでわかりませんが…。因みに広島ファンでもありません。

 

CSで勝ち上がってきた『下剋上』チームは日本一になってからビールかけして欲しい。

パレードをしてほしい。ファンに報告して欲しい。

だから、広島の選手は恥じる事無く、パレードとファンに報告をして欲しいです。

私の考えが古いのでしょうか?


CS 2ndステージの広島東洋カープ

2017年10月29日 14時25分00秒 | 少年野球
先日、セリーグの全日程が終了しました。セリーグは

順位 チーム   試合数 勝 負 引 ゲーム差
1    広島      143     88  51  4   優勝
2    阪神      143     78  61  4   10
3    DeNA      143     73  65  5   4.5
4    巨人      143     72  68  3   2
5    中日      143     59  79  5   12
6    ヤクルト  143     45  96  2   15.5

見ての通り、広島のぶっちぎりで2年連続でリーグ優勝しました。
そしてクライマックス(CS)の順位争いを勝ちとったDeNAが阪神とCSの1stステージを戦い、DeNAが勝ち進みました。
よってCSの2ndシリーズは広島とDeNAとの戦いです。1位通過チームにはアドバンテージとして1勝が与えられます。

1回戦 広島の勝利でアドバンテージを加味して、あと2勝すれば日本シリーズの進出です。
2回戦、3回戦はDeNAが勝利し、双方とも2勝2敗で並んだ状態です。
3回戦は、またしてもDeNAが勝利して、逆王手を広島はかけられました。後のない広島は、何とか3勝までこぎつけたい所。
4回戦、広島先制をするもいつも抑えている投手陣が踏ん張れず、またいつもの状況でない野球(走塁エラー)をしたり、ノーアウト満塁のチャンスを0点で終わるちぐはぐが目立っていました。(シーズンであればスクイズでも行っていたのでは?)結果、3-9で敗れ、セリーグの優勝チームが日本シリーズへ進めない事態が発生してしまいました。

DeNAには非常にラッキーが重なり、広島にはアンラッキーな事ばかりでした。

DeNAの優位
DeNAは、巨人とのCS進出をかけた戦いの緊張感のある試合をずっと行っており、選手も適度な緊張感でCSに臨めた。

広島の不利
シーズン最終戦(10/1)からCS1stシリーズ(10/18)まで日程が空きすぎた為、試合勘が戻らなかった。
チームの主軸 鈴木誠也が戦線離脱。阿部も手術でCS1stは欠場が濃厚。

ここまではネットでも書かれている事。ここからが私の考える『広島の誤算』
「河田コーチと石井琢コーチはシーズン中に退団を公開したのだろうか?」です。
コーチや監督の解任・退団はよくあること、しかし大半はシーズン終了後の発表になる。しかし、広島はシーズン中しかもセリーグ優勝チーム(これからCSや日本シリーズが控えている)なのに発表してしまった。これでチーム全体の士気が薄れてしまったのではないかと、私は推測します。
たしかに、なぜあのタイミングなの?と皆思ったはずです。

後出しにはなりますが、試合前から上記の理由を含めて「DeNAが若干有利かな」とは思っていました。
何はともあれ、DeNAはセリーグ代表なんですから、代表に恥じない野球をソフトバンクと戦ってほしいです。

あじさいリーグ 決勝トーナメント 1回戦

2017年10月28日 19時55分00秒 | 少年野球
以前に書き込みしました、あじさいリーグの決勝トーナメントが10月28日(土)に開催されました。
今週末も台風が近づいており、天候がかなり不安定でしたが「雨が降る前にやってしまいましょう!」ということで、8:30プレイボールです。
対戦相手は、同じ鶴見区のご近所の東台カルテックスさんです。鶴見リーグではまだ対戦はありませんが本部大会出場の常連チームなので、かなり厳しい試合になることは予想されます。
わたくし仕事の為、スコアブックを見ながら実況&解説させて頂きます。
池谷戸タートルズは後攻です。スタメンです。

