グラセン

2018年11月24日 05時50分00秒 | 少年野球

いつからか、グランド整備をグラセンと呼んでました。

しかし、なぜ「グランド整備」がグラセンになったのか…不思議です。

 

今回は皆さん(お父さんコーチ)も必ず行った事のある「グラセン」についてです。

まず初めにグラセンは何故必要なのでしょうか?まずは、

『グラウンドを平坦(凸凹がなく)にして、イレギュラーや怪我を防ぐため』

が一番だと思います。また

『次に使う人やチーム、団体の事を考えて』

だと思います。

 

うちのチームもそうですが、ほぼ練習や試合を行う場所は小学校の運動場だと思います。

だからこそ、学校で使う子供達の為や、次に使うチームが気持ちよく使えるためにグラセンは必要です。

また、整備だけでなく、小石・ゴミや枯葉や小枝など、あったら障害になる物も排除です。

使わせて頂いたお礼で整備・清掃を行う事は当たり前なのです。

 

では、次にグラセンの仕方について。

 

グラセンのメインといえば、やはりブラシやトンボがけになります。

バッターボックス・ピッチャープレート付近など、土が極端に積もったり抉れる部分があるので、その部分は重点的にトンボをかけて均していきます。

そして、最後はマウンドから円をかくようにして均していきます。

学校でなく本物のグランドは、少し高くなるように土が盛られているので、均等になるように磨り減った分を戻します。

トンボは、土が積ったところは押して削り、引っ張るときに土を撒いてならしていきます。

グラセンが立派にできるチーム=強豪というのが野球の世界では常識となっています。

 

参考までに、神奈川県で強豪校の横浜隼人高校のグラセンを見てください。




横浜隼人園芸 グラウンド整備



如何でしょうか?もはやグラセンと言うより、芸術作品ですね。

非常に楽しくグラセンをしている姿や、職人のようにグラセンをしている姿が見れます。

ただ早いだけでなく、綺麗でしかも均一に仕上がってます。そして見ていて美しい。

これはチームが強い事と関係がありそうですね。

 

ちなみに、甲子園では阪神園芸という会社が整備していて、この会社のグラウンド整備も芸術とも言われています。

特に、水まきの際にかかる虹は甲子園名物とも言われています。



グラセンは本当に奥が深いのです。

グラセンの"いろは"を理解せず、中学野球や高校野球になってしまったら恥をかいたり怒られたりします。

そうなる前に、野球だけでなく今回の『グラセン』の意味も教えてあげたいと思っております。


ランダウンプレイ

2018年11月23日 05時05分00秒 | 少年野球

我がチームではランダウンプレイを想定したキャッチボール練習を行っています。

 

あまり試合中にランダウンプレイ(挟殺プレイ)が発生すことはありませんが、これをアウトに出来なかった精神ダメージは大きく、発生した場合には必ずアウトにしたいプレイであります。

今回、このランダウンプレイについて説明させて頂きます。

 

まずランダウンプレイ練習をする前に、選手には

「なぜランダウンプレイが発生するのか?」

「ランダウンプレイの仕組み」

「ランダウンプレイが発生した際」

「ランダウンプレイで注意する点」を机上で説明させて頂きました。

ですので、選手にはこれから、説明するポイントを頭に置いた上で、プレイして欲しいです。

※私の持論です。間違っていたらご指摘を…m(_ _)m

 

1.前の塁に追い込む

1,2塁間なら1塁へ、2,3塁間なら2塁へ、3、本塁間なら3塁側へ追い込むことが基本です。

こうしておけば、ミスしてもカバーがいるので次の塁に進塁されずに済みます。OUTに出来なくても傷は浅く済みます。

 

2.送球は可能な限り少なくする

送球を増やすことはそれだけミスの確率を上げていきます。

ラウンダウンプレイは焦りが出て悪送球をしたり、送球とランナーが重なって送球ミスの発生などエラーが発生しやすいプレイです。

早い回数で狭殺しましょう。

 

