だいありぃ。

くろねこのつれづれなるにちじょう。

絵もいいなぁ。

2015-03-18 17:03:14 | 日常。
 なんだかんだと本物の名画を有象無象見ていたら、家にも欲しくなってきた(笑)

 むろん、美術館級のいい絵など望むべくもないのだけども。


 うちの近所に画廊がありまして、夜ヨガ帰りにふらふらウインドウを見ていたら、結構好きな絵があって。。。

 全く同じじゃないんだけど、こういうの。
 
 (画像は、作家さんのWebサイトからお借りしました。)

 女性の、特に眼元がすごくいい感じに色っぽいなぁ、と思いまして(笑)

 絵がかなり大きいんでね。こちらに定住するわけじゃないので、ここで買ってもね、、、ついでに、旦那の好き嫌いもあるし。

 A4くらい小さいのがあればまだいいけど、うーん。ということで、購入に至らず。(っていうか普通に20万くらいするから、一大決心しないと買えないけど)

 日本でも画廊巡りとインテリアショップめぐりを始めそうな予感です。
 でも高いんだよなぁ。日本では、特に。

 一応、日本に戻った後いろいろ探そうと思って、名前だけ簡単に写メったのですが、ドイツ人は「綺麗に書くのは子供っぽい」というよくわからん思考回路があるので、アルファベット自体がめっちゃ読めない
 それでもなんとか探したところ、ポーランド人の男性の画家さんで、・・・名前何て読むんだろう(汗)。
 Bartosz Fraczek、、、ばるとっつ・ふらくせっく?ばーとす・ふらぜーく?ポーランド語わからん。知り合いがいるから聞こうと思えば聞けるけど、ポーランドに帰っちゃったから発音を聞くのはちょっと難しい、、、(発音記号で送って、とかになっちゃう汗)

 Webサイトはブックマークしたけど、これじゃ問い合わせができませんー

 ま、そもそも日本での取り扱いがあんまりなさそうですが。

 なんかいい出会いがあればいいなぁ。
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ヨーロッパの美味しかったものまとめ

2015-03-17 19:02:16 | 旅行
 まだまだ食べるんだけど、来て一年たったし、現時点でまとめておこう―、と。

 基本的に、飲兵衛補正・体力補正(@空腹は最大の調味料)・景色補正がかかっているので、そのへんはご容赦いただきたく。

・・・なんか、まとめてみたら普通によく食べてるものがたくさん出てきたけど(笑)日本に帰ったら、空気感も違うし、ほとんど食べなくなるんだろうなぁ@ワインを除き。
イタリアはほとんど食道楽の旅で、毎食それなりに美味しかったのだけど、これ!っていうのはあんま無かったかなぁ。あえて言うならってのはあるのだけど、、、


○のみもの
 ・ドイツビール全般。特に口に合うのはピルスと黒ビール。白ビールはちょっとこってり甘酒風味で、私は元々甘酒嫌いなので、、、
 ・ドイツの白ワイン。さっぱり系の味が好きです。これっていうのはなかったんだけど、、、
 ・Ahr(アール)の赤ワイン。ドイツ西部のアール川流域の小さなワイン産地なのだけど、ここの直売所で買ったワインはほんと美味しかった、、軽い飲み口。
 ・キャンティ・クラシコおよびスーパートスカーナ(前々記事参照)。軽い飲み口。
 ・ラムキャンディス(この記事の最後のほう参照)。
 ・グリューワイン(バンショ―、ホットワイン)。基本はクリスマス市で飲むけど、普通に売ってるので家で飲むのもOK。
 ・イタリアの「カフェマキアート」。カプチーノとマキアートは全然違った!マキアートはすごく少量の泡立てミルク+エスプレッソで、エスプレッソの味がしっかり出ていて気にいった。

