なんだか日に日に暖かくなっていく中、
我が家の唯一の暖房器具、こたつが壊れました。
もう冬は終わるってこと?
でもまだ朝晩冷えるんだけど!
うちは毎年4月までこたつ出してるんだけど!北関東寒いのよ!
しかし確実に、春は近づいてきています。
「雪の女王」視聴もそろそろ終わります~。
〈あらすじ〉
バスで意識を失ったボラは、テウンに呼ばれてやっと目を覚ます。
自分でも、どこかがおかしいと感じていた。
テウンに甘えておぶってもらいながら、どこか不安を抑えられなかった。
しあわせな日々に忍び寄る影。
ボラはゴヌに相談する。
悪性の胸腺腫だと、彼は隠さず教えてくれた。入院するしかない。
ボラはひとり、泣いた。テウンにどう言えば?
ボラの気分が伝染したのか、テウンはなんだか不安だという。
一度手に入れたしあわせを失うのではないか、と怖いのだ。
今があんまりしあわせだから……。
ボラは決心した。もう彼を不幸にしたくない。
私は生きたい!彼のために!私を、私を助けて……。
泣き崩れるボラを、ゴヌは支えてやるしかなかった。
ボラは父にも会った。
私を見ていて。申し訳ないけれど、
パパは私のパパなんだから、娘の私を見ていて欲しいの。
ただ、病気のことは自分の口から伝えることはできなかった。
ボラは話があるといってテウンを呼び出した。
ジムで、彼に初めての手料理をご馳走する。
テウンが思い描いているような、ふたりの未来はないかもしれない。
一緒に年を重ねていくような穏やかな未来は……。
彼のしあわせそうな笑顔を見ていると、やはり何も言い出せないボラなのだ。
ボラを送った後、テウンはふと彼女の言葉を思いだした。
もしかしたら……?
ボラの言葉がきっかけとなり、テウンはあの難問を解く鍵を見いだした。
もし難問が解けたら、なんでも願いを聞くとボラは約束していた。
テウンはボラに、そっと指輪を手渡す。
「今すぐってわけじゃない。生活が安定して、お父さんに認めてもらったら、
結婚しよう。
願い事っていっても、それくらいしか思いつかない」
嬉しかった。でも、指輪を受け取るわけにはいかない。
ボラは怒りを演じた。そしてひどい言葉で、テウンを拒絶したのだ。
荷物をまとめて家を出ようとするボラを、テウンが引き止める。
「俺が納得しなきゃ行かせないぞ。どこにも行かせない」
「こんな生活がイヤになったの!言わせないで。もうんざりなのよ!」
ボラは涙をためて、テウンに言葉を投げつける。
「わたしのこと、見損なったでしょ?」
しかしテウンは引き下がらないのだ。
「イヤだといっても行かせない。
誰がなんと言おうと、君を離さない。
しあわせにできなくても、つらいと泣かれても、もう離したくない。
このまま離れたくない」
ボラの決心は固かった。
ひどい別れ方かもしれなかったが、こうするしかなかった。
病院へ着いたボラは、すぐに入院、治療を開始する。
だが、ひとり病室にいるボラは、ポケベルのメッセージを聞いてしまった。
テウンの力ないささやきを。
「ボラ、キム・ボラ、行くな……行くな……」
いてもたってもいられず、ボラは病院を出ようとする。
こんな風に別れてはいけなかった。
彼に何も言わずに、離れるべきではなかった。
後悔が胸を締め付ける。
ボラはそのまま倒れてしまった。
朦朧とする意識の中で、以前見た夢を思いだした。
テウンが、ラップランドの風景の中に立っている。
どうして彼は、泣いていたんだろう?
テウンは知らせを聞いて、病院へかけつけたが、ボラは昏睡状態だという。
信じられない。何もかもが信じられない。
テウンは集中治療室へ彼女に会いに行くといい、ゴヌに止められる。
ボラの名を叫びながら、彼は身をよじる。
そうすれば、運命にあらがうことができると信じているかのように。
(つづく)
良いニュースと悪いニュースがあるんだけど、
どっちから聞く?
