こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

昨日からお仕事始めで。。

2021年03月02日 | Weblog
昨日からいよいよ店開き🏮

出だしはまずまずでホッとしましたが😅

仕事中はスマホを触れないので、

昼間にblog巡りをさせていただきました😊

これまで、いつもリアクション下さる皆様、

ありがとうございます(^.^)(-.-)(__)💕

皆さんのblogのおかげで

癒しや日々の暮らしのヒントや、

自身の課題も増え、

背中をポン🖐️と
押して頂いているように思えて、

日々の仕事も
頑張れそうな気がしましたp(^^)q


そんな、

私の勇気の源の一つになっているblogに

昨日、心うたれたお話をみつけました。。

その方のブログには

愛猫さんを亡くされたことのお話が書かれていて

猫さんご本人もさることながら、

飼い主様の気持ちが文章から伝わり、

胸がきゅっと痛みました。。

できることならあと少し、

もう少し一緒に居たかったでしょう。。

でも、悲しいかな、別れは必ず訪れます。。

私も、ろくちゃんを我が家に迎えた時、

家には先住犬がいました。

ミントという名前で、

18年と11カ月生きてくれた子です。

ミントが11才の時に乳ガンが発覚し、

乳腺を全部と子宮も摘出しました。

その時に主治医から、

悪性の腫瘍なので、次は何処に癌が出るかは

大体わかると思うけど。。

と、言われていました。

もう年も年だし、

もし何年後に癌が発覚しても、

痛みをとる処置はできたとしても、

辛い、命を縮めてしまうかもしれない

抗がん剤等の治療は望まないと

その時に主治医に伝えました。

余生を精一杯、

ミントの好きなことで埋めつくして

家族との思い出を

沢山増やしたいと思ったから。。



生前のミント。この頃で17歳ぐらいで、
まだ顔もしっかりしています。
画像は、シャンプーカットしてあげた後のもの。


それから七年近くも

ミントは生きてくれました。

ミントは私の娘二人の成人式も見てくれました。

そんなミントが亡くなる一年前あたりから、

少しずつミントに変化が見えてきました。

よく食べるのに、目に見えて痩せてきて

うとうとと眠る時間が長くなり

朝晩が逆転して
徘徊するようにもなりました。

たぶん、視力も衰えていたと思います。

そんなミントがなくなる三ヶ月前に、

私は何故かミントの最後の姿を残したくて

眠っている姿をフェルト人形にしました。

人形の毛にミントの毛も少し混ぜて。。


ミントの寝姿(右)と母犬ロリ(左)
2つとも、二匹の毛を混ぜて作りました。
ロリ人形は講座で初めて作った作品です。


ミントが亡くなる前、

娘も薄々察していたので、

悔いが残らないように精一杯側に居て

ずっと体を指すってあげたり、

声をかけてあげたりしました。

だから亡くなる時も、

すーっと、口から魂が抜けていくように

四肢を伸ばして、

まるで立っているような格好で

亡くなりました。。

ミントは母犬に似て、

食べることが大好きですだったから、

亡くなる直前まで食べることを忘れず

最後はチキンスープをペロリと舐めました。

本当は食べたくなかったのかもしれないけど

精一杯の最後の力を
振り絞ったのでしょうね。。



エンジェルタイムという、

亡くなる前の愛犬や愛猫が

最後の力を振り絞って、飼い主との一時を、

思い出を作ろうとする瞬間のことを

愛猫さんを亡くされた方のブログで拝見し、

ミントにも、ミントの母親のロリにも

そういう一時が確かにあった

ということを思い出させていただき、

もう亡くなって五年も過ぎたのに

まだ昨日のことのように思えて

涙が溢れました。。

エンジェルタイム。。、

なんて素敵な言葉でしょうか。。

これは、愛犬や愛猫だけではなく、

大切な家族との別れの際にもあるとおもいます。

私の母がなくなる際に、

それまでずっと何日も意識がなくて

なにも聞けないまま、このまま逝ってしまう

ということが信じられませんでした。

ただただ手を握って、なんの反応もない母に

頑張って、もういっぺん目を開けて❗と

何度も耳元で声をかけていたときでした。

うっすらと母が目を開け、

私の手を弱々しく握り返して

お、、お、、、、

と、何かを言おうとしていました。

母は何を言おうとしたのかは

たぶん私だけが知っていたかもしれません。

おおきに。。

母は私にそういいたかったのだと思います。

だからその時、

