こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

恐竜折り紙

2013-01-26 10:43:48 | 子どものこと


100均で 恐竜用の折り紙を買った。



一時期の息子の折り紙熱は冷めていたのだが、また復活した。

「恐竜折り紙買ってきて。」

息子の玩具の収納棚の一段は、完成した折り紙が詰まっている。
毎日毎日折って 増えすぎて、これでもこっそり私が少し処分して引出しに収まる量にしたのだ。
はじめの頃は息子も折るのに苦戦していたけれど、いつの間にか折り紙の本を見ながら色々な形が作れるようになった。
大好きな恐竜、トリケラトプスやティラノサウルス…プテラノドンなどの翼竜も翼が動くような折り方もできるようになった。
時々私も一緒に折ってみたりするが、いつも途中でさっぱりわからなくなる。
山折り…谷折り…、 中割折りぃ~??
写真解説があっても私は次へ進めない。
息子はだんだん複雑な作品に挑戦し、上半身と下半身を別々に折り、それを最後に合体させたり…。



夕食の支度をしながら、買ってきた折り紙を息子に渡した。

「わーい、やった~、つくるぞぉー。」

でも、久々で思うようにいかない。

時間帯がまずかった。

途中で 半泣きで怒ってくる。

「なんで こんな折り紙ママ買ってくるのっ!」

「…そんなこと言うと もう買ってこないよっ!!」

言ってはいけないセリフをつい言ってしまう私。
大泣きの息子。
鍋で沸騰する味噌汁…。


・・・でも、わかっている・・・
息子は折り紙が大好きなのだ。
・・・・ホントに上手なのだ。


珍しくない 夕方の一幕。
泣きながらご飯を食べ始める。
空腹がおさまるまで、食卓には険悪な空気が漂っていた。





ごちそうさましたら、一緒に折ろうね。




ホーロー容器

2013-01-22 23:08:55 | 日々のこと



気づけば保存容器は増えていました。


お気に入りの白いホーローの保存容器。
レンジを使わない我が家では、容器ごと直火で温められるのでとても重宝しています。
カレーが残ったりすると容器に入れて冷凍。そして食べる時はそのままコンロにのせて解凍。
小松菜とか買ってきて洗ったら、半分に切ってホーロー容器に入れておくと結構長持ち。
見た目も白く清潔感があり、好みです。
少しずつ色々な形や大きさ違いのものが増えていきました。

ところが、いつのまにかあまり使わなくなっていました。

中身が見えないので、何が入っていたかよく忘れてしまうのです。
ひとつふたつの頃はよかったけれど、たくさんあると冷蔵庫を開けても しばし考えないとわからない…

耐熱ガラスの保存容器も結構気に入っているので、浮気するようにそちらの出番が増えました。

けれど 、ある時 雑誌でマグネットシートのラベルを貼ってホーロー容器を使用している人を見てびっくり。


そんな方法があったとは。

ホーローメーカーの人も普通のラベルを貼ったり、ペンで直接書く方法を勧めていましたよ?
今まで私も色々な方法を試しているのですがどうもしっくりこなかったのです。


早速 100均で マグネットシートを買ってきてラベル作り。
「小松菜」 「ちりめんじゃこ」 「ブロッコリー」…

調子にのって
「ひじき豆」「かぼちゃ煮」 「トマトソース」…「残りご飯」

使ってないラベルは冷蔵庫のドアへ。
たくさんドアに貼ってあると、何もないじゃないか…と、ちょっと自己嫌悪にもなります。



そうやって、またホーロー容器は復活したのでした。

海辺の町の薬屋さん

2013-01-20 23:14:00 | お気に入り



ここ数年、お世話になっている漢方薬局があります。



家からは少し離れた町で、車で40分程かかります。
普段は 特に用事で行くこともない、海辺の町。古いお寺や魚屋さんが点在します。

創業70余年 現在は3代目の店主が営まれ、奥様と仲良くアットホームな空間を作り出しています。

通い始めは口コミで知り、婦人科系のお薬を処方してもらっていました。

きちんと、顔色や 声のトーンもチェックして 脈拍もはかり、その時の季節や私の生まれ月(季節)も確認した上で、毎回処方は変わります。
体調、体質に合わせた生薬を選ばれて
ブレンドしているのでしょう。

最近は息子のアトピーによいとされる飲み薬や塗り薬をメインに処方してもらっています。

店主さんは私と同年代なので、健康相談はもちろん、時には子育ての話にも及びます。子供の食事、お店周辺で息子が喜びそうな公園の情報…。
進物用の菓子が必要な日には、干菓子専門のお店も教えて頂きました。
薬局では健康食品も扱っているので、息子が野菜不足だった時は 飲みやすい青汁、抜け毛が気になる時はそれに適したシャンプーを。おすすめの入浴剤はお湯が柔らかくなり息子の肌も落ち着くようです。
店主さんの友人が勤めている油脂会社の太白ごま油も仕入れているので格安の値段で購入できたり…。