○たべもの
 ・ドイツのサラミ。肉屋さんで買う方が俄然おいしい。日本のみたいに乾燥しているものもあるけど、こちらの主流は半生の冷蔵品で、直径も5~10cmくらい。
 ・ヨーロッパ全域のチーズ。特にブルーチーズが好き。ゴルゴンゾーラもいいんだけど、私は最近ダナブルー(Danablue)一辺倒。塩気と旨みとぽろぽろの食感がたまりません。たぶんスティルトンも食べたなぁ。これも好きです。
 ・ギリシャヨーグルト。濃厚でとろとろ。
 ・スイスで食べたチーズフォンデュとラクレット。味はお店に依るんで、観光客向けのぼったくり的お店だと微妙だったかも。泊まったホテルの愛想の悪いおばちゃんGJ。
 ・ムール貝白ワイン蒸し。ベルギーが有名だけど、自分で作ってもうまーい。
 ・うちの近所の肉屋のラプスカウス(笑)。ハンブルクの有名なお店でも食べたけど、あんま印象に残らず。ブレーメンのレストランKleiner Olymp(注・リンク先はドイツ語)で食べたのも美味しかった。ラプスカウスは説明しがたいんだけど、北ドイツの名物料理で、主な材料はスパム(コーンビーフ)、赤かぶの煮たもの、ゆでジャガイモ、たまねぎ。わしゃわしゃ混ぜて出来上がり。
 ・白アスパラ、特に茹で汁を使ったリゾット。自作でもめっちゃ美味い。
 ・ヴェネツィアのお総菜屋さんのクリームコロッケ。
 ・フィレンツェのスーパーの生ハム。
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気づいちゃった。

2015-03-16 18:31:38 | 日常。
 ・・・そこそこ、相手の言いたいことも大筋で理解できることも増えたし。
 お店とかではほとんど困らないし。
 国外に行っても旅行程度ならあんまり困んないし。

 英語もだけど、せっかく住んでるのにドイツ語も下手くそで、やだなぁ、もっとうまくなりたいなぁ、と思っていたし、もっと勉強しないとなぁ、とも思っていたのだけど、結構現状に満足している自分にも(とくに旅行から帰ってきて)気づいてしまった。

 ・・・人の論文を読んだりする作業で構文が分からないとか、ドイツ人複数の会話に入っていけないとか、格調高いドイツ語が書けないとか、いろいろ公私ともに不便なことも多いので、上達の努力は引き続きするのだけど、まぁこんなところでドイツ語のレベルとしては手打ちってことでいいのかな、と思ってる自分に。(汗)

 ま、もともと語学留学に来たわけでもなし、コミュニケーションが取れればいいんであってぺらぺーらである必要はないのだ!(たぶん)

***

 今日もお勉強するつもりではあったのだけど、結局その他昨日一昨日できなかった買い出しだったり、お勉強向けの事務作業だったり、見たかった動画だったり見て&してたら終わってしまった(汗)

 いや、ちょっとは中身もやんないと

 週末は曇天で、寒くって、太陽のお国から帰ってきたから、ドイツってこれだからやーよぉ、と思ってたのですが、今日はすっきり晴れて絶好のお出掛け日和!

 
 じゃん。

 いいお天気過ぎて、光の入らない図書館にこもりたくなかった、、、というのもだいぶいい言い訳っぷりですが、半ば以上本心でもあります。部屋は北向きだけど窓が大きいので光が入るのよね。いや、しかし明日はほかにやることもないし図書館行こう(汗)お外でお勉強できるほど温かくはないし、微妙なところ。
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イタリア!

2015-03-15 15:19:44 | 旅行
 ヨーロッパに来ると決まって、一番くらいに楽しみにしていたイタリア。

 行くのが予想外に遅くなったのは、やっぱちょっと遠いからですかね。意外にも、ベルギーとかオランダは相当早い時期に行ったし。


 なんせ、フレンチより気軽で美味しい世界に冠たるイタリア料理のお国ですもの!!!@名所旧跡はどっちでもよかった


 いい飛行機がなくて、徹夜で朝(?)3時半ごろおうちを出発。
 

 飛行機に乗るころ夜明け。ジャーマンウイングは半分くらいの確率でバス乗り込みです。さすがLCC。

 乗ってる途中、うとうとして目が覚めたら眼下が(たぶん)アルプス山脈で。

 

 息をのむほど美しかった。、、、カメラは網棚(っていうのか?)に入れたリュックの中で、タブレットで撮ったので画質がいまいちなのですが、、、


 一時間ほどで某ラノベのヒロインの出身地、ミラノに到着。

 例によって無理やり休みを取ってくれた旦那が来るまで、アーリーチェックインしてホテルでお昼寝。

 もともと、空港についたら電話して、迎えの車を呼ぶ、という体制のホテルだったのですが。

 私「Hello? I'm your Guest of today. Can you come to airport?」
 フロント「Sure! ぶぁっておうぃやぬんぅえめ?」

 ・・・はい?

