11月22日(いい夫婦の日)

2021年11月23日 08時45分36秒 | 少年野球

1日遅くなりましたが、先日11月22日はいい夫婦の日でした。

我が家は・・・ですが、皆さんの家庭ではどうだったでしょうか?

まあ、平日だったのでデートは厳しい?かと思いますが、もしかしたら今日(祝日)に行っているのでは?

いずれにせよ、色々なイベントでお祝いして欲しいですね。

 

野球にも夫婦に似た言葉があります。

野球のキャッチャーをよく「女房」と言います。

毎回、毎回ピッチャー「旦那」の投げるボールを淡々と受け止める事から「女房」というんでしょうか?(わかる方教えてください

野村元監督は「奥さんが強い家庭がうまくいく」と言われています。

なんか野球もそんな感じがします。

一球ごとに「ナイスピッチ!」とか「いいよ!球走っているよ」とか

時には「しっかり投げろ!」とか「気合入れろ!」などと激励の言葉もあります。

そういった、コミュニケーションがバッテリで取れているチームはやっぱり強いですね。

ただ、黙って淡々と受けてはピッチャーに返球しているチームは強くはないと思います。

野球の女房はどっしりと構えて、チャンスやピンチの時にも一緒に乗り越えて強くなっていきたいですね。

 

家庭も一緒です。やっぱり女房はどっしりと構えて、ピンチの時は励まし、良い時には一緒に喜び支えあっていきたいですね。

どうです?

お父さん、今日はケーキでも買って帰りましょうか?

お母さん、今日のおつまみとビールはいつもより1本追加でお願いします。


少年野球のコリジョンルール

2021年11月14日 06時03分00秒 | 少年野球

皆さんコリジョンルールってご存じでしょうか?

数年前からプロ野球から採用されたルールです。

今回ここを解説✍させて頂きます。

 

では、このコリジョンを簡単に説明させて頂きます。

以下の行為が禁止されています。

 

①ホームに帰ってくるランナーが、ブロックしていないキャッチャーにわざと接触しようとする行為

②ボール⚾️を持っていないキャッチャーが、得点しようとしているランナーの走路を妨害する行為

これらの行為を行うとペナルティが加えられます。

 

①ではプレイ発生時点でボールデッドとなり、ランナーはアウトです。(他にランナーがいた場合には元の塁に戻す)

②ではランナーはタイミング的にアウトであっても、発生した時点で走塁妨害でセーフとなります。

 

では、なぜこのような規則になったのでしょうか。

要は選手(無防備な捕手)の体を守る為に危険なタックルを抑止するための制定されたルールです。

では、このルール少年野球でも採用されるの?ですが…結果、採用しています。

まあ、中々プロ野球みたいにタックルする選手はいませんが、②を無意識に行って得点に結びつくケースがよくあります。

例えば、1アウトランナー3塁で、打者がショートゴロを打ちました。

ショートは3塁ランナーを警戒しながら1塁に送球。と同時に3塁ランナーはホームに突っ込む。

1塁手はすぐさまホームに送球して間一髪アウト…となるはずが、

先に述べたキャッチャーが走路を塞いだと判断し球審は「オブストラクション(走塁妨害)」を宣告して1点が入るケースですね。

 

では、このようなオブストラクションを回避するにはどのように指導すべきでしょうか?

私が自チームで参加できていた時(ここ最近中々練習には参加できてませんが😅)には以下の図でキャッチャーには説明しています。

グレーが掛かった所では待機しない事です。
このグレー部分に立って捕球→クロスプレイに備えようとししている事を球審が認識した時点でコリジョンの対象となります。
球審も何を見ているかと言いますと、3塁ファールラインをキャッチャーが跨いで若しくは踏んでいるか否かで判断します。
上記に該当する場合にはポイントをして「ザッツ オブストラクション」宣言して得点を認めます。
ですので、指導者の方はこのグレー部分を頭に入れて、選手へ指導してあげて下さい。

満塁でのプレイ

2021年11月07日 06時05分00秒 | 少年野球

少年野球の審判を長い間行っている方なら、判っていて当たり前のプレイも改めて言われる(プレイに直面する)と瞬間のジャッジに戸惑います。

今回紹介するプレイも、良く考えれば当たり前のことですが、一瞬???と戸惑ったプレイを紹介します。

皆さんのようなベテランのからしたら「今更何言うの(笑)」と言われそうですが・・・恥を忍んで紹介させて頂きます。

 

