いやー、レンタルに行かなくてもいいのって楽だな~。
韓国ドラマもっと増やしてくれないかな、hulu。
〈あらすじ〉
自殺するとわめいている女性の腕をとったテウン。
「本気で死ぬ気なら、頸動脈を切れ」
テウンの冷たい目に、毒気をそがれた彼女は、おとなしくなった。
彼女の名は、ボラ。
過去にテウンと出会い、すれ違っていたあの少女である。
とにかく気位が高く、金遣いが荒く、潔癖症のお嬢様。
幼いころから何度も治療を受けたが、難病は治らない。
重症筋無力症。
病気のせいで大事にされてきたせいもあってか、わがまま放題のお姫様だ。
買い物に出た先で、靴を履かせてもらおうとしたボラは、
足首に触れた店員を蹴りつけてしまう。
彼はテウンの友人で、やっと退院して復職したボクサー仲間だった。
なんとかとりなそうとしたテウンだが、逆に騒ぎは大きくなり……。
友人はクビになってしまった。
責任を感じたテウンはボラの家に直談判にゆく。
と、玄関前で屋敷を抜け出してきたボラに遭遇。
「車で送ってくれたら友人を復職させる」というボラの言葉を信じ、
甘んじて運転手を引き受けた。
ところが、ボラは約束を守らずにパーティー会場に紛れてしまった。
会場には、財閥の息子や着飾った令嬢たちが踊ったり酒を飲んだり、
好きなように遊んでいる。
わざわざやってきたボラだが、仲の良い友人がいるわけでもなく、
意地の悪い嫌味を言っては嫌われている。
どこかのドラ息子が声をかけてくるが、ボラは冷たくあしらうばかり。
「ほっときなさいよ。あなたとは格がちがうわ。所詮やくざの娘よ」
「成金の娘か。俺とつきあえば本物の財閥にしてやるぜ」
「成金でなにが悪い?どうせ汚い金じゃないの。湯水のように使うことね!」
高飛車な態度のボラに腹を立てた男は、彼女が英語も話せない、と
無教養を馬鹿にする。
「お前のテキサス訛りじゃNYでは通じないな」
流ちょうな英語を話して、テウンが割って入った。
運転手だとうそぶいて、彼女を不愉快なパーティーから連れ出す。
彼女の家へ向かう途中、検問にひっかかったふたり。
怒った父親が、車の盗難届を出していたのだ。
警察署で一夜を明かすことになったボラとテウン。
「どうして病院で、死のうとしたんだ?」
「つらくて、さびしくて、悲しかったから……。なんてね、芝居よ」
ようやく解放され、テウンはボラをどこにでも連れて行ってやろうと提案した。
たまには素直にならないと。
本当に心許せる人の前で。
そうじゃなきゃ、心が疲れ切ってしまうから……。
強がっていたボラが、テウンに頼んだ行き先は、海の見える丘にある墓所だった。
荒れた墓の前で、涙を流すボラ。
「長い間、ひとりぼっちにさせてごめんね……。
でも、わたしもつらかったの。とってもとってもつらくて、さびしかったの」
その姿を、テウンはそっと見守った。
墓の周りには、すずらんが群生していた。
「ほら、お母さんのお墓のまわりに咲いてた。
花言葉を知ってるか?幸運が訪れる。
君がここにきて、お母さんは幸せだったと思うよ」
受け取ったボラは、テウンの前で手放しで泣いてしまう。
いつもの強がりを忘れて。
テウンはボラを家に送り届けた。
ところが、父親がその様子を見ていて、テウンを殴った。
金のために近づいたんだろう、と、
いくら欲しいんだ、とテウンを侮辱する。
「いつもこうなんですか?娘さんにも?