1.ウラ 8
2.トモワカ 4
3.コウタロウ 1
4.ケンゴ 6
5.ユウタ 2
6.ソウタ 7
7.レン 3
8.コウセイ 9
9.ゴウ 5

1回表 1番をストレートの四球で歩かせてしまう。コウタロ~!いつも言っているが、最初のバッターは多少コースは甘くても四球はいかん!それもストレートの四球とは!緊張はあるかもしれないが、少しずつ自分を変えていかなくては。次回に期待します。しかし、そのランナーを牽制でアウトにする。1OUT。2番がショート内野安打。しかし得意の牽制で誘い込みタッチアウト。2OUT。3番を三振に取り3OUTで攻守交代。
1回裏 1番ウラ 4球目を打つがセカンドフライ1OUT。2番トモワカも粘りフルカウントまでもっていくが三振で2OUT。3番コウタロウ センター前ヒットで2OUT 1塁。続く5番ケンゴはショートフライで3OUT。チェンジ。

2回表 4番にフルカウントまで粘られるも三振 1OUT。5番はピッチャーゴロ2OUT。6番を三振に仕留める素晴らしいピッチング!
2回裏 5番ユウタはライトフライで1OUT。6番ソウタは四球で1OUT 1塁。続く7番レン 最近バッティングが下降気味、なんとか復調のきっかけを作って欲しい!期待に応えてセンター前ヒットで1OUT 1,2塁。8番コウセイの時に相手バッテリーのエラーとピッチャーのボークにより、ソウタがホームを踏む。待望の先取点を奪う!0-1。コウセイの打球はサードゴロになるが、レンの足が勝り相手FCとなり0-2。1OUT 1塁で走者コウセイ。9番ゴウの時にコウセイが盗塁を試みるがタッチアウトで2OUTランナーなし。ゴウは三振で3OUT。

3回表 先取点を取ってもらった次のイニング ここが一番大事。ここで点を取られたら流れが相手にいってしまうよ。何とか0点で踏ん張って欲しい。7番をピッチャーゴロで1OUT。8番を三振 2OUT。9番も三振で3OUT チェンジ。いい流れだ。しっかりとゲームを支配できている。成長の証だ。
3回裏 打順も良く1番ウラからの攻撃。しかしウラは三振で1OUT。続く2番トモワカが初球を叩きレフト前ヒット1OUT 1塁。しかし3番コウタロウの所でまさかのトモワカ牽制タッチアウト 2OUT。トモワカ、好走と暴走は紙一重だが、状況を考えれば無理をする場面ではないぞ。ここはベンチが動く所。ヒットエンドラン等のサインが出ることはわかっている場面。これからはベンチワークも頭に入れながらプレーすることをお勧めします。コウタロウはセンターフライで3OUT。

4回表 相手打者が一巡した。ここからクリーンアップにまわり山場になる大事なイニング。ベストは0点だが最悪最少失点(1点)は覚悟しておきたい場面。1番は初球を打ってセンター前ヒット 1塁。2番はピッチャーゴロでセカンドフォースアウトでランナーが入れ替わる。3番の時に盗塁で1OUT 2塁。3番がキャッチャーフライで2OUT。4番にセンター前ヒットを打たれ 2OUT 3,1塁。5番の時に盗塁を決められ2OUT 3,2塁。5番にライト線を抜かれる長打を打たれ、2人が還る。2-2の同点となる。ここで踏ん張るか否かで、流れが大きく変わってくる。6番をショートゴロに抑えて3OUTチェンジ よく踏ん張った!
4回裏 ここはどんな形でも良いので点が欲しい。4番ケンゴがサードのエラーで出塁する。5番ユウタの所で盗塁を試みるがタッチアウトで1OUT。ユウタはまたサードのエラーで出塁。6番ソウタの所でユウタが盗塁で1OUT 2塁。ソウタは3球目を打つもショートライナーとなる。またユウタが塁に戻れずダブルプレーとなる。なんか嫌な流れ。

5回表 7番をセンターフライで1OUT。8番にレフト前ヒットを打たれる。1OUT 1塁。9番がショートゴロでゲッツーをとれず、ランナー入れ替わり2OUT 1塁。1番に戻る。1番の時にバッテリーエラーでランナー2塁。しかし、後続1番をショートゴロに打ち取り3OUT チェンジ。
5回裏 7番レンがセンター前ヒットで出塁。前の打席に続き打撃が好調ですね。このまま継続して欲しい。8番コウセイの所で盗塁が成功で0OUT 2塁。コウセイがセカンドゴロの間にレンは3塁へ。1OUT 3塁。9番ゴウがファーストへファールフライで2OUT。1番ウラ 2球目を打った球はレフト頭上をライナーで通過し、まずはレンがホームイン。2-3。ウラは快足を飛ばしてホームへ!ランニングホームラン!やったね!2-4 で勝ち越しに成功。2番トモワカも続きライト前ヒット。3番コウタロウの所で盗塁。コウタロウも続きショートへの内野安打となる。2OUT 3,1塁。あと1点あればかなり楽になる。4番ケンゴ続いてくれ。しかしケンゴ センターフライで3OUTチェンジ。

