だいありぃ。

くろねこのつれづれなるにちじょう。

ベランダ考

2015-05-22 21:11:52 | 日常。
実家の母は(影響されて父も)、ベランダでガーデニングするのが好きである。
ハーブ類は勿論、一抱え以上ある植木鉢でバラを丹精したり。

更に、マンション特有の狭いベランダにガーデン用の椅子テーブルセットを持ち込み、七輪やなんかでバーベキューまでしたもんである(たまにだったけど、周辺住民はどう思ってたんだろ?緩い時代でよかった)。

こういう緑、いいなぁ、と思う原風景。


独身時代のベランダは…ヽ( ̄▽ ̄)ノ
一応あったんだけど、物置というか、ゴミを置いとくとこというか、おいといたやつが風化していくとこというか…( ̄▽ ̄;)

言い訳をするなら、寮だからほとんど帰って寝るだけだし、日は当たらないし、風は強いし砂ぼこりはすごいし。…ということにしておく(笑)


結婚後のベランダは、なかなかながめだけはいいのだけど、とにかく狭い。たぶん0.5坪とかそんくらいで、そこに室外機が2台縦置きされ、非常用はしごの箱があり、そこに45リットルサイズの屋外用ゴミ箱をふたつ置くと、余裕なんぞ無いわけで。

更に、バルコニー部分の屋根がないため完全雨ざらし。野菜とかのストックは置けない。


それでも、バジルとか育てようとしてはみたのですが、いかんせんここ数年仕事と語学とで忙しすぎて、言い出したの私なのに旦那に丸投げ…( ̄▽ ̄;)
そして、ムラのある性格のせいか、私が面倒を見た植物は多年草でも半年前後で成仏されることが多く。。。


そんなワタクシが、庭に命をかけてるんじゃないかと思われるドイツなんぞに来てしまったので、ちょっと目覚めたね!Σ( ̄□ ̄;)

庭というか、日向ぼっこにかける彼らの熱意は半端じゃない(笑)
大きいおうちは言わずもがな、長屋タイプの集合住宅でも、裏庭はすごい広かったりするし、芝生で大きいガーデンセット広げてまったりーとか。
かなり小さいベランダでも、ちょっとした植物など置いて、椅子とテーブルも置いて(ぎゅうぎゅうでも)、外で飲み会などできるようになってる。

これがオランダになるとちょっと変わって出窓+日除けになるし、フランスだとベランダあんま無かったりするので、北国の国民性だと思われる。

んでね、結構気持ちいいので、日本に帰ったら、手間をかけすぎずにベランダで軽く飲める(お茶でも酒でも)ようになんないかなー、と思って、いろいろ脳内で検討してるんだけど、厳しいね(*_*)



前提として、こちらの一般の住宅にはエアコンついてないんですね。つまり、室外機がない。
更に、洗濯ものをベランダに干してはいけない&ゴミ箱を外に置く習慣がない。洗濯は屋内の洗濯物干場が普通(戸建ての場合庭に干してる人もいる)。虫が少ないからか(夏にはコバエはよく見かけるけど、ゴキはほとんどいないみたいで、ネズミさんはたまに見かける程度)、流しの下が生ゴミの定位置。その他の不燃ごみは家庭によるけど、やはり台所のどこかが定位置で、ベランダはそっくりそのまま居住空間の延長として使うことが可能。

そーすると、適宜適切にインテリアを組むとこうなる。

 

しかし、日本のベランダは、その辺をすべて背負わないといけないので、なかなかそういうわけにもいかず、、、
室外機一つとっても、こうなる。



・・・可愛くしたかったのは分かるけど、そのベランダ灼熱だよね?
室外機の前に可愛く置いた大きめの「プランツ」(植物のことをオサレ業界ではこう呼ぶらしい。外人に笑われてるぞ。)、一週間くらいで熱で死ぬよね??そういうのに強い子なのかしら。。

上記写真たちの出典:iemo,locari,naverまとめ

ごちゃごちゃ置くと洗濯もの干せないし、布団なんかもってのほかだし、ごみ箱はどこに置けばいいの―――

更にいうなら、お手入れの手間を惜しむと植物も育たないし、雨ざらしだからすぐ汚れもたまるし。

…ってことを考えるとですよ、ヨーロッパのは全然日本と条件が違いすぎて参考にならん( ̄▽ ̄;)


さすがにゴミ箱と室外機×2にサンドイッチされた半畳~一畳ない程度の空間で、頭上の物干し竿を見上げながらお茶はないんじゃね?というのが、さんざん妄想した上での結論だったりします(T_T)

ベランダ広ければなー、スペース分けてくつろぎ空間作れるけど…うーん、諦めきれないけど厳しいのはすごい分かるし。まぁ二人でも手狭な家だし、結婚当初から旦那は「洗濯物と布団がいっぱい干せるベランダが欲しい!!」と言い続けているので、いつかは引っ越すだろうし、その時まで妄想は取っとくかなぁ。(T^T)
コメント
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