こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

四月が終わる

2013-04-30 12:09:38 | 日々のこと

今日で4月が終わる。


バタバタだった3月に比べると時間にゆとりが出てきた。
息子にとっては一大イベントの入学、義務教育がスタート。
近所付き合いがほとんどなかったが、通学班のお友達、子供会、クラスメイトとの交流・・・。
朝時間も早くなり、私は手付かずだった家中の整理整頓を少しずつやりかけている。
その間に結婚記念日があったり誕生日があったり。
旧友との再会、お花見、ギャラリー訪問・・・。

近場だけど、子どもの遊び場に行くついでに小さな美術館に寄らせてもらったり・・・。
そして 少しずつだけど、スケッチ程度の絵も描いてみている。

年始めに抱負で述べた「毎日描く」にはまだまだ程遠いけれど、鉛筆でも絵筆でも、一日に一度は手にすることができるとよいなぁと思う。


明日から5月だ。





カタツムリのたまご

2013-04-28 20:15:59 | カタツムリ

最近 うちでカタツムリを飼っている。


なんと! 今日カタツムリが卵を産んだ。

「ママーっ、カタツムリがなんか白いウ○チしているよ!」

「白い??」

「イカ食べてないのに・・・」

最初はよくわからなかったけど だんだん粒の形がはっきりしてきて、それは卵だとわかった。
ちょうど産卵直後の様だった。

3月の終わり、隣町の喫茶店に桜を見に行った。
ちょうど その店では桜フェアが開催されていて、桜のシフォンケーキを食べてから お庭の桜も楽しませて頂いた。
散策していると、ちょっと大きめのカタツムリがたくさんいることに気がついた。
カタツムリは殻に身をひそめ、転がっているという感じだった。

息子は家で飼うと言い、もしかしたら死んじゃってるかもと話しながら1匹だけ持ち帰って虫籠に入れた。
翌日殻から顔を出したので、ネットで調べて好物のニンジンやキュウリを与えた。カタツムリは食べた物の色の糞をするのがおもしろい。
カルシウム補給にイカの甲も良いらしいが、手っ取り早くうちでは卵の殻をあげている。これも好物のようで、食べる時にメリメリと音がする。

数週間経ち、「1匹では可哀想…」となり またしてもその喫茶店に行った。
コーヒーを飲みながらお店の人とカタツムリの話をし、またもう1匹いただいて帰ることにした。

最初の頃は知らなかったけど、カタツムリは雄雌同体で性別の区別がない。
それでも2匹以上いれば産卵も可能だという。
結局、卵を産んだのは初めにもらってきた方のカタツムリ。

「女の子になったんだねぇー。」

なんて、意味深なセリフだけど…カタツムリってかなりおもしろい。

息子も

「ホント、よかったねぇー。
2匹もらってよかったねぇー。」



早速 カタツムリの卵専用で、新しい虫籠を買いました☆☆☆










おじゃまします

2013-04-25 10:04:21 | 日々のこと

通っていた版画講座の展覧会が開かれます。


昨年秋から3月まで、月に2度 初めて受講した版画講座。私はその間にリトグラフの作品を1点制作しました。

版画講座は年間で前期・後期に分かれていて、その都度受講者の募集をかけています。
コースもリトグラフと銅版画が選べ、時間も午前か午後。みちっちりやりたい人は一日。
私は午後のみを受講していました。

