中西さんの教え

2016年12月01日 17時35分00秒 | 少年野球
かなり、久しぶりの投稿になります。

先日テレビを見ている時に、非常に心に残ったことを書かせて頂きます。

皆さん、近鉄バファローズをご存じでしょうか?今はオリックスバファローズと名前を変えております。近鉄バファローズ時代に中西太さんが打撃コーチでおられました。1988年、ブライアントが中日ドラゴンズから金銭トレードで移籍してきました。中日時代から「当たればホームランだが、当たらなければ全く使えない」との理由で二軍にくすぶっていた所を近鉄が獲得しました。
近鉄バファローズに来ても、相変わらずブンブン振り回す事は変わリませんでしたが、近鉄はスタメンで使い続けました。20試合過ぎた辺りから、仰木監督が中西打撃コーチに「ブライアントを下げましょう。」の提案をした所、中西コーチは「下げては駄目です。きっと彼はチームの為になります。」と説得しブライアントを使い続けました。また、練習でも中西コーチはブライアントに対して、今まで通りのスタイルを貫かせました。結果、その年は34本塁打と大活躍しました。翌年には、歴史に残る10月12日の西武球場での西武とのダブルヘッダーでブライアントの「奇跡の4連発」で勝利し、日本シリーズを勝ち取りました。

中西さんは言います「短所は誰でも見つけられる。短所を治すのでなく、長所を見て磨いて自信を持たせる。」

少年野球でも同じ事が言えます。選手にはのびのびと野球をして欲しいです。