 電話って発音が籠るから嫌いなんだよ!とは、前から思っていたのですが、それに加えてものすごいイタリア訛り。「どこに居るのか」「何人か」「荷物はどれくらいか」という、中学生レベルの英語の会話を成立させるのにえらい苦労しました。あぁ旦那、早く来て@私よりよほど英語得意

 到着後。

 私「ということで、チェックインできる?」
 フロント「今?チェックインタイムは正午になってるんだけど」@朝10時
 私「ええ、知ってます。」
 フロント「ふーん、ご存じ(にやり)。・・・今チェックインされるなら25ユーロプラスになりますが?」

 えー、お金取るの?

 と思いつつ、寝てないのでとりあえず落ち着きたく、ここは仕方ない出費と割り切ってアーリーチェックイン。おやすみなさい、、、

 ***

 ミラノは、都会なので、ちょっと見たらもうあんま興味を失いまして。

 

 ミラノのドゥオモ。
 広場では大量のスリと押し売りが居るので気を付けましょう。。。(汗
 写真撮ろうと立ち止まったら、自撮り棒やらセリエAのユニフォームやら売りつけにわらわらと、、、早々に退散。


 次の目的地、フィレンツェへ。

 ここは長いよー(笑)

 ここらの名物はTボーンステーキ、イタリア語でビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ。

 

 店によるんだけど、だいたい1kg(!)前後からの注文。もちろんシェア。

 評判のいいお店に行って、今まで食べたお肉の中ではかなり好きな方だったのだけど、それでも一人前500g(骨の重さも含むので可食部はもっと少ないけど)は多すぎ!
 しばらくお肉はいいです。だいたい私は比較的野菜と炭水化物を好むんでだなぁ、いや、肉も魚もチーズも好きだけど、こういうものを想定しているわけでは(以下略)

 フィレンツェは、町全体がすごく素敵でした。
 
 どこを歩いてもこんな感じ。

 
 ミケランジェロ広場から見る夕暮れのフィレンツェ市街。

 今回、ホテル滞在だけでは胃袋および口が死ぬ、ということで、フィレンツェでは日本で言う「一泊からのウィークリー(?)マンション」を借りまして、自炊か外食だったのですが、そこのアパートのオーナーさんが「絶対夕暮れ!」というのを信頼してよかった―

 すっごい綺麗でした。中心街から少し歩くんだけどね、バスもあるけど遠回りだし、山登りだから酔うし。でも行くだけある。めっちゃ綺麗。


 この街は、いろいろ見どころのある街で、ルネサンス発祥の地でもあり、ヨーロッパ貴族のほとんどと血縁関係を作った名家メディチ家の本拠地でもあり(というか、メディチ家がルネサンスの立役者でもある)。

 ・・・と書いておきながら、しょっぱなはあんまメディチ家と関係ないヴェッキオ宮。
 
 フィレンツェ共和国の政庁として使われた建物で、奥のほうでは現在でも市役所として公務員の皆さんがお仕事中。

 中がミュージアムになっており、有料ですが見ることが出来ます。

 
 回廊、無駄に豪華。

 
 大広間。

 
 こんな小部屋が延々と続く。中で昔は何してたんだ?

 ミケランジェロの作品とかもあるらしいんですが、有名なものではなく。でも、すごくなんというか豪華ぁ~な装飾の数々で、大変満足。


 お隣は有名なウッフィツィ美術館。
 なんでこんな読みにくい名前なのかと思ったら、「事務所=オフィス」の意味だそうです。おふぃす-おふぃつぃ-うっふぃつぃ、、、無理があるような気もするけど、、、

 もちろん入りました。

 
 ボッティチェリ、春。

 
 同、ヴィーナス誕生。

 
 レオナルド・ダ・ヴィンチ、受胎告知。

 その他、有名無名(ってもその道のプロからしたら垂涎)の作品を延々見続けて3時間だったか4時間だったか、、、

 休憩場所はその辺にあるものの、もう疲れ果て@旦那は結構早い段階で戦線離脱した


 ええ、軽い気持ちで行ってはイケマセン。
 建物がそんなに広い感じしなかったのであんま気合を入れずに行ったのですが、これは疲れる。後半はみんな立ち止まることなく流しまくってました


 しかも、この都市の美術館はこれで終わりではなーい!!

