なんくるないさぁ~だんな と わたし と SLE と

  12歳SLE発症。ループス腎炎Ⅳ型。
早発閉経で妊活強制終了。子なし人生の幸せ模索中。

毎日が奇跡なんだよ

2008年12月01日 | 志織のあしあと
採血日tyusha
そういや結果見るの忘れたな~。
まぁ~どうせ明日は診察日。

今日、検査に来た入院中のコ。

長引く風邪を気にしながら、その日まで部活動に参加し、
帰宅して気分が悪くなり近所の個人病院へ。

個人病院でも風邪と診断。
点滴をしようとすると突然痙攣、そのまま心停止。
そしてMy病院の救急へ運ばれる。
命は取り留めたものの脳に障害が残る。
ほぼ植物状態の寝たきりで意思疎通も難しい。
これ以上の回復は望めないまま長期入院患者となる。

普通なら寝苦しいのでは無いかと思うような状態で
首を伸ばし、眼だけをパッチリ見開いて、
ジーッとどこを見ることもなく、
でも何かを訴えているかのようにも見えるそのコの瞳が
とてもやるせなかったyellow4

家族は今でも現実を受け入れられていないらしい。
でも一番本人が何が起こったのかわからないでしょうに。
風邪だと思って病院に行って気が付いたら動けなくなっていた。
そんな悪夢のような出来事が現実だなんて認めたくないはず。
切開された気管に通された酸素口から聞こえる
ヒューヒューという呼吸音が「助けて」と訴えているようで。

突然やってくる運命は残酷でしかない。
現代医学では回復は望めないことなのかもしれない。
それでも奇跡は起こるんじゃないかと期待しちゃう。

歩いたり、食べたり、笑ったり。
普通の一日を生きてることも奇跡の積み重ねでしかないんだから。

「頑張れ」なんて今のあのコに酷な言葉かもしれないけど、
やっぱり頑張って欲しいとしか思えない。

あのコとあのコの家族が笑い合える日が
一日も早く来るといいんだけどな。