3.ボールを待つ野手は走者からずれる

送球とランナーが重なってしまい送球がランナーに当たってしまうことが多々あります。

また、受け取る側も走者とボールが重なると捕球がしにくくなります。

ミスを誘うため、ランナーは野手に重なろうとしてきますので、注意してください。

送球側も受け取る側もランナーと重ならないようにすることが大切です。

 

4.偽投(フェイント)は極力しない

これは結構やる人がいます。偽投はランナーへのフェイントになりますが、受け取る野手にもフェイントになります。

受ける側の野手は捕球のタイミングで一歩前に出ようとするので、偽投するのはとてもリスクのある行為です。

偽投はやったとしても、アウトに出来ると確信を持った状態で1回のみだと思います。

賛否両論あるかと思いますが、私はできれば、偽投はやらないことが良いかと思います。

 

5.深追いしない

深追いすると近距離でボールを投げることになり、投げる側は投げにくく、捕る側は捕りにくくなります。

また、タッチプレーも難しくなります。

 

6.相手にボールを見せる

送球する側の選手は受ける側の選手にボールを見せながらランナーを追いましょう。

ランダウンプレイの時、ボールを持った右手を挙げなら追っている姿を良く見ますよね。

こうすることにより、受ける側の選手はボールを捕球しやすくなります。いきなりボールが見えると、とても受けにくいです。

 

7.ボールを投げたら投げた側の塁のカバーへ

ボールを投げたら投げた塁の後ろに回り、カバーします。

そうすることで、ランダウンプレイをする野手は順繰り途絶えることなく続けられます。

 

8.同じ塁にランナーが2人になったら元いたランナーにタッチ

これはルール知っている人なら意味がないのですが、混乱している人が結構います。

この『塁に走者が2人いる』つまり『塁の占有権』を後日改めて説明させて頂きます。

※昔のファミスタではアウトでしたが。

 

挟殺プレイ相手(チーム)ランナーのミスです。

敵のミスです。確実にアウトに取らなければなりません。

ここでアウトにできるかできないかで、失点する若しくは大きく流れが変わってきます。

挟殺プレイで慌てる必要なんてありません。

目の前にあるアウトは確実にとりましょう!

だから常日頃からの"練習"がいざという時に役立つのです。



愚痴です...

2018年11月21日 07時37分54秒 | 少年野球

来年度に向けて、各プロ野球チームが指導し始めました。

我がチーム、読売ジャイアンツも監督が高橋由伸から原辰徳への交代となり、改革の年となりました。

 

先月 高橋 元監督と原 新監督の就任会見があり、そこで原監督から言われた言葉、

「のびのびと楽しみ、勝っては喜び、負けては悔しがる。選手はのびのびと野球を、目標を持って前に進んでもらいたい」

この4年間、優勝から遠ざかっています。原監督はユニホームを脱いでからの3年、他のスポーツにも触れ

「スポーツはのびのびとやるのが原点。はつらつとやることが必要」

と実感したといい、自身も

「野球少年のような気持ちでスタートしたい」

と決意を新たにしたそうです。

 

確かにおっしゃる通り。

今年度は岡本や吉川、大城、田中、重信、和田と若手がめきめき伸びつつあり、大変頼もしく また来年度に期待する選手ばかりです。

高橋監督時代はなかなか勝てず、ヤキモキしましたが、シーズン終了後には高橋監督の選手育成が成功したかなと思っておりました…が、

 

ここ最近の報道で、丸外野手と炭谷捕手のFA選手を獲得しようとほのめかしております。

丸選手は…しょうがない気がしますが、炭谷捕手は要らないのではないでしょうか?