僕はお母さんのお墓に連れて行っただけです。娘が母を慕うのは悪いことですか?」
テウンは静かにそう告げて、出て行った。
今はいない、自分の母に思いを寄せながら。
ボラと父は、激しい言い争いとなった。
「なぜ死んだやつのところへ行く?!」
「ほんとは死んでないかもね。ママだって死んだって言われたのに、生きてた。
ひとりぼっちでかわいそうだから行ったの。
お兄ちゃんはね、パパが殺したのよ!」
「そうだ、私が殺した!これでいいか?!」
娘の頬を叩いて、激高する父親も涙を流している。
父は、娘を留学させることに決めた。
ボラは、母に会いに行った。
すでに新しい家族ができ、しあわせに暮らしている母。
「二度と来ないわ。幸せなのね。ありがたいわ、これで思う存分憎めるもの」
心とは裏腹の冷たい言葉しか、出てこない。
母は、泣いている。娘を捨てて出て行った自分が許されるはずもない。
テウンのジムにも、ボラはあらわれた。
父のかわりに謝ると。
ずっと遠いところへ行くことになったから。
「ごめんね」
その夜なぜか、テウンは親友ヨンギュのことを夢に見た。
ボラはアメリカに発つことになった。
空港へ向かう車中、父に電話をかける。
「パパはスズランの花言葉を知ってる?
しあわせになってね」
電話の後、車を降りたボラは姿を消した。
父はテウンのところへ人をやり、娘を探した。
ボラの行先に思い当たったテウンは、必死でタクシーを飛ばした。
まさか……まさか、彼女は……。
ヨンギュの手紙の言葉が脳裏によみがえる。
まるで同じだ、彼女の最後の言葉と。
ボラは、墓所にいた。
断崖絶壁の下にある海に吸い寄せられるように歩いてゆく。
はかない背中を、テウンが抱き留めた。
「死ぬな」
(つづく)
ヒロインのボラ……。
なんてぶすっくれた娘でしょう……。
まだまだ突っ張らかってるせいか、
はっきり言ってお顔もブスに見えますよ。
カワイクナイ!
特にお譲さんモードで髪をアップにしてお化粧がっちり塗ってる時が最悪です。
演出だってわかってるんだけどさ~!
ボクシングジムのスンリの方がかわいいじゃん!
でも、時々ふと、さびしそうな横顔を見せるのよね……。
これもわかってるんだけどさぁ~。
ええい!もってけドロボー!
どうせあれでしょ?
最初は着飾ってケバめの化粧して強がっていた金持ち娘が
好きな男と一緒にいるうちに素直になって化粧も薄くなり、
本来の純真さが表に現れてきて妙にかわいく見えてくるという、アレでしょ?!
「お嬢様にお願い」とかもそうだったじゃんね……。
よくあるパターン、よくあるパターンなのよ……。
そうだとわかっていてなぜ観てしまうのか?
自分でも不思議なんですけど、
それはやはり、恋愛ドラマの神髄はディティールにあるからでしょう。
使い古されたパターンの中、
その時、その場所、そのふたりだからこその萌えを楽しむのがイイのね。
ちょっとやさぐれたヒョンビンがかっこいいので
正直ボラにはむかつくんですが。
でも仕方ないわね。ヒロインだもの。
案の定、ふりまわされつつもテウンはボラに惹かれてゆきますしね。
すでにわたし、スンリと同調して悲しくなってます。
失恋必至だもん!
ふたりのツンケンからのベタ甘展開はお約束なんですが、
ちょっとびっくりな事実が浮上してまいりました。
あのお墓はお兄さんのだった!
お母さんはご健在のようです。
しかも、その死んだ兄さんってテウンの親友ヨンギュみたいなのよ!
これはどうした運命のいたずらでしょうか。
お父さんは、息子に期待するあまり、彼を追いつめてしまった。
そのことをとても後悔しています。
そのせいで、息子は死んだとわかっています。
でも、その事実に向き合えないのね。あんまりつらすぎるから。
その気持ち、わかるわ……。
テウンが昔出会っていた少女=ボラ=ヨンギュの妹
という構図なのね、このドラマって。
ヨンギュとテウンは家のことあまり話さなかったのかしら?
あまりに境遇の違いすぎるふたりだから、あえてそういう話題はさけていたのかもしれないわね。
大事な人を亡くした、という心の傷を抱えたふたり。
「自分のせいで親友が死んだ」という罪悪感を持ち続ける限り、テウンの未来は薄暗い。
いつかボラが、テウンの心を開放するのかなー。
一方ボラのわがままは、どうすればいいの?
自分以外の誰かを心から愛することで彼女は変わってゆくの?
