Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

苦くて甘い今を生きている

2019-06-04 19:56:20 | 出張先にて
新卒から2年間暮らした阪神地区。

この街も私にとっては苦くて甘い思い出の地。

忘れたいこともあるけど、忘れたくない思い出もあるなんとも複雑妙味な街。



「苦くて甘い今を生きている」という言葉は、アンジェラ・アキの「手紙〜拝啓十五の君へ」という曲の歌詞。

この曲を聞いたのは、30代の後半で、組織を離れ、研修講師として独立した時でした。

仕事は、順調ではありましたが、いつどうなるかわからない個人事業主の仕事には不安は尽きず、

私の30代はひとことでいうなら「サバイバル」

そして、月日が流れ、講師として駆け出しだった頃の新入社員研修の受講者だった方々がいつの間にか30代の半ばに差し掛かり、

チームをマネジメントしたり、職場の要になって頑張っていたり、子育てをしながら仕事との両立で奮闘する時期となってまいりました。

どおりで私も年をとるはず、50代に突入しましたし。

最近思うのは、新入社員研修などはもちろん登壇はすれど、もう自分は20代が直接支援の対象になる時期を過ぎたのだろう・・・

そう決めつける必要もないのだけど、

今日は、やはりビジネスの現場は、

30代が、マネジメントの力をメキメキとつけて、新しい時代の感覚で進化してほしい、

と思う1日でした。

無論、温故知新の部分も必要なのだろうけど、それを上の世代が押し付けることではなくって

そういう大切で普遍的なんだけど、どこか古めかしいことには、必要があれば、必要な時期に、若い人たちは自分たちでたどり着けると思うから。

私もそうだったし、自分でたどり着いたからこそ、興味関心を持って、自分の学びに責任が持てるように感じる。

それを頼まれもしないのに、横から口出したくなるのは、こちらの都合だったりもして・・・

上の世代が自分たちの凝り固まった価値観に気づき、横に置いて、下の世代と「まるっ」とひとくくりにするのでもなく、

一人ひとりあるいは集団で対話をしていくことをしていくことを楽しんだり巧みになったりする必要もある。

日頃、若くてチャレンジングな20〜30代と一緒に仕事をしていると、彼らが成功体験を積んでいくことを手伝えることは、実にうれしいことだなと思えます。

今日は、現在進行形で成長を続けている若者たちがなんとも愛おしく思えてならない1日でした。

彼ら、彼女たちも、私と同じ、苦くて甘い今を生きているのだろうか?

「苦しい中で今を生きている」

同じ曲に、こんな歌詞もあった。

無論、苦しいことばかりでもなく、うれしいことや楽しいことも当然あって、そういうことを純粋に喜んでほしい。

でも、曖昧で、不確実な時代を生きていくことは、すんなりいかないこともあると思う。

それでも、永久には続かないけど避けようがない苦しみや困難を乗り越えていこう。

手っ取り早く稼げるとか、楽して稼げるとか、それもありっちゃありなんだけど、それは、正直人生ではまだ少し後でも叶うような気がする。

今は、今の時期だからこそできる、今やっている仕事の中で、自分を深めて、仕事を深めて、自分に誇りを持って、自信を持って仕事をしてほしい。

そういうことをサポートするのが私の仕事の幸せなんだなと感じた1日に感謝。


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