2018年度のリーグ阻止率 ベスト3を見ますと…

1 甲斐 拓也 (ソ) .447
2 髙谷 裕亮 (ソ) .385
3 森 友哉 (西) .373

1 小林 誠司 (巨) .341
2 梅野 隆太郎 (神) .320
3 中村 悠平 (ヤ) .288

圧倒的に甲斐が飛びぬけてますが、甲斐が凄すぎです。小林も十分な成績です。

小林捕手は打撃では…ですが、炭谷捕手もおんなじようなもんです。また、来年度からキャッチャーに阿部も戻ってきます。

キャッチャーは飽和状態です。(大城はファーストでしょうか?)

小林の配球は多々疑問な所もありましたが、成長の為と思えば我慢して使うべきです。

阿部選手もキャッチャー復帰で、是非 小林を育てて引退して頂きたいです。

 

また問題は、FA以外でも元オリックスの中島選手を獲得しようとしている所です!

マギーを自由契約にしておいて、何故 中島を獲得するのか???全く意味不明です。

これでは、育成どころか、生え抜きの中堅選手もやる気をなくします。

 

昔は育成のジャイアンツなどと言われていた時代もありました。(遠い目)

しかし、今では真逆の状況になっています。原監督の第一期ではこんな状況ではなかったと思っております。

 

ファンは、勿論試合には勝って欲しいですが、一番の望みは選手が楽しくプレーしている姿や本当の笑顔が見たいのです。

強いジャイアンツではなく、カッコいい、皆の憧れるジャイアンツになって欲しいです。



触塁の確認

2018年11月18日 05時25分00秒 | 少年野球

審判が確認する内容で、もう一つ重要な事があります。

『触塁の確認』があります。

触塁とは読んで字の如く、塁(ベース)を踏んだか否かです。

 

この触塁、踏んで当たり前…と思っている方、なめてもらっては困ります。

実はプロ野球でもある事で、ましてや学童野球では結構な確率で発生します。

だから審判はこの触塁の確認を疎かに出来ません。

 

今回はこの触塁の確認につて、私の持論を説明させて頂きます。

 

学童野球において、1塁の駆け抜けでベース踏み忘れはまずありません。

しかし、2塁打以上でタッグプレーが発生するような場合に、このベース踏み忘れが稀に発生します。

大人であれば踏み忘れは、「あっ!」と思いベースを踏み戻りますが、学童野球は何故か?そのままベースを空過してやり過ごします。

 

ではこの塁の空過を審判目線から説明します。

 

例えばホームランを打った打者が一塁を踏み忘れてしまい、後で守備側のアピールプレイでホームランを取り消されてしまった場合、走者が塁を踏み忘れてしまう行為をしめします。

対して、走者が塁を空過せずきちんと接触する事を触塁といいます。

この空過のアピールプレイに備え、走者の触塁を確認する事は審判の重要な仕事であります。

(だから審判はホームランでもしっかり触塁を確認してます。)

 

ここで重要なのは、どこの塁審(球審)が、どの塁の触塁を確認するかをしっかり把握する事です。

基本的には、自分の担当する塁に到達する走者の確認を行なう事です。

今回は鶴見リーグの3人制で説明します。

例えば走者なしのケースで、左中間に打球を放った打者走者が1塁を越えて2塁に向かった時、1塁審が1塁の触塁を確認し、L字をきって2塁のジャッジを行う必要があります。

次に、右中間ですが1塁審がゴーアウト(打球を審判が外野に追っかけた)した場合、球審が1塁触塁を確認します。

次に3塁審が2塁のジャッジを行います。(アウトカウントや走者の位置で変わるので一概には言えませんが)

また走者がいない塁にいる審判は補助として触塁を確認します。

この審判員同士の連携した動きを「クロックワイズ」といいます。

ちなみに、守備側のアピールプレイの際には、アピールのあった塁を走者が通過した時に担当していた審判が優先的にジャッジをくだします。

 