 徒歩10分くらいのところにアカデミア美術館があるのだ。

 
 こんにちは、ダヴィデ像。

 この美術館はこれくらいしか名物はないのですが、それでも入場にはしばらく並びました。

 

 変な角度からもう一枚。
 筋肉や血管の表現、力強さ、、、こりゃ全世界から見に来るわけだわ。

 でも個人的に一番感動したのは「ヴィーナス誕生」かな。
 完全な素人なので、きれいだった、すごかった、ってしか言えないのだけど、なんというか吸い込まれるような魅力がありました。ずーっと見てたい、って思った。日本に来たらまた見に行きたいけど、来ることあるかなぁ、、、

 ダヴィンチは、モナリザのときも思ったんだけど、なんか数学的っつーか説明的なんだよねぇ、、、図っぽいというか。あんま感性に訴えてくるものはない感じ。


 ウッフィツィ美術館から出てすぐのところが、ヴェッキオ橋。
 

 フィレンツェ最古の橋で、現在のものは1300年代の築だそうです。
 ・・・うん、それで?って眺めではあったんだけど(笑)

 景色はめっちゃよかった。

 

 フィレンツェではあと、本場じゃないけど評判のお店でナポリピッツァを食べたり、、、
 

 ドゥオモの大きさと華麗さに感嘆したり、、、
 

 夜もドゥオモは綺麗。
 

 あと、結構いいスーパーを見つけて、生ハムを切ってもらって、そこのお総菜コーナーでつまみを調達してテイクアウト&自炊したりしておりました。

 ドイツも生ハムは美味しいと思ったけど、イタリアはもっともっと美味しい!!そして安い!!!@興奮気味

 問題は、鍋にしようとしたら白菜がなくて(ドイツのスーパーならたいていどこでも売っている)、なんか和食のだしと調味料使ったのに全然洋風のスープになっちゃったことでしょうか。まぁ、それでも自分で作ったものというのはありがたいもので、外食で不足しがちな野菜も取れるし、心身が暖まるというか。しかし、買わなかったけどなぜか白滝は売ってたのよね。すき焼きとおでん以外にどういう活用をするのかわからないけど、どっちも材料は揃わないし、どう食べられているのかめっちゃ気になる。

 フィレンツェでは、もう少し足を延ばしてピサにでも行こうか、と時間を取ってあったのですが、

 「・・・なんか、ドゥオモも旧市街も塔も飽きたね
 「・・・どうせピサに行っても塔が曲がってるだけでしょ?ふーって吹いてる写真とか、手で支えてる写真とか撮って終わりでしょ?

 と、めんどくさくなって行先を変更。

 どこにするよー、とばたばた探した先は、キャンティ
 (地名クリックでWikipediaに飛びます。)
 全然事前知識はなかったのですが、キャンティワインはイタリアワインの代名詞であり、大量生産であるがゆえに高級感はなかったものの、最近ブランド化に力を入れて見直されてきている地域、だそうです。

 フィレンツェから南にシエナに向かって田舎道をどんぶらこと進んでいくと、その田舎がキャンティワインの生産地になっております。

 最初に探した情報では、

 「個人で行くのは大変難しい地域ではあるが、車なら」
 「当社がバスツアー(英語)を敢行しております。お昼ごはん付、試飲つき100ユーロ!」
 「電車で近くまで行き、そこから自転車を漕いで40分」

 ・・・無理じゃん。

 って感じだったのですが、よくよく調べると、パンツァーノ・イン・キャンティという田舎町にいくには、目と鼻の先のフィレンツェ・チェントラーレ(中央駅)からバスが出ているらしい。しかも、片道3.8ユーロ。バスの停留所から最寄りのテイスティング可のワイナリーへは徒歩10分弱。


 ・・・めっちゃ行けるやん。楽しいやん、遠足。

 ってことで、ちょうどその遠足の日に無駄に朝早く起きてしまったこともあり(ベッドがいまいちで熟睡に至らず)、朝食を済ませて朝8時台のバスにのってパンツァーノ・イン・キャンティへ。

 

 いかにもイタリアぁーなおんぼろバスに揺られ、フィレンツェの市街地を30分ほどぐるぐる走り、市街地を出てから15分ほど走ればオリーブ畑とブドウ畑の広がる超田舎。

 

 キャンティ・クラシコのマーク。

 がらんごろーん、たのもー、とワイナリーの事務所の前で鐘を鳴らして、出てきた農家の奥さんにテイスティングさせてくださーいな、とお願いしたらば。

 

 雰囲気のある倉庫にて、

 奥さん「3本までテイスティングしていいわ。これがテーブルワイン、これがクラシコ、ちょっと特別な日に飲むものね。年代が古くなるにつれて重くなってくわ。さ、どれ飲む?」

