こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

来年のカレンダー

2013-10-18 09:59:34 | お気に入り

カレンダーが届きました。


2014年 有元利夫カレンダーです。
毎年この時期になると注文している新潮社のカレンダーです。

以前のブログ記事でも取り上げましたが、有元利夫は画家としては10年程の活動でこの世を去り大変惜しまれた作家です。

もう随分前になりますが、豊橋市美術博物館で没後10年の回顧展が開かれていた時、私は当時の愛車 おんぼろスターレットを走らせ観に行きました。

会場では有元氏の好んだバロック音楽が流れ、チェンバロの心地よい音色に耳を傾けながら作品を観ました。

有元利夫作品のマチエールは独特で、洋画と言われながらも画材は日本画の岩絵の具などを使用されています。
画肌を引っ掻いたりして風化したような仕上がりになっています。
有元氏の奥様は陶芸家であり日本画家でもある有元容子さん。
夫人の影響も受けていたのかもしれません。

若き日の有元利夫が展覧会を開いている時に、当時の藝術新潮の編集長がギャラリーにふらりと立ち寄って目にとまり、藝術新潮の巻頭ページに掲載されて作家としての大きな一歩を踏み出した…と言われています。

やがて新潮社の小説のカバーを度々飾り、私も本の表紙絵が最初の出会いだったように記憶しています。
そして近年は、ずっとカレンダーで毎月変わる有元氏の絵を楽しんでいます。




来年もこの画家のカレンダー。
まだ早いですが 良い年になるといいな 、と思います。





ぬか漬け

2013-10-09 22:28:11 | おいしいもの

今日のぬか漬けはおいしくできた。


我が家では ぬか漬けを漬けている。
・・・なんて書くとまるで料理上手でマメな人のようだけど、実はまったくそうではない。

でも、ぬか漬けは子供の頃から親しんでいる漬物。
実家では浅漬けはもちろん、ぬか漬けが必ず食卓にあった。

特に母が漬物大好きな人で、いつもおいしそうにポリポリ。
お茶漬けにしたり、そのまま食べたりしていた。いつも、当たり前のようにあるので私もポリポリ。

お弁当に入れると蓋を開ける時に匂いがして、友に「うわ、くさい。」と言われても気にせずポリポリ・・・。

大人になって、ぬか床の世話がかなり面倒な事に気がついた。

結婚してからは何度か挑戦するものの、かき混ぜるのを忘れてカビが生えたり、漬物を取り出すのも忘れ塩辛くなったり。
塩抜きもタイミングを逃すと薄くなりすぎる。

そして少し前は、地産地消ということで、生ぬかを地元の農家さんにわけて頂き、本を見て昆布や唐辛子や塩を自分で配合してやってみたが、何故だか妙にくさ~いぬか床になってしまいうまくいかなかった。

うまくいっていないぬか床には、上手に漬けている家のぬか床のぬかを混ぜるといい感じに発酵しておいしくなる…という方法がある。

なので、夏に実家に帰省した時に、ぬかをわけてもらうことにした。
保冷剤に包んでわずかな量を新幹線で運んで持って帰ってきたのである。

容器も欲張らないで今までより小さなものに替えて、少しずつぬかを足して発酵させてみた。

相変わらず塩気のいい塩梅で取り出すのは難しいが、今日食べてみたら珍しく美味しかったのだ。

わ~ 、なんか久しぶりな感じのぬか漬け!

そう、きっとそれは母の味なのだと思う。

時計を気にしながら漬物を取り出したり、飲み残しのビールをぬか床に足してかき混ぜて発酵の様子をみる母の姿が思い浮かぶ。

ぬか床は大事に育てる生き物なのだ。

残念ながら、うちの家族にはあんまり評判よくないぬか漬け。
上手に漬かったら食べてくれるのかもしれないけど。。。


今はひとり台所でポリポリ食べている。








今日の立体迷路

2013-10-06 21:41:34 | 子どものこと

今日は10月じゃないみたいな暑さでしたね。


気づけば何やら また息子はせっせと作っております。


よいしょっと…


おー、できたー?


まだだよー…


こらせっと…


これで どうかなぁ…っと




よし、できた。


ちゃぁんとクイズも付いてるから考えて進んでねー。


橋もたくさんあるし、水飲み場もあるからね。


気をつけないと落とし穴にはまるからね。





もちろんゴールもあるからね。