先日、息子の保育園でアートイベントが行われました。
息子の保育園はもともと行事が多いのですが、それに加え父母の会主催の行事も盛んです。
春は苺狩りやお茶摘み体験、初夏から秋にかけては園庭に田んぼを作って田植えから脱穀までを子どもたちは体験し、お米を作ります。最後にご飯を炊いて おにぎりにして食べるところまでやります。
そしてお楽しみ会ということでミニコンサートが行なわれることも。
今年度は私は父母の会の役員になりましたので、思い切ってアートイベントにしてみました。
今回、息子が以前からお世話になっているアートスクールの先生に来て頂くことになりました。
予算の関係で色とりどりの絵の具は使えなくなり、墨汁と白色の絵の具を段ボールや模造紙にペインティングするという内容になりました。
先生はお弟子さん2名を率いて挑んでくださいました。
父母の会の主催になりますので、私の方は園舎を汚さないように会場となるホールの壁面などに汚れ防止のカバーをし、子どもにはエプロンをさせるとはいえ衣服の汚れを予想して いつもより汚れてもよい服装で登園してもらうよう保護者にも通達をしました。
子どもたちの興味は様々。
動きは色々です。
うちの息子の場合、絵画教室で課題が決まっていても、まるきり無視して違うことをすることが多く、今回のイベントもどんな感じになるかわかりません。
小さい園なので全園児でも50名弱。
ですが、日頃の保育の制作環境とはまったく違うのであれこれ私たちも予想をたてていました。
・・・ところが実際始まってみると、子どもたちのエンジンのかかり具合の心配などまったく必要はなく、悪ふざけもほとんどなく、子どもたちは筆を持つなりすぐさま段ボールや模造紙に向かい夢中で描き始めました。
そして、まさかの絵の具が足りなくなり、塗りすぎで描くところがなくなり・・・予定を早めて終了。
それでも集中して描いたせいか子どもたちは満足げでした。
衣服の心配より手足の絵の具汚れが意外に頑固で、保育士の先生の手を借りて子どもたちの足元をお湯で洗ってあげました。
そして私。片付けが大変だろうなとは思っていましたが、まず自分の手と足の裏が絵の具でベタベタでまだ乾いておらず、どうやってブルーシートを剥がして掃除したらよいのか唖然としました。
自分が汚いのでは身動きとれない…
片付けの段取りはさすがに経験しないとわからないということが盲点でした。
結論。
なんだか疲れたけど、子どもたちの楽しそうな顔を見れたので「成功」といえます。
すべては子どもたちのためのイベントなのですから。