 三本適当に選んで事務的にテイスティングして買い付け終了。

 ・・・ま、予想はしていたけど(テイスティングや試飲の8割方はこんなもん)、15分で目的達成してしまったぜ。

 

 景色はいいんだけどねー

 仕方がないので街歩き。カフェもないしさ、まだ開いてないしさ(笑)
 
 狭いけど、これがこの町というか村というかのメイン通り。

 ぶらぶら歩いていると、いい雰囲気の酒屋を発見。ただし開店準備中。。。

 おっちゃん「いいワイン、チョコレート、そして音楽!暇なら寄ってきな!!」

 ・・・入っていいかい?(to旦那)

 無事(若干しぶしぶの、、、ふらふらと酒屋に入りたがる習性に呆れ気味ではある)旦那の了解を得て入店。

 おっちゃん「英語でいい?お客さんたちどこから来たの?日本?そりゃーすげぇ。」
 ・・・そりゃすごいだろうな、こんな田舎で(爆)

 おっちゃん「開店準備終わったらすぐ来るからさ、ちょっと待っててね!ほら、ここの棚のやつがこの辺のローカルワイン。後から飲ましてやるからさ!」

 おっちゃんがにやっと笑って変な帽子をかぶると、その辺にあった瓶に書いてある漫画のおやじになりました。(汗)

 
 ↑この人

 ・・・ここのテイスティングはすごかった。

 おっちゃんおよび店内の写真を撮り損ねたのが大変遺憾なのですが、勧められるままに10本くらい飲んだでしょうか。(もちろんほんのちょっとずつだけど)

 「これはテーブルワイン、ピノノワールとナントカ(←覚えてない)が○パーセントずつ。この年は当たり年で結構値段の割に美味しいんだ」
 「これまで3本は普通のワインね。キャンティ・クラシコいくよ?これがどこそこのワイナリーの代表的な奴。さっきのこれのひとつ上のクラスだね」
 「(つまみは何が合う?という質問で)もちろん肉、あんまり重くないからステーキより煮込みのほうがいいね。あと、軽めのチーズなんかと合わせても美味しい。」
 「こっから先はスーパートスカーナと言われている新興の高級ワインだよ。最初に飲んでもらうこのワインは、ワインだけの味わいじゃないんだよ。うちにはチョコレートもあるって言ったでしょ?これを一口舐めてからワインを飲んでみて、口に広がるでしょう?」

 とかなんとか。

 結局勢いに押されて(?)スーパートスカーナ一本、トリュフ入りチョコレート一瓶、高級バルサミコ酢一瓶お買い上げ。

 おっちゃんの勢いに押されてみたい方は是非こちらをご覧ください→Webサイト

 ・・・と言っても、名刺と同じ情報しか書いてないんだけど、、、住所とメアドと電話番号と。何のために作ったんだ、Webサイト、、、



 最後の都市はヴェネツィア。


 ここは、なにがどう、っていうより、もうなんというか居るだけでハッピーというか、街が全体的にテーマパークっていうか。

 
 鳥がきれいに入ってくれました。

 夕方も綺麗。
 

 お疲れだったので、ふらっと入ったレストランで、前菜にムール貝のなんとかを頼もうとしたら、ウエイトレス(というには貫録と雑っぽさがあるおばちゃん)が、

 「えー、それやめときなよぉ。同じ貝ならこっちのほうが美味しいよ?エビも入ってるし。」

 と別メニューを指さすわけです。

 えーっと、そこには、貝とトマトのスープ、焼いたパン添え、と書いてございますが、、、スープは要らないんですが、、、

 「だいじょぶ、スープなんて底のほうにちょびっとしか入ってないから。」

 ・・・じゃあスープに分類するなよ!!!

 ↑この旅最大のツッコミ

 んで、出てきたのがこちら。↓
 

 で、めっちゃ美味かった。

 おばちゃん「美味しいでしょ?シェフのおすすめなのよー」

 おばちゃんGJ。美味いです。

 おばちゃん「あんたたちが最初に食べようとしてたのはさ、貝しかないから。これはエビも入ってるから。」

 ・・・聞いた、それさっき聞いた

 パスタのほうはいまいち、というか、アルデンテってヨーロッパではあんまり人気がなくて、日本人からすると「、、これ延びてる」。味はマズくなかったんだけど。

 ヴェニスは夜も綺麗。
 

 ヴェネツィアングラスがいいというので、産地のムラーノ島までいったのだけど、あんまこれってのはなくてお買い上げならず。
 
 でも景色は綺麗(笑)