ともかく、
ちぇっ、王道かよ!という視聴者をちょっと驚かせる展開の第2話でした。
韓国ドラマもっと増やしてくれないかな、hulu。
〈あらすじ〉
自殺するとわめいている女性の腕をとったテウン。
「本気で死ぬ気なら、頸動脈を切れ」
テウンの冷たい目に、毒気をそがれた彼女は、おとなしくなった。
彼女の名は、ボラ。
過去にテウンと出会い、すれ違っていたあの少女である。
とにかく気位が高く、金遣いが荒く、潔癖症のお嬢様。
幼いころから何度も治療を受けたが、難病は治らない。
重症筋無力症。
病気のせいで大事にされてきたせいもあってか、わがまま放題のお姫様だ。
買い物に出た先で、靴を履かせてもらおうとしたボラは、
足首に触れた店員を蹴りつけてしまう。
彼はテウンの友人で、やっと退院して復職したボクサー仲間だった。
なんとかとりなそうとしたテウンだが、逆に騒ぎは大きくなり……。
友人はクビになってしまった。
責任を感じたテウンはボラの家に直談判にゆく。
と、玄関前で屋敷を抜け出してきたボラに遭遇。
「車で送ってくれたら友人を復職させる」というボラの言葉を信じ、
甘んじて運転手を引き受けた。
ところが、ボラは約束を守らずにパーティー会場に紛れてしまった。
会場には、財閥の息子や着飾った令嬢たちが踊ったり酒を飲んだり、
好きなように遊んでいる。
わざわざやってきたボラだが、仲の良い友人がいるわけでもなく、
意地の悪い嫌味を言っては嫌われている。
どこかのドラ息子が声をかけてくるが、ボラは冷たくあしらうばかり。
「ほっときなさいよ。あなたとは格がちがうわ。所詮やくざの娘よ」
「成金の娘か。俺とつきあえば本物の財閥にしてやるぜ」
「成金でなにが悪い?どうせ汚い金じゃないの。湯水のように使うことね!」
高飛車な態度のボラに腹を立てた男は、彼女が英語も話せない、と
無教養を馬鹿にする。
「お前のテキサス訛りじゃNYでは通じないな」
流ちょうな英語を話して、テウンが割って入った。
運転手だとうそぶいて、彼女を不愉快なパーティーから連れ出す。
彼女の家へ向かう途中、検問にひっかかったふたり。
怒った父親が、車の盗難届を出していたのだ。
警察署で一夜を明かすことになったボラとテウン。
「どうして病院で、死のうとしたんだ?」
「つらくて、さびしくて、悲しかったから……。なんてね、芝居よ」
ようやく解放され、テウンはボラをどこにでも連れて行ってやろうと提案した。
たまには素直にならないと。
本当に心許せる人の前で。
そうじゃなきゃ、心が疲れ切ってしまうから……。
強がっていたボラが、テウンに頼んだ行き先は、海の見える丘にある墓所だった。
荒れた墓の前で、涙を流すボラ。
「長い間、ひとりぼっちにさせてごめんね……。
でも、わたしもつらかったの。とってもとってもつらくて、さびしかったの」
その姿を、テウンはそっと見守った。
墓の周りには、すずらんが群生していた。
「ほら、お母さんのお墓のまわりに咲いてた。
花言葉を知ってるか?幸運が訪れる。
君がここにきて、お母さんは幸せだったと思うよ」
受け取ったボラは、テウンの前で手放しで泣いてしまう。
いつもの強がりを忘れて。
テウンはボラを家に送り届けた。
ところが、父親がその様子を見ていて、テウンを殴った。
金のために近づいたんだろう、と、
いくら欲しいんだ、とテウンを侮辱する。
「いつもこうなんですか?娘さんにも?
