昨年の夏の思い出のひとつに滋賀県米原市のスケッチ会があります。
醒ヶ井宿という小さな宿場町。
醒ヶ井で有名なのは梅花藻(ばいかも)という清流でしか育たない藻の一種です。
夏に小さな花を咲かせます。
本当は梅花藻を持って帰りたいくらい好きなのですが、その他にも美しい花と出会いました。
それは瑠璃柳(るりやなぎ)の花です。
宿場町の並びの民家の軒先に鉢植えの樹木
がありました。
スモーキーグリーンの葉っぱに薄いラベンダー色の小さな花がついていてとても涼しげでした。
玄関からお婆さんが出てきて樹木の名前を教えてくれたのです。
その後、瑠璃柳を調べてたりしていたら園芸店で苗を見つけました。
期待しながらお世話をし、今月やっと咲きました。
醒ヶ井のお婆さんの瑠璃柳に比べたらうちのは小ぶりですが、涼しげな色合いは同じです。
暑い夏の醒ヶ井宿の町並みを思い浮かべ懐かしくなります。
今年はあまり出かけられないのでとても残念…
また梅花藻見にいきたいなぁ。
昨年見た梅花藻の画像も付けておきますね。