そのプレイが行ったのが、公式戦のタイブレーク中でのこと。

タイブレークとは、昨年から甲子園でも導入された同点での延長戦に対応した措置です。

要は延長戦を長引かせないために、得点を入りやすくさせる為に導入したものです。

大会や地方ルールで、方法や状況は異なりますが、鶴見では最終回及び時間切れとなった際に同点で決着がつかなかった際にはこのタイブレーク方式が用いられます。

鶴見リーグでは、ノーアウト満塁で試合を再開します。それで1イニング行っても決着がつかなかった場合には、抽選となります。

今回このタイブレークで発生した事例です。

仮にAチームが先攻、Bチームが後攻とします。

タイブレークですので、Aチームはノーアウト満塁で開始です。得点はできるだけたくさん取っておきたい状況です。

私はその試合、審判でなく次の試合に備えた審判席で試合を見ておりました。

ノーアウト満塁ですので、インフィールドフライの可能性があるので、審判員はシグナルで共有します。

また、満塁ですのでフォースプレイも視野に入れてスタンバイしてます。では試合に戻ります。

打者はセカンドへ内野フライを打ち上げました。

先程説明しましたように、球審はインフィールドの条件が整った事を確認して「インフィールドフライ」を宣告しました。

他の塁審も同様に「インフィールドフライ」を宣告しました。が…よくある事で、なんてないフライをセカンドが落球してしまいました。

そうした所、3塁ランナーがホームへ突っ込んできました。(これもインフィールドフライよくある事象です)

それを見たセカンドは、今度はホームへ送球しました。

ギリギリのタイミングでしたが、キャッチャーはホームベースを踏んでランナーが来る前にボールをキャッチしました。

そのプレイを見た球審は「ヒズ アウト!」を宣言しました。 これ、間違っている事わかりますか?

正解は、「セーフ」です。

実は、インフィールドを宣告した時点で、打者走者はアウトとなるのでフォースプレイでなく、タッグプレイがアウトには必要となります。

よって、アウトにするにはキャッチャーは捕球した時点で3塁走者にタッグする必要があったのです。

相手(Aチーム)から

「タッチが必要でしょ!得点入るはず!おかしい!」

とのクレームが入りました。これは仰る通りです。

この対応も間違っているのですが、相手チームから言われて他のクリューと相談しないで独自の判断で得点を認めた事も更に問題です。

結果、Aチームはこの1点とタイムリーの1点 合計2点で終了しました。

Bチームはその裏に3点を入れて、結果Bチームがサヨナラ勝ちをおさめました。

Aチームにとっては、若干後味の悪い試合と思えたかもしれません。

 

その球審の方は、久しぶりの球審でした。コロナの影響や自チームの指導で中々審判できていなかった事も原因にはあります。

やはり、審判といえども間違いや誤審はあります。

その際には、しっかり他のクリューとも相談して適切な対応で処理する方が良いかと思います。

 

ですので、今回のような事例や失敗を活かして、次につなげるジャッジを的確に行いたいです。


バギーパンツ

2021年11月03日 05時57分00秒 | 少年野球

先日の試合、私が球審をしている時の発生した問題点を報告したいと思います。

 

少年野球では試合前に、両監督及び主将、背番号(29,28)の確認を行います。

監督が不在の際には、監督代行(2928番)の旨を審判部へ事前に申告します。

それから、試合ルール(コールドゲーム・引き分け・タイブレーク、雨天時の対応など)と球場ルール説明を球審から行います。

鶴見リーグでは、球場内の素振り禁止、打者走者はランナーに出た場合の打撃手袋の取り外し、野手のグローブからの指出し禁止を指示しています。

キャッチャー防具(マスク、ファールカップの有無)も確認し、最後に攻守の選択じゃんけんを行って、各々にオーダー表を渡して終わります。

その『事件』があったのが、この説明会時にでした。

両チームに監督とコーチの説明を行っている際に、あるコーチのパンツがバギーパンツでした。

バギーパンツってご存じですか?お母さん方は???だと思います。いわゆるプロ野球選手が履いている裾が若干フレアになっているパンツです。

鶴見リーグの少年野球規則に

「選手ならびに監督・コーチのバギーパンツ類の使用を禁止する」

とうたわれております。(要はコーチは選手同様に膝下までズボンをあげてストッキングを見せなさいというルールです)

これば鶴見リーグだけでなく、ほぼ全国的に統一さえた決め事です。

よって、私から

「できればズボン裾を膝下まであげて下さい」と指導をしたところ「できない」との事。

「なぜですか?」と言った所、その指導者は裾をあげて私に見せてきました。

ズボンの下にはアンダーソックス、ストッキングをはいていないどころか、一般の靴下をはいている状況でした。

それを見た私は「これでは試合のベンチに入ることはできませんよ。監督さん規則をもう一度確認して下さい」と説明しました。

そうした所、3029の指導者も苦笑い。「いいですね?」と再度確認した所、その指導者は

「わかりました!私はベンチにないりません!それでいいでしょ!!!」と(不貞腐れた態度で)逆切れです。

本当に…お話になりません。

その会話内容を審判部長へ報告させて頂きました所、「大丈夫!間違ってない!」とのことでした。

 

恐らく、彼は今年から背番号を付けた指導者になったと思います。

だからといって、規則を詳細まで把握できてなくてもOKではありません。

そういった事も、しっかりチーム内で展開及び引継ぎをして頂きたいです。