またまたどこからやってきたのか、
「私の名前はキム・サムスン」を観ることになりました。
あ、GyaOですね、あそこで配信が始まったからです。
再配信、もう何度目なんだろ?
とはいえ、私はまだ観てないので、初サムスンです。
噂の高視聴率ドラマ、さっそくいってみましょう!
第1話 「人生は箱いっぱいのボンボン・ショコラ」
イブの夜、かれこれ3年付き合っていた彼氏にふられたキム・サムスン30才。
オマケに仕事先をクビになり、新しい就職先を探している。
面接に向かったホテルで出会ったのは、とある青年。
あの日、失恋のショックで男子トイレに立てこもって泣いていたサムスンに、
扉越しに声をかけてきた若い男だ。
背広のボタンにからまったサムスンの髪を、はさみでばっさり切り落とした青年の名はヒョン・ジノン。
ホテルオーナーの息子で、レストランを経営している。
パティシエを探していた彼は、サムスンの手作りムースをひと舐めし、面接したいと言ってきた。
強引な態度にかちんとくるサムスンだが、背に腹は代えられない。
飾り気のないお菓子をいくつかと履歴書持参で、翌日面接にやってきた。
おいしいお菓子に、サムスンの人生観。
シェフとホール長、ジノンも彼女を気に入ったようで……
結果は、採用!
ただし、採用については、サムスンの方にも条件がある。
「私のこと、キム・ヒジンってみんなには紹介してください」
「……よりによってなぜその名前を……」
しぶるジノンだが、こちらも背に腹は代えられない。
なぜ、サムスンがヒジンと呼ばれたいのか?
なぜ、ジノンはヒジンと呼びたくないのか?
その理由はまだまだわからない。
おっとどうやら、別の「ヒジン」が飛行機に乗って帰国中らしい。
医学生の彼女は、大胆不敵で、かつ可憐。
ジノンの戸惑いのわけは、彼女の存在?
職場で温かく迎えられたサムスン。
ひとり嫌みな女がいたようだが、だてに年を食ってるわけじゃない。
「お前ら、覚悟しろ」
ロッカールームで黄色いチーフを首に巻き、
ぱちんとウインクをして気合いをいれるキム・サムスンなのだ。
(つづく)
いやあ、しょっぱなから妄想シーン炸裂で、
どこからどこまでが本当の話なのか、
開けても開けても箱しか入っていない玉手箱みたい。
うふふ、面白そうですね。
主人公は、ル・コルドン・ブルーで製菓の勉強をしてきたキム・サムスン30才。
30、30としつこいわ!と本人に怒られそうですが、
事実なんだから仕方ない。
サムスンを演じるキム・ソナさんは、この役をやるために
たいへんがんばって体重を増やされたそうで、
お顔は丸っこく、たいへん愛嬌ある仕上がりです。
そのわりに体つきはそうでもない。
ぽっちゃり体型って、こんなくらいを言う言葉なんでしょうね。
やせすぎず、ふとりすぎず、いいあんばいではないですか。
ただの「痛い女」じゃありませんよ。
何にも知らない若い女の子、じゃないので、
サムスンの言葉にはなかなかおもむきがあります。
特に面接の際の一連のセリフはなかなかですよね。
パティシエとしての哲学がある。
失恋シーンのモノローグといい、
打てば響くような受け答えといい、なかなかどうして賢い女性なのか。
「チョコの箱は人生と同じなんです。
フォレスト・ガンプを?
主人公の母親の台詞です。
人生はチョコの箱。何を手に取るかはわからない。
私がパティシエになったのは偶然です。
あるとき古本屋で何気なく手に取ったのが、フランス菓子の本でした。
それがひよこの鑑別の本なら、ひよこの鑑別士になっていたかも。
自分が手に取ったチョコはいいものもわるいものもありましたけれど、仕方がないです。
自分の箱だから、自分で平らげなくちゃ。
選択肢は、いつどれを食べるかだけ。
でも昔と今は違います。子どもの頃は考えずに食べていましたが、
今ではためらいながらじっくり吟味しています。
今はどれが苦いラム入りかわかります。
私の箱の中にこれ以上苦いラム入りがないことを願います。
この30年で苦みは食べ尽くしたと思いたいです」
ジノンも最初こそ、無反応でしたが、後半はぼーっとしてその話をきいていて、
何?しょっぱなからサムスンに惹かれているんですか?という勢い。
どうなんでしょーね?