このクロックワイズを知らなくても、自身の担当する塁の触塁の確認は出来ると思うので、ジュニアで審判(球審)を行う際には、是非行なって(頭に入れて)頂きたいと思います。



今更?!審判のお仕事

2018年11月14日 05時25分00秒 | 少年野球

野球の審判というのは実に奥深いです。

ただ「ストライク」「ボール」「セーフ」というだけかと思われますが、結構グラウンド内を走り回ります。

 

まず基本的に野球の審判は4人で行うのですが、横浜市鶴見リーグ(ジュニアの予選は4人制ですが)では3人制で行われます。

よって、3人制のメカニクスを覚えます。

その動きはクロックワイズ(時計回り)メカニクスと呼ばれるフォーメーションによって決められてます。

一見、難しそうに見えますが、動きが判ればそんなに難しい動きではありません。

 

では今更ですが、私が感じた公式免許を取ってから、気が付いた点を少し説明させて頂きます。

球審がボールのジャッジの時に手を横に出す事はしません。

「高さはOKだが、外角に外れているよ」等のシグナルは審判ガイドラインには載ってません。

最近、ジュニア(予選)の審判を行う機会があり、その試合で球審がボールという時に手を横に出す球審がいます。

あれは間違いです。ボールの時はただボールと発声し何のジェスチャーもしないのが正解です。

 

また、アウトのコールは「Out」とは言いません。正しくは「He is out」です。

あと、フライやライナー捕球のコールは「Catch」で、完全捕球でない場合には「No catch」です。

間違っても「Out」とコールしないで下さいね。

 

また、プロ野球の審判を見ていると派手なアクションでジェスチャーしてます。

あれを少年野球でやるとNGです。審判部長から叱られます。

彼らは立派な「審判」という職業です。

よって、選手と同様に観客を楽しませる事も時には必要になってきます。

そこで、敷田球審の卍ポーズが世に生まれたと聞いています。




また、インフィールドフライのジェスチャーもその一つです。(インフィールドフライって何?は参照ください。)

球審から「この打席ではインフィールドの可能性があるので準備してね」のシグナルが送られます。

そこで、その他の塁審は自分の胸の前に手をかざして「同調しました!」のシグナルを球審に反してます。

たまに、鶴見区以外で審判を行う場合に、服装は審判服ですが動作や動きに疑問を感じる球審が居られます。

その時に、「審判の知識あるのかな?」という判断ができる基準がこれ。

先に述べたインフィールドが成立する条件にも関わらず、胸に手を当てていない球審が稀にいます。

インフィールドフライは(鶴見リーグでは)3人の審判が誰でも宣告でき、かつ宣告するとしないのではその後のプレーが大きく変わる可能性があるため、審判は心の準備が必要なのです。

 

もう一つ、球審のシグナルでランナー3塁や2塁(得点圏にランナーがいる場合)には、ホームのクロスプレーに備える場合には、左右の人差し指を地面に向けて「私はステイしますよ!」のサインを塁審に送ります。

この際、塁審は「了解!」のシグナルを球審に送ります。

審判ガイドラインではこぶしをトントンと叩くシグナルです。

これをしていない球審(塁審)は、「あ~知らないのか」という気持ちに一瞬なります。

 

このようなシグナルを送っても同調してくれない塁審や、全くできない球審の試合は本当に疲れますっていうか、『審判の資格持っているの?』って思います。

逆にちゃんと胸に手を当てているのを見ると「この審判知ってるな」という気持ちになり、信頼関係が生まれます。

プロ野球や高校野球、または鶴見リーグで今後見てください。面白いかも。

 

まだまだ審判について言いたいことはたくさんありますが、今回はここまでにします。

 

