今朝、新聞の三面記事の「朝日新聞阪神支局襲撃事件」で被害に遭われた元記者、犬養兵衛さんの死去を知り、
思い出したことがありました。。
この事件が時効を迎える前だったでしょうか・・・、
当時、趣味のサークルで会報誌を作っていたのですが、メンバーの方からワープロを頂いたことがきっかけで
私はこの事件が他人事ではなくなってしまったのです。
当時、友達から頂いたそのワープロは、シャープ製の「書院」という機種で、
頂いた時は故障をしていたので、電気屋さんに修理をお願いしたのですが、
電気屋さんがワープロの本社に修理を依頼したために、
当時、事件担当だった西宮の刑事さんが、私の住所を調べて自宅にやってきたのです。
ドラマで見る刑事さんとは違い、その時の刑事さんは眼光が鋭くて見るからに怖そう・・;
悪いことをしたわけでもないのに、身震いしてしまいそうな感じの方で、
時効が来る前に、なんとしても事件を解決したく、
事件の声明文に使用されたワープロの持ち主を辿って歩いているとのこと。
その時も、ワープロを何処で手に入れたか、何時から所持していたか等、を聞かれ、
友人から頂いたことや、趣味のサークルの会報誌の作成に使用することを述べ、
事件に全く無関係だと解ると帰って行かれましたが・・・、
あれからもうかなりの年月が経っているのに、なんの進展もなく、
犬養記者はこの16日に亡くなられたとのこと。。
捜査にかかわり続けた捜査課長さんをはじめ、沢山の方の努力はきっとこれからも生き続け、
何年経った後でも必ず犯人がみつかりますように・・・!と願うとともに、
犬養記者のご冥福を、心からお祈りします。。