お店にいると、いろんなお客さんの話し声が耳に入ってきます
他愛無い話や、時には深刻な話しも、、、
そして、風俗帰りの感想(もしくは、反省会?・笑)とか
時には喧嘩しちゃうこともあったり
(ネタは尽きないのに;ここで書けないことのほうが多いので
それはそれは残念で・・^0^;;)
そんな日々の中で
たまにお客さんとお話する機会があったりすると
単調な仕事の合間に、
ふと,一杯の緑茶のような
清涼感が漂ってきたような(大袈裟ですが^^;)
ちょっとした自分への刺激にもなったりするのですが
昨日も、
宵のうちに入ってきたお客さん(しかも初めて入ってきた)と
何気なく会話が弾んでしまい
ちょっと気持ちのよい1日になりました
初めてうちのお店にきたお客さんが「ぼっかけ」を食べるとき
私も大将も神妙にお客さんの食べる姿を見ています(笑)
それは、
どうなのかな・・、気に入ってくれたのかな・・、
って、料理人なら必ず思う事でしょうが^〇^;
お客さんが、だしを一滴も残さずに丼を空にした時
そして、
「おいしかった~!」と言ってくれたとき
その時になって
「やった~!」って、
お客さんの食欲を満たした満足感に浸れるのです(爆)
たまに、あちこちのお店の食べ比べをして
うちのうどんを食べに来たりすると
その時はその時で
いつもと違う、なにか“勝負”を挑まれたような気持ちになって
こちらも普段とは違う“気合”が入ったりするもので(笑)
そんなお客さんの観察も念入りになったりしますネ(大爆)
でもって、
勝負挑まれてだした「ぼっかけ」を食べたお客さんが
「美味しい」の一言をくれたときは
食欲を満たした・・って満足感より
なんだか、「勝った~!」って気持ちになって
思わずニマニマと笑ってしまうのですけどね(^v^)←こんな顔
で、昨日も、初めて入ってきてくれたお客さんの
ぼっかけを食べる姿をじぃ~っと観察してました私。。
そしたら、そのお客さんが
「美味しい。。」と、まずだしを一口すすって言った後で
「なんか、すんごく懐かしい味がする・・・」
と言ってくれたのです。。
懐かしい味・・
そうなんです
私が求めていたのはこの一言なんです
うちのぼっかけうどんは、母(姑)が屋台で売っていたうどんで
その時の味を忠実に守り続けている味なんです。。
だから、うちのうどんを食べたことがない人でも
昔、どこかのうどん屋さんで食べた味が浮んでくるような
言ってみれば、“古臭い味”かもしれませんが^〇^;
昔ながらの味だからこそ「ぼっかけ(牛すじ煮込み)」が生えるのでは
ないかと思うんですよね^^*
そのお客さんも、昔食べた味を思い出したみたいで
懐かしいと言ってくれた、そこから話しが盛り上がり・・
いつのまにか「うどん」の話しから
「お好み焼き」の話しに変わってました(爆)