人には得意・不得意な事があります。
足が速い人、瞬発力のある人、記憶力が素晴らしい人、力持ちの人…あげたらきりがありません。
そういった「才能」は努力して開花する人もあれば、生まれながら持っている(遺伝)人、はたまた努力してもなかなか平均レベルまでいかない人、様々です。
選手への指導も然り、A君は運動神経が優れていて、何をやっても平均能力以上発揮できている。
でも、B君はA君とは真逆で、何をしても平均以下の結果となってしまう。
指導者「みんなできているのに、なぜできないんだ!」と、B君を怒ってしまう。
そうするとプレッシャーで、できる事も出来なくなってしまうB君。
指導者「できるまで、やっていろ!」と、一人でトレーニングをしている。
すきな野球をしに来ているのに、どんどん野球が嫌いになっていく。
週末、グランドに行って皆と楽しむはずの週末が嫌いになってしまい、ついには退部してしまう。
打撃練習で前に打球が飛ばない選手であろうが、
気持ちいいくらい打球をかっ飛ばす選手であろうが、
ゴロを上手くさばけず、エラーばかりしてしまう選手であろうが、
プロ野球選手のような軽快なフットワークでアウトにする選手であろうが、
走る事が凄く不得意選手であろうが、
オリンピック選手のような快足選手であろうが、
皆 平等にチャンスや時間を与えて育ててあげて下さい。
そうすれば、選手もきっと成長してくれると思います。
へっぽこ審判員からのお願いでした。