昨日は照りつける日差しにめげそうになりながら
大将と、大将のいとこと一緒にお墓詣りに行きました
私達夫婦は毎月お墓に行っているので
お盆だからって改まらなくてもいいのだけれど
あの世から亡き人が帰ってくる・・って言われてる「お盆」だから
お墓の掃除をしていても、なんだか周りがとても賑やかに感じたりして(笑)
でも、ホントにお盆はご先祖様が身近にいると私は信じています。。
現に、大将と不思議な体験をしたこともありますから
あれは何年か前のお盆でしたが、
お墓詣りの前に、大将が先にお寺へ塔婆供養の塔婆をたてに行き、
お墓に行って最初に私の父方のお墓に手を合わせ
次に私の母方の祖父母のお墓に行ったのです。
綺麗に掃除をして、お供え物も並べ、さあ、手を合わせて・・と、
数珠を手に、大将が先にお参りをした時でした・・・
最初に私の父方の刃お墓で手を合わせた時はなんともなかった数珠が
いきなり「バチッ!」と切れて数珠玉が飛び散ったのです。。
え?!なんで・・・?!
なんだかとても不気味な気がしてしまい、
数珠玉を拾いながら、なにかご先祖様に粗相があったでは・・・と大将と2人で考え
でも、暑いのと、まだお墓詣りが2軒控えているので
とりあえずは手を合わせて次の墓へ移行・・ということで私が手を合わせていると、
いきなり大将が「あっ
」と声をあげたのです。。
そして、大将が言いました。
「(私の)お婆ちゃんの塔婆だけド忘れしとった・・・
」
その後、4軒目の墓参りをさっさと済ませた後、
急いでお寺に戻ってお婆ちゃんの塔婆を立てに行ったのでした
こんなことがあってから、
ご先祖様の霊が身近に居ることを信じるようになったのですが
昨日もそんなご先祖様のことを思いながらのお墓詣りで
ふとこんなことを思い出してしまいました。。
大将のご先祖のお墓に行くと、すぐ隣のお墓にお参りに来られたご夫婦が
せっせと掃除をしているところでした。。
もう一方の隣のお墓も、供養を済まされた後で綺麗な花が供えられています。
周りを見ると、沢山の家族が亡き人をしのんでお墓詣りに来られた証の花やお供えものが
灰色の墓石に色を添えている様で賑やかに感じます。
私たちは、先にお寺でお母さんの命日(8月の13日なのです)に
お盆もかねての塔婆供養を済ませましたが、
お墓へは16日のお店の休みにゆっくり掃除に行くことにしていたので
だけどもしかすると、亡き母は自分の墓に来てくれないのではないかと
心細い思いで待っていたのではないか・・・と、そんな気がしてしまったのです。。
あれは、お義母さんが亡くなる数日前の木曜にお見舞いに行ったときでした。。
いつも昼間に行っていた見舞いでしたが
夏休みで子供たちをプールに連れて行ったために夕方に病院に行ったのです。。
そしたら、お母さんは私たちの顔を見るなり
「今日は来てくれへんかと思った・・
」と
泣きそうな顔をして言ったのです。。
昼間、同室の患者さんの家族が見舞いに来る賑やかな雰囲気を見ていると
自分だけが一人ぼっちの様な、心細い気持ちになったのでしょうか。。
私は毎日必ず顔を出していたし、決してお義母さんには寂しい思いをさせたことがなかったのに
いつもよりほんの数時間見舞いがズレただけでも
お義母さんに心細い思いをさせてしまったことが申し訳なく感じて
「ごめんね・・」と、お母さんの手を握って謝りましたが。。
お義母さんが亡くなった今は
お義母さんが寂しい思いをしないように毎月必ずお墓にはいくけれど
それでも今年は少しお墓詣りが遅くなったことを申し訳なく感じて
あの時のお母さんの「来てくれへんかとおもった・・」といった時の顔が浮かんで
涙が出そうになってしまったのでした
来年のお盆は、早めにお墓に行ってあげなくてはと思います