いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

私の名前はキム・サムスン 〆5

2013年11月17日 | 私の名前はキム・サムスン
第5話 「恋はもともと子どもじみたものです」

酔っ払って意識を失ったジノンを運んでやったサムスン。
翌朝目を覚ましたジノンは、まさか?!の状況に目が泳ぐ。
そこへやってきたのは、元カノのヒジン。
3年前に突然姿を消したわけを話そうと思ってやってきたのだが、
「彼女の前で話せ、こそこそしたくない」というジノンの冷たい言葉に涙目。
出て行ってしまうヒジンを追いかけないジノンに、
「好きなくせに!早く追いかけなさい!」と怒鳴るサムスン。
「うるさい!あんたに何がわかる!」とジノンも応戦。
ヒジンは駐車場で泣き出すが、こんなことではへこたれない。

職場でも、ヒジンのことを心配してジノンに進言するサムスン。
自分が彼の恋愛に利用されるのも気に入らないし、彼女だって可哀想だし。
ふたりの痴話げんかに巻き込まれるなんて気分が悪い。
「これで契約破棄ね!」
「いいさ、5000万はすぐ返せ」
サムスンは怒りがおさまらない。
「金なんてあるか!親が金持ちだってだけで威張りくさって!
5000万用意できるまでは契約続行だよ!そのかわりあたしを利用すんな!」

仕事がひけて帰るサムスンを呼び止めたのは、ヒジン。
喫茶店での女の戦いに火花が散る。
探りをいれながらも、サムスンに身を引いてもらいたいというヒジンと、
なんとなくムカついて、一歩も譲らないサムスン。
だって……契約だから。

月1回のお菓子教室。
ミジュとサムスンはレストランでお菓子を作る。
ジノンも仲間に入って、大騒ぎ。
「あんたが笑うのはじめて見たわ」

ジノンがうちへ帰ると、部屋にあかりが付いている。
待っていたのはヒジン。暗証番号を変えていなかったから。
「キム・ヒジンさんに会ったわ。お母様公認?結婚するの?」
「関係ないだろ」
ヒジンが頬に伸ばした手を、冷たくはねのけるジノン。
彼女に新しい男ができたから、自分を捨てていったのだと思っている。
それとも原因は、不自由になった自分の脚か?
積年の怒りをヒジンにぶつけるジノンに、泣いてしまうヒジン。
「ひどいわ」
泣きながら出て行ったヒジンを追っていくジノンだが、
エレベーターで押し問答になる。
「降りろ」
「降りたらあの女と別れる?」
「いいから降りろ」
「答えて」
他の住人が乗り込んできて、気まずいままエレベーターは行ってしまう。
ジノンの頬に流れた一筋の涙を、ヒジンも見ていたのだが。

車で去って行くヒジンを追いかけて、ジノンはタクシーで走る。
ヒジンが自宅に着くと、そこにはヘンリーが待っていた。
ビデオレターで告白した彼は、6ヶ月の休暇を取って、韓国へ来た。
事前に連絡はしていたのに、
携帯電話も切っていた彼女に会おうと、マンションの前で待っていたのだ。
「僕を避けてる?」
ニコニコと笑っているヘンリー。
傷心のヒジンは、思わず彼の肩にすがって泣き出してしまう。
心配したヘンリーは、彼女のおでこにキスをして部屋へとうながした。

追いついたジノンが、その光景をただ、眺めていた。

(つづく)

はっはっは!サムスンの仕返しが可笑しい。
疲れた~疲れた~と連呼して、いかにも何かあったような態度。
ジノンもまったく記憶がないので、びびりまくってますね。
こわい~。

ジノンの靴下を脱がせた後、なんで臭いをかぐのか、サムスンや。
ベッドで抱きつかれて、思わずツバを飲み込む音がリアルでした。
彼は元カノの名前をつぶやいちゃうんだけどね~。
でも、サムスンと飲んだときのぶたちゃんぬいぐるみをちゃんと部屋にとってあるジノン。
お前という奴は……わかりにくいっ!
「ご無沙汰なんだから、こういうの困っちゃうのよね」って
送り狼になりきれないサムスンなのでした。

いや~、今回見ていて思うのは、予想外のヒジンの強さですね。
絶対に、ジノンをあきらめない。
泣きますけどね。
泣いて逃げますけど、あきらめない。
なぜにこうまで強気なんでしょうか?
よほどの自信があるのか?
だいたいそんなに愛しているなら、
なぜ電話の1本、手紙の1枚も無しで、彼を放っておいたのか?
一体どういう事情でそんなことになってしまったのでしょうか。
謎は深まります。
もう少しで事情がきけそうだったのになぁ。

