こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

Happy Birthday

2013-03-28 11:19:43 | 子どものこと

6歳になりました。

「おめでとう」と言うと嫌がる息子。
保育園で日を早めて先週祝ってもらったので、今日は誕生日じゃないと言う。

ロウソクに「6」とあるので1本しか立てなかったら
「え?これだけ~?」

なるべく小さめのケーキを選んだけど
「もう食べれん~」

相変わらずの息子節。

なにはともあれ めでたいはずで、親としては今までの6年間を振り返る日なのです。
オギャーと生まれた瞬間(正確にはホギャ!だった) を 思い出します。




これからも息子風味のマイウェイを歩んで欲しいと思うのでした。




坂の多い町

2013-03-18 00:58:44 | おでかけ

先日 、私の出生地である町に少し足をのばして行ってきました。


とはいえ、わざわざ出向いた訳ではなく 息子と車で買い物に出掛け、成り行きで向かってしまっただけなのですが。

そこは坂の多い町でした。

生まれ育った町・・・と言うには短い期間で、幼稚園に入る前までの4年程を過ごした町。
記憶もかなり薄いのです。
公園があちこちにあるので息子とちょっと探索してみようとウロウロしてみました。

昭和な感じの古い公園にも惹かれましたが、車が停めやすいということで夜景スポットにもなっているメジャーな公園へ。
街の中にポッコリ盛り上がった小高い丘の公園。360°街が見渡せます。
遊具は少ないけれど、芝生が広がっていて開放感は抜群。
息子も走り回って楽しそうです。
公園周辺も徒歩で探索してみました。

そして ふと感じたこと。
この町は記憶も遠く あれから関わりが全くないのに「懐かしい」。
そう、その次に30年程暮らした町に少し似ているのです。
やはり坂が多かったのです。

現在私が住んでいる町はあまりにも坂がないのでそう思うのかもしれません。

知らない人しか住んでいない町なのに坂があるとホッとする。
長い年月 身体に染み込んだ感覚なのだなと思いました。

そのあと、住んでいた社宅の付近も車で走ってみたりしました。正確な跡地はわからなかったけど、多分この辺り・・・。
息子に言い訳するかのように、

「昔 ママが赤ちゃんの頃に住んでたところなんだよ~。」

すると息子は、

「ふーん、アナログなんだね~。」

「アナログ??!」

「だってアナログって 『古い 』って意味なんでしょ?」




思わず笑ってしまう自分なのでした。


ミシン仕事

2013-03-14 10:33:46 | 日々のこと

3月ももう半ば、やっと息子の入学準備で小物作りを始めている。


給食ナフキン、巾着袋、シューズ袋
・・・。
裁縫は大の苦手である。
なのに三年前、入園小物作りのために無縁だったミシンを購入した。
ミシンギャラリーのおじさんに色々相談しているうちに、お買い得だった北欧メーカーのミシンが素敵で調子にのって決めてしまった。

スウェーデンのハスクバーナ。
刺繍のコンピュータミシンが有名だが、そんな高級な物ではなくてごく普通のシンプルなタイプ。
ハスクバーナは他にチェーンソーやバイクなども作っているらしい。
ミシンは家電ではなくやはり工業製品なのね…。

とはいえ、使いこなせない自分には日本のものでもなんでもよかったのだけれど。かなしいかな、形から入らないと動けない私である。

それにしても不器用な自分。
布地選びは楽しかったけど、布を切るのに定規でまっすぐ計れないし、切れないし。
慣れない糸の扱いにボビンがコロンコロン~~。
マチ針が指に刺さりアイタタ…。

絵を描いていた私は、たまに裁縫も得意なのではと勘違いされることがあるが、全然ダメ。
制作するには違いないけど、それは関係ない。
几帳面そう、と言われることもあるが そんなこともない。
きちんとしたいと思いながら、詰めが甘い。持続しない、途中からアバウトになる。
なんちゃって几帳面なのだ。

なので、正確さが必要な裁縫とお菓子作りは多分向いていないと思う。


頭から湯気が出ている。


むー。
肩もこる。
もう二度とやらない・・・と思いつつ、小物が完成してくると嬉しくなる。息子のために手作りしなければ、というのは単なる強迫観念だと思うけれど…。



喜ばなくていいから、とりあえず使ってね。













それでもSaraへ行く

2013-03-08 00:54:06 | 日々のこと

久しぶりに息子はアートスクールに行きました。


親子でお世話になっているアートスクール。
チケット制にして頂いているので、息子は不定期に通っています。
開校してまだ半年程のサラ アート ラボ。
残念なことに、2月の初めに代表の先生が亡くなられました。深い悲しみは続いていますが、今は姉妹校の先生が来てくださっています。