6回表 2番をピッチャーゴロ、3番をショートゴロ、4番もショートゴロで三者凡退に抑える。コウタロウがここまで74球の粘りのピッチング。次の回で球数によっては交代もベンチで検討する。なんとか凌いで欲しい。
6回裏 5番ユウタがサードフライで1OUT。6番ソウタが三振で2OUT。7番レンはセンターフライで3OUT チェンジ。

最終回 7回表 5番を四球で歩かす。やはりコウタロウに疲れが出始めたか?いや、まだまだいけるはず、頑張れ!
6番を三振にとる。1OUT 1塁。続く7番も三振で2OUT。しかし、カルテックスも最後の粘りを見せる。8番が四球、9番もストレートの四球で
2OUT満塁となる。更に相手は1番の好打順。しかし、ここからが成長した証、皆でコウタロウを励ます声とベンチからの激励が彼を後押しする。
4球目を打った球は、センターを守るウラのグローブに収まり3OUT 。主審から「集合」の合図で試合終了!
コウタロウは103球を投げ抜き完投勝利です。

なんとか2-4で勝利を掴む事が出来ました。前にも言いましたが、この4ヶ月くらいで急激な成長をしています。
少しずつではありますが、着実に成長しています。大変嬉しい事です。
やらされている練習で身に付く事は「疲れ」だけです。しかし、自分から積極的に行う練習で身に付く事は「技術、体力」あと大事な「チームを思いやる心」になります。
野球人としては、彼らはまだまだひよっこです。しかし、学童野球で「野球人」としての基礎はある程度形成されます。
私たちが教える事は、野球知識だけでなく、これからの人格形成も教えていると私は思っております。
少し大げさかもしれませんが、強ち間違いでは無いと自負しております。

体重移動

2017年10月19日 06時21分00秒 | 少年野球

私は前に紹介させて頂きました野村元監督の書籍を時間があれば、読ませて頂いております。

野球人として、社会人として非常にためになります。

その文献内にてしばしば登場します、古田敦也さんの指導理論が私は非常に好きです。

理にかなった解説と実技をYouTubeで見させて頂いております。

その中で、特に気になった&目からウロコをひとつ。

バッティングは私も前に述べた「下半身始動で、上半身は後ろに残す」は私はと一緒、ここから二流と一流(比べてすみません)の違い。

古田さん曰く、ボールのインパクト瞬間、体重移動を後に(キャッチャー側)する。そうすることでバットヘッドが前に来る。

(いわゆるヘッドが走る事)

これが飛距離アップの隠し技だと。

なるほど、下半身は前、上半身は後に残すと言うより、インパクトの瞬間に後(キャッチャー側)に下げるイメージか。

その動画がこちら 10分過ぎの体重移動で解説しています。

古田敦也選手によるバッティングフォーム


小学生には、いきなりは難しいですが理論·理屈から教えて行けば、そんなに難しいものではないと思います。

皆さん如何でしょうか?


動きながらの練習

2017年10月18日 06時20分00秒 | 少年野球

野球は、静止して捕球する若しくは投球する(ピッチャー以外)事はあまりありません。

何らかの動作をしながらのプレーになります。

 

まずは捕球。外野のバックホームですがこれも助走を付けながらの捕球から送球です。

次に内野です。内野も一見、止まって捕球しているようですが、実は流れた動作の一コマを切り取って見ているだけで動きながらの捕球と送球をしています。

また、内野の一番の動きながら捕球、送球…分かりますか?