とにかくサムスンと対峙しても一歩もひかないヒジンちゃん。
喫茶店での攻防は見応えありました。
かわいい顔してなかなかやる女だ。
事情があって3年間離れていただけで、別れたりしてない、と言い切る根拠はどこに?
ま、根拠はジノンの態度、だね。
あいつ、ヒジンのこと忘れたことなんかないし、まだ好きなの見え見えだもん。
あの取り乱し具合がその証拠さ。

「元は私の男よ」
「今は私の男」
「別れてないわ」
「私と付き合ってる」
丁々発止のやりとりに火花が散る。
サムスンと別れたあと、妄想するヒジンは、性格的にサムスンと似てるのかもね。

「恋はもともと子供じみたものよ」と言ったサムスンには大人の風格があったな~。
お姉さんとして、年下の彼女に諭してる風情だった。
マジでやりあってたのに、そこだけふと、人生論を語る人生の先輩、みたいな
酸いも甘いもかみ分けた経験者、みたいな雰囲気があったよ。
そういう顔って、後輩の田舎出の女の子に技術を教える時の顔と似てる。
ああいう時って、サムスンがすごく大人で落ち着いた人に見えるよね。
でも、家でお姉ちゃんとパックしながらしゃべってたり、
ハッパで恋占いしている時は、すごく子どもに見える。
そのギャップが、30才、という年齢の面白さなのかなーと思うんだ。
そしてサムスンの魅力なんじゃないかな。

ミジュとのやりとりで、ミヒャエル・エンデの「モモ」のお話が出てきましたね。
私も読んだけど、細かい部分は忘れちゃったなぁ。
ミュージカル風の舞台になったのを見たことがあるけど、話せないが歌える設定だった。
時間泥棒が出てくるんだよね。
今回は、ミジュが話せない、というか話さないことがお話のポイント。
まるでモモみたいだねって。
でも話せなくても、モモはまわりの人の話をきいてあげて、心を軽くしてくれる。
ステキな女の子なんだよって、サムスンは言います。
ミジュの状況を、肯定してあげてるんだね。
「パパとママはどこにいるの?」って余計なこともきいてましたけど、ジノンにたしなめられました。
ミジュのことを思いやってくれるサムスンの優しさ、彼にも届いたかしら。
声を出して笑ってる社長なんてはじめてかも。

サムスンの気持ち、どうなんでしょうね。
ヒジンから「彼を愛してる?」と聞かれたとき、とっさに頭をよぎったのは、
契約恋愛のことでしたよね。
とりあえず建前としてそう言っておかなきゃ、という雰囲気でした。
でも、当て馬のように利用されることに対しては非常に怒っていますね。
これは女のプライドかな?
泣きながら去って行ったヒジンを追いかけなさい!と言って、
傷ついた彼女を気づかうような発言もしています。
彼の本心はどうあれ、今は自分彼の側にいる、という余裕がそうさせるのかもしれない。
ジノンに惹かれはじめているけれど、自分ではまだ認めたくない。
そんな感じですかねー。

何もかもタイミングが悪いんだよな。
ヒジンもあの時泣いて逃げずに、サムスンの前でわけを話せばよかったのに。
ふたりの大事な話を他人の前でしたくなかったんだろうけどさ。

ジノンもさ、「あの女と別れる?」って聞かれたら、「別れる!」って言えばよかったのに。
なぜ言わなかったの?別れたくないの?
あんなこと聞くってことは、ヒジンが今でもジノンを愛しているってことでしょ?

ヘンリーとしては最高のタイミングでお家の前にいたわけなんだけどさ。
ヒジンとジノンにとっては最悪でしたね。
てかジノンよ!お前の脚は大丈夫なのか!
あのデカいマンションにエレベーターは一基か!

韓ドラすれ違いの法則がここでも発動か~!

もちろんサムスン好きですけど、なんかヒジンとジノン、
ジトジトとねちっこいんで。
あのふたり、勝手にやらせといたらいいんじゃないですか?
サムスンはヘンリーと仲良くなって海外でパティシェとして成功してもらってもぜんぜんかまいません。
いまんとこ。

姉さんとイ料理長はきっとくっつくね。
最悪の出会いは恋の始まりの法則が発動してる。


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1 コメント

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確かに〜! (しーま)
2016-11-04 16:48:10
もう、あの2人めんどくさいなあ!(笑)
サムスンが怒るのもわかります。
私を巻き込まないで!って。
2人で勝手にやってくれよ。
金持ちはいーよね。生活考えずに
恋愛にうつつを抜かせて。
こちとら、人生かかってんだよ!
てなもんです。

ホントに何があったの!?
ひっぱるなー
早く教えてよ!
それがはっきりしない限り、
ヒジュの態度の意味がはかりかねます!
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