お店にとっては私はお得意様予備軍かもしれません(笑)

私の頼れる駆け込み寺のような薬屋さんです。

もちろん、漢方なので 駆け込んだからといってすぐによくなる訳ではありません。
漢方の目的は体質改善。
西洋医学とは違い、元から整えて治していきます。
食事に気をつけて、身体を冷やさないこと。動物性のものを摂りすぎないようにすること。ストレスをためないようにして、身体を動かすこと。




まだまだ不摂生の多い私ですが、行く度に気持ちを改め、元気をもらって帰ります。





あやとりの紐

2013-01-16 19:37:21 | 日々のこと



クリスマスプレゼントのひとつは あやとりの本だった。



息子は秋頃から あやとりにもハマっている。
保育園で先生に作ってもらった白い毛糸のあやとり。
何度も使っているうちに、薄黒くなってきた。

「ちがう色も欲しいな。」

家には毛糸がないので、様々な紐を探して試してみたが イマイチ。
やはり毛糸があやとりには適しているようだ…

数日前、ついに毛糸をゲット。

絵画造形教室の先生にわけていただいたのだ。
色とりどりのたくさんの毛糸。
モチーフで使用したり工作でも必要になるらしい。

帰宅して息子に見せたら大喜び。
そして毎日あやとりをたくさんポケットに入れて持ち歩いている。

夕飯の支度の時、キッチンにも見せに来る。

「みてみてー 、 5だんばしご!」

「はいはい」

「みてみてー 、 6だんばしご!」

「はいはい」

「みてみてー 、 蚊!」

「はいはい」

「東京タワー!」「スカイツリー!」

今日の私は昨日の夜更かしでとても眠い。ご飯めんどくさいな…。


「キッチンでやると邪魔になるよ…」

ふと、冷蔵庫の前に座り込む息子を見ると、

「みて にんじん。」





よし、今日の味噌汁は人参を入れよう。




ガッツ!

2013-01-14 09:56:10 | 子どものこと



書初めではありません。
これは12月にかいたもの。


息子は 絵を描く時は、鉛筆のことが多くあまり色をつけません。
気が向くと色鉛筆を使ったりもするのですが。


ある日、私が水彩絵具を使う時があり ついでに、と思い
「たまには色つけてみなよ~。」

すると、

「うん、でも今日は字を書く!」

「絵の具で?」

「うん、巻き物みたいにする。ガッツってかきたい。」

「??」

よくわからないけど紙は小さい方がよいらしく、絵の具と数枚の画用紙を用意し筆洗に水を汲みました。



しばらくして・・・


机の上にはたくさんの「ガッツ」の文字。なんだか静かにやってるな~と思っていたらいつのまに。


「ガッツって…」


後で本人に聞いてみたら、アニメの忍たま乱太郎のワンシーンで習字をしているところがあったらしく、やってみたくなったのだといいます。紙は小さいけど、ちゃんと丸めて保管しました。

習字のような文字をかくのは初めて見たので、新鮮でした。




私の頭の中では、ウルフルズの「ガッツだぜ」がずっと流れていました。






盛岡からのお届けもの

2013-01-10 17:59:22 | おいしいもの


盛岡から珈琲豆が届きました。


ひいきにしている珈琲豆屋さんは地元に数軒ありますが、ずっと買ってみたいと思っていた豆をお取り寄せしました。
7年程前に 東北旅行で立ち寄った喫茶店の豆です。

盛岡市紺屋町の クラムボン。


その時 東北は4月で まだかなり寒い春。仙台では桜が咲いていたけど、盛岡はまだでした。

駅前で借りたレンタサイクルで 寒い寒いと言いながら、憧れの鉄器屋さんや雑貨店をまわって 夕方になり 一軒の自家焙煎珈琲店に入りました。
街の中にぽつんとある小さなお店です。入口近くに大きな焙煎機がありました。

店名のクラムボンは宮沢賢治の童話に登場する生きものです。


珈琲豆を早速ミルで挽いて淹れてみました。
とてもやさしい味でした。
美味しかった。。。
東北旅行を思い出しながら味わいました。

珈琲豆と一緒に店主さんからの手紙も添えられていました。
文末に
「穏やかで良い年でありますように」と あります。



遠く離れた街からの冬の便りは、とても心が暖かくなりました。






信号機迷路

2013-01-08 10:14:19 | 子どものこと



息子が 信号機にハマっている。


私は一日に何度も車を運転する。
買い物に保育園の送迎、降園後のお友だちのお家にも車で迎えが必要。
息子も何度も乗る事が多くなる。

少し前までは、車でお気に入りのCDに合わせて歌うことが楽しみだったのだが、最近は何だか静か。
ずっと信号機をチェックしているらしい。

ある時は高速道路を走っていたら、後部座席から
「ママ、早く高速道路降りてよ!信号が見たいもん!」
と、怒られる始末。


そういえば何年か前、ある時期 時計にハマっていたことがあった。
それを思い出す。
5分おきに針が示す数字を報告され、今まで何も気にしていなかったのに…と思ったことがあった。