今回一緒に出品される方々は、もう何年も講座を更新して継続されている意欲的な方ばかりです。

今回の展覧会では一人3点の作品を出品することになっているのですが、手探りでお試し的な作品になってしまった自分のものは1点しかありません。

自分の作品については、あれこれ考え出すと 原画 スケッチのまんまじゃん?とか、
別に版画でやる必要あるのか?とか。
色々 納得いかなかったりもするのですが…。

本当に、おじゃまします的な参加なのです。

それに実はこの事をブログに上げる予定もありませんでした。
けれど、少し考えなおし・・・

この意欲的な方々の作品展、それ自体を紹介したい!と思ったのです。

アクセス数の少ないブログにアップするので宣伝効果は期待できませんし、市からチラシもたくさんいただきましたが、配る知人もあまりいなく…。

ですが、展覧会が開かれる事実はあり 私の中にも残ります。

とても恥ずかしいのですが、作ったものを発表する事に意味があるなぁと最近は思うのです。

この版画講座はまだまだ知名度も低く 入りづらい雰囲気を持ってはいますが、自由にそして本格的に版画を楽しむにはうってつけの講座です。


受講生の皆さんの意欲が伝わってくる作品群を是非ご観覧ください。


第2回 版画講座受講者展

安城市民ギャラリー 展示室B
( 安祥文化のさと 内)
5月6日(月・祝)~ 12日(日)
5月7日(火)休館
9:00~17:00
初日12:00~会場、最終日16:00閉場
安城市安城町城堀30番地








懐かしい友

2013-04-22 15:41:58 | 昔話

3月の終わり、古い友人に再会する機会が何度かありました。


そのうちのひとりは本当に長い間会っていなくて、大学卒業後に上京して今もずっと東京で暮らしています。

何年振りだったでしょうか。
私が会社勤めをしていた頃に出張で東京に行った時はよく泊めてもらいましたが、それもずいぶんと昔。
携帯電話を持ってから、お互い電話番号を一度も変えていなかったのが幸いで 数年前にまた気紛れに連絡をとるようになりました。

今回は彼女の帰省のタイミングで久々の再会。
以前 東京で会った時は学生の頃の面影があまりないくらい変わっていたので、今回はどうだろうとドキドキ。

しかし、待ち合わせ場所ですぐに彼女を見つけることができました。

「すぐわかってよかった~。」

と私。

「以前の時はかなり派手な格好だったけど、もうこの歳だから落ち着いてるよー。」

彼女は微笑みます。

私達はゆっくり話そうと、コメダ珈琲店に入りました。

ふたりの話題は一気にさかのぼり25年以上前の昔へ。

昔 彼女とは画塾で一緒になり、美大受験のデッサンなどを学んでいました。
その後 専攻は違いましたが、地元の同じ大学に進学し、同じアパートの上下の部屋に住んでいたのでよく晩御飯を食べに行ったりしていました。

夕方、ボロアパートの柱を コンコココンコン、コンコンッと どちらかが叩き、トイレのドアを開けて便器に向かって、


「今日 晩御飯どーするぅ~?」


「『タカチホ』にしよ~かぁー?」


「そ~だね~そーしよ~!」

よく食べたのはどて煮定食、サンマ定食…。
他にも喫茶店のモーニング、ラーメン店、とんかつ屋…。数えきれないくらいのお店の名前が上がります。
こんなに外食してたのか…という感じです。
よくまぁ覚えていること。
すっかり抜け落ちている記憶もありましたが、大笑いなエピソードが満載でどれだけ長居しても話しきれない思い出ばかりでした。
とてもいい時間を過ごせました。


古き良き友っていいなぁと改めて思いました。





最後の展覧会

2013-04-19 09:18:08 | 日々のこと

絵画造形教室の先生の展覧会が昨日から始まりました。


半年程息子はお世話になりましたが、先生は2月に亡くなられたので遺作展となってしまいました。
今までにグループ展はされていましたが、個展としては最初で最後の展覧会。

今回の個展の為に準備されていた作品から学生時代の頃のものまで。

ご本人は不在ですが、友人達、会社関係の方々が協力されて開催実現の運びとなりました。

先生は絵画以外にもたくさんの趣味をお持ちでしたが、アートな一面を
この個展で堪能できるかと思います。

通称 : 華丸先生の世界を是非ご観覧ください。



鈴木聖也 展
~さいしょでさいごの展覧会~

4月18日~28日
12:00~18:00(月・火・水休み)