少年野球の審判って寂しいんですよね。

結構フォーメーションとかジャッジの仕方とか意識すべきことがたくさんあるのですが、普通の野球人からは

「ちゃんとジャッジしてるかどうか」

しか注目されないので…。

だからたまに審判のことを知ってる人に「あなたの審判は判り易く、見ていて気持ちいい」なんか言われると、とても嬉しいです。

意識してることが褒められる嬉しさ。判る人には判るんだという安心感。

もし、素人そうな審判がインフィールドフライ出来る場面で胸に手を当てていたら、試合後に

「ちゃんとインフィールドフライ確認してるんですね。」

と話してかけてみて下さい。きっと喜ぶと思いますよ。


声出し

2018年11月10日 05時26分00秒 | 少年野球

少年野球では、野球もソフトボールでもほとんどの指導者が声を出すように指導しているのではないでしょうか。

私のチームでも同様に声出しを指導しています。(ほぼ毎週ですが…)

でも、なぜ声を出すことが大切なのか、その意味について考えてみました。



①緊張しない若しくは しにくくなる為

②自分自身若しくはチームを鼓舞する為

③他の選手との連携やコミュニケーションの為

 

大まかに分けると、だいたいこの3つではないでしょうか?

では、ここから具体的な話に…

 

①緊張を和らげるために声を出す

選手が大人と違うことの1つに精神面があります。

大人はいろんな修羅場や緊張感のある場面を沢山経験していて、過去の過ちや間違いを経験で補えます。

しかし子供はそのような場面を経験して無い為、どのように緊張感を自分で和らげることができるか判りません。

よく「楽しんで来い!」や「笑顔で!」と声を掛けますが、楽しむ(ましてや笑顔)なんて余裕はないわけです。

ですので、一番良いのは普段と同じ会話や、同じ空気を作ってあげるなど手助けが必要なのです。

選手は、精神面においてまだまだ未熟なのです。

緊張する場面では、思いっきり緊張するのです。

だから声を出す必要があるのです。特に試合は緊張します。負けられない試合になればなるほどです。

しかし、腹から大きな声を出すことで、余分な力が抜けて非常にリラックスできます。

だから、守るときでも打つときでも大きな声を出して試合に臨むことは、普段とおりのプレーをするために子供には必要かつ大切なことです。

 

②自分自身若しくはチームを鼓舞する

声を出すべき2つ目の理由は、気持ちを高ぶらせるためです。

オリンピック選手、特に陸上競技の投てきや砲丸投げの選手はめちゃくちゃ大きな声を出します。

声を出すことで気合いが入るというのは、色々なスポーツを見ていても理解できることだと思います。

大きな声を出して自分自身を奮い立たせて、最高の結果を出そうとしているのです。

また、ベンチから大きな声で応援する事が、選手にとってなによりの精神的支柱になります。

こういう事実から、気合を入れること、そのために声を出すことはパフォーマンスを高めるために有効だと言っていいと考えています。

また、気持ちが入っていれば集中力が高まりますので、このことも良い影響をもたらしている原因の1つかもしれません。

 

③他の選手との連携やコミュニケーションの為

声を出して選手同士の連携を図ることは、より重要なことです。

例えば、野手と野手の間に落ちそうな微妙なフライだったら、2,3人が1つのボールをめがけて全力で追いかけますよね。

自分が捕れると思ったときに、「オーライ!」と声を出して周りに知らせて、他の選手に走ることを止めさせなければ確実に衝突します。

そうしなければ、大けが、大事故につながりかねません。少年野球は、特に安全第一で考えるべきです。

だから、子供たちにもケガや事故が起きた時の怖さを教えつつ、声による連携を徹底させるべきだと考えます。

 

①と②の理由に関しては、少年野球特有かもしれませんね。(高校野球は結構あるかもしれませんね。)