そうです、ランダウンプレー(挟殺プレー)です。

あまり、使わないプレーだと侮っていると痛い目にあいます。

この挟殺プレーは凄く難しいです。

先に述べた「動きながら」をふんだんに取り入れたプレーです。

野手は走りながら捕球したり送球したり、はたまた偽投しながらランナーを追い込んだりして、タッグアウトをとります。

しかしこれが大変難しい。

 

私も、前のチームではこの練習を毎週させていました。

キャッチボール技術のあがる事は勿論、動体(反射神経)能力もグーンと上がります。

池谷戸タートルズにきて、監督も相談させて頂き、必ず練習メニューに取り入れて頂いております。

ランダンプレーを見据えたキャッチボール

最初は往復10回も出来なかったのですが、今は40回は簡単に出来る様になりました。

やはり、練習は必ず着実に成長させます。


言葉で伝える

2017年10月17日 06時56分00秒 | 少年野球

教え方は非常に難しいです。 自分では体で覚えている事。

しかし、それを改めて言葉として、第三者に伝える事…本当に難しいですね。

読売ジャイアンツの長嶋終身名誉監督がよく

「バァーと来た球をビシィーとバシぃーと叩く感じで」

と言っていた事が判ります。😳💦

その中のひとつ、体重移動です。

本当にこれは説明が一番難しい。

いらゆるタイミングではないんです。

本当にピッチャーとの駆け引きなんで。

いかに、自分のタイミングとピッチャーのタイミングをシンクロさせるかです。

コレばかりは、中々説明しづらいですが、敢えて言うなら前回説明したゾーンの説明が一番判り易いと思います。

ネクストサークルでボーと見ている位なら、せめてタイミング(トップをつくる)練習をしてはどうでしょうか?

それだけでも、相手ピッチャーは嫌な感じになりますよ。


エンドラン

2017年10月12日 04時56分00秒 | 少年野球
我がチームのサインにはエンドランがあります。
エンドランは中々成功しづらい反面、成功した時の効果は高く、状況を見極めてタイミング良く仕掛ければビックイニングになります。

繰り出すタイミングは、だいたい(よく出されるカウントが)1OUTで得点圏に進めたいが、走者の足があまり速くない、捕手が強肩などの場合では盗塁は厳しく、犠打では2OUTになってしまうなどの場面で仕掛けます。
打つ方向さえ間違えなければ、打者がアウトになっても進塁打となり、攻撃は継続できます。
しかし、この打つ方向とバッター技術が一番厄介になります。

基本、エンドランが好きな選手は居ないと思います。どうしても
「ボールに当てなくては」
「叩きつけるバッティング」
「出来れば右方向」
と、自分自身でプレッシャーをかけているからです。
では、どうすれば平常心でいつものバッティングをすれば良いか…練習を沢山するしか無いです。
な~んだと思いますが、やはりそれしか無いと思います。敢えて言うなら
・手首を早めに返す。
・バットを短く持つ。
・いつもより、脇を締めて構える。
・テイクバックを小さく。
だからと言って、当てるだけでは成功しません。
しっかりと振り切る事が大事です。

また、どうしてもヒットエンドランが苦手な選手はバスターエンドランは如何でしょうか?
多少コンパクトになり、幾分かは打ちやすいと思います。

是非お試し下さい。

ジュニア 本部大会掛けたプレーオフ

2017年10月11日 11時50分00秒 | 少年野球

本来はこちらが先でしたが、レギュラー敗者復活戦のスコアが先にはいりましたので…
10/9(月·祝)9:00から東芝総合グランドにて秋季ジュニア鶴見リーグプレーオフです。

ジュニアも秋季鶴見リーグを勝ち進んで、プレーオフまで来ました。別所ベアーズさんとの合同チームです。何とか勝ってレギュラーと同時に本部大会を決めて欲しい。対戦相手は生麦ダンディーズさんです。スタメンです。

1.ガクヒ 7
2.リョウタロウ 6
3.カエ 4
4.ダイ 5
5.ナルキ 2
6.ヒデキ 8
7.ユウト 3
8.タケル 9
9.ユウゴ 1

池谷戸TBの先攻です。1回表 ガクヒが初球を打ってセカンドゴロ、良いよ、積極的に打とうとする気持ちはOK。1OUT。2番リョウタロウがファースト内野安打で1OUT 1塁 2盗塁3盗塁もあり、1OUT 3塁で3番カエ バットに当たれば長打が期待できるバッター何とかして先取点が欲しい所。しかし三振となり2OUT 3塁、この流れで1点も取れないと、流れが相手に行ってしまうよ。ここで4番主将のダイが打席に入る。しかしダイは1ボール2ストライク 4球目をスイングするも空振り三振となる。残念無得点。0-0
1回裏 先発は別所ベアーズの左腕ユウゴ、投球練習を見ていたが良い球をなげておりました。さあ、大事な立ち上がりです。1番をサードゴロ、2番を三振、3番も三振の三者凡退に抑える。よし、まだ流れはこちらにある、大丈夫!