ハートフィールドギャラリー
中区栄5-4-33 えいわビル1F





新生活

2013-04-12 10:20:41 | 日々のこと

息子が小学生になり、新生活がスタートした。


息子は張り切って早起きするようになった。
もちろん私も今までより起床時刻がぐっと早くなった。
パンで簡単に済ませていた朝食を 心機一転、和食に変えて味噌汁を作っている。

今のところ、朝は 通学班の集合場所あたりまで付き添っている。
近所付き合いがなかったので、近所の子ども達も初めての顔ぶれ。
息子の保育園は自宅から少し離れていたので、仲良しのお友達は学校でしか会えない。

母の私は当然、園の送迎がなくなったので先生やお母さんたちに毎朝顔を合わすこともない。

それにしても登下校の心配はつきない。

通学路の道幅は広いけれど、近所のコンビニは大型トラックの出入りが激しい。交差点には大きなガソリンスタンドやパチンコ店もある。
信号好きの息子が、信号ばかり見ていてちゃんと歩けているか気になる。

途中まで見送った私は帰宅し、いつになく早い時間に残りの家事を片付ける。

一段落ついて 1杯のコーヒーで一息。

その後は、車生活で放置されて錆びついた自転車を買い替えたので、真新しい自転車で買い物に行く。

時間も変わり 生活も変わる。

毎日見ているはずの風景が違って見える。




まるで私が新一年生になったみたいだ。





星の島

2013-04-05 22:58:24 | 日々のこと

先月、息子の通う絵画造形教室で木工の授業がありました。


サラ アートラボに木工作家の先生がみえて、いつもとは違う授業内容でした。好きな形に型取ったものを電動ノコギリでカットしてもらい、ペイントして壁掛けにするというもの。

息子はまず星の形を描いて、先生にカットしてもらいました。
色を着けてすぐに終わるのかと思っていたら、木の廃材をくっつけ出してだんだん立体的になってきました。

調子に乗ってどんどん積み上げ、壁掛けは無理かも・・・。

そして、立体部分にも色を塗りたいと言い出し、もくもくと塗り始めました。まわりのお友達が完成して壁掛けの紐を付けてもらい 記念撮影したりしていてもひたすら塗り続ける息子。
この日はいつになく集中していました。

「ふー、疲れたぁー。」

「ずいぶん黒くしたんだねぇ」

と私。

「違うよ、紺色だよ!」

はぁ、すみません…。

なんだかお家のような橋のような・・・

そしてこれはどんな題名?
何を表してるのかな?
本人に聞いてみました。

「うーんと、星の島。世界にお家がひとつしかない町。」

「へぇー何人くらい住んでるのー?」

「2580人!」

・・・。

なんだか廃材がちょっと瓦礫にも見えなくもなく・・・

3月はニュースで震災関連の特集が頻繁にやっていたのもあり、海に流れた瓦礫を思い起こさせるのでした。
そして、この小さな島にたくさんの人達…。
ふと、震災で未だ行方不明になっている方々が海のどこかでこうやって町を作って暮らしていたらいいのに、なんて思ってしまいました。

小さすぎる島だけど、そこには暖かくゆっくりとした時間が流れているような・・・

息子の作品なので深い意味はないだろうけど、私はそこにそんな物語があるような気がしたのです。


息子は作品が完成していつになく満足気。
「今日はとっても楽しかったぁー。」


大事に持って帰りました。
















嫌われものたち

2013-04-02 23:55:56 | 日々のこと

息子の落書きや作品の整理が進んでいない。


このところサボっていたお絵描きや工作の作品整理。保育園から持ち帰ったものや、普段の落書きも含め結構な量になってきた。
学習スペースを確保する為にも、写真を撮って処分するものから いずれファイリングするもの・・・と仕分けをする必要がある。

で 何気にチェックしていると、またまた虫シリーズが出てきた。

害虫と言っていいような虫たち。
どうでもいいような小さい虫とか よくもまぁこんなに興味持つものだ、と感心する。
クワガタやカブトムシが嫌いな訳ではないと思うけれど、ヒーロー的な昆虫は面白くないのだろうか・・・。

「ゴミムシはね~、ゴミ箱の近くにいるよ。」

…とか色々な虫の特徴なども息子は話してくれる。

ゲジ、ヤスデ、クモ、ハサミムシ
・・・
昆虫図鑑もチェック。

ムカデ・・・サソリ・・・

強そうな虫はそっちの方向かー!

