こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

☆・・あーちゃんニュース!・・☆

  ★いよいよお待ちかね!ぼっかけかす汁開始★ 今年は早くも猛暑の頃から「かす汁まだ?!」の問い合わせがあり、10月に突入するや、毎日問い合わせが殺到する事態に^0^; 金時人参や霜の降りた冬大根・・、まだまだ冬野菜が入手できる状態ではありませんが、かす汁ファンのお客様の要望に応えるべく、「ぼっかけかす汁」開始させていただくことになりました(^0^)ノでも、本当に美味しくなるのはまだまだこれからです!!

幼い頃の過ち・・・。

2014年09月22日 | Weblog
毎日通る湊川のトンネルの上は公園になっていて、

小さな子供からお年寄りまで、

そして、夕方になると、ワンちゃんのお散歩コースにもなっています。

毎月第二、第四土曜には手仕事市等で賑わい

ちょっとした癒しの空間とでもいいましょうか。。


そんな湊川公園ですが

私の幼い頃は、湊川タワーと言われる建物や乗り物があったり、

出店やちょっとした遊戯施設もある小さな「遊園地」になっていて

祖母や両親に連れられて湊川に出かけると、

必ず立ち寄ってもらっては、乗り物に乗ったり

鬼にボールを当てるゲームや、ひょうたんの形にかき氷を固めて

イチゴやレモンの蜜をかけてもらう氷菓を買ってもらったり

お面や綿菓子をねだったことを覚えています。

幼い私に湊川公園は、とても魅力のある場所でした。

今はもうすっかり様変わりしてしまった湊川公園ですが

そこを訪れるたびに蘇る、こんな思い出が一つ・・・。



幼稚園児だった頃、

朝「いってきまーす!」と元気よく自宅を出た私は

毎朝一緒に幼稚園に行くキミちゃんを誘いに行きました。

ドア越しに顔を出したキミちゃんが

「今日は幼稚園に行かへんからアンタも休み」と言い、

一人で幼稚園に行くのがつまらなく感じた私はキミちゃんの言うことを聞いて、

一緒に幼稚園をサボることに。。

そして、どういう経緯でそうなったのか、

小学校6年のよう子ちゃんと三人で湊川公園に行くことになったのです。

今思えば、

よう子ちゃんもキミちゃんも、両親が共働きの「鍵っ子」で

朝早くにでかけてしまう親がいなくなると、

一人で鍵をかけて出かける生活だったからあんなことができたのでしょうね。。

今の時代の言葉にすると、それは「プチ家出」みたいなもので

自分よりはるかに年上のよう子ちゃんがその時はとても大人びて見えたし、

お金も沢山持っていたので、ついて行っても大丈夫な気がして、

というより、子供だけで出かけるなんてことをしたことが無かった私には

幼稚園をサボって出かける行為に罪悪感はあったものの・・・、

ある意味、子供だけでの“未知の世界への冒険”のように思えて

好奇心だけが先立った私は後先の事を考えることも無く

2人についていってしまったのでした。

神鉄の電車に乗って、湊川に着いたのはお昼前だったでしょうか・・・。

公園でお母さんが持たせてくれたお弁当を食べ、

よう子ちゃんが買った氷菓を少し分けてもらったり

暫らくはあちこちを散策していたものの、

疲れてきたとたん、急にお母さんの顔が脳裏に浮かんできて

幼稚園をずる休みして遠くに来てしまったことへの罪悪感が芽生えてしまい

「家に帰りたい」気持で胸がいっぱいになったのです。

「もう、帰ろう・・・」と、私は2人に言いました。

すると、よう子ちゃんが「帰るんやったら、一人で帰り!」と言い、

キミちゃんもその横で私を一瞥して、2人はさっさと私の前を歩いていきます。

一人で遠出などしたことの無い私は、急に心細くなり、

ここで置いてきぼりにされたら帰れない;と思い、

黙ってついていくしかなかったのですが

歩き疲れたのと、一人で帰れないことと、

親を裏切ったことへの罪悪感で胸がいっぱいになって泣いてしまったのです。

帰りたい・・・、帰りたい・・・、お家に帰りたい・・・!

でも、帰るべき時間に戻らない私の事を心配しているお母さんが

幼稚園をずる休みしてこんなところで遊んでいることを知ったら、

帰ったらきっとお母さんに叱られる・・・!