野球やソフトボールというスポーツは、プレー中の声による連携が重要な要素だからです。

いずれにしても、声を出すことにはちゃんとした理由があることを理解して、選手には指導するべきではないでしょうか。

「昔から声を出しているんだ!」とか「野球はそういうもんだ!」というような指導方法はナンセンスと言わざるを得ません。

大人が理解しないで子供たちが理解できるはずがありません。

子供たちが理解できないのは、私たちコーチ(教える側)の責任だと私は思います。


秋季あじさいOT 2回戦

2018年11月03日 19時50分01秒 | 少年野球

本日は秋季あじさいリーグオープントーナメントの2回戦です。
場所が台町グランドと我がチームのホームの為、私が球審を務めさせて頂きました。
 
対戦相手は宮前区(遠い所ご苦労様です)の有馬こども会野球部さんです。当日、横浜市の選抜チーム開会式と被ってしまった為、コウセイの参加が危ぶまれましたが何とか間に合いました。よかった。
本日勝利すれば今年度10勝目に到達するそうです。何としても6年生は有終の美を飾って欲しいです。
では、試合。池谷戸タートルズはじゃんけんに勝って後攻を選びました。スタメンです。
 
1.     ユウ 6
2.     ゴウ 4
3.     コウセイ 2
4.     コウタロウ 1
5.     ヒデキ 5
6.     ダイ 3
7.     ケンタ 9
8.     ユウスケ 8
9.     タケル 7
 
シュウヘイは体調不良でお休みです。控えはハルマと何とも心細いスタメンです。
 
1回表 先発はコウタロウです。立ち上がりだけが心配なところです。相手1番をショートゴロ1OUT。2番をセカンドフライ2OUT。3番にはショート内野安打→盗塁で2塁。4番は三振で3OUTチェンジ。
1回裏 1番ユウはピッチャーフライで1OUT。2番ゴウはライトフライだがエラーで出塁。3番コウセイはサードゴロでファーストのエラーで出塁→ダブルスチールで1OUT3,2塁。4番コウタロウはセンターオーバーのタイムリー2塁打で2点を先制する。0-2。5番ヒデキはショートゴロで2OUT。6番ダイはセカンドゴロで3OUTチェンジ。
 
2回表 5番は三振1OUT。6番も三振2OUT。7番は四球。8番も三振で3OUTチェンジ上場の立ち上がり。
2回裏 7番ケンタは三振。8番ユウスケはファーストフライ2OUT。9番タケルは四球。1番ユウはレフトフライで3OUTチェンジ。
 
3回表 9番はファーストゴロ1OUT。1番はライトフライ2OUT。(ケンタよく捕球できました!)2番はサードゴロで3OUTチェンジ。
3回裏 2番ゴウは右中間を破る2塁打。しかし盗塁で1OUT。3番コウセイはレフト前ヒットで1OUT1塁。4番コウタロウは死球で1OUT2,1塁。5番ヒデキはライト前ヒットでコウセイが帰り3-0。続くバッターでワイルドピッチがあり0-4となる。6番ダイはサードゴロ2OUT。7番ケンタの代打ハルマは三振で3OUTチェンジ。
 
4回表 3番には左中間を破られる2塁打+返球ミスで3塁まで進まれる。この3番の女の子は小柄でしたがすごくガッツ💪があり、バッティング技術がずば抜けている印象がありあました。(本当に久しぶりに野球センスのある子を見ました)コウタロウの速球にも逆らわず左中間に打ち返す所はセンスを感じます。4番は四球。5番の所で盗塁を行うが上手くゴウが送球をカットしてホームに送球してランナーダッグアウトで1OUT。5番はファーストゴロ2OUT。6番は三振で3OUTチェンジ。
4回裏 8番ユウスケはレフト前ヒットで0OUT1塁。パスボールで2塁に。9番タケルはショートフライで1OUT。1番ユウはレフト前ヒットでユウスケが帰り0-5となる。しかしユウはセカンドでタッグアウトになり、2OUT。2番ゴウは四球。3番コウセイはサードゴロで3OUTチェンジ。
 