彼は、強引で横柄で甘え上手なおぼっちゃま。
ホテルオーナーであるお母さんは、はやく後を継がせたい模様ですが、
セッティングされた見合いをぶち壊して、好きにやってる感じです。
お母さんの秘書に、
「いつまでタクシーに乗ってるつもり?運転が怖いなら運転手を雇いなさい」
と、忠告をもらっています。
ホテル経営を任せる、と言われても、まだまだ自信がないのか、
他にやりたいことがあるのか、いまひとつ掴めない青年ですね。
ジノンを演じるヒョンビンくんは、イケメンの誉れ高い好青年のようですが、
第1話だからなのか、私としてはフツーに見ています。
役柄もねぇ。
生意気で、うんと年上にはかわいがられそうですが、
近い年齢の女性たちには嫌われてそうな唯我独尊。
この先、どんな表情を見せてくれるのか楽しみです。
あっ、でもこの顔すごくツボかも~。
最後に出てきたヒジンちゃんは、とにかく生き生きとして美しいお嬢さん。
はつらつとした若さが眩しいわ!
なぜ海外に3年もいたのか?
二度ともどってこないと思ってたのはどうしてなのか?
それをひっくりかえして帰ってきたのはなぜなのか?
サムスンのライバル、になるの?
いやいや~、いまんとこ勝てないでしょ、この子には。
女30才、名門製菓学校で修行したのに、世間的には高卒扱い。
年増年増とことあるごとにいわれ、
女の若さがなんぼのもんじゃい!と突っぱねて、仕事に生きるか、
最後の恋をさがしに行くのか、正念場なのかも。
そんなに切羽詰まることないわよ~、そのうちいいご縁があるわよ~と言いたくなりますけど、
微妙なお年頃はお年頃ですね。
思い詰めて彼氏の浮気現場にピーラー?握りしめて行くサムスンは、バカな女に見える。
でも彼のこと、本気で好きだったみたいで、わんわん泣く彼女には同情する。
かっこつけて、ドラマみたいに彼女をふった男は自己陶酔型っぽい。
サムスンみたいに取り乱したり、うろたえたりしないところがムカつくよね~。
マシンガンみたいにしゃべるサムスンは、実は頭の回転がはやいんじゃないかしら。
彼は「いつも甘いにおいのする元気いっぱいの女の子」を好きだったみたいだけど、
もう、サムスンは「女の子」って年じゃないよね。
だいたい仕事方面に関しては立派な職業人じゃないの。
男方面で脇が甘くて失敗してるけど……。
明るいラブコメで、見ていて楽しそう。
これからおいしそうなお菓子がたくさん出てくるといいなー。
「私の名前はキム・サムスン」を観ることになりました。
あ、GyaOですね、あそこで配信が始まったからです。
再配信、もう何度目なんだろ?
とはいえ、私はまだ観てないので、初サムスンです。
噂の高視聴率ドラマ、さっそくいってみましょう!
第1話 「人生は箱いっぱいのボンボン・ショコラ」
イブの夜、かれこれ3年付き合っていた彼氏にふられたキム・サムスン30才。
オマケに仕事先をクビになり、新しい就職先を探している。
面接に向かったホテルで出会ったのは、とある青年。
あの日、失恋のショックで男子トイレに立てこもって泣いていたサムスンに、
扉越しに声をかけてきた若い男だ。
背広のボタンにからまったサムスンの髪を、はさみでばっさり切り落とした青年の名はヒョン・ジノン。
ホテルオーナーの息子で、レストランを経営している。
パティシエを探していた彼は、サムスンの手作りムースをひと舐めし、面接したいと言ってきた。
強引な態度にかちんとくるサムスンだが、背に腹は代えられない。
飾り気のないお菓子をいくつかと履歴書持参で、翌日面接にやってきた。
おいしいお菓子に、サムスンの人生観。
シェフとホール長、ジノンも彼女を気に入ったようで……
結果は、採用!
ただし、採用については、サムスンの方にも条件がある。
「私のこと、キム・ヒジンってみんなには紹介してください」
「……よりによってなぜその名前を……」
しぶるジノンだが、こちらも背に腹は代えられない。
なぜ、サムスンがヒジンと呼ばれたいのか?
なぜ、ジノンはヒジンと呼びたくないのか?
その理由はまだまだわからない。
おっとどうやら、別の「ヒジン」が飛行機に乗って帰国中らしい。
医学生の彼女は、大胆不敵で、かつ可憐。
ジノンの戸惑いのわけは、彼女の存在?
