先日、球審をする機会があった場面での一コマ。
打者がスイングした際に、振ったバットがボールに接触する前にキャッチャーミットに触れました。
さあ、あなたならどう判断(コール)して試合を進めますか?
今回、このような場面についてお話させて頂きます。
打者がスイングした際に、何かに接触した音が聞こえた。これが大人や中・高校生であればバットがボール以外に当たった感覚ってわかるはずです。
しかし、学童野球では中々判断しずらい、もしくは打者本人も気が付いて何ですよね。
場合によってはベンチから「審判さっきバットにキャッチャーミット当たってないですか?」と聞かれる事もあります。
勿論、球審が一番近くでプレイを見ているし聞いているので、絶対的な自信はあります!
しかし困るのが、ファールチップの打球音かキャッチャーミットをカスッた音かは判断しづらい場面もあります。
以前、同じような質問(ファールチップかミットの接触音かはわかりますか?)を審判勉強会で質問したことがありました。
他の皆さんは「わかるよー!」と言ってましたが・・・私は時と場合には???になってしまいます。
明らかにキャッチャーミットが飛ばさせた、キャッチャーがキョドっていたら「ザッツインターフェア!」を宣告しますが、見妙な場合には躊躇してしまいます。
で話を戻します。私が球審をしていた際に、上記のようなスイングした際に、若干違和感のある音が聞こえました。
バッターを確認したが打者本人は気が付いてない・・・キャッチャーも「しまった!」という表情でもない。
おかしいな、私の思い過ごしか・・・と思い、次のプレイを進めました。
その2球後に、今度は明らかにスイング時に異音がして、キャッチャーミットが弾かれました。完全なる打撃妨害(インターフェア)です。
で、ここからわたくし間違ったジャスチャーをしてしまった・・・
私は「タイムをかけて、ザッツインターフェア」とコールして打者を1塁に促しましたが、正しくは「頭上で左手の甲を右手で叩くジェスチャーをしてインターフェアとコールしタイムをかける」そうです。
いや勉強になりますね。あまりないとは思いますが、やけにキャッチャーが前で捕球する選手の場合には要注意ですね。