いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

私の心が聞こえる? 第19話

2015年02月21日 | 私の心が聞こえる?
〈あらすじ〉

祖母を呼び出したジュナは、自身の両親に関する事実を確かめ、絶望する。
家族を捨てて自分だけが幸せになった罪悪感に苦しんだ日々はなんだったのか?
家族を愛せない罪に悩んだ日々はなんだったのか?
自分勝手な大人たちが、自分を不幸にしたのだ。
ジュナはショックで倒れた祖母を置き去りに去っていった。

ウリとドンジュは祖母を見つけ病院へ連れて行くが、
耳の聞こえないドンジュは病院では役に立てない。
自分の知らないフィールドでは、あれだけ訓練した読心術も役に立たなかった。
ウリを助け、支えるスンチョルを見て、ドンジュは力なくうなだれるしかなかった。

とはいえ、ウリの心の支えはやはりドンジュである。
さいわいエナジーセルは好調な売り上げを見せ、軌道に乗りだした。
ジュナは、ドンジュのためにウギョンを取り戻してやる仕事に専念するつもりでいる。
そしてチェ・ジンチョルに復讐を宣言した。
「あなたの野望のために捨てられた人々のために、あなたを追い落とします。
本来の持ち主に会社を返す。一生その下で生きろ!」
ジュナに裏切られたジンチョルは、損失を補填するために
ウギョンの持ち株をすべて売ることに。

ドンジュは、ジンチョルを挑発する兄を見て不安に思う。
このままでは、ジュナ自身も破滅してしまう。
資金の横流しが発覚すれば、刑事罰をうけかねない。
「おまえは心配するな。エナジーセルを大きくすることだけ考えていればいい。
守護天使の役は交代だ。俺が刑務所に入ったら、なるべくはやく出してくれよな」
そううそぶく兄を、ドンジュは殴った。
「そんなことをするくらいなら、俺の兄貴をやめろ!」
ジュナの胸ぐらをつかんだドンジュ。
その場面を、ウリが驚きの目で見つめている。

(つづく)

あらら~、どういったことなんでしょうか。
なんかどきどきしてたらニコニコ笑ってドンジュの前に現れたりして、
ちょっと拍子抜けしました。

自分の不幸に絶望しきったジュナ。
その憎しみはチェ・ジンチョルにまっすぐ向かったみたいですね。

ばあちゃんの勝手な行為(養子縁組して、それをマルに隠していたこと)については
もちろん怒っていますが、だからどうこうということでもない。
まぁばあちゃんたちは十分不幸ですから。
(世間一般の基準でいえばね。
貧乏だけど家族といたわり合って暮らしていて、ジュナなんかより全然しあわせだけどね)

会社経営のこととかよくわからないのでアレだけども、
ジュナはジンチョルを通して投資家たちからお金を集めた、と。
それを株式を買って投資して増やしてあげる約束だったが、
エナジーセルのために工場を買ったり、
ジンチョルが半導体工場を買うために貸してやったり、
本来の目的とは違う用途で使ってしまったことがまずいようですわな。

ジンチョルはジュナを破滅させるために、
投資会社から資金を引きあげるよう、投資家たちに指示。
もちろん金は全額返らないため、投資家たちは簡単にうんと言わないが、
ジンチョルさんが損失分は俺が出す、といって説得するようですね。
その損失分をひねり出すために、隠し株を全部売る、と。

しかし、それって大丈夫なの?
だって株式会社なんだから、株持ってないと発言権なくなっちゃうんじゃ?
会長だからってまずいんじゃ?
あ、隠していた分を売れってこと?

ま、とにかく株は市場に放出されるようで、
たぶんそれをヒョンスクさんが買うんでしょう。

家族の愛にまつわるいろいろと、
会社乗っ取りに関するいろいろが同時進行なので、
整理していかないと頭がついていきませんわ。
頭っつか、心がね。
どこに感情移入して涙していいのやら……。
登場人物たちの感情も複雑ですからねぇ。

さて、今回の大問題は、またもや記憶が曖昧になってしまったばあちゃんの意味深発言。
どうもヨンギュは、ばあちゃんが乳母として世話をしていた良家のおぼっちゃんらしい。
その名家ってどこなんでしょうか?
いったいヨンギュはどこの子なんでしょうか?
ただの没落した家の子だったら、特にウギョンの乗っ取りとは関係ないわけだが……。
「こう見えてもいいとこの坊ちゃんだった」という事実だけなら、
こんなとこまで隠さなくてもいいわけで、
なんかストーリーの根幹とかかわってくるように思うのですがねー。

無くなったミスクさんとうり二つのミスクさんも何か訳ありのご様子。
ピュアなヨンギュと関わり合って何かがかわるんでしょうか?

ちょっと盛りだくさんすぎて、げふっとなっております。
みなさん、ついてゆけてますか?

でもドンジュとウリの電話シーンは好きですね。
このふたりの愛情関係は揺るぎないようで、心が和みます。
テレビ電話にしたのはウリの気遣いからでしょう。
聞こえないことを知られていると気づかないドンジュが、
ちょっと俺様チックにウリをあつかうところがニヤニヤと楽しいです。
「俺のことだけ考えとけ」とかね、
スンチョルに引け目を感じている割には俺サマ的でいいですね。
強引な男たちに愛されるっていうのが、乙女のツボなんでしょうか。

ジュナにしろドンジュにしろスンチョルにしろ、
悩んだり弱ったりするんですけど、
好きな女には弱いところを極力見せないようにする。
ウリがどんなにひどい状況でも、笑顔でがんばっていることを知ってるからですね。
そういう健気なふんばりと男のプライドがなんだか愛おしくて、
三人ともいい男だなぁとしみじみ思います。
一歩引いて見守る人はいなくて、それぞれがガンガン前に出て行く。
もちろんウリも、自分の気持ちに正直です。
弱っているとき助けてくれた男にふらふら気持ちが傾いちゃうこともなく、
ドンジュに一途なところに好感が持てます。
恋愛パートはずいぶん爽やかな印象で、
そこらへんは見ていてすがすがしいドラマですな。


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