こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

我が家のちいさなギャラリー

2018-02-26 09:42:25 | お気に入り


我が家の玄関にはちょっとしたコレクション空間があります。

それは作家さんの小品作品で、小さなギャラリーのようになりつつあります。
すこーしずつですが、集まってきています。


こちらはナカムラミオさんの作品。↑
さわやかなブルーの作品のタイトルは町。
右下のはインクワークでインテリアのようなお洒落な作品。



こちらは鳥居純子さんの抽象画。↑
ナカムラミオさんの教え子さんでしたが、今は立派な抽象画家さんです。

木枠の作品は美容室で開催したクリスマスコレクションで、作家からのクリスマスプレゼント価格でゲット(笑)
木枠のフレームは息子の机を制作していただいた三輪真一さんのものです。

ちなみにナカムラミオさんは名前から女性かと思われますが男性です。でも作品は繊細ですね
(*´∀`*)



こちらは森大地さん。↑
普段はカラフルな作品が多いのですが、こちらはドローイング。レシートの裏に描いてあって、なんと作品の値段はレシートの印刷の値段でした。
息子がお世話になっている、放課後等デイサービスのスタッフさんなのですが、偶然ナカムラミオさんとも作家繋がりでした。



こちらは買ったものではなくて、初めて魔女メグさんのお宅にお邪魔した時に一緒に作ったリース。↑



窓辺には多肉のハオルチアくん達もいます。











プルモナリア・ブルーエンサイン

2017-03-11 17:43:07 | お気に入り

最近 半日陰のエリアでひときわ目立っている花。

プルモナリア・ブルーエンサイン。

寒い時期から早く咲いて美しい青色!
他の品種で葉っぱの色が明るいのもありますが、これは青緑でシックだな~。

寒さには強く、夏は日陰が好きな宿根草らしいです。
うちではクリスマスローズの近くに植えました。












知る人ぞ知る…の お昼ご飯

2014-06-26 14:00:10 | お気に入り

今日はお昼まで出掛けていたので、自分ひとりのお昼ご飯に お弁当を買った。



自宅から少し離れていて、たまにしか通らないけれど、知る人ぞ知るお惣菜屋さんがある。

今日はこの近くに用事があり、お昼になってしまったので久しぶりに寄ってみることにした。

今回で二回目のお買い物。
前回は子どもと友達家族と公園に行く時に、やっぱりお昼の用意ができなくて利用した。

お店の外観はびっくりする程ボロボロである。
店舗の庇は破れ、看板は以前営業していた時の洋菓子の文字。錆びついてそれもうっすらしかわからなくなっていて、現在の営業内容の看板はない。

外からだと中の様子もよく見えないので、営業しているようにはとてもみえない。

でも、よくみると手書きのおべんとうの文字。
それだけで店に入るのは結構勇気がいった。

でもでも。

ご家族で経営されている、手作り弁当と惣菜のお店だったのだ。

なんといっても安い!
このお弁当、280円。

カレーライスも280円で迷ったけど、今日は栄養バランスよさそうなこちらに。

豪華でもっと量の多いお弁当でも390円。焼きそばだけとかお好み焼きだけ、とかの小さなお弁当やお惣菜もある。

ゼリーとか寒天の手作りデザートもある。デザートもお惣菜のケースに入っている。

前回来た時は カセットコンロにのせてある鍋のどて煮もあった。
今日はなくて残念。

夕飯に一品追加できるなぁと、落花生煮を買った。
お惣菜はだいたい120円。


味はおばあちゃんの味。手作りは美味しい。
お弁当は酢の物も入っていてヘルシー。
卵焼きの下には春雨の和え物も隠れている。

春休みに買い物した時はレジにお孫さんらしき小学生。
ちゃんとお手伝いしていて偉いね。
お弁当は言えば温めてくれる。

そして、お店にはポツポツとだが、近所の常連客がやってきて買い物していく。



知る人ぞ知るお店。
ココロもカラダも温かくなる家庭的なお店である。
ごちそうさま。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ









久しぶりに花と器のお店へ

2014-06-13 20:34:08 | お気に入り

昨年も記事にした、「花と器 野むら」
に行ってきました。



検診を受けたクリニックの近くだったので久しぶりに寄ってみました。

花と器 野むら は、陶芸家の娘さんと鉢植えをコーディネートされるお母様の親子が営むギャラリー&ショップです。

前回訪れた時は店内の器や雑貨を観ましたが、今日はお庭をメインに楽しませて頂きました。

最近 植物に興味が出てきた私は、花や樹の名前は詳しくないけれど形を見比べるのが楽しいのです。

これもスケッチ効果でしょうか。
(^o^)
このお店のお庭には珍しい樹がたくさんあるんです。
もちろんスタンダードなものもあります。
これはミモザかな?

かわいい実!

お庭の奥は初めて行きました。


これは娘さんの工房。
店舗とつながっていてお洒落です。

紫陽花も咲いてます。
今、紫陽花が気になります。



これは柏葉紫陽花に似ています。
あ、私の好きなブルーのサルビアです。
背が高くなるからベランダは無理なんです。好きなんだけどな。





鉢植えはお母様が、鉢との相性を考えてデザインしコーディネートして植えます。

とにかくたくさん。
色々な形の葉っぱがあって楽しい。
可愛いいし枝のシルエットとか美しい。
見たことない葉っぱがいっぱい!
















画像載せすぎ?
ワクワクして隅々まで見ました。
蚊に刺されてしまいました。

娘の亜矢さんが参加されているグループ展がもうすぐ名古屋の髙島屋で開催されるそうでDMを頂きました。

是非観てみたいものです。






目の保養、心に栄養です。
本当に素敵なお店です。










レオ レオニ展を観て

2014-06-05 08:50:57 | お気に入り

刈谷市美術館に「レオ・レオニ 絵本のしごと」展を観てきました。




先日 元新聞記者の方に展覧会の招待券を戴き、急いで行ってきました。

レオ レオニはオランダ生まれのグラフィックデザイナーで後にアメリカで絵本作家として活躍した有名な方です。

私は恥ずかしながら読んだことがなくて最近までよく知らなかったのですが、展覧会含め素晴らしい作品ばかりだなぁと思いました。

絵本もそうですが、原画もとても美しく、登場するネズミちゃんのなんと可愛らしいこと。
うーん、可愛すぎる。。。

レオニの美しいコラージュのイラストレーションも素敵ですが、内容も心に響くものばかりでたくさんの人々を引きつけています。

そして これも割と最近なのですが、息子が利用している絵本屋さんのブッククラブからは「コーネリアス」というワニのお話の本が送られてきていて家にありました。


ワニのコーネリアスは 他のワニ達と違って立って歩くことが出来て自慢なのですが、他のワニ達にはバカにされる感じでした。
ある時コーネリアスはサルに出会い、逆立ちやしっぽで木にぶらさがるのを教えてもらい練習してワニ達に見せると、バカにしつつもコーネリアスに隠れて実はそれを真似て練習していた…という話です。

微笑ましい結末ですが、その先にコーネリアスの明るい未来が感じ取れます。

他にも「じぶんだけのいろ」というお話がありますが、これはカメレオンの話です。

オウムはみどり 金魚は赤…と色が決まっている動物に比べカメレオンは色が変えられるので自分の色を持たず嘆いていました。
ある時 他のカメレオンに相談したところ「ぼくら一緒にいてみないか」と言われ、一緒にいることでいつも同じ色でいられるということに気づき考えを変えるというお話です。

