家族で久しぶりにドライブ、岐阜まで行ってきました。
7月にオープンしたばかりの「みんなの森 ぎふメディアコスモス」です。
岐阜市立中央図書館が入った複合施設で、おしゃれ、楽しい、素晴らしい。
市民じゃないから本が借りれないけど一日いられます。
この日は午後からでしたので、二時間ばかり楽しみました。
建物がおもしろい!
めったに岐阜に来れない私は金華山や岐阜城 、長良川があるだけでワクワクするのに、こんな素敵な施設。
もともとは暑さをしのぐのと、図書館なら息子も出掛ける気になるかと選んだ目的地でした。
1階にはギャラリーやスタジオ、交流センターなどが入っています。広々していて解放感もあります。
目についたアートのオブジェに引き込まれギャラリーへ。
私は嬉しい限りですが、息子はあまり美術展などにについてきてくれないので 最初はためらっていました。
でも、解説アナウンスが聴ける端末を係りの人から手渡されると、自然にギャラリー内に入っていきました。
壁に描いてあるヘッドフォンのマークの番号を入力して耳に当てると、日比野克彦さんの声が、作品の解説をわかりやすく優しく語りかけてくれます。
支援学校の子どもが描いた絵や、岐阜市出身のアート作品など、解説と共に観るのが意外に楽しいのは発見でした。
息子も夢中で耳を傾け観ていました。
そのあとは、エスカレーターで2階に上がりお目当ての図書館へ。グローブと呼ばれる天井から吊り下げられた大きなランプシェードの下に背の低い本棚やテーブルがたくさんあります。
ランプシェードはジャンルごとにエリア分けされていて、柔らかな光と空間。天井は檜の板が組まれていて良い香りがします。
まさに本の森という訳です。
あちこちに変わったデザインの椅子やテーブル、小さな灯りがたくさんあり、くつろぎのひとときが過ごせます。
とにかく席が多いのが驚きでした。
あっちに腰掛けこっちに腰掛け…。様々なジャンルの本棚を迷路のように歩き見渡します。
窓辺のカウンター席は岐阜城が見えますし、本を読むだけでなく、調べものをしたり、友だちと話しながら勉強したい人は個室エリアを予約したり様々な使い方ができる図書館なのです。
息子は児童書のエリアで算数ゲームの本を読んでいました。
写真は立ち読みですが、この後ちゃんと靴を脱いで腰掛けていましたよ(^^;
ああ、こんな素晴らしい図書館が近所にあったらしょっちゅう通ってしまいそう。
岐阜にお住まいの方が羨ましい限りです。
帰りはホットケーキの美味しい珈琲屋さんへ。
くつろぎのおやつタイムです。
家路は長い道のりでしたが、まだまだ未開拓の地、また来たいなぁと後ろ髪引かれる思いで岐阜市を後にしました。