うんうん、良いニュースっていうのはね、
ボラがちゃんと胸腺摘出手術を受けていたってこと。
そりゃそうだよね、お医者さんにかかってたわけだし。
だから、全然テウンのせいじゃないんだよ。
誰も悪くないんだ、良かった良かった。
んでね、悪いニュースっていうのはね、
やっぱり胸腺腫だった……。
誰も悪くないってんなら、神様が悪いのかよ?!
そーだよ、そーだよ、神様が全部悪いんだよ!
神様のせいじゃないっていうんなら、
じゃあもともと神様なんていないんだよ、この世界には!
うう……なんでこんな可哀相なことがおこるのよ……。
だから難病ものってキライだよ……。
そしてそんなドラマを泣きながら消費している自分にも
マジで嫌気がさしてきちゃったよ……。
いや、落ち着こう。
これはドラマだから。
そして、世の中にはドラマよりたいへんな現実がたくさんあるんだから。
「難病ものって視聴率取れるから~」って安易に作られたものじゃないんだから。
たとえそうだとしても、視聴者の私たちは、
つらい物語の中から、何かを見いだすことができるはずだから。
苦しさの中にも、幸福を見いだし、生きる価値を見いだし、
必死に闘う人たちを見て、現実に還元していけるものがあるはずだから。
ただの傍観者である私たちにも、
訴えかけてくる何かを受け止めることができるはずだから。
「今日を、明日を生きよう」と思うことしかできないんだとしても。
よし。
あまりの哀しさにいろんなことを見失うところでした。
すまんこって。
バスの中で倒れて、そのまま病院っていう流れじゃなくてほっとしましたが、
だからこそ余計につらい涙の別れ。
テウンが、ボラを傷つけたくなくて、
わざと彼女につらい言葉を浴びせて傷つけてしまったように、
ボラもテウンを傷つけたくなくて、
やはりひどい言葉を投げつけてしまう。
こんなこと、よほどの決意がないとできないことですよ。
こんな決断できる人、そして実行できる人を、ただただ尊敬するしかない。
だからボラが最後に悔やみ、テウンの元へ行こうとするシーンで、
やっぱり泣いてしまうのよね。
そうだよボラ、だって人間だもの……。
前回に引き続き、あまあまシーンも随所に織り込まれてて、
それもあいまって本当に涙、涙。
テウンをおこしにいったボラが、
逆に引っ張られてハグされるところなんざぁ、
かーっぺっ!やってらんねぇぜ!と思いつつも、
女子なら人生で一度は体験してみたいシチュエーションでしょう!
「んなこたぁない」とか言ってる人!
そもそもそんな人はこんなブログ読んでないでしょう!
ゴヌ先生も紳士でね。
本当にこういう男性が身近にいてよかった、ボラ。
「私を助けて!」
そういって泣き崩れたボラを抱きしめることなく、
ただ悲痛そうに目を伏せて支えようとするゴヌ先生の所作に惚れ直しました。
所作と言えばね、ボラの泣く姿がいつも美しくてね。
ほら、泣くときに、手の甲で口元と鼻のあたりを押さえるでしょう?
ここがね、生まれついてのお嬢様というかね、品がいいんですなぁ。
いつも脇役のゴヌ先生の同僚の言葉が、特に胸に残りました。
「人の体って不思議だな。針で刺されても痛いのに、
体の中に癌が出来ていても気づかないんだ」
本当にそうだよね。
そしてそう思っている君は、きっといい医者になれる。
ああ、どうしてもつらいな。
テウンの取り乱した様子がつらい。
ずっと穏やかで、抑制的だった彼。
こんなに取り乱すのは、親友ジョンギュを亡くしたあの日以来ではないでしょうか。
ボラのおかげで光明が見えた数学の命題。
しあわせすぎて不安になるくらいの日々。
それなのに……。
お願いだから、これで終わりにしないで。
せめて最後に、ふたりを会わせてあげてよ~。
我が家の唯一の暖房器具、こたつが壊れました。
もう冬は終わるってこと?
