先に述べた盗塁の先に何を見る?!について、補足させて頂きます。
新チームには説明しました。攻撃の際には盗塁の成功、守備の場合には盗塁殺若しくは次の塁を狙わせない小ネタを少し。
選手に質問しました。
あなたがランナーで盗塁のサインが出た場合、二盗の場合にはスライしますか?
選手「チームから絶対にスライをしなさいと言われているから絶対にスライ」うん!正しい!
確かに、スライは盗塁を成功させる為に絶対に必要な事です。しかし、キャッチャーが後逸若しくは完全捕球していないのにスライしますか?
選手「それはしない」なるほど。
では、あなたはどこでスライかノースラを判断しているの?と質問したら
選手「???」
「なんとなく」や「ベンチやランナーコーチ」から指示で。本当か?そんな声聞こえているか?私なら聞こえていないです。
だから、前に述べたベースの中間での「チラ見」が必要なのです。
しかし、このチラ見は前に簡単に述べさせて頂きましたが、結構難しい技ですし、なかなか行っている選手は居ません。
よって、セカンドしか見ていない選手が多いという事が判りました。そこで、その事を逆手にとってある作戦を選手に伝授しました。
たとえば、ショートの守備にゴウが入っていた場合、盗塁されて キャッチャーが後逸して送球できない時には、ゴウはセカンドベース上で何をしている?
おそらくボーとしてセカンドベース付近に立っていると思うよ。
ゴウ「・・・」あたっている。
そこでボーっとするくらいなら、ワザとキャッチャーから送球されている雰囲気(姿勢や構え)をするだけで違うんじゃない?
そうすれば、相手は必ずスライをしてくれるはず。そうすれば三塁に進塁する可能性も グッと下がるはずじゃない?どう?
ゴウ「そうです。」
であれば、次回からそうしてみようよ。必ずスライしてくれるから。
ゴウ「わかりました。」
自チームが攻撃の時は、逆の考え方です。相手野手(セカンドかショート)がタッチをするそぶりであればスライ。そうでなければノースライです。
しかし、稀に頭の良い野手がいて ワザと取らないふりして(手で×のサインを出して)タッチする輩(恐らくキャッチャーとサインを決めている)もいるので、鵜呑みにするのは注意です。
新チームには説明しました。攻撃の際には盗塁の成功、守備の場合には盗塁殺若しくは次の塁を狙わせない小ネタを少し。
選手に質問しました。
あなたがランナーで盗塁のサインが出た場合、二盗の場合にはスライしますか?
選手「チームから絶対にスライをしなさいと言われているから絶対にスライ」うん!正しい!
確かに、スライは盗塁を成功させる為に絶対に必要な事です。しかし、キャッチャーが後逸若しくは完全捕球していないのにスライしますか?
選手「それはしない」なるほど。
では、あなたはどこでスライかノースラを判断しているの?と質問したら
選手「???」
「なんとなく」や「ベンチやランナーコーチ」から指示で。本当か?そんな声聞こえているか?私なら聞こえていないです。
だから、前に述べたベースの中間での「チラ見」が必要なのです。
しかし、このチラ見は前に簡単に述べさせて頂きましたが、結構難しい技ですし、なかなか行っている選手は居ません。
よって、セカンドしか見ていない選手が多いという事が判りました。そこで、その事を逆手にとってある作戦を選手に伝授しました。
たとえば、ショートの守備にゴウが入っていた場合、盗塁されて キャッチャーが後逸して送球できない時には、ゴウはセカンドベース上で何をしている?
おそらくボーとしてセカンドベース付近に立っていると思うよ。
ゴウ「・・・」あたっている。
そこでボーっとするくらいなら、ワザとキャッチャーから送球されている雰囲気(姿勢や構え)をするだけで違うんじゃない?
そうすれば、相手は必ずスライをしてくれるはず。そうすれば三塁に進塁する可能性も グッと下がるはずじゃない?どう?
ゴウ「そうです。」
であれば、次回からそうしてみようよ。必ずスライしてくれるから。
ゴウ「わかりました。」
自チームが攻撃の時は、逆の考え方です。相手野手(セカンドかショート)がタッチをするそぶりであればスライ。そうでなければノースライです。
しかし、稀に頭の良い野手がいて ワザと取らないふりして(手で×のサインを出して)タッチする輩(恐らくキャッチャーとサインを決めている)もいるので、鵜呑みにするのは注意です。
結論を申しますと、盗塁時にチラ見は不要では?と思いますがいかがでしょうか?
先ず、盗塁はギリギリのタイミングを突くものですので、チラ見で減速しては元も子もないと思います。
次に、二塁手や三塁手と駆け引きするくらいなら、「盗塁を成功させる」ことに集中するのが大事だと思います。
これらの点から、「何でチラ見を指導するのか?」と不思議で仕方ありません。
昔と今とでは戦術が異なりますので単純比較はできませんが、私が見る限り、福本豊選手はチラ見していません。
捕手のキャッチングの技術が違い、塁間の長さも違う少年野球とプロ野球とでは、自ずと戦術も異なるというのであれば理解できますが、それでも、長い目で見たら「チラ見は不要ではないか?」と考えているのですがいかがでしょうか。
おっしゃられる通り、ごもっともな事だと思います。
まず、なぜ「チラ見」が必要かのおおさらいです。まず、想定される条件として『捕手のキャッチング能力が若干劣る』事が絶対条件とは言えませんが、ある程度必要な事になります。要は捕手が後逸や完全捕球していないのにスライディングする必要があるかどうかです。特に後逸してから次の塁を狙うかどうかはこのチラ見が大きく影響しています。
本来、スライかノースラかはランナーコーチャーから指示がありますが、試合中はあまり聞こえにくい環境にある為、これを自分(学童)で判断するしかありません。
野球少年の父様が言われる通り、プロ野球や高校野球では、ほとんどチラ見をしていません。それは先に述べた捕手のキャッチング能力が極めて高いレベルにあるからです。中学でもチラ見してませんが、これは先に述べたランコウが大きな声で指示してます。よって、チラ見はほぼ学童野球だけでしか使われない作戦ではありますが、こういった事を理解して走塁しているか否かで走塁の積極性(次の塁を狙う気持ち)が変わってきます。
あと、チラ見でスピードやタイムが劣ると言われる指導者も居ますが、私自身選手にチラ見とチラ見じゃないやり方でタイム測定しましたが、ほとんど変わりません。野球少年の父様の言われるように集中させ盗塁を成功させる事は大事ですが、成功して終わりでなく、次の塁を狙う事がもっと大事だという事を念頭に入れて選手には指導しています。
貴重なご意見ありがとうございました。これからの指導の材料にさせて頂きます。