 ムラーノ島では、運河の周りにテーブルとイスが出ており、ぽかぽかといい天気で、日向ぼっこしながらワイン飲んでる人をいいなぁーと眺めていたら、珍しく旦那から「ちょっと飲んでいこうか」と言われたので、嬉々として白ワイン一杯飲んできました。

 最終日は、持って帰ってる途中でビンが割れちゃったらいろんな意味で哀しすぎる!と、パンツァーノ・イン・キャンティのおじさんの店で買ったスーパートスカーナを空け。
 

 めちゃめちゃ美味かった。

 市場で刺身とお総菜屋さんでも探そうと思って、行ってみたんだけど、ほんとに「魚市場」で、ホテル泊の我々にはちょっとハードル高すぎるものしかなく、お持ち帰りのお総菜屋を探して、夕方買いに行ったんですね。そしたら、ドイツではあんま見かけないんだけど、煮込み肉やいろんな種類のコロッケ、イカ墨でイカを煮たの、野菜の洋風煮つけ、といろいろあって、バイキング形式で頼んだのだけど目移りするくらいで。

 簡単な椅子が置いてあってイートインでも食べれるようになってて、頼むとチンしてお皿に盛ってくれるんだけど、老夫婦がすごい自然に二人でそれ&白ワインを頼んでその辺のテーブルで食べていてめっちゃ美味しそうでした。

 我々は、徒歩数分のホテルに持って帰り、テーブルを簡単にセットしてワインと一緒に・・・心残りは、開けた時点で食べる方に意識が行ってしまって写真を撮り損ねたことですねorz

 惣菜もめちゃめちゃ美味しかったんだけど、私に関しては感動の大半をワインが持っていった感はあります。めちゃめちゃ高いワインってほどでもなかったのですが、、、原語でぐぐってもほとんど出てこないんで、あんま市場に出してるものではなさそう。


 帰りは、ちょうどいい飛行機がなくて、一回ベルリンへ飛んで、そこから電車で大回りして居住地へ。半日かかりました、、、まぁ田舎ですから仕方ない。ゆっくりの行程でしたがこれだけあると疲れますな。言葉がある程度分かるというのはありがたいことです(笑)あードイツ語が下手になってるー、と思いながら帰ってきましたが、疲れてると郷愁がね。一緒に日本に帰りたかったよぅ。


 次は数日置いて母が遊びに来てくれます。初の海外珍道中、どうなることやら・・・
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おひさしぶりです。

2015-03-15 14:39:58 | 日常。
 試験、あんま気にしていたつもりはなかったんですが、一応気がかりだったらしく、終わった途端に微妙に体調を崩したりなんかして。大したことないんですが、緊張性頭痛が抜けなくて、バファリンも効かず、、、

 その後、ぼーっとしててPCに水をこぼしたりだとか、旅に出てたりだとかでかなり間が空いちゃいました

 イタリアも行きましたよー

 次記事でアップします。この記事は、別途書いておきたかったので、今日は二本立て―


 旅行前に見つけたドイツの変なもの。

 

 ・・・旧ドリカム体制。別名、いきものがかり体制、、、
 しかも日系人ぽいし。きになる。行かないけど。(ていうか終わっている)

 


 バス停で見たんですけど、このポスター。ダンスバーのニューオープンのお知らせだと思うんですが、真ん中へん、「Bauchtanz」って書いてるの見えます?

 きっとね、想定しているのは、アレだと思うんですよ。ベリーダンスとか、そういうやつ。

 ・・・でもね、直訳すると、、、



 「腹踊り」



 なのね。

 読んだ瞬間、イラストのナイスバデーなお姉さんではなく、ドイツのビール腹のおっちゃんが脳内でお腹出して変な踊りをおどってくれました

 もちょっと、考えようか、色々と。
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口頭試験を受けてきた。

2015-03-04 18:03:02 | 日常。
 今学期最後の試験は、私しか受ける人が居なかったので、担当の客員教授(弁護士さん)の個人事務所で口頭試験(問題作るのが面倒だったのだろう、たぶん)。

 昨日の危惧がばっちり当たり、起きたら雪降ってるし、その辺真っ白だし
 若干ブルーになりながら用意。


 →場所、この辺だろうと思ってたところに行ったら通りの名前が違ぁーう
 →からの、5分後探し当てて到着。ぎりぎりセーフ。
  Google Mapがないと生きていけません私。

 私「すんませーん、今日これから試験を受けることになってるんですけどもー」

 受付のお姉さん「はい、伺ってますよ。コートをそちらにおかけください。・・・こちらへどうぞ。」

 こちら、、、


 こちら???!!


