小学生は集中力がなくて、飽きっぽいものでよね。
我がチームもそう。
楽しい・面白い話は、身を乗り出して聞くのに、楽しくない話(ルールなど)はすぐに飽きて"あくび"などする始末。
だからと言って「ちゃんと聞けよ!」とか「集中しなさい!
」と言ったら直しますが、暫くしたらまた同じになってしまいます。
ですので、指導者は選手の特徴をあらかじめ理解して、子供にとって分かりやすい教え方をするのが大事な事だと思います。
例えば、大人なら知っている単語や言葉も小学生は知りません。
しかし、彼らは知らなくても質問しません。
だから、指導者は選手達に話をする前に、自分が話す内容を一度頭の中で反復(整理)する必要があります。
ですから、いくら論理的に正しい事でもでも、選手達にはすべて伝わっている事ではないと思います。
また、単語を並べるより、擬音や擬態で表現させることも理解してもらえる有意義な手法だと思います。
「すっと足を引いてきて、バットをビュンと振ろう」など、擬音を使って伝えるほうが理解してくれます。(あくまで低学年向けですが)
選手達にうまく伝わる擬音をさがす事は、重要な事だと思います。
あと、以前ブログにも書かせて頂きましたが、小学生なんて一回言ったから、すべて理解しているわけないです。
大人だって、できないのですから。
個人差はあるかとは思いますが、選手には何回も同じことを言い続けて、やっと理解してくれます。
指導したその場は覚えていて出来たとしても、次の日には忘れてます。(酷いと数時間後には忘れてます…😢)
そんな時、イライラしても仕方ないです。小学生はそういうものなので。
身に付くまで、同じことを"何度も何度も何度も"しつこいくらいに繰り返し伝え、反復練習することが大事です。
だから私は「この前言ったから、もう言わないぞ!」は言わないように心掛けております。
あと、先に述べた通り小学生はめちゃめちゃ飽きっぽいです。
繰り返し基本を練習をしないと、基礎は身に付きませんが、同じ練習を続けている退屈し始めます。
低学年(1~2年生)なら練習そっちのけで砂いじりをはじめたり、高学年でも勝手におしゃべりをはじめたりして、練習どころではなくなります。
ですので私は練習中に飽きさせないようにトライアングルを心掛けております。
「褒めて、笑わして、そして叱る」
選手達を集中させるために、指導者は、褒める事、笑わす事、𠮟る事をバランスよく使う必要があると思います。
時には「叱る」ことも必要になります。
ただ、感情にまかせて「怒る」のではなく、関係をしっかりと作った上で、選手をよい方向に導く為に叱る事(鞭を入れる)が大切です。
ここは集中して欲しい所でだらけたり、しっかり聞いて欲しい所で聞かなかったり など。
優しく褒めたり、いっしょにふざけて笑ったり、指導者と選手の人間関係をしっかりと作ってから叱る事が大事だと思います。
今ではインターネットが発達して、少年野球レベルの指導者にも、指導に関する情報が簡単に手に入るようになりました。
(私も時間がある時はYOUTUBEなどで動画見たりしています)
しかし、簡単に情報が手に入るという事は、逆に情報格差を生みます。
知ろうとする人には、情報がどんどん集まり、知ろうとしない人には情報が集まらないからです。
正しい情報を集め理解し対策を立て、そのような指導者が沢山いるチームは、すごく活性して強くなると思います。
またまた やってしまいました。(´;ω;`)
2024年2月25日 小雨の降る中 コンビニへ買い物しようと自宅を出て、マンション敷地外(スロープ)を出た所で
スリップして派手に転倒。左肘を強打するも恥ずかしさからか、何とか起き上がって自宅に戻る。
エレベータ内で軽い貧血のような症状が出る。左肘は異常なくらい腫れあがってくる。
もう、この時点でかなりの重傷を認識する。自宅に戻って整形外科をネットで検索。
当時 日曜日の午後はどこも休診で、空いている所は車で30分以上離れている。
「救急車呼ぶか・・・」と思って横になるも、中々踏ん切りつかない。
若干、痛みが治まって(本当に気持ち程度)来たので、月曜日に往診する事とする。
月様日に掛かりつけの整形外科に行き、状況を伝えてレントゲンを撮る。
先生「骨折してます」
私「ですよね。そんな感じはしてました。」