大きさに関係なく私は虫嫌いなのでまたまた鳥肌が立つ。
ゾゾーッ。
どうでもいい虫、なんて言ってしまうと虫たちに申し訳ないのかもしれないけど 絵の中では結構いきいきしているようにも見える。

ちょっと吹き出したりもする。

恐竜ほどハマっている訳ではないけど。

それにしても気持ち悪いな。




これらの虫とは違う仲間だけど、今週からカタツムリを飼い始めました☆








cafe across the universe

2013-04-02 00:15:41 | お気に入り

先日、昔のバイト仲間のお店に行ってきました。


今から十数年前 かなり昔の話になりますが、 私は会社を辞めてフリーターの時代がありました。

とある珈琲専門店でアルバイトをしていました。
その珈琲店のバイト仲間の中には何人か
『いつか自分のお店を持ちたい』
という独立希望の人がいました。

そのうちの1人が彼女なのですが、現在は夫婦で小さなカフェを営んでいます。
彼女とはよく飲みに行ったり、飲食店の話や雑貨屋の話などをしました。
今でもその頃の仲間とはなんらかの繋がりを持っています。


そして、 しっかりと修行などの下積みをしてオープンしたお店は今年でもう9年になるのだそうです。

このお店は何を食べても美味しい。。。!!

パスタは勿論、サラダやスープひとつとっても丁寧に作られています。

ケーキもとても美味しい。

お洒落でゆっくりとくつろげる空間も素敵。
窓からはのんびりとした田園風景が広がっています。


たまにしか来ることができない私ですが、ずっと応援していきたいお店です。




お近くにお越しの方は、是非寄ってみてください。

cafe across the universe

尾張旭市東印場町二反田226










版画講座とりあえず終了

2013-04-01 00:11:01 | 日々のこと

11月から受講していた市民講座の版画講座・後期が終了しました。


版画講座では 私はリトグラフを専攻していました。

制作した作品は4版のものがわずか1点。1版ずつ工程を繰り返したのでこんなペースになりました。

1クールが約半年なのですが、私はとりあえず次回のクールはお休みすることにしました。

子どもを休日に預けて受講していたこともあるのですが、何より版画を制作する上で、イメージ画の準備があまりできないまま制作を進めていたこと。

今回制作した1点は別の絵画教室の方で写生したモチーフをそのままイメージ画にしたので、版画でやりたかった表現にはなっていませんでした。

版画については 私はほとんど初心者だったので仕方なかったかもしれませんが、次にやる時は これを版画で表現したいと思えるイメージ画で準備するのが大切だなと思うのです。

この講座の生徒さんはほとんどが何年も更新し続けておられ、意欲的な方々ばかりでした。

皆さんとても優しく親切で、複雑な工程のひとつひとつを丁寧に教えていただきました。

「何度も聞いてすみません」

と私が言うと

「皆そうだよ、何年やっても覚えられなくて確認しながらやってるよ。」

と笑顔で返してくださいます。
本当にありがたかったです。


そして、たった1点しか出来なかったのに 版画講座のメンバーでやる作品展に出させて頂くことになりました。

私としては、お試し的な作品でかなり恥ずかしいのですが・・・。
出品すること自体も何十年振り!

いいのか?本当に・・・。

そんな気持ちです。
基本1人3点なのですが、私はこっそり並べさせて頂く感じになりそうです。

これからは 版画に限らずですが、これを作品にしたい!!と はっきりと思えるモチーフ、イメージを自分の中で温めて、よく噛み砕いてカタチにしたいなぁとしみじみ思うのでした。





写真は版画講座の部屋が入っている市民ギャラリー。
なかなか立派な建物です。