読む人が子どもであっても大人であっても、物事の本質に気づかされ考える。

どの作品も やさしさや思いやりをユーモアと美しい色彩で引きつけ、レオニの世界に入り込むことができます。

私はなぜ今までスルーしてしまっていたのかわかりませんし子どもの頃はまだレオニの絵本は少なかったかもしれませんが、もっと早く出会いたかった本です。





息子の心にもずっと残ってほしいなぁ。
























咲いてます

2014-04-16 09:15:42 | お気に入り

咲いてます、チューリップ。


狭い狭いベランダで今年も咲いています。
このチューリップはバレリーナという品種です。
少し尖った花びらと鮮やかなオレンジが綺麗でお気に入りです。

チューリップといえばオランダですが、新婚旅行で行ったスウェーデンでもオレンジ色のチューリップがたくさん咲いていたのを見て好きになりました。

以前開催された愛知万博のオランダ館も、パビリオンの外壁にオレンジ色のチューリップが突き出るようにくっ付いていて印象的でした。

それ以来、ベランダでチューリップを植えています。

前に住んでいたアパートのベランダは植木鉢が割とたくさん置けたのですが、今のベランダはガーデニングには不向きな狭さ。
かなり無理やり置いています。

品種も絞り、私の好きなバレリーナと息子の選んだ品種だけ。

息子が選んだのは紫色のチューリップ。

こちらも数日前ようやく咲きました。
オレンジのバレリーナが先に咲いたので、息子は怒っていました。

「なんでママのが先に咲くんだ!

オレのは咲いてない。( ̄^ ̄)

オレンジなんて綺麗じゃない、

紫がかっこいいんだ!」

息子は紫色のチューリップがお気に入りのようです。

チューリップの球根は11月頃にいつも植えるので待ちに待った開花でした。





ベランダにも春が来たねぇ。















読み返す本

2014-03-14 08:32:55 | お気に入り

近頃、再び子育てに関する本を読み返しています。


正確に言うと、今まで所々拾い読みをしていて、まだ読んでないところがあるだろうなと思い、最初から読み進めています。

この本は、福音館書店発行の
「子どもへのまなざし」です。

著者は児童精神科医の佐々木正美先生。
長い臨床経験を元に、子どもとの関わりについて書かれています。

本編、続編、完結編、と三部作になっていますが、どこから読んでもすんなりと入ってくる内容になっています。

先生の優しい語り口で わかりやすく、まるで講演会で話を聞いてきたような感じで心に響きます。

子育ての中で、幼児期は人間性に関わる重要な時期であること、子どもへの本当の愛情について、現代における社会性など、大切なことばかりが書かれています。

私は続編から読み始めました。
その頃 子どものこだわりなどの特性がとても気になっていたので、お母さん友達から勧められて読みました。

続編には 子どもの発達障害についても詳しく説明されていますし、そういった子どもを持つ母親の心の移り変わりまで、細やかに書かれています。

そして、この本全体に言えることですが、親だけでなく 保育者や教育者、その他の大人が心に留めるべきことがたくさん書かれていて、社会全体で子ども達を暖かく見守らなくてはいけないことが
わかります。

本は分厚くて読むのが大変そうな見た目なのですが、読み出すと心が軽くなり優しい気持ちになります。勇気ももらっているかもしれません。

そして、読んだあと必ず今以上に子どもを愛情で満たして行こうと思えるのです。

子育ての本、と書きましたがこれはすべての大人に読んで頂きたいくらいの本です。

社会全体で子ども達を受け入れる。
とても難しいことですが、まずは大人が学び知ることが大切だなぁと思いました。





拾い読みでもそうでなくとも、何度も手にとって読み返したい本です。











さいきん買ったもの

2014-01-18 10:59:57 | お気に入り


少し前に絵を買いました。


これは、agree for hair という美容室で飾られていた油彩の小作品です。

作家さんは鳥居純子さんです。
主に抽象画を描かれる若手の画家で、これからの活躍が楽しみな方です。

美容室は勝川商店街の中にあり、私の住まいからはかなり遠いのですが、店内のあいている壁やスペースを利用して、アート作品を企画展示されています。

せっかくなので、アート鑑賞を楽しみつつ私も髪をカットして頂きました。
この時はちょうどクリスマスシーズンで、クリスマスプレゼントに適した内容で色々な作品が展示されていました。