わかったよ、解ったからね。。

そう言って手を握り返すと、

そのままスーっと安心して眠るように
また意識を失い、

そして母は亡くなったのでした。

ほんの一瞬のことだったけれど、

あの時に起こった事は奇跡で、

母は私に、最後に何か伝えたくて

魂が戻ってきてくれたのだと思います。


こうやって、故人や亡くなった愛犬、

愛猫を思い出して涙を流すことも

供養と浄化に繋がるのではないでしょうか。

愛情が大きい程悲しみも大きくて

心の整理に年月がかかるでしょうが

自分の気持ちと同じ人たちが

世の中には沢山いて

ふと、なにかのきっかけで

こういう場所で出会うことも

もしかしたら魂の導きかもしれないと

勝手に思ってしまうのですが。。🍵
































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2 コメント

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Unknown (ななだい)
2021-03-03 13:16:17
こんにちは。

昨日、コメントしたお返事はこのブログ内容だったのですね?

とても心を打たれました。

ミントちゃんってワンちゃんは11歳で乳がんが発覚しても18歳まで生きてくれて何て飼い主孝行何でしょう!頑張りましたね。

フェルト人形に亡き愛犬の毛を混ぜるのも素晴らしいアイデアですし、亡くなり方も穏やかだったようなので、羨ましいです。
ウチの猫は最後の最後は多分、窒息で、助けを求めるように私を見つめながら、大変苦しみましたので、今でも後悔しています。

ただ、直前まではまだまだ行けそうで夜中もしっかり食べていたので予測がつきませんでした。

おっしゃる様に人間にもエンジェルタイムがあるのかもしれません。しかし私の実父は交通事故で5年間植物人間で胃ろうなど、管だらけで、最後は誤嚥性肺炎。

穏やかな死というのを迎えられませんでした。

そちらのお母様の亡くなり方は理想です。最後まで耳だけは機能しているのでずっと呼びかけるのはいいらしいですね。ウチの父親の様に無理やり生かされても、とか延命などについても考えてしまいました。

丁寧なブログ文章を読ませて頂き、私も魂のお導きかと思いました。心の整理や傷が癒えるのは時間がかかると思いますが、おかげさまでかなり立ち直りつつあります。

本当にありがとうございました😊🍀
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Unknown (bokkakea-chan)
2021-03-03 15:28:54
ななだいさま ありがとうございます。
ミントが生まれたのは、姑が亡くなった年の、娘の誕生日の日でした。姑はとても次女を可愛がってくれていて、亡くなる前に、次女の誕生日になにもしてあげられないと嘆いていました。なのでミントは姑から次女へのプレゼントのような気がして。。
それから18年も生きたのは、ミントが私たちを見守り、天国にいってそれを姑達に伝えることが使命だったのかな、と、思ったりもしています。人間も動物も、この世に生まれでる前に、天界からなにかの使命を持って生まれるのかもしれませんね。
母が最後に目を覚ましたことは本当に、私には奇跡に思いました。母は脳梗塞で倒れ、胃ろうの流動物が体に合わなくて蕁麻疹を起こしたために、亡くなるまで首から点滴をされていました。母も最後は肺炎のような症状で亡くなりました。
姑は肝臓の癌で長い間入退院を繰り返して亡くなりました。亡くなる前日に、私は不思議な体験をしました。お盆の前だったのですが、夕方に訪問者があり、玄関に出たら、水気もないうちの門に小さな雨蛙がいたのです。その雨蛙を見たときに、私は姑が何かを伝えに来たのでは、と感じました。
エンジェルタイムは、どんな形であれ、誰にもあることではないでしょうか。ただ、その事に、その時は気がついてなかったり、慌ただしさなどで思い出せないだけなのかもしれません。例えば、見たこともない花が庭先に咲いたとか、変わった野鳥が家の近くに来ていたとか、夢に出てきたとか、、。
きっと、ななだいさまのお父様も、何かのメッセージを残したとおもいます。それが今は解らなくとも、きっといつか、ふとそれに気がつくときが来ると思います。
愛猫さんも、なにか伝え残したことがあれば、ななだいさまになにかの形で、夢で、会いに来てくれるかもしれません。
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