先生「肘の肘頭骨折ですので、手術が必要です。」
私「!!!」
先生「紹介状を書くので、出来ればすぐにでもその病院へ行って手続きをしてください。」
先生「しかし、よく我慢しましたね。」
私「💦」
直ぐに過去に手術の経験のある病院へ行き、手続きを進めさせて頂きました。
私の左肘頭の骨折は、上腕三頭筋の腱による牽引で骨折面が離れることを防止するために、金属のプレートを用いて固定するようです。
手術は3月5日で、順調に行けば翌日には退院の予定です。
そして3月5日 午後から人生2回目の全身麻酔で手術が始まり約3時間程度で終わりました。
終わった後、麻酔がきれてかなり激痛でしたが、点滴等の痛み止めで朝方ようやく就寝することができました。
8時くらいに朝食が運ばれ、約12時間ぶりの食事がおいしかった。
その後 先生も来られて、状況を確認して下さり、予定通りその日に退院させて頂きました。
自宅に戻ってからも、かなり不自由な生活で、唯一良かったことが右手でなかったことです。
仕事も幸い、在宅勤務を推奨して下さり何とか生活しております。
3月19日には副木&手術跡傷保護テープが取れ、リハビリが始まる予定です。
週末の審判活動も当面は休止となりそうです。
しっかりと養生&リハビリを行い、早く健全な状態まで戻したいです。
本当に、自分自身の老化と反射神経の衰えを痛感した出来事でした。
久しぶりの投稿となります。
横浜市鶴見区の春季大会が、2024年3月24日に寛政中学校にて開幕します。
その開催前に、審判部にて今年度から変更のあるルールの共有を行わせて頂きました。
ジュニア(低学年の1年生~4年生)とレギュラ(6年生以下)でそれぞれ説明します。
①ジュニア
ジュニア予選会のみ、打者一巡で攻撃終了は昨年同様で変更はありません。
異なった点は、打者一巡で最後の打者時の塁上ランナーの得点を認める事です。
例えば、最後の打者(9人目)時にランナー 3塁2塁の際、最後の打者が内野ゴロで1塁アウトになった際には、
塁上の2人=2点が認められます。仮に1塁がセーフの際には3点が認められるという事です。
要は、攻撃側が不利にならないような対応策です。これはあまり難しくないと思われます。
②レギュラ その1
バットの使用制限を行います。
以前からも議題となっている「複合バット」いわゆるコンポジットバット使用禁止です。
鶴見リーグでは2023年大会から「大人用の複合バット」は使用禁止としてまいた。(大人用でも複合バット以外ならOK)
理由としては、複合バット(ビヨンド、ブラックキャノンなど)での打球は非常に早く、投手に対して危険な打球となるからです。
近年の道具進歩の技術はすさまじく、数年前まで神之木球場の認定ホームランなんて1年通じて1~3試合程度でしたが、ここ最近は
1ヶ月で2本くらい出てもおかしくないペースです。勿論、選手の体力も向上しているかとは思いますが、バットの技術介入があった事も否定できません。
ですので、少年野球用であっても「コンポジットバット」の仕様は不可です。
バット本体に「COMPOSITE」と記載しているようですので、指導者の方は今一度ご確認下さい。
②レギュラ その2
指名打者(いわゆるDH制)制度の導入です。但し、結構補足があるので、簡潔に記載します。
A.チームは投手のみ指名打者を設定することができる
B.DH打者は必ず1打席は完了しなくてはいけない
C.試合途中でDH制を採用することは不可(途中のイニングでDHはダメ 使うなら試合開始から)
D.指名打者の代打(代走)はOK ただしその者が守備につく際には、DHは解除となる
E.二刀流は不可(いわゆる大谷ルール ピッチャーも大谷 DHも大谷はダメ)
要は、 指名打者(DH)の役割が無くなる場合を頭に入れておけば、混乱しないと思われます。
・投手が他の守備位置についた場合
・代打者または代走者が試合に出場し、そのまま投手となった場合
・投手が指名打者の代打者または代走者になった場合
・指名打者が守備位置についた場合
・他の守備位置についていた選手が投手になった場合
今年度から大きく変わる点は以上です。
DH制はかなり審判泣かせで、最初はベンチも審判(事務局側)も混乱する場面も出てきそうです。
しかし、ルールはルールですのでしっかり判断してジャッジしていきたいです。