この作品の額は、木工作家の三輪真一さんが制作されたものなのでコラボレーション作品ともいえるでしょう。

以前 他にも鳥居さんの作品を購入していたので、今まで我が家の壁に飾っていた作品を少しずらして飾ってみました。


湿度計が邪魔ですね(汗)、ごめんなさい。狭い壁なので今後はまた考えねばなりません。

シックな色合いが素敵な作品です。

アート作品は頻繁には買えませんが、今回は自分にプレゼントって感じになりました。





少しずつ作家さんの作品が我が家に増えると素敵だなぁと思います。















来年のカレンダー

2013-10-18 09:59:34 | お気に入り

カレンダーが届きました。


2014年 有元利夫カレンダーです。
毎年この時期になると注文している新潮社のカレンダーです。

以前のブログ記事でも取り上げましたが、有元利夫は画家としては10年程の活動でこの世を去り大変惜しまれた作家です。

もう随分前になりますが、豊橋市美術博物館で没後10年の回顧展が開かれていた時、私は当時の愛車 おんぼろスターレットを走らせ観に行きました。

会場では有元氏の好んだバロック音楽が流れ、チェンバロの心地よい音色に耳を傾けながら作品を観ました。

有元利夫作品のマチエールは独特で、洋画と言われながらも画材は日本画の岩絵の具などを使用されています。
画肌を引っ掻いたりして風化したような仕上がりになっています。
有元氏の奥様は陶芸家であり日本画家でもある有元容子さん。
夫人の影響も受けていたのかもしれません。

若き日の有元利夫が展覧会を開いている時に、当時の藝術新潮の編集長がギャラリーにふらりと立ち寄って目にとまり、藝術新潮の巻頭ページに掲載されて作家としての大きな一歩を踏み出した…と言われています。

やがて新潮社の小説のカバーを度々飾り、私も本の表紙絵が最初の出会いだったように記憶しています。
そして近年は、ずっとカレンダーで毎月変わる有元氏の絵を楽しんでいます。




来年もこの画家のカレンダー。
まだ早いですが 良い年になるといいな 、と思います。





花と器のお店

2013-06-03 15:36:07 | お気に入り

久しぶりに以前住んでいたところの近くを通りました。


そこは同じ市内なのですが 今の住まいからは車で25分程離れていて、頻繁には行かないエリアです。

公園や遊歩道がたくさんあり、かなりお気に入りの地域でした。
当時住み始めた頃の私は、この辺りには知人もいなくて 散歩しながら散策を随分しました。

そして近所に素敵なお店があるのを発見し、とても嬉しくなりました。

そんなお店に今日久しぶりに寄ってみました。

あいにく定休日だったのですが、駐車場に私が車を入れてしまったのをオーナーが見てお店を開けてくださいました。
(^_^;)

このお店は、花や植木が好きなお母様と陶芸家の娘さんが親子で営まれている花と器のお店です。

お庭には自然な形で植えられた植物がたくさんと素敵な鉢に植えられた花などが咲いています。

店内は器が美しく置かれ、時々可愛い猫ちゃんが行ったり来たりしています。


お店の奥には、陶芸家である娘さん、亜矢さんの工房があります。

平屋建ての素敵な建物に緑と花がいっぱいのお庭。
そんな素敵な環境で作陶されていて、羨ましい限りです。

今日は亜矢さんの器を購入しました。

大きさはぐい呑みサイズ。
日本酒でも入れようかな。

亜矢さんと少しお話して、市内にある古道具などを扱うお店などを教えていただきました。

定休日なのにすみませんでした…。

少しの時間でしたが ほっこりさせていただきました。

さっそく今晩この器でお酒を呑んでみたいと思います。


花と器
野むら
安城市篠目町1-5-5
0566-79-0012

日・月 定休
















円卓

2013-05-31 10:06:50 | お気に入り

この円卓、なかなか賢くできてるのです。


我が家のリビングで活躍している円卓ですが、一年半程前に木工作家さんに作っていただきました。

以前は楕円の小さなカフェテーブルを使っていたのですが、絵本を一冊広げたらいっぱいの大きさ。
お茶を飲むくらいならコンパクトで良かったのですが、何も作業はできないので もう少し大きさのある低いテーブルが欲しいと思っていました。