2回表 5番ナルキがデッドボールで出塁、また2盗塁3盗塁で0OUT 3塁、ここはどんな形でも良いので点を入れたい。その矢先、6番ヒデキの打席で相手バッテリーエラーで待望の1点が入る。流れをグッと引き寄せた。ヒデキは四球でこれも2盗塁3盗塁で3塁に。7番ユウトもデッドボールで盗塁でランナー3,2塁に。続く8番タケルはピッチャーフライで2OUT。9番ユウゴは三振でチェンジ。1-0勝ち越しです。
2回裏 4番から右中間にヒットを打たれエラーも絡んで1点を失う。1-1同点。5番を三振 1OUT 6番をサードゴロ 2OUT、7番にセーフティーバントを決められる。2盗塁3盗塁を決められるも、8番を三振に抑え3OUTチェンジ。1-1同点。

3回表 1番からの好打順、1番ガクヒ 粘るも三振、2番リョウタロウが四球と2盗塁3盗塁で1OUT 3塁。3番カエの所でバッテリーエラーで1点奪う。2-1勝ち越しです。カエが三振で2OUT。4番ダイが四球と2盗塁3盗塁絡め、2OUT 3塁。あと1点欲しい。5番ナルキが四球と盗塁で2OUT 2,3塁。6番ヒデキ 何とかしてくれ!ヒデキ期待に応えてレフト前にヒットを放つ。ヒデキ感激!(すみません、判る人居ないか( ˘•ω•˘ ))1人帰り3-1となる。その後、7番ユウトが四球で満塁に。ここで監督が代打をコール、タケルに代わりオサムが打席に立つ。しかし三振となり3OUTチェンジ。3-1。
3回裏 9番からの攻撃、ピッチャーのエラーで出塁させてしまう。先頭バッターがエラーでの出塁の場合、失点の確率が上がってしまう。何とか凌いで欲しい。2盗塁3盗塁があり、0OUT 3塁。打順は1番に。放った打球はレフトへ、ほぼ定位置なのでタッチアップを準備するもエラーにより1点を失う。3-2 まだまだこれから声を出して打球を呼び込め!2番をピッチャーフライで1OUT 3番をファーストフライで2OUT あと一人で、とりあえず落ち着かせる事が出来る。耐えてくれ!続く4番はショートフライで3OUTと思ったがまたしてもエラーで2点が入る。4-4同点となってしまう。続く5番にセンター前ヒットを打たれて3-5ついに逆転されてしまう。また6番に振り逃げで出塁で2OUT 3,2塁。ここでピッチャーをユウゴからダイにスイッチする。ダイ緊張からかストライクが入らず、7番を四球で満塁にする。耐えてくれ!8番をフルカウントまで粘られるも三振で最大のピンチを切り抜く。ここでタイムは57分になり残りは1イニングになる。(逆に粘られていたら試合終了していたかも)3-5です。

