Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

職場でエニアグラム

2005-09-18 14:18:51 | エニアグラム
エニアグラムは、社内研修で用いられたり、コーチングでもその視点を取り入れられたり、人材開発おいては有益な気づきのツールだと思う。

しかし、その一方で時々、浅い理解で人を傷つけてしまったり、タイプを固定することが反って思い込みを強めてしまうのではないかと心配になることがある。タイプはあくまで本人が決めるものであり、相手が自分でタイプ決定をしない以上は、私なりの仮説である。まだまだ、自分の枠組みでしか相手を見ていない可能性があるからだ。可能な限り、客観的にと思うが十分とはいっていないことがまだまだ多い。

今まで知らなかった相手を発見することは本当に素晴らしいことである。今回はマネージャーが「タイプ7」なのではないかと仮説ができたことは大きな前進である。彼女はこんなことで私が右往左往していることなど知る余地もなくこれまでどおりかもしれないが、今後は、彼女が「分裂」の方向に向かっている時にどうやって、もとの明朗快活、積極的に本当に意味のある仕事に業務遂行度を発揮してもらえるか、何をサポートすればよいのかという視点に立てることになるだろう。そして今回は、彼女が「統合」の方向に向かうには自分がどう接すれば、どういうコミュニケーションを心がければよいのかが明確になった。正直、「性分だから仕方ないよ」と諦めムードが漂っていただけに突破口が見つかったことに喜びを感じている。「相手を活かし、自分を活かす」そして「相手を生かし、自分を生かす」。んーっと、あれっ、結局自分が良い環境で仕事をしたいからかしら?(笑)でも、相手を尊重することで結局は自分も活きるってこと、間違いないだろう。

正直言うと、エニアグラムで周囲を巻き込むというのは躊躇いがあった。今回は課長が強く関心を持ってくれたことは幸いだったが、自分自身が自分のタイプに確信が持てない時期は特に不安だった。好き嫌いだってあるだろうから押し付けなんてできるはずもなく・・・。また自分のタイプを人に知られることに恐怖もあった。どこかエニアグラムによって自分の中の「気に入らない自分」が見えやすくなるからである。それが周囲からどう理解されるかは職場の「信頼関係」にもよると思う。「分裂」「統合」の方向に向かっているか否かを観察しながら、相手が「光る」職場になるよう心がけたいものだ。

自分のタイプを過度に否定も肯定もする必要はないと思う。根っこは根っこで、自分と未来は自分次第でどんな風にも変えられるはず。それを他のタイプの人からも教えてもらおう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人で抱えているお悩みをアクションラーニングで解決!

2012年の6月からアクションラーニングのコーチとして活動しています。アクションラーニングとは⇒コチラ
月に1度、アクションラーニングによって、個人が抱える問題を対話で解決する会を開催しています。
アクションラーニングでは、問題を持つ方が問題解決できるのはもちろんですが、グループメンバーも提示された問題を自分のことのように考えながら、チームビルディングや自らのコミュニケーション力向上やリーダーシップなどについて振り返り、学ぶことができます。
◆最新のスケジュール◆
確認・お申込みは、告知サイト「こくちーず」より⇒コチラ