リビングは狭いので、できればちゃぶ台のような角のないのがいい。

ご飯はダイニングのテーブルで食べているけど、ちょっと下に座ってくつろげる台が欲しいな。

子どもが工作したり、お友達と一緒におやつを食べられるといいな。

程よい大きさのテーブルをオーダーすることにしました。

木工作家さんは春日井市の三輪真一さんです。

緑豊かな地に在る素敵なお宅にお邪魔して、こちらの要望を聞いて頂き ちょうど良い大きさを割り出して作っていただきました。

そして、三輪さんのアイデアとデザインもしっかり反映されている素敵な作品です。

実はこれテーブルの脚の長さが変えられるのです。

赤い部分は取り外し可能なのです。

この赤いのも可愛いでしょ?

これ以外に、もう4本長めに作って頂いた赤い脚があるので、付け替えれば 最長はソファに合う高めのテーブルになります。

写真の高さは中間で、絵を描いたり勉強したりするのに良い高さ。
そして赤い脚を取り外してしまうと、うんと低くなり 大人が晩酌するのになんとも快適な高さなのです。

三輪さんは一番低い高さを、お酒を呑むのに とてもお勧めとおっしゃってました(笑)

木の種類は胡桃になります。

最近は、中間の高さが息子には少し高かったかなと思い 赤い脚の長さを微調整していただきました。

三輪さんの作品は 家具の他にカッティングボードなどの小物もあるのですが、次に我が家が狙っているのはバターケースです。

そして、息子の学習机も悩んでいます。

ですが、この円卓があるのでなんだかんだ 事足りてしまうのも事実です(笑)


どなたか三輪さんに家具をオーダーしてみませんか?
とても素敵なものに出会えますよ。



atelierつみき屋 (三輪 真一さん)

春日井市外之原2224-4
0568-91-1183






















cafe across the universe

2013-04-02 00:15:41 | お気に入り

先日、昔のバイト仲間のお店に行ってきました。


今から十数年前 かなり昔の話になりますが、 私は会社を辞めてフリーターの時代がありました。

とある珈琲専門店でアルバイトをしていました。
その珈琲店のバイト仲間の中には何人か
『いつか自分のお店を持ちたい』
という独立希望の人がいました。

そのうちの1人が彼女なのですが、現在は夫婦で小さなカフェを営んでいます。
彼女とはよく飲みに行ったり、飲食店の話や雑貨屋の話などをしました。
今でもその頃の仲間とはなんらかの繋がりを持っています。


そして、 しっかりと修行などの下積みをしてオープンしたお店は今年でもう9年になるのだそうです。

このお店は何を食べても美味しい。。。!!

パスタは勿論、サラダやスープひとつとっても丁寧に作られています。

ケーキもとても美味しい。

お洒落でゆっくりとくつろげる空間も素敵。
窓からはのんびりとした田園風景が広がっています。


たまにしか来ることができない私ですが、ずっと応援していきたいお店です。




お近くにお越しの方は、是非寄ってみてください。

cafe across the universe

尾張旭市東印場町二反田226










とんがり帽子

2013-02-13 23:35:44 | お気に入り



うちに新しいキッチン用品が仲間入りしました。



モロッコで使われているタジン鍋です。
タジン鍋が話題になり始めたのは数年前。最近はふつうにホームセンターなどでも売られるようになり、種類も色々です。
今回私が購入したのは、エミール・アンリのタジンです。
色はちょっと渋めのフラムパープル。
茶色っぽいけど、正確には小豆色。
旧モデルの為、半額で買えました。

タジン鍋は具材の水分を利用して蒸し煮ができるのです。
実は我が家にはレンジがなくて、幾つかの蒸し器が既にあります。
ベジタブルスチーマーという名の小さい蒸し器に始まり 鍋料理用の土鍋は陶製セイロ付きを選び 蒸し料理も対応できるようにしたり、フライパンも金属セイロ付きに、そして王道の中華せいろもあります。