よう子ちゃん達について行かないと帰れないし、帰れば叱られる。

そんな思いがもう、自分の体の中以上に膨らんで爆発しそうになり

過呼吸を起こすぐらい泣きじゃくってしまい、気がつけば、私は一人ぼっちに・・・。

あんまり泣きじゃくっていたせいで、

傍にいた大人が迷子だとおもって警察の詰所に連れて行ってくれたおかげで

私は自宅に戻ることができたのでした。


が・・・。

自宅では大変なことになっていたのです。

帰るべき時間に持ってこない私を心配した両親は

私が誘拐でもされたのではと警察に連絡したために

町内ではものすごい騒ぎになっていたらしく・・・

自宅に帰った私はこっぴどく叱られたうえにばんご飯も食べさせてもらえず

部屋に閉じ込められてしまったのでした・・・。




今月11日から、神戸市内の湊川公園からも近い長田区で

行方不明になっている生田美玲さんは今、何処にいるのでしょうか・・・。

精神的にも滅入ってしまっておられるご両親の心中を思うと

私も子を持つ親として胸が締め付けられる思いに駆られます。。

毎日ニュースや新聞でも報道されているこの事態を、

美玲さんを知らない全国の人たちまでが心配しておられるとおもいます。

どうか、一日も早く自宅に戻られることを願っています。























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しんみりと・・・

2014年09月06日 | Weblog
毎日通る荒田町のお寺の入り口に貼りだしてある訓示。。

老いも死も 他人事ならず 己が道 


老いることも、死ぬことも、決して他人事ではなく、

いつか我が身も通らねばならない道

と、説かれています。


今年は身近な知人、友人が亡くなり、

葬儀にも参列させていただく機会があり

そのたびに故人の一生を思い、

そしてまた、自分の人生を振り返り、

自分は悔いのない人生を歩んできただろうか・・・と、

回顧することも多くなりました。


今日はお昼から、大将は身近な知人の葬儀に出かけました。

その方は、新開地で長年焼肉屋さんを営んでいた方で

大将とはゴルフ仲間でもあり、

リニューアルオープン前にその方のお店に焼き肉を食べに行った時に

早朝ゴルフを誘われて、一緒に汗をかいたところでしたし、、

リニューアル後のお店にご夫婦で仲良く顔を出してくださいました。

2週間前の木曜に、家族で焼き肉を食べに行った時、

その方のお店が臨時休業されていたので

何かあったのかと心配をしていたところ、

知人から、店主は調子が悪くなり検査入院をされている・・と連絡が入り、

落ち着いたら見舞いに行かせた頂こうと話していたところに突然の訃報が。。

日頃からとても元気な方で、スポーツジムに通われたり山歩きをされたり、

ゴルフが好きで、阪神が好きで・・・

70を超えた年齢でしたが、老いを感じさせず、年よりもはるかに若く見えました。


ご店主の突然の不幸に、心からご冥福をお祈りします。。








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乾杯したくなりました(^0^)ノ□~

2014年09月01日 | Weblog
先日の深夜近くにご来店のお客様2人。

男性の方は常連さんで、

とても陽気で、いつも場を和ませてくださいます。

一緒に来られた女性は、確か、同窓会で男性と再会して以来

うちのお店に一緒に来られるようになった、とても声の美しいお方です。

お二人はとても仲が良くて、見ていても羨ましいほどで

見た目の年齢(もう、還暦を過ぎておられるでしょうか・・)よりも

とても若く感じられて、はつらつと見えるのは

もしかして「恋」?!

なぁ~んてことをおもってたのですが

ホントにそうだったのですね


席についてをつっつきながら暫らく経った時に

突然お二人から「結婚することになりました」と告げられ

思わず

お互いの親族を交えてお式も挙げられるとのことで、

きっと、賑やかで楽しい結婚式になるでしょうね


若い頃は、只好きで、勢いだけで結婚して失敗・・・ってことになったり

「結婚」という門出に失望したりすることもあるのでしょうが

熟年ともなると、人生の荒波を乗り越えてきて経緯から

お互いのことを思いやれることも、助け合うこともできるでしょう

年齢が年齢だけに、若い頃とは違って「結婚」に踏み切るのにも

それなりの勇気が必要だったかもしれません

色んな思いを乗り越えて選んだお二人の門出に

幸あれと祝福、

そして応援させていただきたいと思います









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