こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

日本画講座 続いています

2018-10-07 20:12:57 | 絵のこと
6月から全10回の市民講座、日本画入門は終盤にかかっています。

4年ぶりで新鮮な気持ちで私は参加していますが、早いものでラストまで、あと1回の講座を残すのみとなりました。

私は自宅での制作が少ないのもあり、まだまだ下塗り状態でありますが…。

講座終了後も少し時間をおいて来年 ギャラリーでの展示があります。
なので気は抜けません。

額装して搬入しなければなりません。

まだまだ試行錯誤が続きます。

今季の課題は、花と装飾をテーマにした表現の日本画制作です。



砂子、という技法の実演もありました。

日本画といえば金箔がよく登場しますが、実は私は学生時代に金箔の実習の時に欠席した覚えがあります。

自分はあまり金箔を使用する画風でなかったのもあり、授業を受け損なったこと自体を気にすることもなく現在まできていましたが、今回の講座で金箔の扱いなどのお話を聞いてみて、なんて大切な実習を欠席したのだろうと何十年も前の過去に後悔を感じました。

使う道具はこんな感じ。





ベビーパウダーは何に使うの?と思いますが、指先に箔がくっつかないようにあらかじめまぶしておきます。



道具の説明や、膠と水の割合いのお話も。

金箔はとてもデリケートなものですので、教室の空調も切って実演していただき、皆息を飲んで先生の作業に見入っていました。



そっと金箔を剥がし…




竹の筒にクシャッと入れて…

竹の筒は砂子筒といって言わばフルイのようなものです。底に網がついていて、たたき筆で金箔を細かくして画面に撒くわけです。




画面にはドーサ(滲み止め)を引き膠液で湿らせてあるので その上に金粉が落ちます。





軽く紙で押さえて金箔を落ち着かせます。

絵の仕上げに使ってもよいし、この後色を塗り重ねてもよし。
仕上げる場合は薄い膠液を塗って定着させるとよいそうです。

私の絵は日本画とはいえ、まだまだ金箔が似合う繊細な表現には程遠い気がします(´ε`;)

まだ下塗り段階だし…



まだまだ奥が深〜い日本画制作なのです。



とっても楽しい。

でも悩みに悩んでもいます。







頑張らねば💦



















最新の画像もっと見る

コメントを投稿