こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

久しぶりの展示

2015-01-25 19:59:45 | 絵のこと

日本画講座の展示が今日から始まりました。


久々の日本画。
展示とはいえ、市民ギャラリーの展示室ではなく、館内の廊下壁面でトイレに行く人ぐらいしか通らない場所です。

今回は各自額をつけて搬入、市民ギャラリーの職員の方に展示はお任せでした。

初日の今日、息子と一緒に出向き少々ドキドキしながら観に行きました。





ちょいと薄暗い気もしますが…長い期間展示してもらえるのでまぁいいでしょうかね。

日本画の額は学生の頃は手作りしていたので、どんな額を買えばよいか悩みました。
公募展と違って割りと立派な額でも良いみたいですが、慣れないので気恥ずかしい感じです。

独りだけ立派な額だったらどうしようかと思いましたが、そんなことはなく、皆さんなかなか重厚感がありました。

今回はまったくの初心者の方から講座の常連さんなど色々。
作品もそれぞれの世界観があって楽しめます。

水族館でのスケッチに始まり、講師の先生のアドバイスを元に一生懸命イメージを膨らましました。

私自身の作品はあまり納得いかない仕上がりではあるけれど、クラゲの様子を何度も脳内で再現しながら描きました。
難しかったけど、展示までして頂いてありがたいです。


ホッと一息。

息子はあまり絵には関心ないみたいで、市民ギャラリーの庭園でのびのびと遊んでいました。



展示は来月28日までです。

安祥文化のさと 安城市埋蔵文化財センター・市民ギャラリー 館内廊下壁面










画材を見つめて

2015-01-14 14:01:46 | 絵のこと

ようやく、この家に来て日本画を描き始めました。


引っ越し後の落ち着かなさの余韻を残しつつ年が明け、絵を描く空間は確保してあったものの、日本画の道具を広げたのはつい最近です。

以前の住まいとたいして変わらない空間ですが、光の具合で作品の色が違って見えます。

夏から描いていた日本画講座の仕上げがまだで少々焦りぎみの今日この頃。

今回は何十年ぶりに描いた日本画に額もつけて飾らねばなりません。

どんな額にしようか?
それよりこの作品仕上がるのか?

なんてことを考えながら時々庭に出て息子の作った苔玉を眺めたり …

部屋に戻れば画材が散らかっています。

日本画の画材を見ていると不思議な気持ちになります。遠い記憶の学校のアトリエが目に浮かびます。
しかし、年季の入った(数十年眠っていたけれど)筆や膠鍋は古ぼけて佇んでいますが、岩絵の具は時を経ているようには見えず今も鮮やかな色のままです。

顔料を接着する膠(にかわ)は、
粒状のものから硬い棒状まで色々あって 鍋で煮るのですが、特に棒状の三千本膠は今は貴重なものらしいです。

数年前には生産者も居なくなり、購入することができなくなりました。
つい最近、また作られ始めたという噂も聞いたような…。
どちらにしても、学生時代のように気楽に使うものではなくなっているようです。

そんな三千本膠、画材の箱の中から最後の1本が出てきました。
やはり数十年前に購入したもの。

岩絵の具に関しては、卒業制作の頃に買いだめしたせいか新たに買わなくてもいいくらい残っていました。
ひとつひとつの色は非常に高価で、水彩絵の具の方が実は安価なことに気づきます。

そんなこんなで画材を前に今年もしっかり絵を描かねば!と気合いを入れるのでした。
私にとって、日本画は背筋を伸ばさせられる画材なのです。

写真は顔料の岩絵の具と、三千本膠、キューブ型のは鹿膠です。
写っていませんが、普段使いの膠は粒状で ふやかして使っています。

まだ仕上がっていない作品ですが、
今月下旬から市民ギャラリー通路スペースに展示の予定です。

日本画講座展

安城市埋蔵文化財センター・市民ギャラリー
館内通路壁面

2015年 1月25~2月28日







帰省日記 2014冬

2015-01-11 17:48:38 | おでかけ

この冬の帰省は初めてクリスマスシーズンにしました。




例年 年末か年始に神戸に帰るのですが、たまにはクリスマスに…と、息子の終業式の午後に神戸に向かいました。

思った程きらびやかに感じなかったのは震災から20年を迎えるからでしょうか。
それでも我が家のある街に比べたら美しいイルミネーションです。

今回も帰省の合間にスケッチ仲間JKさんにお会いすることができました。
JKさんのお宅では本物の木の実と葉っぱでリース作りも体験!
不器用な私はクラフト関連は苦手なのですが、色々アドバイスを頂き感覚のままに作ることができました。
楽しい!


JKさんのお宅にはJKさんの作品もセンスよく飾られていました。
この木立の作品はお気に入りです。
素敵!


その後は、JKさんの行きつけの阪急六甲にあるケーキ屋さん「遊菓」さんへ。

ショーケースに並ぶ小ぶりのケーキは宝石のようで、いつも新作が出ています。
ちょっと変わった素材も使われていて、パティシエのユカさんが正に遊んでいるお茶目なケーキばかりなのです。
小さなイートインカウンターでJKさんと並び、ケーキを2つずつ注文。
私はラム酒の効いたシューとゴルゴンゾーラチーズの珍しいタルトを。
JKさんは吟醸酒をアクセントに使ったケーキを。

お味は絶品でした!
まるでお酒のおつまみのように味わえる大人のケーキ。
ユカさんは「いつも変なケーキばかり作っている」と笑いましたが、病みつきになりそうなケーキに私はすっかりファンになりました。
JKさんは仕事帰りに遊菓さんにちょこちょこ寄っているそうで羨ましくなりました。


この日は神戸大学キャンパス界隈の散歩とリース作りで終わってしまったので、後日改めてスケッチをしに再び神戸元町に繰り出す約束をしました。


これは元町の大丸百貨店のカフェ。
まるでフランスのカフェみたいです。
JKさんは人混みの中で交差点の風景を描いていました。

その後はまたJKさん行きつけのカフェYUNAYAさんへ。

店内でスケッチ。
お馴染みの店員さんとお喋りしながら私も。

ギャラリーカフェなので店内をゆっくり観られてくつろげます。


お腹がすいてきたので、その後は南京町で中華を食べ、やはり南京町を立ってスケッチ。
寒いとか言ってられません。

南京町もすっかりクリスマス仕様です。

スケッチブックは秋に購入したJKさんお手製の蛇腹スケッチブック。








まだまだ描き足りない…
サボらず2015年もしっかり描きたいと思います。








2015 本年もよろしくお願いします

2015-01-02 16:37:55 | 日々のこと


あけましておめでとうございます。



年末の帰省や引っ越しの記事も書きそびれ、2014を振り返ることもせず年が明けました。 ^_^;

年明け早々真っ白な雪ですね。
寒い寒い。
今年もたくさん絵を描けるといいなぁ。
まだまだやりたいことがたくさんあります。

新しい住まいのガーデニングも楽しみでなりません。

絵画制作や子育ても含め、丁寧な暮らしができるといいですね。

書けなかった記事も少しずつアップできるようにしたいと思います。

マイペースなブログにお付き合いして頂けると幸いです。



2015年。
本年もどうぞよろしくお願い致します。