 えーっと、コーヒー飲みながら試験やるの?
 @思わず写メった

 ついでにもう一枚

 さっきのはテーブルの上の飾りがフレームアウトしてたからね!

 しばらく待ってると、先生と秘書さんが登場。

 先生「いやいやいらっしゃい。どうもよろしく。」
 どもども。
 先生「これ、いいでしょ。(笑)」@ローソクに火をつけだすおじさん先生。
 可愛いですね!
 先生「春の飾りで、イースターのウサギなんかも置いてるんだけど、この辺(赤いローソクとか)はまだクリスマスなんだ(笑)ぼくのオリジナルなの(笑)」

 ・・・さいでっか(笑)

 なお、この先生には突っ込みたいところがあって、12月の間はずーっとネクタイがサンタクロースだったんだよね、しかもめっちゃ大柄の。講堂の後ろからでもサンタさんの顔が分かるレベルの。おっさんサンタ好きやろ。

 先生「コーヒーでいい?お茶がいい?」
 あ、コーヒーで。
 先生「ミルクはいらない?冷たい飲み物が良ければ適当にとって飲んでね。」

 ・・・試験じゃないだろ、この空気。

 試験の中身のほうは、半分くらいはさくさく応えられて、あとはヒントを出してもらったり、答えられないのもいくつかあったりしたけど、まぁなんとかなりました。

 先生「最後、なんかいいたいことある?これについて語りたい!とか」

 ・・・いや、それなんか違、、、面接じゃないんだからさ。

 まぁ、あれですね。全然想定と違う問題が出たりしたら、こういうところで起死回生を狙うってことが出来るわけですね。一応勉強はしてたんで、免じて合格点だけはぁ、、、ってやつ。

 結局30分くらいの予定が、私が悩んでいた時間が長かったこともあって一時間弱。終わったらすごい解放感



 やっぱ弁護士事務所、いいところに場所を構えているもので、繁華街にかなり近いところだったので、ちょっとだけお買い物をして帰りました。

 アジアショップで、欲しかった中国の「食べるラー油」を買ったのですが、、

 これね。まだ開けてないけど。



 スシ人気、恐るべし。

 海苔、米、わさび、醤油、ガリに巻き簾まで入ったスターターキット、13.99ユーロ也。
 これを使ったからって、ちゃんとした寿司になるかどうか知りませんが、、、寿司とスシはだいぶ別物ですからね、はい。

 雑貨屋さんではイースターを中心に、春のデコレーションが売り出し中。



 なんでか一休さんがいっぱい。
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まぁなんやかんやと色々ありますこと。

2015-03-03 22:18:08 | 日常。
 ・・・と、思っていたら、母からまったく同じセリフが聞こえてきました(笑)

 遺伝なのか、みんなそんなもんなのか。人生は選択と冒険の連続なのでしょうかね。ルーティンばっかりじゃ飽きるしね。一般的なプライベートだけ見ても、一般的に、就職して、結婚して、しばらくして子供ができて、子供の成長に従って色々イベントがあったり苦労があったり、子供が巣立って安心かと思えば更年期、介護と来てほんとに落ち着くのはいつなんだろう?悩んだりもがいたりしながら生きていくものだし、それが面白いのかな、と思う今日この頃です。

 というのもですねー去年3月にこっちに来たんですよね。なんか、思い出してしまって。入国審査でドイツ語が通じなくて、揚句勉強に来たといえば「入学許可書類を見せろ」とか言われて。預けちゃったよそんなの、、、
 そのあと、使えるはずの携帯が使えなくなっており(原因は不明、残金もあったし・・・)、ネットが出来なくなって半泣きになり、空港のWifiで必死になって色々探すけど何もわからず、遅かったせいで開いてるショップも近くになく。

 翌朝決死の思いでまずホテルの朝食を。ご飯が食べたくて、アジア系の料理もあったのでライスはないか、とスタッフに聞いたら指さされたのが中華粥。遠くに来ちゃったんだなぁ、と思い・・・
 チェックアウトの際は、領収書を出してくれとフロントに言うも通じず、単語帳を見せてなんとか理解してもらって、英語で回答されても英語だって分からんよぅ

