こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

それは聞き捨てならんこと

2020年12月13日 | Weblog
先日複数でご来店のお客様が

カレーうどんをご注文。、

食べながら、

横のお連れさんとの話が耳に入ってきました。

このカレー、出汁が薄い、◯◯のカレーと
同じ味みたいや。◯◯の味を真似しとるんや。◯◯が言うとった。。

◯◯とは、うちと同じうどん屋さんを営んでいるお店で、

過去にも
うちがあ~ちゃんにうどんの出汁を教えた。。

と、言っているお店があると聞いたことがあるのですが、、😅

うちのうどんの味は、

もうかれこれ50年近い昔に、

義母が屋台で始めたぼっかけの味を

うちの大将がそのまんま引き継いだもので、

誰かに教えてくれと頼んだことも、

何処かのうどん屋さんで修行させてもらったことも一切ありません。

大将が中学卒業して
和食割烹料理店で修行した後、
お寿司とぼっかけうどんの今のお店を
義母と始めたのは45年前。。

その後、私が嫁いだ時はまだカレーや粕汁もなく、

時代と共にメニューを増やしていったのだけど

カレーの味は私がそのベースを考えたもので、

勿論、うちのうどんの出汁は入っています。

が、うちの出汁は他店とは違い、

かつおが前に出るような濃い味ではなく

(⚠️濃い味というのは、辛いとかの味ではなく出汁の旨味成分のことです。ちなみにうちの出汁の味は他店よりも濃いめだと思います)

あくまでも牛すじを引き立てるように考えられた出汁の味です。

他店のカレーうどんは、
かつおの利いた濃い味にカレー粉を入れて仕上げるものが殆どで

大抵のカレーうどんは、カレー粉の味が皆同じに思えてその店のオリジナリティーが見えない気がしてしまうみたいに当時は思っていたので、

だから、他店とは全く違うカレーの味を出そうと、出したいと、思い、

あれこれと試作を繰り返して出来たのが
今のカレーの味です。

なので、何処の味を真似したとか、

そんなデマを流されることは心外で

強い憤りさえ感じます。


はっきりいって、

私も大将も、

◯◯という店には一度も行ったこともなく、

そこの店主にお会いしたこともありません!

なのにどうやって真似ができるのでしょうか?!

うちの味は、うちだけのものです。

今のピリ辛も、夏のカレーも冷たいメニューも

みんな、大将と二人で試行錯誤を繰り返して

作り出したメニューです。

うどんの味も、古い馴染みさんからは

昔と変わらない味と評判を戴いてます。

もし、うちが出汁を教えたと言われる方がいたら、

ぜひその方と一緒にうちの店に来て

私たちの目の前で豪語してください

心よりお待ちしています😏



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