4回表 ここで最悪同点にしないと試合終了です。バッターは9番ユウゴ 初球を打ってライト前のヒット。この場面でよく初球からいけました。度胸があるね。盗塁、WPで0OUT 3塁。打順は好打順の1番から。ガクヒが四球で出塁、盗塁で2塁に。0OUT 3,2塁。2番リョウタロウがショートゴロ、その間にユウゴがホームイン。4-5 あと1点頑張れ!3番カエがセカンドフライで2OUT。4番ダイが四球で2OUT 3,2塁。5番ナルキも四球で2OUT 満塁。6番ヒデキの所でWPで5-5の同点となる。ヒデキはサードゴロとなりチェンジか?と思いきや、ファーストエラー(ボールデッド)により2点が入る。7-5。7番ユウトは四球でランナーに出塁。8番オサム、本日2回目の満塁ですが、あえなく三振となる。7-5のまま最終回を迎える。
4回裏 生麦ダンディーズの攻撃です。ここで池谷戸TBも動きます。リリーフのダイをサードに戻し、サードのヒデキをセンターへ、センターのユウゴをもう一度ピッチャーに入れます。今までこの布陣で頑張って来た。ユウゴを信頼するベンチと後押しする応援団、何とか踏ん張れ!相手は9番から。ファールで粘られた3球目、空振り三振で1OUT。続く1番にレフト前ヒットを打たれ、盗塁を決められ1OUT 2塁、続くバッターに外野を超える大飛球を打たれる。最悪の場合同点を覚悟するが、相手ランナーの走力にも助けられ、7-6となる。しかし、ピンチには変わりない。サヨナラも有り得る。続くバッターをセカンドフライで2OUT、あと1人!踏ん張れ!ベンチも全力で応援します。応援団のお母さん方は緊張で直視できず、ただただ目を瞑り祈る方も。続くバッターの初球がサードゴロに、サードのダイが大事(シャレではありませんよ)にファーストに送球、これをユウトがしっかりキャッチしてゲームセット。

約1時間15分に及ぶ白熱した試合でした。歓喜乱舞するお母さん方、応援お疲れ様です。ベンチの監督、コーチの方々が一番疲れ、胃に悪い試合ではなかったでしょうか。

生麦ダンディーズの選手もポテンシャルの高い選手ばかりで、勝負はどちらに転んでもおかしくない展開でした。来年、この選手がレギュラーに来ると思うと恐ろしくなります。

レギュラー&ジュニアのダブル本部大会おめでとうございます。しかし、今のままでは本部大会では勝ち上がれませんよ。もっともっといっぱい練習して、まずは本部大会での1勝を目標に頑張りましょう。

週末はレギュラー&ジュニア本部大会を祝いまして松尾会の宴🍻🍺がはじまりますよ。


秋季鶴見リーグ 敗者復活戦 2回戦

2017年10月10日 17時55分00秒 | 少年野球

10/9(月·祝)鶴見リーグの敗者復活戦(第二代表)が神之木グランドで行われました。勝てば本部大会出場です。
私は、ジュニアの本部大会の審判で試合観戦は出来ませんでした。(>_<)
スコアブックを見ながら、試合を振り返って見ましょう。スタメンです。

1.ウラ 8
2.トモワカ 4
3.コウタロウ 1
4.ケンゴ 6
5. ユウタ 2
6.ソウタ 7
7.レン 3
8.コウセイ 9
9.ゴウ 5

対戦相手は本戦で初戦に当たり、負けてしまいました寺尾ジャイアンツさんです。初戦に負けた原因をこの1ヶ月ずっと修正してきました。ここで成果を出して欲しいです。池谷戸タートルズは後攻です。

1回表 1番を四球で出塁させます。コウタロウには常々言っていますが、最初の打者は気をつけて欲しいと言っております。1人目1OUTをとれるか、取れないかで自分自身の立ち上がりとチームの流れを大きく左右します。続く2番をサードゴロでセカンドフォースアウトで1OUT 1塁。3番の時に盗塁を決められ2塁、さらに3盗塁の際の送球エラーにて1点を先制される。1-0。3番を三振に仕留め、4番で四球で出塁。しかし、コウタロウの必殺牽制で3OUTで攻守交替。
1回裏、1番ウラがレフト頭上を抜く2塁打で0OUT 2塁。2番トモワカがレフト前ヒットで3,1塁 盗塁もあり3,2塁で3番コウタロウ、ボールが先攻した3球目、スクイズが決まり同点に追いつく。(その間にトモワカが3塁狙うもタッチアウトで)1-1。4番ケンゴは四球。1OUT2,1塁。5番ユウタも凡打で倒れ、その間にコウタロウもサードタッチアウトとなりチェンジ。1-1。

2回表 5番を三振。6番をサードゴロで2OUT。ここを三者凡退で押さえれば池谷戸タートルズに大きな流れを引き寄せられる…が、7番にセンター前ヒット、続く8番はレフト前ヒット。嫌な流れです。しかし、コウタロウの粘りのピッチングで9番をピッチャーゴロに仕留め3OUT 1-1。同点。
2回裏 6番ソウタは四球で出塁、0OUT 1塁。続く7番レンはピッチャーゴロでセカンドフォースアウトとなる。1OUT 1塁。8番コウセイの打順でレンが盗塁で1OUT 2塁。コウセイのショートゴロの間にレンはサードに、2OUT 3塁。一打逆転のチャンスでしたが9番ゴウがショートライナーで3OUT。1-1、同点。