僕はお母さんのお墓に連れて行っただけです。娘が母を慕うのは悪いことですか?」
テウンは静かにそう告げて、出て行った。
今はいない、自分の母に思いを寄せながら。
ボラと父は、激しい言い争いとなった。
「なぜ死んだやつのところへ行く?!」
「ほんとは死んでないかもね。ママだって死んだって言われたのに、生きてた。
ひとりぼっちでかわいそうだから行ったの。
お兄ちゃんはね、パパが殺したのよ!」
「そうだ、私が殺した!これでいいか?!」
娘の頬を叩いて、激高する父親も涙を流している。
父は、娘を留学させることに決めた。
ボラは、母に会いに行った。
すでに新しい家族ができ、しあわせに暮らしている母。
「二度と来ないわ。幸せなのね。ありがたいわ、これで思う存分憎めるもの」
心とは裏腹の冷たい言葉しか、出てこない。
母は、泣いている。娘を捨てて出て行った自分が許されるはずもない。
テウンのジムにも、ボラはあらわれた。
父のかわりに謝ると。
ずっと遠いところへ行くことになったから。
「ごめんね」
その夜なぜか、テウンは親友ヨンギュのことを夢に見た。
ボラはアメリカに発つことになった。
空港へ向かう車中、父に電話をかける。
「パパはスズランの花言葉を知ってる?
しあわせになってね」
電話の後、車を降りたボラは姿を消した。
父はテウンのところへ人をやり、娘を探した。
ボラの行先に思い当たったテウンは、必死でタクシーを飛ばした。
まさか……まさか、彼女は……。
ヨンギュの手紙の言葉が脳裏によみがえる。
まるで同じだ、彼女の最後の言葉と。
ボラは、墓所にいた。
断崖絶壁の下にある海に吸い寄せられるように歩いてゆく。
はかない背中を、テウンが抱き留めた。
「死ぬな」
(つづく)
ヒロインのボラ……。
なんてぶすっくれた娘でしょう……。
まだまだ突っ張らかってるせいか、
はっきり言ってお顔もブスに見えますよ。
カワイクナイ!
特にお譲さんモードで髪をアップにしてお化粧がっちり塗ってる時が最悪です。
演出だってわかってるんだけどさ~!
ボクシングジムのスンリの方がかわいいじゃん!
でも、時々ふと、さびしそうな横顔を見せるのよね……。
これもわかってるんだけどさぁ~。
ええい!もってけドロボー!
どうせあれでしょ?
最初は着飾ってケバめの化粧して強がっていた金持ち娘が
好きな男と一緒にいるうちに素直になって化粧も薄くなり、
本来の純真さが表に現れてきて妙にかわいく見えてくるという、アレでしょ?!
「お嬢様にお願い」とかもそうだったじゃんね……。
よくあるパターン、よくあるパターンなのよ……。
そうだとわかっていてなぜ観てしまうのか?
自分でも不思議なんですけど、
それはやはり、恋愛ドラマの神髄はディティールにあるからでしょう。
使い古されたパターンの中、
その時、その場所、そのふたりだからこその萌えを楽しむのがイイのね。
ちょっとやさぐれたヒョンビンがかっこいいので
正直ボラにはむかつくんですが。
でも仕方ないわね。ヒロインだもの。
案の定、ふりまわされつつもテウンはボラに惹かれてゆきますしね。
すでにわたし、スンリと同調して悲しくなってます。
失恋必至だもん!
ふたりのツンケンからのベタ甘展開はお約束なんですが、
ちょっとびっくりな事実が浮上してまいりました。
あのお墓はお兄さんのだった!
お母さんはご健在のようです。
しかも、その死んだ兄さんってテウンの親友ヨンギュみたいなのよ!
これはどうした運命のいたずらでしょうか。
お父さんは、息子に期待するあまり、彼を追いつめてしまった。
そのことをとても後悔しています。
そのせいで、息子は死んだとわかっています。
でも、その事実に向き合えないのね。あんまりつらすぎるから。
その気持ち、わかるわ……。
テウンが昔出会っていた少女=ボラ=ヨンギュの妹
という構図なのね、このドラマって。
ヨンギュとテウンは家のことあまり話さなかったのかしら?
あまりに境遇の違いすぎるふたりだから、あえてそういう話題はさけていたのかもしれないわね。
大事な人を亡くした、という心の傷を抱えたふたり。
「自分のせいで親友が死んだ」という罪悪感を持ち続ける限り、テウンの未来は薄暗い。
いつかボラが、テウンの心を開放するのかなー。
一方ボラのわがままは、どうすればいいの?
自分以外の誰かを心から愛することで彼女は変わってゆくの?
ともかく、
ちぇっ、王道かよ!という視聴者をちょっと驚かせる展開の第2話でした。
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