5回表 この回から守備を変える。ピッチャーのコウタロウがファーストへ、ファーストのダイがサードへ、サードのヒデキがピッチャーとなる。7番をレフト前→盗塁で2塁。8番は三振1OUT。9番は四球で1OUT2,1塁。1番は送りバンドで2OUT3,2塁。2番の所でワイルドピッチになるが、コウセイがうまくホームに帰りタッグして3OUTチェンジとなる。
5回裏 4番コウタロウはショートライナーで1OUT。5番ヒデキはライトフライで2OUT。6番ダイは右中間を破る2塁打で2OUT2塁。しかし7番ハルマが三振で3OUTチェンジ。
 
6回表 2番はショートゴロ1OUT。3番はショートライナー2OUT。4番はタケルのエラーで2OUT1塁。5番はサードゴロで3OUT。
 
ここでタイムアップです。結果 0-5で勝利✌となりました。
よって6年生試合はまだまだ続きます。この仲間でまだまだ野球ができる事に幸せ💑🍀を感じてください。
 
次回は11/10(土)に3回戦となります。ここまで来たら優勝を狙いたい。オープントーナメントだが…。
場所は神奈川区の神之木グランドでほぼホームグランドです。次回はまた球審か…。
 
有馬こども会野球部さん ありがとうございました。m(_ _)m




シャッフル

2018年11月03日 05時29分00秒 | 少年野球

ランナーとして出塁した際、皆さんは選手にどのようにリードをとるように指導していますか?

歩数を決める

ピッチャーの牽制の下手上手

キャッチャーの肩 等  それぞれ基準があるでしょう。

では、第二リード(リードオフ)についてはどうでしょう。

投手が本塁に向かって投げ始めればランナーは数歩リードを広げます。これを第二リードと言います。

次の塁を狙うために必要な動きですが、このリードのとり方はどのように意識させていますか?

 

先に述べたように、投球前にとるリード、すなわち第一リードについては基準を決めている選手が多いと思います。

しかし、第二リードでも同じように歩数やステップの踏み方を決めている選手は少ないように感じます。(うちは極めて出来てませんが🙈)

第二リードは、期待される幅は第一リード以上、さらに打球判断をするまでが動作に含まれ、先の塁を狙うためにはとても重要です。

にもかかわらず意識しないのはもったいないですよね。

というわけで、今回は第二リードのとり方について私なりの補足を。

 

第二リードの重要さは皆さんもご存知だと思います。

これがあるか、ないかで相手にかけるをプレッシャーが重要である事を理解したところで、具体的な動きについて説明します。

シャッフルを使うポイントはランナー2塁の時です。

投手に対して正対した状態でサイドステップを踏むことです。

ただし姿勢は浮く事がないように同じ高さをキープしながら、3塁方向に加速するようにステップしていきます。

投手の動きを見て、左足が着いて右足が着く直前にスタートを切るか、やめるのかを判断しないといけません。

この判断が上手にできるかが重要になってきます。

また注目していただきたいポイントが二点あります。

 

まず一点目は、ステップの方法です。

大きく二回シャッフルして打球判断をします。

このように「基本的な動き」を決めておくことが重要です。

それによって、ある程度大きく、一定のリードをとることができます。

また、第二リードでは投手の投球動作によって間合いが変わってくるので、その都度臨機応変に対応することも大事です。

 

二点目は、打球判断の方法です。

進むのか、戻るのか素早く判断するためには、シャッフルをして左足が地面に着き、右足が浮いている状態で打者のインパクトを迎えるのが理想です。

このタイミングで球を見ることで、着地する右足を次の塁に向けるのか、ブレーキをかけるのかをいち早く判断することができます。

 

このように、簡単に書いて見ましたが実は非常に難しい動作です。

学童野球で出来ている選手は極々僅かですが、これが出来ている(身に付ついて)か否で、極端な話、代走で出るかもしれません。

足が早いかどうかではありません。

考え方や練習の際に意識するだけで身につきます。頑張ってください。