でもまだ朝晩冷えるんだけど!
うちは毎年4月までこたつ出してるんだけど!北関東寒いのよ!
しかし確実に、春は近づいてきています。
「雪の女王」視聴もそろそろ終わります~。
〈あらすじ〉
バスで意識を失ったボラは、テウンに呼ばれてやっと目を覚ます。
自分でも、どこかがおかしいと感じていた。
テウンに甘えておぶってもらいながら、どこか不安を抑えられなかった。
しあわせな日々に忍び寄る影。
ボラはゴヌに相談する。
悪性の胸腺腫だと、彼は隠さず教えてくれた。入院するしかない。
ボラはひとり、泣いた。テウンにどう言えば?
ボラの気分が伝染したのか、テウンはなんだか不安だという。
一度手に入れたしあわせを失うのではないか、と怖いのだ。
今があんまりしあわせだから……。
ボラは決心した。もう彼を不幸にしたくない。
私は生きたい!彼のために!私を、私を助けて……。
泣き崩れるボラを、ゴヌは支えてやるしかなかった。
ボラは父にも会った。
私を見ていて。申し訳ないけれど、
パパは私のパパなんだから、娘の私を見ていて欲しいの。
ただ、病気のことは自分の口から伝えることはできなかった。
ボラは話があるといってテウンを呼び出した。
ジムで、彼に初めての手料理をご馳走する。
テウンが思い描いているような、ふたりの未来はないかもしれない。
一緒に年を重ねていくような穏やかな未来は……。
彼のしあわせそうな笑顔を見ていると、やはり何も言い出せないボラなのだ。
ボラを送った後、テウンはふと彼女の言葉を思いだした。
もしかしたら……?
ボラの言葉がきっかけとなり、テウンはあの難問を解く鍵を見いだした。
もし難問が解けたら、なんでも願いを聞くとボラは約束していた。
テウンはボラに、そっと指輪を手渡す。
「今すぐってわけじゃない。生活が安定して、お父さんに認めてもらったら、
結婚しよう。
願い事っていっても、それくらいしか思いつかない」
嬉しかった。でも、指輪を受け取るわけにはいかない。
ボラは怒りを演じた。そしてひどい言葉で、テウンを拒絶したのだ。
荷物をまとめて家を出ようとするボラを、テウンが引き止める。
「俺が納得しなきゃ行かせないぞ。どこにも行かせない」
「こんな生活がイヤになったの!言わせないで。もうんざりなのよ!」
ボラは涙をためて、テウンに言葉を投げつける。
「わたしのこと、見損なったでしょ?」
しかしテウンは引き下がらないのだ。
「イヤだといっても行かせない。
誰がなんと言おうと、君を離さない。
しあわせにできなくても、つらいと泣かれても、もう離したくない。
このまま離れたくない」
ボラの決心は固かった。
ひどい別れ方かもしれなかったが、こうするしかなかった。
病院へ着いたボラは、すぐに入院、治療を開始する。
だが、ひとり病室にいるボラは、ポケベルのメッセージを聞いてしまった。
テウンの力ないささやきを。
「ボラ、キム・ボラ、行くな……行くな……」
いてもたってもいられず、ボラは病院を出ようとする。
こんな風に別れてはいけなかった。
彼に何も言わずに、離れるべきではなかった。
後悔が胸を締め付ける。
ボラはそのまま倒れてしまった。
朦朧とする意識の中で、以前見た夢を思いだした。
テウンが、ラップランドの風景の中に立っている。
どうして彼は、泣いていたんだろう?
テウンは知らせを聞いて、病院へかけつけたが、ボラは昏睡状態だという。
信じられない。何もかもが信じられない。
テウンは集中治療室へ彼女に会いに行くといい、ゴヌに止められる。
ボラの名を叫びながら、彼は身をよじる。
そうすれば、運命にあらがうことができると信じているかのように。
(つづく)
良いニュースと悪いニュースがあるんだけど、
どっちから聞く?