毎朝、交差点で矢印信号のところがあるが、それも細かくチェックしている。工事中だった矢印信号が始動すると目を輝かせて喜ぶ。

そして息子が、
「まっすぐ行くクルマが行ったあとぉ~黄色になってぇ…矢印が出てぇ~、横にいるクルマはまだとまってるんだよ」
タイミングもよく見ている。

「でもね、矢印は車の信号だから、歩いてる人の信号見て渡らないとね。場所によって違うからね…」と私。

「オレ、早く運転できるようになりたい」

…などと、こんな会話をしょっちゅうしているが 運転している時にまぎらわしい…。




今年も 事故のないように安全運転しなければ。





古いオルガン ( 帰省日記・冬・その3)

2013-01-06 11:43:12 | 日々のこと




帰省の4泊目は 姉の家に行きました。


実家から30分余り、荷物を持っての移動です。
雨が結構降っていました。
息子は久々の雨合羽姿。そういえば前回の帰省でも、この雨合羽を使ったような…。



姉の家ではご飯を作りながら飲んだりつまみを食べたり。息子は大きなクッションで恐竜ごっこ。
そして楽器でも遊びました。

楽器が集結している部屋があり、前の実家にあったピアノ、クラシックギター、木琴…。
息子は最近 保育園でピアニカを習ったので、ピアノでキラキラ星などを弾いてみました。
木琴は私が小学生の時に家で使っていたので、まだあったのか!と嬉しくなりました。


そして写真の古いリードオルガン。

これは大阪の祖父の家を処分する時に行くあてがなく、姉が引き取ったもの。
いつも祖父の家では、玄関のガラガラ戸を開けると正面の壁にどっしりと置いてあったのですが、あまり弾く人もいなく ずっと飾りのようになっていました。

姉に聞くと、国内で初めてリードオルガンを製造した旧・西川オルガンの古いものだそうです。
修復・調律もちゃんとしてもらい 、音は充分現役です。
音量を変えたりの色々なレバーがたくさん付いています。
オルガンは小さい子はひとりで音を出せないので、姉の膝に座り手伝ってもらいます。




こうやって改めて見ると、重厚感だけでなく、なんだか素朴で可愛らしいオルガンの姿にほっこりしてしまうのでした。








ポートライナー (帰省日記・冬・その2)

2013-01-04 12:48:36 | おでかけ



年末に帰省した神戸のことを、もう少し書きます。



いつも実家に数泊するうちの一日は、息子を両親に預け 自分ひとりの自由時間を設けています。
今回はポートアイランドにあるイケアに行くことにしました。

この帰省中はずっと天候が悪く、ほとんど実家で息子は遊んでいたのですが私が出掛けた途端天気は回復。
息子は実は雨男なのでは・・・

などとボンヤリ考えていると、三宮発のポートライナーが動き始めました。
ビル街の谷間をぬけて、窓から港の風景が広がり、胸が高鳴りました。
ひとりだと余計にワクワクします。

改めて考えみると、神戸には結構来ていることに気がつきました。
実家が神戸に移ったのは数年前ですが、もともと姉が学生時代に暮らした町でもあるので 私も遊びに来ていたし、
仕事の出張などでも何度か訪れていました。
そしてポートアイランドといえばかなり古い記憶になりますが、1981年の神戸ポートアイランド博覧会、ポートピア'81があります。
当時 会場に向かう開通したてのポートライナーの車内では、テーマソングのゴダイゴの曲が流れていました。
なんでも日本初の無人運転だったとか。
海に浮かぶ未来文化都市に連れて行ってくれる乗り物・・・子供の頃はそれはもう本当に憧れていました。


イケアの買い物の帰りにも、夕暮れの街の風景を子供の時のようにワクワクしながら、携帯のカメラとデジカメをとっかえひっかえポケットから引っ張り出してこっそり車内で撮影していたら、いつのまにか切符を落としてしまったらしく、改札で再度支払うはめになりました。


ひとり自己嫌悪に陥りながらも、息子の待つ実家に急ぎ足で向かいました。






  写真はポートライナーからの風景。うまく撮る技術があればもっと綺麗なのですが。





あけましておめでとうございます

2013-01-01 23:37:38 | 日々のこと


あけましておめでとうございます



今年はどんな年になるのでしょうか。




春には息子が卒園し、小学生になります。
とりあえずは、それに関する準備に追われる毎日になるのですが…。
今年は自分自身、色々とやってみたいことがあります。



特別に飛躍の年じゃなくてもよいのだけど、少しずつ前に進むこと。

新しいことじゃなくてもよいのだけど、自分で動いて広げていくこと。


なんだか具体的には表現できないのですが…。



そんなふうにできる年になればなと思っています。