アートスクールはこれからカルチャースクールとして大きく展開していくところでしたが、思わぬ縮小を迫られ
いくつかの子どものクラスをひとつにまとめることになりました。

息子なりに いつもの先生がもういないことは理解しているようですが、姉妹校の先生にも元々習っていたので特に先生に対しては変わらぬ様子でした。

教室は今までより大人数になり 賑やか。息子はたくさんのお友達を見てちょっぴり嬉しそうです。


そして このアートスクールは大人のコースもあり、私は午前中の子どもがいない時間帯に通っていました。
今後は 姉妹校の先生の予定と生徒の予定に合わせてフレキシブルに時間を作って通うことになりそうです。

サラ アートラボは可愛らしい建物で、天窓が明るく絵を描くのに本当に素敵な空間です。
亡くなられた先生は、講座を増やし 将来的にはアトリエ解放もしてたくさんの人が利用できる空間にしていきたいと考えてみえたようです。
以前私に
「そのうちアトリエSaraは現実化しますよ。」
と言われた嬉しい一言が ずっと心に残っています。
さすがに今後はそれは無理かもしれないけれど、サラ アートラボは今いる生徒達にとっての大切なアートスクールであり アトリエなのです。



写真は昨年、サラアートラボの無料体験講座を受けた時の息子の絵日記。
まだ暑い夏のおわりでした。






3月3日

2013-03-03 20:27:38 | 日々のこと

息子の新作が 出来ました。


「ママー、みて みてー。
おとしあなめいろができたよ~!」
迷路作りはいつものことですが、それにハサミを入れて穴をあけました。
ちょっと立体の落とし穴迷路の出来上がりです。

今日は雛まつり。
我が家は男の子がひとりなので特別なお祝いはしませんが、雛あられを食べることにしました。
昨年はちらし寿司にイクラを添えたり三色団子を用意したのに、今年はなんて手抜き・・・。
雛あられが迷路の穴にちょうど入りそうです。

そして3月3日。
私事ですが、友人の命日です。
幼い息子と娘を残して もう一周忌。
雛まつりの日が来る度に、友を想い祈る…忘れられない日となりました。



春とはいえ風はまだ冷たく、蕾が膨らむのはこれから。
もう少し待とうと思います。




アートイベント

2013-03-03 00:00:45 | 日々のこと


先日、息子の保育園でアートイベントが行われました。


息子の保育園はもともと行事が多いのですが、それに加え父母の会主催の行事も盛んです。
春は苺狩りやお茶摘み体験、初夏から秋にかけては園庭に田んぼを作って田植えから脱穀までを子どもたちは体験し、お米を作ります。最後にご飯を炊いて おにぎりにして食べるところまでやります。
そしてお楽しみ会ということでミニコンサートが行なわれることも。

今年度は私は父母の会の役員になりましたので、思い切ってアートイベントにしてみました。

今回、息子が以前からお世話になっているアートスクールの先生に来て頂くことになりました。
予算の関係で色とりどりの絵の具は使えなくなり、墨汁と白色の絵の具を段ボールや模造紙にペインティングするという内容になりました。
先生はお弟子さん2名を率いて挑んでくださいました。

父母の会の主催になりますので、私の方は園舎を汚さないように会場となるホールの壁面などに汚れ防止のカバーをし、子どもにはエプロンをさせるとはいえ衣服の汚れを予想して いつもより汚れてもよい服装で登園してもらうよう保護者にも通達をしました。

子どもたちの興味は様々。
動きは色々です。
うちの息子の場合、絵画教室で課題が決まっていても、まるきり無視して違うことをすることが多く、今回のイベントもどんな感じになるかわかりません。
小さい園なので全園児でも50名弱。
ですが、日頃の保育の制作環境とはまったく違うのであれこれ私たちも予想をたてていました。


・・・ところが実際始まってみると、子どもたちのエンジンのかかり具合の心配などまったく必要はなく、悪ふざけもほとんどなく、子どもたちは筆を持つなりすぐさま段ボールや模造紙に向かい夢中で描き始めました。

そして、まさかの絵の具が足りなくなり、塗りすぎで描くところがなくなり・・・予定を早めて終了。

それでも集中して描いたせいか子どもたちは満足げでした。

衣服の心配より手足の絵の具汚れが意外に頑固で、保育士の先生の手を借りて子どもたちの足元をお湯で洗ってあげました。

そして私。片付けが大変だろうなとは思っていましたが、まず自分の手と足の裏が絵の具でベタベタでまだ乾いておらず、どうやってブルーシートを剥がして掃除したらよいのか唖然としました。

自分が汚いのでは身動きとれない…

片付けの段取りはさすがに経験しないとわからないということが盲点でした。




結論。
なんだか疲れたけど、子どもたちの楽しそうな顔を見れたので「成功」といえます。
すべては子どもたちのためのイベントなのですから。