うんうん、良いニュースっていうのはね、
ボラがちゃんと胸腺摘出手術を受けていたってこと。
そりゃそうだよね、お医者さんにかかってたわけだし。
だから、全然テウンのせいじゃないんだよ。
誰も悪くないんだ、良かった良かった。
んでね、悪いニュースっていうのはね、
やっぱり胸腺腫だった……。
誰も悪くないってんなら、神様が悪いのかよ?!
そーだよ、そーだよ、神様が全部悪いんだよ!
神様のせいじゃないっていうんなら、
じゃあもともと神様なんていないんだよ、この世界には!
うう……なんでこんな可哀相なことがおこるのよ……。
だから難病ものってキライだよ……。
そしてそんなドラマを泣きながら消費している自分にも
マジで嫌気がさしてきちゃったよ……。
いや、落ち着こう。
これはドラマだから。
そして、世の中にはドラマよりたいへんな現実がたくさんあるんだから。
「難病ものって視聴率取れるから~」って安易に作られたものじゃないんだから。
たとえそうだとしても、視聴者の私たちは、
つらい物語の中から、何かを見いだすことができるはずだから。
苦しさの中にも、幸福を見いだし、生きる価値を見いだし、
必死に闘う人たちを見て、現実に還元していけるものがあるはずだから。
ただの傍観者である私たちにも、
訴えかけてくる何かを受け止めることができるはずだから。
「今日を、明日を生きよう」と思うことしかできないんだとしても。
よし。
あまりの哀しさにいろんなことを見失うところでした。
すまんこって。
バスの中で倒れて、そのまま病院っていう流れじゃなくてほっとしましたが、
だからこそ余計につらい涙の別れ。
テウンが、ボラを傷つけたくなくて、
わざと彼女につらい言葉を浴びせて傷つけてしまったように、
ボラもテウンを傷つけたくなくて、
やはりひどい言葉を投げつけてしまう。
こんなこと、よほどの決意がないとできないことですよ。
こんな決断できる人、そして実行できる人を、ただただ尊敬するしかない。
だからボラが最後に悔やみ、テウンの元へ行こうとするシーンで、
やっぱり泣いてしまうのよね。
そうだよボラ、だって人間だもの……。
前回に引き続き、あまあまシーンも随所に織り込まれてて、
それもあいまって本当に涙、涙。
テウンをおこしにいったボラが、
逆に引っ張られてハグされるところなんざぁ、
かーっぺっ!やってらんねぇぜ!と思いつつも、
女子なら人生で一度は体験してみたいシチュエーションでしょう!
「んなこたぁない」とか言ってる人!
そもそもそんな人はこんなブログ読んでないでしょう!
ゴヌ先生も紳士でね。
本当にこういう男性が身近にいてよかった、ボラ。
「私を助けて!」
そういって泣き崩れたボラを抱きしめることなく、
ただ悲痛そうに目を伏せて支えようとするゴヌ先生の所作に惚れ直しました。
所作と言えばね、ボラの泣く姿がいつも美しくてね。
ほら、泣くときに、手の甲で口元と鼻のあたりを押さえるでしょう?
ここがね、生まれついてのお嬢様というかね、品がいいんですなぁ。
いつも脇役のゴヌ先生の同僚の言葉が、特に胸に残りました。
「人の体って不思議だな。針で刺されても痛いのに、
体の中に癌が出来ていても気づかないんだ」
本当にそうだよね。
そしてそう思っている君は、きっといい医者になれる。
ああ、どうしてもつらいな。
テウンの取り乱した様子がつらい。
ずっと穏やかで、抑制的だった彼。
こんなに取り乱すのは、親友ジョンギュを亡くしたあの日以来ではないでしょうか。
ボラのおかげで光明が見えた数学の命題。
しあわせすぎて不安になるくらいの日々。
それなのに……。
お願いだから、これで終わりにしないで。
せめて最後に、ふたりを会わせてあげてよ~。
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