3回表 相手は1番から始まる打線。1番をショートゴロで1OUT、2番にセーフティーバントを決められ1OUT 1塁、更に盗塁で1OUT 2塁。ここからコウタロウのギアが一段上がります。続く3番をピッチャーフライ、4番をセンターフライに抑えで3OUTチェンジ。
3回裏 1番ウラから始まる好打順、ウラが四球で0OUT 1塁。2番トモワカの際にウラが盗塁で2塁。トモワカがきっちり送り1OUT 3塁。3番コウタロウ、2球目をレフトに運び2塁打となり、サードのウラが帰り1-2と勝ち越しに成功!続く4番ケンゴがサードゴロで2OUT。5番ユウタが四球、6番ソウタも四球で2OUT満塁、ここで主将のレン決めて欲しい。しかし、ピッチャーゴロで3OUTチェンジ。

4回表 相手の攻撃 5番を三振、6番も三振、7番をサードゴロに抑える。ここまでコウタロウが66球で4三振の好投、何とか打線であと少し援護射撃をして欲しい。
4回裏 8番コウセイがサードゴロで1OUT、9番ゴウがレフトフライで2OUT、1番ウラがサードゴロになるが、ファーストのエラーにより出塁、2OUT 1塁。2番トモワカの時に盗塁で2塁、しかしトモワカがセンターフライで3OUT。緊迫した試合が続く。

5回表 相手は8番からで、何とか0点で抑えていい流れで裏を迎えたい。しかし、8番の主将にレフト前ヒットを与える。続く9番の際に我がチームのエラーでランナーを3塁に進める。絶対絶命のピンチ。続く9番をスリーバント失敗で1OUT、打順は1番に戻り、ピンチは続きます。1番がサードゴロ、しかしゴウのエラーで1点を失う。2-2の同点。しかもランナーは1番で打順的には向こうの流れ。バッターは2番でその間に盗塁で1OUT 2塁。下手したら大量失点の恐れ。2番が5球目を打ってセカンドゴロ、トモワカが捌いて2OUT。しかし、その間にセカンドランナーがサードベースを蹴ってホームへ!相手も勝負をかけてきましたが、ユウタがタッチして3OUT。よく守り抜きました。
5回裏 3番コウタロウから。しかし、3球目を打ってショートフライで1OUT。4番ケンゴがレフト前にヒットを打つ。5番ユウタの際に盗塁で1OUT 2塁。ユウタは四球で1OUT 2,1塁で相手エラーで3,2塁。バッターは6番ソウタ、6球ファールで粘り迎えた7球目、センター前に打ち返しケンゴ、ユウタが生還。皆で取った2点。続く7番レンはファーストのFCで出塁。ここで相手ピッチャーが交代します。取れる時に取る!まだまだ!さらに相手バッテリーエラーで1OUT 3,2塁、ここで監督が動く、代打の切り札ユウを打席に送る。2点で終わるか、駄目押しとなる追加点があるかで、状況は全く変わる。頑張れユウ!2ボール2ストライクと追い込まれた5球目、打球はレフト前に!ソウタが帰り2-5となる。続くゴウがサードのFCを誘いレンがホームを踏む。2-6。
ここで試合終了を告げるアラームがなり、2-6。で勝利し、春季&秋季の本部大会出場となりました。春に続き敗者復活戦からの勝ち上りです。

私が東芝総合グランドから寺尾小に帰って来た時には、既にレギュラー選手は戻っておりました。私を見かけた選手は「勝ちました!」と笑顔で報告を受けたので、沢山褒めてあげました。春、最初に選手を見た際には「元気ないな。野球が楽しくないのかな?」と、疑問に思うことが多々ありました。しかし、少しづつ考え方の違いや技術指導を行い、もともと勝てるポテンシャルがある事を教えつけ勝つ事の楽しさが判ってきたあたりから、大きく成長したと思います。

まだまだ、このメンバーで野球ができる喜びを感じて練習に励んで欲しいと思います。

本部大会出場おめでとう🎊