 携帯ショップに寄って(たぶんちょっとぼられた)携帯がつながる状態にしてもらい、自力では持ち上がらない量の荷物をもって目的地(西の市)へ。DBに乗るの初めてとは言わないけど、周りが何言ってるかもわからん、指定の自席がどこにあるかもわからん、でものすごく心細かった記憶があります。ドイツの電車の乗車口って結構な段差のある階段になってるんですね。荷物持ち上げきれなくて、電車とホームの間に落ちそうになったり、デッキに倒れこんだり。危ないと思って荷物を常に抱え込んで、必死でした。。。

 そのあと、語学学校に行きながら二週間以内で部屋探し、住民登録、ビザの申請。全然ついてけない、何が何だか分からない、よくもまぁなんとかしたものです(笑)。

 なんてことをね、ふと思い出したのでした。^^;

 今はにゃんこら言いながらも専門書読んでるんだもん(完全にわかってるわけじゃないけど)。よくもまぁ、頑張ったわね、と思ってみたり。

 でもでも、カフェとかだといまだに緊張するし!(←発音が悪くて通じない)
 レストラン行っても大半何が出てくるか分からんし!!(←料理名は難しいんだ)
 同居人と日常会話しててもよく詰まるし!!!(←・・・

 ま、たかが一年されど一年、ってとこですかね。


 最近はいいお天気で、今日も昼は薄いほうのコートが良かったかな?と思ったくらいだったのですが、夜図書館から出てきたら雪が降っててびっくり。



 すごく綺麗だったので写メったのですが、携帯のカメラじゃうまく撮れませんね。

 ただ、先月までの固い雪と違い、ぼたん雪のようなふわふわしっとりした雪でした。明日は午前中試験なので、積もらなきゃいいけど(遅刻は困る。)。
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ダイエッター

2015-03-02 17:11:44 | 日常。
ことは正月前に遡ります。

クリスマスマーケットだなんだかんだー、と甘いものやら重いものをがんがん食べて、すくすくと横に成長…したかと思ったら、そうでもなかったんですよ。

それで、調子にのりまして。

試験前だー、と間食し放題にしていたら、さすがにお肉がついてきて、これはまずい、と。


まぁとりあえず、間食やめましょ。と、しばし止めてみた。のですが。

…この前量ってみたら、むしろ増えていて(ー_ー;)
みたこともない数値を更新しており……

そりゃねー、レストランでピザ一枚ぺろっと食べて、帰ってきてから飲み直しだ!とさらになんか摘まむのが標準の量になってりゃ、間食関係なく太るよねー(;´д`)


てことで緊急ダイエッターです(苦笑)

…食事の量を意識して日本の標準レベル(より少し少なめ)に戻しただけですが。(((・・;)

ていうか、某サイトのダイエット特集を参考に、一日はサラダとヨーグルトだけで過ごしてみましたら、お茶は暖かいのを飲んでるのにお腹から体が冷えて来たのがわかって、あーこりゃダメだぁ、と、それなりにバランスのとれたご飯を食べる方向にチェンジ。

最近痩せにくくなってるので、効果出るといいんですが…頑張りましょう…(^^;
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今日も少しですが図書館に行ってきました。

2015-03-01 22:49:11 | 日常。
 出る予定が遅くなったり、ついてからもなんかのんびりスターターだったりして思ったほどの成果は上がっておりませんが。

 寝る時間になってやっと眠気が覚め、、、@最悪パターン
 なんでテキストって眠くなるように書いてあるんですかね。日本語でも格別にめんどくさく書かないと「格調が低い」と言われるので、わざわざそれ用に単語考え直しますしね。それでも基本の発想がアホなので、格調が高い文章にはなりにくいです。

 ・・・今週行き損ねたんで、明日は早起きしてヨガに行こうっと。


 本日はですね。

 図書館に、彩りと言っていいのか、古い絵がたくさんかけてあるのですが(きっと名のある学者さんたちなのでしょう)、どうも異彩を放っていたのがあったので写真シリーズです。(笑)

 

 あー、あんまうまく映ってないかも。

 日本の閻魔さんの絵のような、苦虫を50匹はかみつぶしたようなすごい顔のおじさん(笑)
 眼光鋭すぎ。


 もいっちょ、



 ・・・あんたら、ラブラブカップルか。(しかもBLだ)

 背景にざっとですが聴衆が書いてありますので、大講義室での一コマみたいなのですが、何が何やら、、、


 説明もちょっと書いてあったので一瞬読めるかと思ったんだけど、lesとかlaとかあったので諦め。フランス語か、下手したらラテン語かギリシャ語だわ。
コメント
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