職場で温かく迎えられたサムスン。
ひとり嫌みな女がいたようだが、だてに年を食ってるわけじゃない。
「お前ら、覚悟しろ」
ロッカールームで黄色いチーフを首に巻き、
ぱちんとウインクをして気合いをいれるキム・サムスンなのだ。
(つづく)
いやあ、しょっぱなから妄想シーン炸裂で、
どこからどこまでが本当の話なのか、
開けても開けても箱しか入っていない玉手箱みたい。
うふふ、面白そうですね。
主人公は、ル・コルドン・ブルーで製菓の勉強をしてきたキム・サムスン30才。
30、30としつこいわ!と本人に怒られそうですが、
事実なんだから仕方ない。
サムスンを演じるキム・ソナさんは、この役をやるために
たいへんがんばって体重を増やされたそうで、
お顔は丸っこく、たいへん愛嬌ある仕上がりです。
そのわりに体つきはそうでもない。
ぽっちゃり体型って、こんなくらいを言う言葉なんでしょうね。
やせすぎず、ふとりすぎず、いいあんばいではないですか。
ただの「痛い女」じゃありませんよ。
何にも知らない若い女の子、じゃないので、
サムスンの言葉にはなかなかおもむきがあります。
特に面接の際の一連のセリフはなかなかですよね。
パティシエとしての哲学がある。
失恋シーンのモノローグといい、
打てば響くような受け答えといい、なかなかどうして賢い女性なのか。
「チョコの箱は人生と同じなんです。
フォレスト・ガンプを?
主人公の母親の台詞です。
人生はチョコの箱。何を手に取るかはわからない。
私がパティシエになったのは偶然です。
あるとき古本屋で何気なく手に取ったのが、フランス菓子の本でした。
それがひよこの鑑別の本なら、ひよこの鑑別士になっていたかも。
自分が手に取ったチョコはいいものもわるいものもありましたけれど、仕方がないです。
自分の箱だから、自分で平らげなくちゃ。
選択肢は、いつどれを食べるかだけ。
でも昔と今は違います。子どもの頃は考えずに食べていましたが、
今ではためらいながらじっくり吟味しています。
今はどれが苦いラム入りかわかります。
私の箱の中にこれ以上苦いラム入りがないことを願います。
この30年で苦みは食べ尽くしたと思いたいです」
ジノンも最初こそ、無反応でしたが、後半はぼーっとしてその話をきいていて、
何?しょっぱなからサムスンに惹かれているんですか?という勢い。
どうなんでしょーね?
彼は、強引で横柄で甘え上手なおぼっちゃま。
ホテルオーナーであるお母さんは、はやく後を継がせたい模様ですが、
セッティングされた見合いをぶち壊して、好きにやってる感じです。
お母さんの秘書に、
「いつまでタクシーに乗ってるつもり?運転が怖いなら運転手を雇いなさい」
と、忠告をもらっています。
ホテル経営を任せる、と言われても、まだまだ自信がないのか、
他にやりたいことがあるのか、いまひとつ掴めない青年ですね。
ジノンを演じるヒョンビンくんは、イケメンの誉れ高い好青年のようですが、
第1話だからなのか、私としてはフツーに見ています。
役柄もねぇ。
生意気で、うんと年上にはかわいがられそうですが、
近い年齢の女性たちには嫌われてそうな唯我独尊。
この先、どんな表情を見せてくれるのか楽しみです。
あっ、でもこの顔すごくツボかも~。
最後に出てきたヒジンちゃんは、とにかく生き生きとして美しいお嬢さん。
はつらつとした若さが眩しいわ!
なぜ海外に3年もいたのか?
二度ともどってこないと思ってたのはどうしてなのか?
それをひっくりかえして帰ってきたのはなぜなのか?
サムスンのライバル、になるの?
いやいや~、いまんとこ勝てないでしょ、この子には。
女30才、名門製菓学校で修行したのに、世間的には高卒扱い。
年増年増とことあるごとにいわれ、
女の若さがなんぼのもんじゃい!と突っぱねて、仕事に生きるか、
最後の恋をさがしに行くのか、正念場なのかも。
そんなに切羽詰まることないわよ~、そのうちいいご縁があるわよ~と言いたくなりますけど、
微妙なお年頃はお年頃ですね。
思い詰めて彼氏の浮気現場にピーラー?握りしめて行くサムスンは、バカな女に見える。
でも彼のこと、本気で好きだったみたいで、わんわん泣く彼女には同情する。
かっこつけて、ドラマみたいに彼女をふった男は自己陶酔型っぽい。
サムスンみたいに取り乱したり、うろたえたりしないところがムカつくよね~。
マシンガンみたいにしゃべるサムスンは、実は頭の回転がはやいんじゃないかしら。
彼は「いつも甘いにおいのする元気いっぱいの女の子」を好きだったみたいだけど、
もう、サムスンは「女の子」って年じゃないよね。
だいたい仕事方面に関しては立派な職業人じゃないの。
男方面で脇が甘くて失敗してるけど……。
明るいラブコメで、見ていて楽しそう。
これからおいしそうなお菓子がたくさん出てくるといいなー。
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