なのになぜ今になってタジン鍋なのか。

タジン鍋の火にかける下の部分は皿のようになっており、蒸し器と違って 落ちた水分をスープとして具と楽しめます。

これがなかなかよくて~。

美味しいのはもちろんですが、使ってみると皿のような鍋をそのままテーブルに出せて盛り付け直す必要がないし、セイロ部分がないので洗うのも楽ちん。目からウロコ!です。

実は、購入を考える時に 蓋がとんがっていて収納に困りそうなので躊躇していました。
でも、この際だから 常にコンロにのせて ヘビロテするのもよいかもな…。
それだけ気軽な鍋、火にかけられる食器という感覚です。



これ以上鍋を増やさないぞ…という今までの目標は見事に破られましたが、ちょっとえらそうにとんがって鎮座しているタジンなのでした。









海辺の町の薬屋さん

2013-01-20 23:14:00 | お気に入り



ここ数年、お世話になっている漢方薬局があります。



家からは少し離れた町で、車で40分程かかります。
普段は 特に用事で行くこともない、海辺の町。古いお寺や魚屋さんが点在します。

創業70余年 現在は3代目の店主が営まれ、奥様と仲良くアットホームな空間を作り出しています。

通い始めは口コミで知り、婦人科系のお薬を処方してもらっていました。

きちんと、顔色や 声のトーンもチェックして 脈拍もはかり、その時の季節や私の生まれ月(季節)も確認した上で、毎回処方は変わります。
体調、体質に合わせた生薬を選ばれて
ブレンドしているのでしょう。

最近は息子のアトピーによいとされる飲み薬や塗り薬をメインに処方してもらっています。

店主さんは私と同年代なので、健康相談はもちろん、時には子育ての話にも及びます。子供の食事、お店周辺で息子が喜びそうな公園の情報…。
進物用の菓子が必要な日には、干菓子専門のお店も教えて頂きました。
薬局では健康食品も扱っているので、息子が野菜不足だった時は 飲みやすい青汁、抜け毛が気になる時はそれに適したシャンプーを。おすすめの入浴剤はお湯が柔らかくなり息子の肌も落ち着くようです。
店主さんの友人が勤めている油脂会社の太白ごま油も仕入れているので格安の値段で購入できたり…。

お店にとっては私はお得意様予備軍かもしれません(笑)

私の頼れる駆け込み寺のような薬屋さんです。

もちろん、漢方なので 駆け込んだからといってすぐによくなる訳ではありません。
漢方の目的は体質改善。
西洋医学とは違い、元から整えて治していきます。
食事に気をつけて、身体を冷やさないこと。動物性のものを摂りすぎないようにすること。ストレスをためないようにして、身体を動かすこと。




まだまだ不摂生の多い私ですが、行く度に気持ちを改め、元気をもらって帰ります。





おいしい季節

2012-12-19 00:29:18 | お気に入り


この冬はいつになく寒い気がします。



もともと季節に関係なくお酒は飲んでいますが、冬といえばやっぱり日本酒。
どうしようもなく手足が冷えるな~という時は特にです。
熱燗でなくても身体が温まるのが嬉しい。

冬・・雪・・日本酒・・・となると、思い出すことがあります。

もう何年も前のことですが、職場の人と北陸を旅行しました。
ちょうど雪まつりの時期で、豪雪の中 地元の酒造会社ではそれに合わせて酒蔵まつりも開催されていました。
入場料300円を払って きき猪口を受け取り、酒造会社のおじさんが樽のお酒を柄杓でついでくれます。
つまみは有料でしたが、お酒は飲み放題。
男性客が多い中、女性客が珍しいのか
「お嬢ちゃん、こっちも呑んで!」
と次々に別の種類のお酒をついでくれます。
そのあと きき酒クイズコーナーで更に5種類のお酒の名前を伏せた蛇口から注いで呑み、酒蔵を廻り終えた頃にはかなり酔っぱらっていました。
でも美味しかったな。


現在はなかなかそんな機会もありませんが、やっぱりいいなあ 懐かしい・・・。





写真のお酒とは別の酒蔵ですが、雪降り積もる冬景色を思い浮かべて味わってしまうのでした。